温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

ひばり&川田 in アメリカ 1950と

2015-04-03 20:59:04 | 音楽

1950年に当時13歳の美空ひばりがアメリカのサクラメントにておこなった公演の模様が録音された音源が、昨年偶然見つかり大きな話題となりました。 この音源をついにCD化! !
レコード化されていない「唄入り観音経」など貴重音源も収録されていて話題になる事必須です! !

最近、プッピーニシスターズにハマっていると書いたけど、その一環で1930年ころの曲ばかり聞いている。
そんな中、昨日のamazonからのおすすめメールが来て上のCDを購入してしまった。amazon恐るべし。
このCDすごい内容です。あの美空ひばりが1950年13歳のとき、アメリカのサクラメントで「地球の上に朝が来る~」で有名な「あきれたぼういず」の川田晴久と同じステージに立ったライブ録音なのだ。ライナーノーツによれば、2009年に発見され、2012年に公開されたそうだ。そんな音源がCDで聞けるなんて、素晴らしいことだ。
まだ数曲しか聞いていないけど、13歳とは思えない美空ひばりの歌唱に圧倒される。ライブなので拍手なども入っている。これは歴史的なものですね。アマゾンのサイトで視聴してみてください。
この公演の内容は下の本に詳しく書かれているようだ。

すこし前に話題になっていたんですね、私は知らなかった。でもこのCD手に入れることができてよかった。これが¥2,000なんて安い安い。
昭和25年、12歳の美空ひばりは、芸能界の育ての親でもあり、歌謡漫談で人気絶頂の川田晴久とともにハワイ・アメリカ西海岸に約2ヵ月間の公演旅行に出かけた。初公開資料をもとにアメリカ滞在の記録の詳細を明らかにする。


【美空ひばり特集(15)】 これぞ真髄!ひばり&川田 in アメリカ 1950 : 晴 天 と ら 日 和
ひばりファンの皆さんは言うに及ばす、ってことですね。
  このCDは絶対の買いだと思います。
  相当数を売り上げてるようすですね。
  さもありなん、皆さん、よくご存知だわ、って思う。

【昭和】13歳の美空ひばりさん、初の海外公演の音源がCDに!…9月18日にリリースされる「ひばり&川田inアメリカ 1950」 | 音楽がないと生きていけない系ヲタがまとめてみた
冒頭あいさつやノイズなどを編集してパフォーマンス音源だけで52分23秒におよぶ。同ツアーは、日本人歌手が行った戦後初の米国ライブで、ハワイ公演を皮切りに約15ヵ所50公演以上を行った。


ナンジャラホワーズ 笑ふリズム

そして、一枚だけでは寂しいと思いアマゾンのお薦めにある可憐したものを見ているうちに、行き当たったのが上のナンジャラホワーズ「笑ふリズム」
ナンジャラホワーズ 笑ふリズム [OK-2] : メタ カンパニー
「SP音源で綴る 二〇世紀之大衆藝能」シリーズ第二弾。
ミス妙子率いる幻のコミックバンド、ナンジャラホワーズ。その歩みはほとんど文献に遺されていない。
4人のメンバーの名前と関西を拠点に活動していたこと以外にデータらしきものは何も存在しない。
阿呆陀羅経を強烈にスィングさせたかれら独自の和製ジャイヴ・ミュージックはまさに圧巻。
本アルバムは戦中にタイヘイレコードに遺した10枚の貴重SP音源に戦後、「ミス妙子とそのグループ」名義でリリースされた音源を加えた、コンプリート・ナンジャラホワーズ的内容。まさに奇跡的覆刻。今甦る大衆藝能の至芸。
これを聴かずしてニッポンのポピュラーミュージックは語れない、必聴・必殺のアイテム。

こちらも1曲くらしかまだ聞いていないけど、完全に私のツボですね。1930年から1950年ころって凄い。日本人凄かった。今はこんなパワーないんじゃない!?。
しかも、二村定一も同じだけど、今よりずっと自由で、アナーキーで。。。。生き方とか、学ぶべきものがあるなぁ~。
ラッスンゴレライなんかで満足していてはダメじゃないの、もっと昔に凄いのがあったのだ!。
おそるべし大衆藝能の底力 ナンジャラホワーズ:after you:So-netブログ
いや~、おそれいりました。
こんなグループが戦時中の日本に存在していたなんて、
ひれ伏すほかありません。降参です。

ギターとドラムスの女二人に、ギターとアコーディオンの男二人という編成もユニークで、
この時代に女性のドラマーって、すごくないですか?

それにしても、新体制と称して統制の厳しくなった昭和16年2月に
「今何時だと思って? 何時ってお前、非常時だ、アーン」(「ナンジャラ時局學」)
と笑い飛ばすアナーキーぶりは驚愕。

正体不明が、一部正体がわかったようですね?。いや、この人がそう思っているだけかな。
ナンジャラホワーズの男が分かった - 大衆文化評論家指田文夫の「さすらい日乗」
すぐに思い出したのは、以前に出たナンジャラホワーズの『笑うリズム』の男の人であった。
私は、ホワーズの女性は間違いなくミス・ワカナだと思うが、男の人(フランク富夫という人らしいが)が誰かわからなかった。
だが、この吉田一男の節回しは、それではないかと思った。会社も同じタイヘイで、さらに吉田は、池田一男という別名でやっているとなると、ホワーズのメインは、ミス・ワカナと吉田一男になるのではないだろうか。

下のサイトでは詳しく書かれている。
笑ふリズム : 函館のシト的徒然日記
まず、このナンジャラホワーズという演芸グループ自体が謎に包まれている。
・関西で活動していた(しかし殆ど資料が無い)、
・レコードは関西のタイヘイレコードから発売(=このアルバムの基)
…その程度。
かろうじてメンバーの芸名(ミス妙子、ミス洋子、フランク富夫、フランク正夫)は判っているが
この4人の生没年や本名など詳細は一切不明。写真も歌詞カードに掲載された不鮮明なものが1枚残るばかり。


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