温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

時間はどこで生まれるのか

2008-01-23 22:52:57 | 
先日、生物と無生物のあいだという本を紹介した。
生物と無生物のあいだ
そのときamazonのページに同時にこんな本を読んでいますと言うところにこの本のリンクが紹介されていた。
そしてその広告手法に見事にはまって、この本を読んだというわけだ。
でも、買わないで図書館で借りて読んだ。
下の読者のコメントを読むと賛否両論か、否とする方が多い感じだったので、買うのはなぁ~、借りればいいんだというわけだ。

感想は、皆さんのコメント通り。
私はエンジニアで、時間はなぜ無限に過去から無限に未来へ向かうのか不思議だったし、数学の計算などでlimとか言う記号を使って時間を無限に0にして、解くなんて方法があったりするのはなにかおかしいなと思っていたから時間には興味があった。
インチキくさいと思っていた。言い換えると、現在わかっていることは便宜的でまだ説明できていないことがあるんだろうと思っていた。

結論から言うと、その疑問に対してはこの本は50%も答えてはくれない。
でも、時間は測定できないので実在しない、などの記述は新鮮だし、過去哲学的命題になっていたことも知り、それは面白かった。
相対論などの記述はできるだけ簡単に説明したと書かれているが、私のようなエンジニアでも難しかった。完全には理解できない。
ま、相対論なんか簡単に理解できるわけがないだろうけど。
結論的には時間的概念は、人間の現社会の現実の上では測定もできないし、いわゆる客観的な単位にはなり得ない、人間の意志が絡むということだった。
わかったような、わからないような感じだ。ますます、時間という概念に興味が深まった。
でも、エンジニアには一度は読んで欲しい本ですね。
読むと言うより、目を通すくらいがいいかも。

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