TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

ジェロ「海雪」(2008年)

2008年11月09日 | 国内男性アーティスト
今年の新人歌手と言えばもう彼しかいないでしょう。「演歌界の黒船」ジェロさん。
(母方の祖母が日本人なので、黒船ではないかも知れないけど・・・)
見た目はどう見ても演歌など歌いそうも無いのに、歌う歌はこぶしの効いたど演歌。
最初にラジオで聞いたときは、誰が歌っているのぉと思っていましたが
テレビで見たら、もうバリバリの外国人!

海雪
ジェロ,秋元康,山口洋子,多田三洋,吉田正,鈴木豪
ビクターエンタテインメント

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普段はこの手の曲は全く聞かないのですが、彼の歌声には妙に惹かれるものがあります。
それで、今年の5月に名古屋でのイベントライブに登場すると言うので
彼の生歌を聞きに行きました。

1曲目の「釜山港へ帰れ」で、自分の持っていた演歌歌手のイメージが覆されました。
あの眉間にシワを寄せて歌うと言うスタイルでは無くて、ボーカリストとしての
演歌歌手の姿でした。2曲目は「氷雨」をじっくりと聞かせてくれました。
3曲目がデビュー曲の「海雪」。ダンサーを付けて歌う演歌は異色でした。
そして皆が聞いてくれる彼のボーカルは、やはり本物の歌手です。

あれから半年過ぎましたが、彼の勢いはとどまるところを知らないですね。
TVに出ているところを見ると貫禄さえ感じられます。
そうすると、年末の賞レースの新人歌手部門はもう彼で間違いないでしょう。
そして、NHKの歌番組にも出ていますので、紅白歌合戦も出場間違いなしですね。

「海雪」の作詞は秋元康さん。AKB48の楽曲の作詞とはまるっと違った傾向の歌詞
ですが、美空ひばりさんの「川の流れのように」も彼の作詞ですからね。
お前がどうしたとかでは無くて、叙情的な詩ですから聞きやすいです。

「海雪」の作曲は宇崎竜童さん。秋元さんの歌詞なら「川の流れのように」や
とんねるずの「雨の西麻布」の作曲をされた見岳章さんと言うイメージもありましたが
宇崎竜童さんでした。力強さも加わった渋いメロディーはジェロさんの歌声に
よく似合っています。

今年を代表する一曲になりそうなジェロさんの「海雪」。
季節が冬に向かうと、さらにこの曲が似合うようになります。
とは言え、実際に海に降る雪を見るのは、寒そうですから遠慮したいです。



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