明日二十三日午前九時から、『第235回 子供歌舞伎教室』が開催されます。
『子供歌舞伎教室』は、財団法人<都民劇場>の主催、東京都の共催で開かれている催しで、都内在住、あるいは在学の学生さん(十八歳未満)と、その保護者の方を対象に、本公演が始まるの前の歌舞伎座の舞台を使って、解説者による「見どころ」の説明と、一幕もののお芝居、あるいは舞踊をご覧頂き、歌舞伎に親しんでいただこうというものです。昭和二十七年から始まっているそうで、年に数回開催されます。
たいていの場合は、本公演で上演している演目を、配役を変えて上演するのですが、ときには違う演目をだすことも。今回は本公演でも上演している『連獅子』が上演されますが、本公演では高麗屋(幸四郎?染五郎)さん親子が、お勤めになっている<狂言師 後に獅子の精>を、松島屋(愛之助)さん、萬屋(梅枝)さんがお勤めになります。そして、萬屋(信二郎)さんの<浄土の僧遍念>を名題俳優の中村又之助さんが、成駒屋(玉太郎)さんの<法華の僧蓮念>を、やはり名題俳優の松本錦弥さんが勤めます。今回もそうなのですが、お勤めになる俳優さんにとって、<初役>となる場合が多いようですね。
昨日の夜の部『大経師昔暦』終演後に、この舞台稽古がございまして、私も拝見させていただきました。遅くから始まるお稽古は、お出になる方達も、スタッフの方々も大変だと思いますが、逆に明日の本番は午前九時開始! みなさん何時に楽屋入りになるのでしょう…?
かくいう私も、平成十一年二月の『子供歌舞伎教室』で、舞踊「落人」のカラミの花四天で出演させていただきました。当時私は鎌倉に近い実家で生活しておりましたから、朝六時に起きて支度と通勤、八時には楽屋に入った記憶がございます。しかもそのときは、本公演でも上演されていた演目ながら私は出ておらず、『子供歌舞伎教室』のための配役変更で、急遽メンバーに加わったものですから、まだ立ち回りに不慣れだった新人時代ということもあり、メチャクチャ緊張したことを覚えております。
…一回ぽっきりの本番は、演ずる人も、後見も、みなみな大変です!
『子供歌舞伎教室』は、財団法人<都民劇場>の主催、東京都の共催で開かれている催しで、都内在住、あるいは在学の学生さん(十八歳未満)と、その保護者の方を対象に、本公演が始まるの前の歌舞伎座の舞台を使って、解説者による「見どころ」の説明と、一幕もののお芝居、あるいは舞踊をご覧頂き、歌舞伎に親しんでいただこうというものです。昭和二十七年から始まっているそうで、年に数回開催されます。
たいていの場合は、本公演で上演している演目を、配役を変えて上演するのですが、ときには違う演目をだすことも。今回は本公演でも上演している『連獅子』が上演されますが、本公演では高麗屋(幸四郎?染五郎)さん親子が、お勤めになっている<狂言師 後に獅子の精>を、松島屋(愛之助)さん、萬屋(梅枝)さんがお勤めになります。そして、萬屋(信二郎)さんの<浄土の僧遍念>を名題俳優の中村又之助さんが、成駒屋(玉太郎)さんの<法華の僧蓮念>を、やはり名題俳優の松本錦弥さんが勤めます。今回もそうなのですが、お勤めになる俳優さんにとって、<初役>となる場合が多いようですね。
昨日の夜の部『大経師昔暦』終演後に、この舞台稽古がございまして、私も拝見させていただきました。遅くから始まるお稽古は、お出になる方達も、スタッフの方々も大変だと思いますが、逆に明日の本番は午前九時開始! みなさん何時に楽屋入りになるのでしょう…?
かくいう私も、平成十一年二月の『子供歌舞伎教室』で、舞踊「落人」のカラミの花四天で出演させていただきました。当時私は鎌倉に近い実家で生活しておりましたから、朝六時に起きて支度と通勤、八時には楽屋に入った記憶がございます。しかもそのときは、本公演でも上演されていた演目ながら私は出ておらず、『子供歌舞伎教室』のための配役変更で、急遽メンバーに加わったものですから、まだ立ち回りに不慣れだった新人時代ということもあり、メチャクチャ緊張したことを覚えております。
…一回ぽっきりの本番は、演ずる人も、後見も、みなみな大変です!
たしか河竹先生とかが解説なさってった記事も見たような気がするのですが…。
一期一会とは申しますが、一回きりでも、二十五日間の公演でも、梅之さんの日記を拝見するにつけて、プロというのはいろいろなご苦労があるんだなぁと思います。お好きな道だけに、また、そのご苦労が、読んでいても苦にならない(あくまでも読み手には)文章力には敬服致します。
子供達も連獅子の毛振りに感激していたようですから、素晴らしい舞台だったのでしょうね。
本公演を先週拝見いたしました。「鞍馬山」の紅葉した山々の背景に楓四天の青葉の衣装がはえてましたね。また四天の揃った動きがキレイでした!あんなに大人数なのにすごいですね。
子供たちに、まずは歌舞伎という演劇を知ってもらう。面白いかそうでないかはその後各自の判断です。「食わず嫌い」にさせないためにも、この公演はとても大切な催しなのですね。