梅之芝居日記

歌舞伎俳優の修行をはじめてから15年がたちました。
日々の舞台の記録、お芝居ばなし等、お楽しみ下さい。

たしかに若年寄と言われますが!

2010年03月05日 | 芝居
帰宅時、自宅マンションのエレベーターで乗り合わせた母娘連れ。幼稚園生と思われるお嬢ちゃんはとっても可愛ゆく元気があって、微笑ましいものでした。
エレベーターが動き出しますと、私が押した階のボタンを指差して、お嬢ちゃんが言いました。

「ここ“おじちゃん”の家?」

おじちゃん…。

「そ、そうだよ~」と笑って応えたつもりですが、かなりショックを受けましたですよ、本当に。

中村梅之、本年三十路突入。
“なるべく”若くありたいと思ってマス。

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1 コメント

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三十路 (ゆうすけ)
2010-03-06 01:49:41
歌舞伎のお話もさることながら、いいお話ですね。ご紹介、ありがとうございます。職場で拝読し、思わず笑ってしまいました。私は三十路に入って間もない冬、電車内で「おじさん、良かったら座る?」とつっぱり風の女子高生に言われ、席を譲ってもらったことがございます。よほど疲れた中年に見えたのでしょうが、ストレートに「おじさん」と言われるとちょいとショックを受けますですね。もう15年前のことです…。
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