梅之芝居日記

歌舞伎俳優の修行をはじめてから15年がたちました。
日々の舞台の記録、お芝居ばなし等、お楽しみ下さい。

梅之京都日記2の13『仮の宿とはいえ…』

2007年12月09日 | 芝居
ウィークーリーマンション生活も、今回で4回目(京都3回、博多1回)となったのですが、ようやく自分らしい毎日を送れるようになったと思います。
不動産のほうでご用意下さっている備品の他に何を持っていけばいいか。小さい流し台、限られた調理器具でどんな料理ができるか。劇場との距離や契約料はどのくらいが適当なのか…。
色々なことが感覚的に判ってまいりまして、今月の京都生活は極上々吉と言えると自負しておりマス。

寒がりな身には小型電気ストーブ、電気毛布。そして風邪予防のためにも加湿器は欠かせません。
食器も、おかずを数品作るとなれば備え付けのお皿では足りませんから、あとでレンジにかけることも考えて耐熱のタッパーを5、6個。現地で買うのは馬鹿らしいので調味料各種も自宅から小分けにして…。
貰い物でいつの間にか増えたお茶の葉も、このさい持参して楽屋でも頂きます。
夜はFM放送を聴きながら寝るのが習慣ですので、小型ラジオも必ず。もちろんパソコン、デジタルカメラもね。

なるべく自分の家と同じにしたいのですけれど、モノが増え過ぎても困ります。毎度毎度の荷造りでは、ああもしようこうもしようと取捨選択に頭を悩ませますが、現地についてみて、ああ、コレ持ってくりゃァよかったと思うことはしばしば。
それでも今回は結構過不足なく準備できました。しいていえば<読むもの>が足りなかった。もう一度読み返すべき本はいくらもあったのに…。

そんなわけで、今日はコンビニで<ダカーポ>なんて買ってみたりした梅之でした。