タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

チョットだけきつい裏山

2019年02月20日 | 山歩きから
昨日は雨で一日チンしていました。

その雨も上がったので、裏山を歩いてきました。

    

そのコースです。

タカ長たちが「裏山」と言っているのは、山と渓谷社の分県登山ガイドにも紹介されている極楽寺山のことです。

いつもはその山塊の東斜面を歩いていますが、今日は思い立って南から登りました。

    

バスとJRを乗り継いで廿日市駅まで行きます。

そこで登山準備をしていざ山頂へ。

    

踏切にさしかかると次の列車が通り過ぎて行きました。

少しだけ市街地を歩いてから山道に入ります。

その入り口では小さな宅地開発の工事が行われていて、念のため作業をしている人に登山口を確認しました。初めての人は戸惑われるかも???

わが裏山、といってもこのコースを歩くことは多くはないのです。

山道に入ればこちらのもの、あとは楽勝コースです、、、、、と言いたいところですが、この歳になると「楽勝」ではなくなってきました。

    

しばらく行くと、先行していたIさんのグループに追いつき、相前後して登ることになりました。

Iさんとはこれまで2度ばかり県内の山でお目にかかっています。

    

その人たちが広島湾の展望を楽しんでおられる間に先行させて頂きました。

ドンガメ歩きのノーストップがタカ長のペースなのです。

     

深い森の中を歩くようになると山頂部です。

この時間は曇っていて、おまけに誰もいなかったので意図した写真が撮れませんでした。

しばらく行くと、、、、、

    

山門の前に着きます。

写真的にはいいところですが、ここからの階段登りは足にこたえます。

もう少し若いころ、、、、

歳をとって山に登れなくなったらお寺参りをしよう、、、、と仲間たちと話していました。

しかし、それがとんでもない目標であることがすぐに分かりました。

この極楽寺に限ったことではありませんが、どこの寺にも多くの階段があり、その階段の段差も大きいのが普通です。

何年も前に四国八十八ヶ所に行ったときにそのことを思い知らされました。

その時代は「今年80のお兄さん」が参拝することなど想定されていなかったのでしょう。

しかし、今は「人生百年時代」です。お寺の階段を見ていると、歳をとったらお寺めぐりをしよう、とは言えなくなりました。

     

手すりにすがりながら登ると杉の巨樹(左)が迎えてくれます。極楽寺に到着です。

展望台で2~3枚写真を撮ったあと山頂に向かいました。

今日は天気がどんよりしていて、気に入った写真を撮ることは出来ませんでした。

    

山頂で昼食を済ませ、拙宅に向けて下山しました。

極楽寺山の山頂にはこれといった展望はありません。

ここから先はタカ長たちの「日常コース」です。特記するようなドラマもありませんでした。

    

分県登山ガイドによると、この極楽寺山の体力度は「2」にランクされています。

広島県には「3」以上の山はありませんから、今日のこのコースは、広島県では第一級のハードコースと言っていいのかも分かりません。

でも、日帰りで1000メートル以上を登降するのは正直疲れます。

団地に帰った時に会った人から「どこに行ったのか」と聞かれ、廿日市の駅から極楽寺山の山頂を通って帰ったところです、と答えたら、、、、

「すごいですね」と言われました。そこで、、、、

「一応健脚ですから、、、、」と答えたのですが、、、、

この返答には少し無理があったようです。

標高差が1000メートル以上あり、歩数が2万歩を超えているのですから、少しくらい疲れるのが「普通」ですね。