TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

佐藤公彦「片便り」(1974年)

2006年05月14日 | 国内男性アーティスト
1974年発売のケメこと佐藤公彦さんのアルバム「片便り」。
当時はまさにフォークブームで、皆がギターを持ち歌っていた時代。
ワタシもそのひとりで、髪を伸ばし、どちらかというと汚い服を好み
反体制を気取っていたものでした。
まさに「片便り」のジャケット写真のような格好をしていました。
でも彼ほどはかっこ良くなかったけれど(^^ゞ

彼の歌声はとても優しい声で、見た感じもかわいいと思わせる
ルックスでしたので、女の子のファンが圧倒的に多かったです。
でも彼の音楽は繊細であり叙情的な世界観は全く独自のもの。
豊かな音楽性に惹かれる男性ファンも少なからずおりました。
ワタシもそのひとりです。

今流行っている音楽とは全く異なり、テンポもゆっくりで
力強く叫ぶことも無く、切々と歌っていくのですが、内なる部分の
熱い心が伝わってくるのです。そしてギターもかき鳴らさない
繊細さと言うのは、今の若い連中に理解できるでしょうか。
でも機会があれば一度は聞いて欲しいと願うワタシです。

「西海岸へ続く道」はこのアルバムの中で最も好きな一曲。
ゆったりとしたギターの音と歌声はいつ聞いても心地よいです。

A1 西海岸へ続く道
A2 みちくさ
A3 みにくいあひるの子
A4 白いカーネーション
A5 23番地の子守唄
A6 踊り子
B1 丘を越えると
B2 祈り
B3 この部屋から
B4 落ちていく時
B5 過ぎた時もこれから来る時も
B6 ふるさとにふる雨

昨年よりエレックレコードのアルバムが続々とCD化されています。
佐藤公彦さんのアルバムもCDで発売されるようなので
この機会に持っていないアルバムを聞いてみようと思います。

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