Blog.たかたか

本のこと、音楽のこと、楽器のこと・・・

神楽坂 桃仙郷

2010-06-15 | Diary
きのうは5月末に退職した同僚と職場の仲間と
夕食会をしました。

場所は神楽坂の桃仙郷というお店。

神楽坂はひとつ奥に入ると昔ながらの
街並みが見えてきます。

道も入り組んでいて間違えて角を曲がると
自分がどこにいるのか分からなくなってしまいます。

きのうも角を間違えてしまい、どうしよう?
と思っていたら、運良く店が見つかりました。

予約した時にはテーブル席と言われていたので
洋室を想像していましたが
案内されたところは畳のある和室に
テーブルが置いてありました。

お店の紹介では日本酒がたくさんある
ということで選びましたが
とはいっても、どのお酒がよいかは
誰もわかりません。

お店の人に推薦してもらったのが
信州の「猿庫の泉(さるくらのいずみ)」というお酒。
飲み心地も優しく、おいしいお酒でした。

みんなでわいわいしゃべっているうちに
お開きとなってしまうという
楽しいひとときでした。

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ローマ人の物語 35~37 最後の努力 / 塩野 七生

2010-06-15 | Books
久しぶりに『ローマ人の物語』を手にとりました。

これは去年の8月に文庫で出た時に買っておいたのですが
なぜか読みそびれていました。

最後の努力とは、どのようなものなのか。

皇帝の4頭制というシステムを作り上げたディオクレティアヌスから
唯一の皇帝に戻ったコンスタンティヌスが
キリスト教を認めていくまでの話です。

しかし、そこまでしてローマ帝国を守っていく必要があったのだろうか

という筆者のつぶやきは、その終焉を知っているからこその
本音だと思います。

コンスタンティヌスがキリスト教を認めていく
その理由として
「市民から選ばれる皇帝」から「神から選ばれる皇帝」とし
皇帝の権力を絶対的なものとするため
といっています。

この皇帝の在り方とキリスト教の関係は
その後の世界史を規定してしまうほどの大転換は
はたしてローマ帝国を守るために行われたのでしょうか?
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