タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

気になることば

2019年12月04日 | 日々雑感
キレイに晴れました。絶好の山日和です。しかし、今日のタカ長は山には行かないで、団地の編集長をしました。

昨夜届いた団地新聞の配布です。と言っても各戸配布ではありません。町内会長宅まで届けるだけです。零細企業(?)なので、そのようなことも編集長の仕事です。

今回はそれで終わりますが、すぐに次の準備を始める必要があります。

そのようなことをしながら、平家物語で読んだ言葉を頭に浮かべています。

    

過去の因を知らんと欲すれば、現在の果を見よ
未来の果を知らんと欲すれば、現在の因を見よ


特別な理由は何もありませんが、先日も紹介したこの言葉を何度も反芻しているのです。

    

タカ長の母親は浄土真宗の熱心な(?)信者でした。その親に育てられたのですから、タカ長も何らかの影響を受けているはずです。しかし、仏教の勉強をしたことはありません。要するに普通の日本人です。

ですから、その言葉を頭に浮かべながら、深い思想を語ることなど出来ません。

    

人間誰でも過ぎ去った過去を変えることは出来ませんが、この歳になっても未来を変えることは出来るはずです。

その未来、誰もがピンピンコロリを願っているはずですが、その果を得るためには現在の因を見ないといけません。山を歩くのもその因のひとつだと思いますが、山の登り方は人それぞれです。

    

タカ長としては良い果を得ることを願ってプランニングしていますが、何かを間違えて骨折でもしたら、大変な果を背負うことになります。だから、山行きを強制出来ません。山に行くことが良い因になるのか、それとも逆の結果になるのか、それは誰にも分からないからです。

    

欲知過去因、見其現在果
欲知未来果、見其現在因


漢字にすればたったの20字ですが、色々なことを考えさせてくれる言葉です。