タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

大神ヶ岳・赤谷山

2008年06月16日 | 山歩きから
 今日のタカ長は山歩きです。行き先は島根県益田市の大神ヶ岳・赤谷山。

 今は益田市ですが私たちのイメージとはまったく違います。広島市の西隣、廿日市市の隣は島根県の益田市なのです。平成の大合併でそのようなことになっていますが、私たちの頭の中はなかなか修正できません。

 

 とにかく山登りです。登山口からいきなりの登りになります。中間から上はかなり急ですが、しかし、時間的には楽で、ゆっくり登っても1時間で大神ヶ岳の頂上に立つことが出来ます。



 頂上からの展望は悪くないのですが、何しろ狭いので早々に頂上を後にしました。今日は13名で登ったのですが、全員がゆっくりくつろげるだけの広さがないのです。



 大神ヶ岳からは緑の中の尾根道を赤谷山に向かいます。難所もなくて快適な道ですが、赤谷山直前の岸壁の横を登るところは急です。



 遠くに見えているのは安蔵寺山の稜線で、左の高いところが頂上になります。一面緑の海です。

 

 岩と赤い花を見ると高い山を思い出しますが、この赤谷山は1181mで高山とはいえません。しかし、大神ヶ岳にしてもこの山にしても結構高度感があります。



 赤谷山の三角点のあるところは木に囲まれていて展望はありませんが、その直前にはこのように展望の良いところがあります。

 さて、鳥の話です。このポイントから下を見てオオルリを見つけてくれました。いつものように枝先に止まっていますが、空抜けではありません。バックは緑の海で順光です。文字通りの瑠璃色の鳥を楽しむことが出来ました。

 同じ谷底をクマタカが飛びました。これも背中から見るクマタカです。小さく帆翔したので高度を上げて近づいてくれることを期待したのですが、すぐに横に流れて南側のピークの向こうに消えてしまいました。

 私が緑の木下を歩いているとき後ろから「上、上、、、、」と声がかかりましたが、木の緑に邪魔されて何も見えませんでした。後部で見た人の話ではオオタカみたいに見えたそうですが、私はまったく見ることが出来ませんでした。

 今日の山行き、ハッキリしない天気でしたが雨にもあわず、タカには会えてラッキーな一日でした。感謝、感謝です。