TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

全日本アマチュア・フォーク・シンガーズ「戦争を知らない子供たち」(1970年)

2006年09月30日 | 国内グループ
先日の首相指名選挙で自民党の安倍晋三総裁(52)が第90代の
首相になりました。安倍新総理はワタシよりも当然年上ですが
団塊の世代より若く、最も活動的な年齢と思います。
それでも諸先輩方からの意見や若手の方々からの意見などを
まとめるのは、いろいろとタイヘンだろうなと思います。

安倍新総理は初の戦後生まれの総理という事でも、注目されて
いますが、団塊の世代の方々がそろそろ定年を迎えるということで
第二の人生の過ごし方に注目が集まっている昨今です。
田舎に住んでみようという方。ボランティアを始める方など
それぞれ考えはあると思います。その方々の行動によっては
これからの日本の行き先さえ動かす事になると思うのです。

そして常に彼らの後ろ姿を見ていた我々にとっては
「人生の先輩」方の行動にはとても興味を持っております。
いずれはその年齢になるのですから、生き方の参考にしたいと。

70年代に自作自演でフォークソングを歌っていたのは、主に
団塊の世代の方々。まさしく「戦争を知らない子供たち」です。
「戦争を知らない子供たち」が世の中の中心となり、定年を迎える
世の中になっても、日本国内で戦争行為が行われていないことは
幸いに思います。受験戦争、交通戦争などはありますが、少なくとも
海外からの攻撃で爆弾が落ちてくるような状態ではないですから。

全日本アマチュア・フォーク・シンガーズの「戦争を知らない子供たち」は
1970年8月23日、大阪の万国博覧会会場ホールでのライブ録音です。
北山修氏のお言葉の後、若さ溢れる歌声が流れて来ます。
世界中の方々が集まる万博会場で、平和の歌を歌うことから始まる
平和への誓いというものが、どんなに大切なことであるか。
レコードを聞いているだけでも教えられた気がします。

大阪万博から35年経った2005年。愛知万博「愛・地球博」の会場でも
この「戦争を知らない子供たち」が歌われました。それでも
いつになっても世界のどこかで戦争が行われ、続いています。
そこでは「戦争しか知らない子供たち」がいて、戦渦の中で暮らしているのです。

いつの日か、世界中から戦争が無くなり、平和の歌を歌えるような
世の中になることを祈ってなりません。

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