Chimney角屋のClimbing log

基本的にはクライミングの日記ですが、ハイキング、マウンテンバイク、スキー、スノーボードなども登場するかも・・・。

初めての古賀志山フリークライミング

2015-08-26 01:00:07 | フリークライミング

8月24日(月)。ゆーたくんと古賀志山に行ってきました。

この一週間は日・月・火の2泊3日で剣岳。帰ってきて水曜日は通常の仕事にクライミングジュニアスクール。木曜日は通常の仕事とジュニアスクールに加え、徹夜でジュニアコンペの準備。金曜日はジュニアコンペ。土曜日は通常の仕事に加えジュニアスクールとハードな一週間だった。この月曜日は何もしないで休養に当てようと思っていたが、ゆーた君から「今度の月曜日はどこに行きますか?」という連絡。せっかく月曜日を休みにして付き合ってくれているのに、「行かない」というのも申し訳ないし、出来るだけやさしいルートが揃っているところで「リフレッシュクライミング」というのもいいかもしれない。・・・という訳で、いったことのない古賀志山に行くことにしました。ドライブの時間も短くて、帰りには宇都宮餃子や佐野ラーメンも食べて帰れるのでいいかもしれない。

前夜発でテントで仮眠して朝起きると、地元のおじさん(地主?)が軽トラでいらっしゃって、いろいろと情報を得る。大変理解があって助かるが、「十分注意をして登るように」とのことだった。われわれクライマーというのは、こういう方の理解のもとでクライミングをしているのだなあ。「クライミング禁止」などと言われないように気をつけよう。

さて、少々アプローチが分かりにくかったが、迷うことなく岩場に到着。アプローチは迷わずに済んだが、ルートは非常に分かりにくい。「不動滝左エリア」というところに行ってみたが、ルートは長くて魅力的だが、ボルトが乱打されていて、どれがどのルートのボルトなのかわかりにくい。

まずは分かりやすい「ウルトラマンフェース」5.9でアップ。FLだった。5.9にしてはホールドが細かく、1本目にやったことを少々後悔しました。

次に「競技会直上」5.10aと言うのをやった。ルート図では分かりにくいが、登ってみたらルートが理解できた。なかなかおもしろかった。OSでした。

次に「鼻カンテ」5.10bもなかなかたのしいルートでした。これはFLでした。

「鼻カンテ」のゆーた君

次に私がやったのは「ハートブレーカー」5.10cです。最後がかぶっているガバルート。最後の方で1手悪かったが、ジムナスティックに登れて楽しいルートでした。OS

私は次に「死亡遊戯」5.11aをやりました。出だしでジェードルから右の壁を使わず、上部では左上の「鼻カンテ」のホールドを使わないと言う限定、つまり正面のフェースだけで登れ、という限定だと思うのですが、出だしは限定でも大して難しくはない。最後が悪くなりちょっとひやっとする。OSでした。

「死亡遊戯」の私。

次にやったのは「ムーンサルト」5.11b。先にゆーた君が取りついたのでOSにはならなかったのですが、FL。ほぼガバガバです。最後のムーブが面白かった。トポには「・・・斜め後ろにデッドポイント」と書いてあるが、足を上手く使えばスタティックに行けます。

場所を移して正面フェース」へ。ここでは「羚羊ハング」5.11aをやりました。他は濡れていて登れません。このルートも一部濡れていましたが、濡れている部分はなんとか触らずに登れました。かぶっていますが、かぶっている部分は全てがガバなので、登りながらムーブを組み立てて行けます。そういう意味で面白かった。

「羚羊ハング」のゆーたくん。

最後に「右フェース」に行くと、地元の開拓者の方がいらっしゃいました。ちょっとルートのことを伺い、「猫またぎPart1」5.10bから「失神クラック」5.10cにリンクして登ることにしました。「猫またぎPart1」は、トポでは5.9になっていますが、今は5.10bとされているようです。登ってみるとなるほど。ホールドがほとんど外傾していて悪いです。「失神クラック」に入ると、1手が悪く、クライムダウンして観察しなおすところもありました。「失神クラック」は非常に面白かったです。ジャミングはしなかったけど。OSでした。

この日の最後に「ドライアイス センセーション」5.10aをやりました。何度も登れば5.10a何でしょうが、オンサイトトライでは少々悪く感じました。多分分かって登れば楽しいルートだろうと思います。これはまた登ってみたいです。

・・・という訳で、この日はリフレッシュクライミングのため、難しいのには手を出さず、「オンサイト祭」でした。いいリフレッシュになりました。

 


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