TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

映画「バージンブルース」(1974年)

2008年01月27日 | 映画、TV・ラジオ番組
先日見た「旅の重さ」にちょい役で出ていた秋吉久美子さんを見て
とっても可愛いかったので、彼女の出演した映画がいろいろと
見たくなりなりました。いつも行くレンタル屋さんには70年代の映画が幾つか
置いてあるので、その中から秋吉久美子さんの出ていた映画を探してきました。

初期の映画では、かぐや姫の歌を元にした「妹」「赤ちょうちん」がありましたが
まず「バージンブルース」を見ることにしました。

あらすじは、予備校の寮で大学受験を目指す、まみ(秋吉久美子)は勉強に
身が入らない状態。一緒の寮にはちあきもいて、こちらは結構遊んでいる感じの子。

寮生仲間で集団万引きをやらかしたのですが、まみともう一人、ちあきは
その場から逃げることが出来た。ただ寮には戻れないので、寮に出前に来ていた
ラーメン屋の店員の部屋に転がり込む。

しかしそこにはいつまでもいられないので、二人の故郷の岡山に帰ろうとする。
でもお金は無い。その時ちあきが知っていた男からお金を借りようとしたら
平田というその男(長門裕之)も一緒についていくと言い出した。

実は平田は脱サラをしてラーメン屋を始めたが、うまくいかずにいた中年男性。
その鬱積もあり、夜遊びをしていたのですが、彼女達のかわいらしさにメロメロになり
店番をする妻と幼い子を置いて、逃避行に出てしまうのです。

岡山までは新幹線ではなく在来線での旅。結構楽しそうに見えました。
岡山についたら、まみに気がある平田を気にしてちあきは去っていく。
ここから倉敷へと移り、中年男性とまみの旅が始まる。

中年男性と若い娘の逃避行って、うらやましいですが、ありえないでしょうね。
そんな「男の妄想」というか「夢」が映画になったと言う感じです。

とにかくこの映画の秋吉久美子さんて、そりゃもう可愛いです。
長い髪をピンで分けたところのピシっとした感じも良いし、アヒルのように口角の
あがった口元はもうとっても可愛い。コケティッシュな感じにはおじさんは弱い。

そして、ワタシは寮の部屋に置いてある小物に目が行ったのです。

  ★アグネス・チャンさんとあと二人が表紙の月刊「平凡」
      (これ持っていたような気がする・・・)
  ★トムとジェリーの目覚まし時計
  ★ソニーのラジカセ  (懐かし~い)

さらに。ラーメン屋の店員の部屋には、ポスターがいっぱい貼ってあり
これはもう典型的な70年代の若者の部屋でした。ワタシも似たような状態でした。
下宿や寮などの建物もそうですが、リアルな70年代が画面に出てくるので
見ていてとても懐かしい。

岡山県倉敷と言えば、日本における国産ジーンズ第1号「ビッグジョン」ブランドの故郷。
それで「まみ」が穿いていたジーンズはもちろん「ビッグジョン」でした。
途中でヒップが何故か大写しになり「BIG JOHN」のレザーラベルがどかーんと
映ったのは・・・「お約束」ですね。

なんだか見ていて、ココまでの冒険など出来るはず無いけど
一人でもいいから、ちょっと旅がしたいなぁと思ったりしたのでした。

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