武久塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

言葉に表せなかった不快感

2015-11-25 10:42:59 | 武久の視線
44歳から四肢麻痺の中途障害者となり、16特定疾患より介護保険の第二保険者とされ、介護サービスを受けるようになる
以来、介護される者として感じて来たモヤモヤ且つ重要な不快感を、十数年たってやっと今、言葉に表せるようになった



僕は、年、数回にせよ福祉学習やら講演などでお呼びがかかり出かけている
僕の意向とにかく、常識的に講師とか、武久先生とか呼ばれたりする


が、しかし、いざ介護サービスの利用者となるとどうだろう?


何人もの方に、顔を洗ってもらう時ホッペを両手ではさまれニュムニュされたり、カワイイと言われたり、まるで子ども扱い
管理者やケアマネなどにも、有無もなく支援者側の決まりとやらを押付けられたり、支援側の都合(監査とか、事務仕事の多忙など)を押付けられたり


利用者と話し合って決めるという文化がなかったり、、、


介護される利用者は、自分より弱いもの、自分がお世話するもの
一般の社会人ではない弱者、いっちょ前のない人、かわいい対象、癒しの対象、、、などになるみたいだ




介護保険従事者、高齢者介護にたずさわる方々は、その意識を変えない限り
「団塊の世代のプライド高き高齢者」をむかえいれる事は出来ないだろうと、僕は思う

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