梅之芝居日記

歌舞伎俳優の修行をはじめてから15年がたちました。
日々の舞台の記録、お芝居ばなし等、お楽しみ下さい。

宝は大切に

2008年01月22日 | 芝居
昼の部の『一條大蔵譚』で、大蔵卿から吉岡鬼次郎に託された<友切丸>。
夜の部『助六由縁江戸桜』では髭の意休が持っている。
来月夜の部『寿曽我対面』では鬼王新左衛門が探し出して持ってくる。

いったい何人の手を渡ってもとに戻るのでしょう?
かりにも「源氏の重宝」ですよ…。

(3作品がまったく別々に成立した芝居であることを承知して書いておりますので念のため)