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モテットってなに?

2008-11-04 | Music
10月17日に買った「Baroque Masterpieces CD60枚セット」ですが
ほぼ毎日1枚ずつお風呂で聴いていて
きのうで14枚目まできました。
まだバッハです。

14枚目はモテットだって。
宗教曲の声楽曲ということは聴けば分かりますが
しかしモテットとはなんでしょう?

ウィキペディア(Wikipedia)で調べてみると
「モテット(motet【英・仏】、Motette【独】、mottetto【伊】、motetus【羅】)は
声楽曲のジャンルのひとつ。
一般的に、中世末期からルネサンス音楽にかけて成立・発達した、
ミサ曲以外のポリフォニーによる宗教曲を指す。」
という説明でした。

バッハのモテットとして6曲が紹介されていますが
これって6曲しか作曲していないということなんでしょうか?

ヤマハのホームページにある音楽用語辞典では
◆モテット motetus[ラ] motet[英・仏] Motette[独] mottetto[伊]
〔1〕中世:ノートル・ダム楽派のクラウスラの、母音唱法で歌われていた付加声部に、
新しい言葉(mot)を当てはめたもの。
またクラウスラではないが、それと同様に定旋律をもとに作られた多歌詞の楽曲もモテットとよばれた。
さらにアルス・ノヴァの時期になると、アイソリズムの手法が導入される。
〔2〕ルネサンス:ミサ通常式文以外の宗教的なテクストにもとづくさまざまな様式の楽曲がモテットとよばれた。
なかでもジョスカン・デ・プレの通模倣によるモテットが重要。
〔3〕バロック:楽器伴奏・協奏様式をとりいれたモテットが現れる。
コラールにもとづくドイツ・プロテスタント教会独自のモテットも誕生。
〔4〕古典派以降:広く宗教的多声合唱曲の曲名としてモテットという名称が用いられた。

バッハのモテットはこの3番にあたるのでしょうね。
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