タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~3月26日

2011年03月26日 | タカの渡り
春なお遠い(?)観察地

 今月にはいって終日晴れたのは1日か2日です。天気は依然安定していません。

     

 今朝も雪が降りました。観察地の東側の山には雲がたなびき雲海が出現したようです。

 早朝は風景写真を撮るのに忙しいタカ長でした。こうして見るとタカ長観察地も山奥の、標高の高い観察地に見えますね。

    

 朝の雪は観察地にも積もりましたが、、、、、その量はわずかでした。遠くの山は雪景色。まだまだ「春遠し」を思わせる風景です。

 その山をバックに飛んでいるのは、残念ですがカラスです。これがタカだったら嬉しいのですが、早々都合よくタカは飛んでくれません。

    

    

 観察地のサクラ。花芽の先には今朝降った雪が凍り、、、、それがとけて水滴が出来ていました。先日までは花芽もとがった形をしていましたが、いまはこのように丸くなり、少しずつ色づいています。

 例年ならそろそろ「開花日」ですから、花芽が色づいても不思議はないのですが、このところの天気では花芽も首をすくめてしまいそうです。

    

 上の写真を見ると今日は晴れたようにも見えるでしょうが、、、、、、。今日も天気は変わりやすくて、雪が何度も降ってきました。

 観察しやすい天気になったので観察機材を出したら、あっと言う間に雪がやって来て車の中に避難する。車の中から外を見ると雪は右上から左下へ、その次に降ってきたときは上から下へ、その次は左上から右下へと、そのときの風の状況でめまぐるしく変わりました。

 天気はまだまだ安定していません。

 今回の大震災で被災された人のことを考えると、呑気に(?)タカを見ながら天気が悪いとか、寒いとか言ってはいけませんね。

 昨日と今日、天気は同じようでしたが、ノスリやハイタカは昨日より多く渡りました。何がどう違うのか、私たちには分かりませんが、悪天候の中を3羽、5羽が相次いで渡って行くのが観察されました。