温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

プロダクトで文化を創る その2

2007-09-24 22:52:42 | プロダクトで文化を
プロダクトで文化を創る その2である。
先回、ウォークマンについて書いた。
温故知新~温新知故? プロダクトで文化を創る その1

そのウォークマンの創り上げた文化は、そう、ipodへとつながる。
ウォークマンは、再生専用機を携帯して移動中もどこでも、ラジオなどではなく、自分のお気に入りの音楽を楽しむという文化を創り上げた。

ウォークマンほど、革命的な文化の変化ではないけど、ipodはその文化をさらに発展させたと思う。
つまり、家にあるお気に入りの音楽を常に携帯して持ち歩いて聞くという文化だ。
最初は最大30GBだったかな?。
現在は80から160GBアップル - iPod classicだ!。
40,000曲。
CD 1枚で20曲としても2,000枚。普通かなりのコレクターでも4~500枚のコレクションがせいぜいだろう。
私も2~300枚だ。
映像というニーズが生まれたので、このような容量も現実的になってしまったのだろう。
そう、映像も持ち歩くという文化も創ることに発展したわけだ。
ipodによる文化の変化はもう一つある。
それは、音源をCDやカセットなどの媒体ではなく、データとして購入するという文化だ。
アナログレコードは、レコード - Wikipediaによれば、LPレコードで考えると1948年に生まれ、これもコンパクトディスク - Wikipediaによれば1986年頃にLPを抜いたようだから、40年くらい、続いたことになる。
CDはipodや音源のデータ販売により、後数年で生産はかなり減るだろう。続いて25年くらいと言うことになるのかな?

電子データもハードディスクから大容量メモリーへと変わっていきそうだ。
PCでさえ、限定された容量ならメモリーへ変わっていくだろう。

このような技術変化と共に音楽を楽しむ、あるいは多様なメディアを楽しむ文化がこれからもどんどん変わっていくだろう。

次の文化を創るプロダクトは、誰が…?

次回は何について書こうかな?