武久塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

生きがい

2015-03-01 12:05:04 | 武久の視線
僕が脳幹出血にたおれ、意識がもどり落ちついた頃(助かった、よかった)なんて思えるはずもなかった
生きてても動けない事は挫折感、絶望感から(死にたい、なぜ死ねなかったのか)になった


そんな最中、僕を元気勇気づけたのは、妻への夫として、息子らへの父親としての役目だった


人は自分の居場所や、役目、生きがいなどを感じなければ
老若男女、健常者も障害者も、病気してても、どんな人であれ生きている意味を見つけられない


生きがいを感じれず、生きているだけの存在になってしまう



自分の居場所や役わり、生きがいなどを感じれたら
高齢者だって(長生きしててよかった)、障害者だって(不自由だけど生きててよかった)になれる



ADLが低くともQOLが高ければ、その人は自立できる




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする