Chimney角屋のClimbing log

基本的にはクライミングの日記ですが、ハイキング、マウンテンバイク、スキー、スノーボードなども登場するかも・・・。

久々の一の倉

2011-09-14 00:42:44 | 無雪期山岳クライミング」

9月12日。月稜会の会山行で、久しぶりに谷川の一の倉に行ってきました。

この日は岩、沢、縦走等の各パーティーを合計すると、29名の会員が集結。わしは一の倉中央カンテへ。ほかの岩組は3ルンゼ、南稜、変形チムニーに向かい、全てのパーティーが稜線に抜け、西黒尾根を下降しました。

女3人の南稜パーティー。

先行のパーティーを追い抜き、後続のパーティーを置き去りにするスピード。

SZKさん、みじかいさんが新人チェブをリードしています。

 

変形チムニーパーティーと合流して稜線を目指します。途中で夕立に遭いましたが、きれいな虹が出ました。


谷川 一の倉

2011-07-21 00:33:10 | 無雪期山岳クライミング」

7月19日、台風が接近する中、谷川岳一の倉に行ってきました。新人の2名を連れ、中央カンテから稜線に抜ける計画だったのですが、テールリッヂを登ると空模様というか、なんとなくいやな感じになってきたので撤退してきました。

雪渓は今のところ安定しています。

氷河歩きのトレーニングを兼ねて、ロープを付けて下山。

そのほか、新人には初めてハーケンを打ってもらい、少しだけトレーニングも出来た。

下山してからすぐに「ベースキャンプ」に向かい、欲求不満を解消してきました。

しかし帰りは台風で、ものすごい雨。


三つ峠 月稜会トレーニング

2011-06-15 00:47:09 | 無雪期山岳クライミング」

6月13日。月稜会の会山行。今月は三つ峠でロッククライミングのトレーニングです。新人はダブルロープのシステムを覚えてもらうこと。リーダークラスにはセルフレスキュー。ベテラン(先輩会員)はトップロープでのクライミング。最後に全員でレスキューネットでの搬出訓練という内容でした。

リーダークラスの会員はビレーからの解放・固定。再度ビレーに戻る練習です。

内容的には山岳クライミングをするメンバー全員に覚えてもらわなければならない内容ですが、

まずはリーダークラスがきちんと指導できなくてはならない。

新人にではなくリーダークラスに教えるのは、もちろん指導できるようになってほしいということもあるけれど、

新人はあまりロープワークやレスキューに熱心になるより、むしろ登ることに一生懸命になってほしいから。

登らない(登れない)のに、やたらとロープワークやレスキューばかり好きなのは、クライマーとは呼べないからなあ。

 

一日の最後は、レスキューネットを使った搬出訓練です。

皆「搬出訓練が一番つらかった」と言っていますが、その通り。

けが人を搬出するのって大変な作業なんだ。

だから搬出されないように登ろう。


一ノ倉ディレッティシマ中止

2010-09-14 22:51:29 | 無雪期山岳クライミング」

9月13日。月稜会の会山行で谷川に行きました。総勢21名。仮眠から覚めて見ると昨夜からの雨が上がっている。しかし早起きしたメンバーの話によると、さっきまでは激しい雨だったとのこと。
しばらくするとまた雨が降り出した。しかし平標への1泊縦走組と日帰り山頂組は予定通り出発。沢組は予定の沢を変更して出発。岩組は2ルンゼのメンバーは軟弱というか準備がいいというか、なぜか沢靴を用意してきていて、沢組に合流。3ルンゼパーティーと、ワシらディレッティシマの2パーティーは一緒に南稜から稜線へというルートに変更し、出合いまで移動。しかし各ルンゼが滝のようになっていて「こりゃダメだ」。
水紀行館で「猛特訓」することにしました。


谷川 幽ノ沢中央壁正面フェース

2010-07-27 00:12:47 | 無雪期山岳クライミング」

7月26日。今日は谷川の幽ノ沢中央壁正面フェースに行ってきました。月稜会の3人のおねいさんのトレーニングです。
最近、我々はやたらとコンテを使ったり、ビレーなしで登ったり、だるまさんころんだビレーをしたりと(本当はわしがやっているのだが)、セオリーを無視したクライミングをしてきた。そのため、テラスでもきちんとセルフビレーを取らなかったり、取ったとしてもいい加減だったりと、危険な方向に進んでしまったような気がしたものですから、ここで一発、基本に戻ろうということで行ってきました。ところが途中までは良かったものの、ルート終盤になり雷が鳴り始め、「こりゃ、ゆっくりやってられない」と、またまたノービレーやコンテを多用する結果になりました。
4人ということもあり、下りの堅炭βルンゼでは雨にも降られ、下降に時間がかかってしまいました。


太刀岡山左岩稜

2009-11-30 23:38:23 | 無雪期山岳クライミング」

11月30日(月)。太刀岡山左岩稜にいってきました。

朝方まで雨が降っていて、コンディションは良くないのは分かっていたのですが、「まあ、登れるだろう」と決行。メンバーは月稜会のみじかい、SZK、こぞーとわしの4人。

とりつきのスラブは濡れていていやな感じ。クラックはやさしいので問題ないが、スラブやフェースのスタンスがことごとく信用できない。「乾いていれば快適なんだろうなあ」と思いつつ、スラブで足ブラになりながら登りきりました。

4人なのでシングルロープ3本で登りましたが、60mなので2本で大丈夫だった。しかも3本のロープが、みな同じ色の「マムート エタニティー」。混乱しながらのクライミングでした。

結構評判のいいこのルートですが、写真では気持ちのよさそうなナイフリッヂは、実はすぐ脇は歩いて登れる林だということが判明し、ちょっとがっかりでした。でも、やはり手軽に9ピッチも登れるのだから、それなりに楽しいのでした。

早く帰京して、大崎でみんなで一杯やって解散!


明星、雨で中止。そして・・・

2009-10-26 23:54:59 | 無雪期山岳クライミング」

雨にむせぶ明星P6南壁を目の前に、われわれ5人は「あ~あ、やっちまった」とつぶやきながら、いれたての本格コーヒーをすするのであった。東京から約400km。はるばるやってきたのに・・・、天気予報を信じて・・・。

 いくら岩壁を眺めていても、大粒の雨はあがってはくれない。問題はこれからの我々の行動をどうするのか・・・だ。「温泉のはしごがいい!」「新蕎麦食べて帰ろう」「いや、体を動かさないと、長時間の運転と仮眠で固まった体がほぐれない」といろいろな意見をすべて満足させるべく、長野市に移動して(野沢温泉の住人もいたため)善光寺に行きそばを食べ、クライミングジムで体を動かし、温泉に入って帰る、という行動に移った。

 蕎麦はそばだけで終わらず、栗おこわがおまけに付き、クライミングジムでは「ちょっと」のつもりが結構登り込み、温泉は本格温泉の予定が「諏訪湖サービスエリア」のハイウェイ温泉ということに相成りました。

 たまには地方都市のジム、というのも雰囲気が独特でいいかも。アウェーで戦っているようで力が入る。