タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

9月になりました

2011年09月01日 | タカの渡り
秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる


 古今和歌集にある藤原敏行の歌ですね。皆さまもよくご存知の歌です。

 今月からは格調高く、、、、、と意気込んでこの歌から始めたわけではありません。

        

 今日も一人で裏山を歩きました。いつもの駐車場に車を止めて歩き始めると、、、、いつもとは違う北よりの風が吹いてきました。そのときこの歌が思いうかんだ、と言うわけです。

 北よりの風ですから涼しい風、、、、、その風のなかを歩いてきました。

                      

 障子岩からみる宮島。いつもの風景ですが、空気感はいつもとは違いました。秋の空、、、、、とは言えないでしょうが、、、、、完全な夏空でもありません。

         

 いつものところにウスキキヌガサタケがネットを開いていました。ちょうど居合わせた登山者の話によると、ウスキキヌガサタケは夏と秋の2回顔を出すそうです。

 タカ長たちは夏キノコだと思って秋にはチェックしていませんでした。これから注意してみることにします。

                     

 観察地に下りてから見るいつもの風景。この空を「入相の空」と言うのだと誰かが言っていました。夏の雲と秋の雲が同居している空のことです。シッカリとメモしたわけではないので間違っていたらご容赦下さい。

 秋はこの方向からハチクマが渡ってくるはずですが、、、、それはもうしばらく先になるのでしょうか???

 山を歩きながら空にも注目していましたが、今日はその気配がありませんでした。空には気配がありませんでしたが、、、、、、

 観察地にやってくるギャラリー(犬の散歩の定連さん)は観察地をあけて、、、、彼らのほうがそわそわしている感じでした。

 タカ長観察地は午後から雷雨。南のほうからは台風も近づいているようですね。

 その台風が去ってから、、、、秋のドラマが幕を開けることになるのでしょうか?その日まであとしばらくです。