田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

なた豆(茶)で新発見いくつか(2018/9/19)

2018-09-19 10:20:21 | 釣り・畑の実験と発見
なた豆、農園では、この15年程体にいい(歯槽膿漏・蓄膿に効果、間接的に血糖値もよくなる)と毎年、春に苗屋さんで、種を買って育てている。
 発芽の時期、夜盗虫の餌食で、90%が発芽したばかりの新芽を食い倒されたこともあったが、これは種まき時期を6月にずらすと、被害激減。
 夜盗虫の天敵が活発になった(トカゲ、カエル)か夜盗虫が蛾になってしまった?か理由は定かでない。
 食べるのは、もっぱら鞘で天麩羅、油いためで直接食べても美味しいが、細かく刻んで(フードプロセッサー)天日干しすると、乾燥してチリチリになり、これを急須や、麦茶に入れてお茶としても、体によさそうと、この数年は、直接食べるのが1割、お茶が9割。

 このひと月ほどで、発見いくつか。

発見その1
種まき、蜜にしすぎていた。
なた豆は、鞘も大きいのは軽く20センチを超える大型だが、ツルの伸びるのもすさまじい。
農園では、支柱は、横木を重さに耐えるように2本、支柱は高さ2.5メートル程だが、すぐに支柱のてっぺんまでツルが伸びて、もっと伸びたいと空中にツルが伸びて、さまよっている。
 私は、沢山種を播けば沢山豆(鞘)が取れるだろうと、インゲン豆と同じような種まき密度。
しかし、ツルが伸びすぎ、2.5メートルの支柱の上で絡まって、隣の畝のなた豆とも絡まり、下に行くと、葉が茂って空が見えないほど。
 しかし、葉が密になりすぎると、結実が弱くなるようで、たまたま、周りの苗がヨトウムシに食われて、無くなり、ポツンと育っているなた豆が、上に横に自由に成長して、ツルの太さも根本近くでは、他のなた豆の倍近い太さで、次から次へと花咲き、鞘が出来る。畝の端も空間が多いのが良いようで、たくさんの豆の鞘。
 分かったこと。
 なた豆の種は、インゲン豆の2倍の間隔で、もっと疎に種まきしたほうが、沢山のなた豆が収穫できる。
 畝の面積は今が目いっぱいで、今年は80粒の種を播いたが(90%は成長)来年は面積そのまま、種は40粒でok。

発見その2
鞘を細かく刻んで、天日干し、お茶にするとき、真夏は2日、秋は3日の晴天が続けば、お茶になる。
 晴天が続けばよいが、秋はそうはいかない。
 雨では、ダメだが、曇りでも干すとそれなりの効果があるのか、試してみました。
結構なボリュームのなた豆を収穫し、その晩、フードプロセッサーで細切れにし、翌日、くもりだったが、一日干し、まだ生乾き、次の日から雨で、ビニール袋に入れて、冷蔵庫に保管。
 ようやく雨が上がるも一日、どんよりした曇り、今にも雨の天気。
 どうしたものかと、思案して、まあ干してみようとなり、試に重さを測ってみました。

9/13日11時 外に干す 1,097グラム
   15時 雨が降りそうで回収 1,041グラム
  差が、56グラムで、4時間曇り空で干してはみたが、水分が多少抜けたがまだ、生っぽい。
  →冷蔵庫保管
9/16、17日、18日と晴れで、また天日干し
   18日の朝、殆ど出来上がりと思ったが、心持、湿気があるようで、もう一日干した。
↓9/18日朝のなた豆茶

 9/18日 8時 166グラム 

     18時 150グラム

  分かったこと
  ①曇り空で干すと、8時間換算で100グラム程度水分が抜ける(1.1キロのなた豆)
晴れ間で干すと 8時間換算で450グラム程度の水分が抜ける(1.1キロのなた豆)
晴れ間に干した方が、曇り空の時より、4.5倍のスピードで乾燥でき、くもりなら、刻んだなた豆を冷蔵庫に保管し、晴れ間を待った方が利口。
  ②ほぼ出来上がったなた豆をもう一日干して、16グラムの水分が抜けた。これは、保存してカビが生えるのを防ぐには、重要でやるべき。

発見その3
出来上がったなた豆茶、我が家では、指で二ツマミ程度、麦茶を沸かすのに加えて飲料に。効果は、よく分からない。
 差し上げると、気に入ったという方が結構おり、本当にそんなにいいのかねと、試に、毎朝急須に二ツマミ入れて、お茶にして飲んでみました。私を含め家族3人とも、美味しいと、嬉しい発見で、お通じが良くなった。朝飲んだ急須はそのまま、夕食時二番煎じで、もう一度飲んでいる。
 ネットで調べると、宿便を取るという記載もあり、多分当たっている。
 なた豆と並んで、飲み仲間の不良爺さん達に人気のヤーコンもお通じがよくなり、こちらは、なた豆茶に比べもっとダイレクトでわかりやすい。なた豆茶は、効き目が遅行性だが、同じお通じをよくする効果があるとほぼ、確信。

 出来上がったなた豆茶、今日、八幡に出かける用事があるので、昔の仕事仲間4人に差し上げる予定。(冒頭の写真)   
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