タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

石鎚山で見た花

2010年08月06日 | タカの渡り観察
ミソガワソウ(味噌川草)

 毎日暑いですね。この暑さでしおれた茄子のような状態になっています。

 このような日が続いたら「焼き茄子」が出来るのでは、、、、と家庭菜園をしている友だちと冗談話をしています。

  

 さて、石鎚山で見た花のことです。
 今日は「ミソガワソウ」です。石鎚山の北斜面では登山道のそばで普通に見ることが出来ます。

 図鑑によると「木曽川の支流、味噌川付近に多かった」ためにこの和名がついたと書かれています。亜高山帯の草地や深山の河原などに生える多年草」とあります。

 石鎚山の北面は亜高山帯にはいりますから、まさしく図鑑どおりのところに生えている、と言うことになります。

  

 このように群生することが多く、茎の高さは0.5~1mになります。個人的にはあまり好きな大きさではありませんが、花の色がブルー系なのでついついカメラを向けたくなります。

  

 登山道から少し離れた花はP90を望遠側にズームして、、、、

 花にピントがきて背景がぼける、、、、花の撮影ではごく普通のことですが、このカメラでそのように撮るためにはそれなりに苦労しました。最近やっと手に馴染んできたようです。

  

 山を歩くときは一台のカメラで、、、、、それも出来るだけ軽いカメラですませたいのは人情です。しかし、だからと言ってあまりお粗末な写真しか撮れないと、再度撮りなおしに行くことはほとんど不可能な山の花ですから、カメラ選びにも気を使うのです。

 デジイチにマクロレンズ、そして三脚を持っていけばシャープな写真を撮ることができるでしょうが、写真を撮ることが主目的ではないのでこの方式は採用できないでいます。

 軽いカメラでそれなりの写真を撮る。それがいまのテーマです。

  

 登山中に花を見つけて撮る。口で言えば簡単ですが、、、、はずむ息をととのえて、、、息を殺してシャッターを切るのは案外疲れるものです。それでも何枚も何枚も撮るのですから、花が好きと言うよりカメラのシャッターを押すのが好きなのでしょう。

 何とか使い道を見つけたこのP90。少なくともあと3~4年は使いたいのですが、、、、、。

 デジカメは次々と良いものが販売されるので、おそらくそれまでに新しいものが欲しくなるでしょう。いまでもディスプレイの状態が良くなくて、不満を抱えてまま使っているのですから、、、、、、。