「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

太陽放送予定表 2018.5.7-13

2018-05-07 00:32:39 | 放送予定
テレ朝系『復讐捜査』。
萩原聖人さん、良い役者になりましたね・・・・。
この作品、犬が出てくるところもあるのですが、長谷さんや石橋蓮司さんの出演等太陽の香りが随所に伺える作品でした。
主人公はちょっと飛ばし過ぎだったように思えますが(^_^;)
特に多摩川の貸しボート近くのロケは犬も相まって、「スコッチ、市民を撃つ」を連想させたりで、なかなかの拾い物でした。



さて、向う一週間の太陽放送予定です。

CSファミリー劇場 PART2の初放送。

#5は、たまたま入った喫茶店で銃を持っている男たちと遭遇したマミーが撃たれ、男たちは喫茶店に籠城した。マミーの引き換えに説得に一人喫茶店に入った長さんは根っからの悪人ではなさそうな男たちに地道な話しかけを行っている一方、それを見守る一係の中では長さんを説得を待つ派と強行派に分かれていた。現場を指揮するトシさんは長さんと期限の約束をしており、その刻限が迫ってきたが・・・・。
長さんの復帰編として当初は企画された脚本ではあるものの、それらの経緯的部分はオミットされ、見どころは長さんの的を得た説得術にあります。
一係内の対立などもありますが、太郎フェチには涙モノの久々な主演作です。

#6はある会社の車が強盗に遭ったが取られたものは無いという。事件捜査に乗り出したオサムさんは被害に遭った会社のOLが気になったが、調べを進めるうち、そのOLが今回の強盗事件とソックリなプランを話していたという。オサムさんはそのOLに近づくが、OLはまるで意に介さない様子だし、裕福なOLに犯行動機が見当たらない。しかし本来の仕事以外にもアルバイトをして汗をかいている彼女を目撃したオサムさんはある結論に達する・・・。
スコッチ編の「すれ違った女」を彷彿とさせる、満たされない女が登場、百戦錬磨に見えるオサムさんとのやり取りが見どころです。
満たされないOLには相本久美子さんを迎えて、オサムワールドを展開します。


地上波。

チバテレ ボン・ロッキー編はお休み、とちぎテレビは噂通り長期休止のようです・・・。

テレ玉 テキサス・ボン編は今度は土曜にお引越しで2話連続。
こういうパターンの際は放送終了が近い・・・という感じがしてなりませんが・・・・・。
なんとか、放送継続を願いたいものです。

若い娘と老人の「友情」に殿下が絡む#214。
公園付近で殿下が危うく車で轢いてしまいそうになった泥酔した娘は「人を殺した」と言って昏倒しそうになる・・・。
娘を保護し一係に連れてきたものの、正気に戻った娘はとても人殺しをしたように見えなかったので帰宅させたが、その後娘と出会った公園で殺人事件が・・・。
そして、同じ公園でもう一人、池に落ちて病院に担ぎ込まれた老人が・・・。
不思議な娘、池に落ちた老人、2人の事情が絡み合い、その中で殿下が活躍します。

珍しく緩やかに流れる夏の日、様々な思いが交差し、それでも裏では凶悪な事件が進行していた・・・#215。
宿直明けのテキサスは、女子大生と海水浴に行く為署を出るものの、事件に遭遇して署を出入りしているうちに女の子に振られてしまう・・・。
良子の結納を控えた長さんはあれよこれよと思いが回り、気が気ではない。
その上、管内には凶悪な強盗放火犯まで潜伏しているという知らせが・・・。
さらに、テキサスの本庁行きの内示が出て・・・。
事件よりは、藤堂チームの近況、久しぶりのテキサス乱闘、殿下の質屋(^_^;)など、見どころがかなりある作品です。


【C S】

▼ファミリー劇場 PART2=再放送=

5/11(金)
6:30~7:30
太陽にほえろ!PART2 HDリマスター版#1
ファミリー劇場HD(CS)
第3話(通算721話) 61.12.12 老犬ムク (DJ・マイコン)下塚誠 杉山とく子 三谷昇 奥村公延

5/11(金)
7:30~8:30
太陽にほえろ!PART2 HDリマスター版#2
ファミリー劇場HD(CS)
第4話(通算722話) 61.12.19 俺は殺された (ブルース)佐藤仁哉 江角英明 安原義人




▼ファミリー劇場 PART2 =初放送=


5/11(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!PART2 HDリマスター版#5
ファミリー劇場HD(CS)
第5話(通算723話) 61.12.26 長さんの長い午後 (長さん・マミー)村田雄治 小鹿番 吉田次昭 北村総一朗 


5/11(金)
21:00~22:00
太陽にほえろ!PART2 HDリマスター版#6
ファミリー劇場HD(CS)
第6話(通算724話) 62.01.09 心満たされず・・・・・・ (オサム・DJ)相本久美子 清水章吾 有安多佳子




【地上波】


▼チバテレ ボン&ロッキー編

5/11(金) 残念ながら、お休みです。


▼テレ玉 テキサス&ボン編

5/12(土)
19:00~19:55
太陽にほえろ!
テレ玉1(地上波)
「奇妙な友達」
第214話 51.08.20 奇妙な友達 (殿下)益田喜頓/坪田直子 木村有里

5/12(土)
19:55~20:50
太陽にほえろ!
テレ玉1(地上波)
「七曲署一係・その一日」
第215話 51.08.27 七曲署一係・その一日 (テキサス・長さん・チーム)中条静夫 山下勝也 青木和子 


▼とちぎテレビ

5/13(日) 残念ながら、お休みです。

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アーカイヴ 太陽放送 2018.4.27

2018-05-06 18:38:53 | 放送予定
4月27日に書けなかった、太陽放送のアーカイヴです。



【C S】


▼ファミリー劇場 PART2 =初放送=


4/27(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!PART2 HDリマスター版#3
ファミリー劇場HD(CS)
第3話(通算721話) 61.12.12 老犬ムク (DJ・マイコン)下塚誠 杉山とく子 三谷昇 奥村公延 

DJは非番の日に古着屋でコートを買い着ていると、老犬がびたりと付きアパートまで付いてきた。ところがその老犬はガラクタを集めるのが習性で大家に見咎められてしまった。
そこでDJは篁に老犬の飼い主を捜す為に休暇を願い出たところ、ドックたちにまた休暇かと反対されるが、篁は快く承諾しさらに公務として捜す事を許可した。当の老犬はかなり衰弱しており、背中に打撲傷も負っていた。行き所の無い老犬を七曲署の中庭で飼うことになった。
そんな時、ドックがDJの古コートを眺めていると、ポケットから地図が描いてある紙切れを発見、宝の地図だと盛り上がるDJだったが、長さんがその地図を富士見公園だと指摘、DJとマイコンが地図に示されている「×」印の箇所を調べてみたところ、そこからダイヤ等貴金属が入った小袋を発見、それは先日他の管内で盗まれたものだった。
早速DJたちは古着屋でコートの出所を追及、店の主人の案内で河原のバラック小屋にたどり着く。その小屋には家主の姿は無く、血痕と血の付いたハンカチが発見された。
小屋の主は老人で、廃品回収を生業にしていたようで、老犬はその老人に飼われていた「ムク」だった。
また、小屋から発見された血痕とハンカチの血は別人のもので、宝石強盗が発生した時期のものと判明、一係では老人が宝石強盗に殺された疑いが濃いと捜査を開始した。
どうやらムクが強盗犯の山分け相談の場から宝石の入った小袋をガラクタ集めの習性で持って帰り、その後犯人たちは飼い主である老人を突き止めたが、老人が宝石の隠し場所を言わなかった為に殺されたのだと見られた。
DJとマイコンはムクと共に老人の行方を追ったが、とうとうムクが老人の遺体を発見したが・・・・。

太陽中毒者であるほど、この作品を支持する向きが多いという不思議な作品。
PART2に入りあまり目立つことが無かったマミーやマイコンが活躍する部分もありますが、久々の犬シリーズという題材の中で、甘辛な部分と、犬を主人公に据えた部分、適度な遊び、篁係長の素顔、DJの活発な活動などと、久々にほっこりする内容が加味されているなどで、「オサム作品」とは違った太陽らしい魅力がある作品です。
特に老犬ムクを演じた力丸の枯れた演技は素晴らしく、それも相まって、激動過ぎた1986年の太陽作品の中で一服の清涼剤となっている部分があります。


4/27(金)
21:00~22:00
太陽にほえろ!PART2 HDリマスター版#4
ファミリー劇場HD(CS)
第4話(通算722話) 61.12.19 俺は殺された (ブルース)佐藤仁哉 江角英明 安原義人

信用金庫が強盗に襲われ、現金を奪って逃走した。
現場に急行しようとした一係に、暴力団・響組の坂井が毒を飲まされたのでその犯人を挙げてほしいとブルースに依頼しにやってきたが、ブルースは冷たく追い返した。実は坂井はブルースの為に情報屋をしていたが、彼の情報がガセばかりで、ブルースは坂井のことを信用していなかった。
強盗を追跡するブルースのもとに坂井が刃物を持って暴れたとの報せが入り、坂井のもとに駆け付けたが、坂井は自分で犯人探しを始めていて、疑いのある相手に片っ端から当たっていた。その場を収めたブルースだったが、坂井をそのままにも出来ず、彼から事情を訊くと、飲まされた毒物はリシコンという遅効性で解毒困難な猛毒だといい、さらに犯人も服毒時に泥酔していたため覚えていないという。既に余命いくばくもないと決め込んだ坂井は入院を拒否し犯人探しに専念したいと言ったが、ブルースは強引に病院へ入院させたが、病院でも結果が出るのに時間がかかるためハッキリしたことは云えないまでも、リシコンを服毒したと同じような病状が認められるとのことだった。
どうしても坂井は入院を嫌がり、ブルースは係長の許可を得て、坂井に恨みを抱く人間を捜査したが、坂井の悪事が露見するばかりか、ひき逃げ犯を逮捕するという副産物を生み出したが、何れも坂井に服毒させた犯人ではなかった。
一方、強盗事件は犯人たちが隠れ家の倉庫に警備員が偶然訪れた為襲い警備車で逃走、しかしまた倉庫に舞い戻って白いライトバンで乗って逃走していた。
それを聞いた坂井の顔色が変わった・・・・。

ぶっきらぼうな割にはブルースの周りには「おかしな」人間が集まりますが、今回の坂井も不思議な存在で、ブルースを利用しながら、ガセネタにしても背景があったり、なかなか可哀想な男ということで、悪い奴が大っ嫌いなブルースの動物的なカンで今まで付き合ってきたような関係性。
そのブルースの動向を許容する篁係長の太っ腹さも良いですが、長さんがブルースのことを自分の教え子であると苦笑いしながら告白するなど、無印設定を継承するところもあり、興味深いところであります。



【地上波】

▼テレ玉 テキサス&ボン編

4/27(金)
20:00~20:55
太陽にほえろ!
テレ玉1(地上波)
「正当防衛」
第213話 51.08.13 正当防衛 (ゴリさん)松橋登 早川雄三 木田三千雄

田山という男が矢追神社の境内で殺された。
自首してきた前島は真面目なサラリーマンで、深夜喫茶でもめた末、田山がナイフを抜いてもみ合った末の殺人の為、正当防衛が成立しそうだったが、ゴリさんが取り調べ中の前島の思わぬ行動がどうしても気になった。
田山は鼻つまみ者だったが、最近金回りが良かったという事もあり、調べるものの田山と前島の深い繋がりが見つからない。
ボスは、前島に対するモヤモヤを抱えるゴリさんに捜査を続けることを許可する。
前島は会社を辞めた・・・その会社の社長から、得体の知れない人物だったという印象と、津軽の坊さんからの紹介で入社したこと、その青森でも「警察沙汰」があった事を聞き、単身青森へ出張する。
すると、前島は青森で正当防衛事件を起こしていたことがわかる・・・

平凡な男がもしかすると「殺し屋」!?、ゴリさんの歩きの捜査、「正当防衛」の輪廻、そのスパイラルを断ち切る手段としてゴリさんは思い切った手を使います。
カギは「殺意」・・・・。

青森ロケ、現在土偶を模した駅舎に改築されている木造駅の旧駅舎も登場します。
ゲストには前島にぴったりの松橋登氏、特捜隊メンバーの早川雄三氏と金井大氏、善人社長役が珍しい河村弘二氏、他に木田三千雄、二見忠男、丹古母鬼馬二、広田正光、山本武の各氏、そしてテレビに進出したての太陽中毒御用達の中西良太氏も登場するなど、そういう意味では豪華な布陣です。
BGMには当時随時使用されていたベース曲が多用されています。

▼チバテレ ボン&ロッキー編

4/27(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第324話 窓
第334話 53.12.22 窓 (ゴリさん)三崎千恵子 野瀬哲男 武内文平

駐車場で宏という若者が鈍器で滅多打ちにされて殺された。
宏は城南大の学生で、遺体からは少量だが覚せい剤の原料である塩酸エフェドリンが検出されたことで、一係は色めき立つ。
しかし宏の母は一切その事実を受け入れようとはしなかったが、お手伝いの君子から山さんは竜神会の正岡から電話連絡があったことをやっと聞き出す。
一方、別の線から宏が交通事故を起こし、相手の女性を撥ねて失明させていたことを突き止めたゴリさんたちは女性=由起子の家に出かけるが、由起子は河口湖の父親の友人の別荘近くで入水自殺したという。原因は失明したことを苦にしたもののようだったが、婚約を解消した部分も深く関わっているようだった。
その由起子の家があるすぐそばに、ゴリさんが15年前まで住んでいたアパート常盤荘が健在しており、管理人のおばさん・ヒサと久々の再会を果たした。
その時、一人の若者を見かけるが、その若者・吉野が今かつてゴリさんが住んでいた部屋の住人だという。
そんなある日、七曲署に宏とディスコで顔なじみだったみゆきがやってきた。彼女はディスコで宏が殺される直前に踊っていた日に、全然踊らずに朝まで居た不審な若者が居たことを証言、美術学校に通っているみゆきが似顔絵を描いてきた。
その似顔絵を手掛かりに捜査を進める一係だったが、ゴリさんはその似顔絵の顔が吉野にソックリなことで、再び常盤荘に赴きヒサに何気なく吉野の人となりと動向を聞き出そうとしたが、吉野を可愛がっていたヒサはゴリさんの目的を悟ってしまい、ゴリさんに嘘のアリバイを告げた。
改めて吉野の部屋から外を見たゴリさんは吉野がひそかに由起子を窓越しにひそかに慕っていたのではないかと思った。
やがてゴミ箱から吉野のジャンパーが見つかり血痕が発見され、吉野は行方を晦ませた。
ゴリさんは、行方を知っているであろうヒサと再び対峙したが・・・・。

ゴリさんは孤独の味方です。
そのゴリさんが偶然とはいえ昔自分が住んでいたアパートの部屋にいる大人しい若者を殺人犯として逮捕するのに、昔馴染みの管理人のおばさんと微妙で繊細なやり取りを交わします。
登場するゲストキャラ全てが少なからずもやるせない感じの話ながらも、殺伐としたものが抑えられている感じがあるしみじみとした作品です。
ゴリさん主演作として狭い感覚の放送ですが、前回の幸吉役の下條さんに続いて、今回は三崎さんと「とらや」の面々が登場、恐らくこれは偶然じゃな無いように思います。

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さようなら、井上堯之さん・・・・

2018-05-05 08:13:33 | おくやみ
井上堯之さんが5月2日に死去したことが4日公表されました。
77歳。
死因は明らかにされておらず、5日に近親者のみで密葬を執り行うとのこと。

近年は度重なる重病の中、表立った活動(プレーヤー)は引退されながらも、様々な活動をマイペースに継続なさっていたので、確かに全国的露出は減ったものの、現役で活躍なさっていた印象があったので、非常に寂しいです・・・・。

井上さんの全体的な略歴は報道記事にお任せしますが、
太陽の基本ベース楽曲は、「PYG(ピッグ)」から「井上堯之バンド」への過渡期の作品で、井上バンドのある意味決定的作品群が太陽楽曲であったと云ってよいと思います。ジュリー氏のバックバンドとしての位置よりも、大野さんの作曲をストレートに各々のクオリティで表現して心地いい太陽楽曲の方が、個人的にはスタンダードとなっています。

初期太陽楽曲というば、大野さんのキーボード演奏、村岡建さん市原宏祐氏(2018.6.18訂正、少なくとも初期楽曲については市原氏とのこと)のサックスが前面に出ることが多いですが、井上さんのギタープレーがほぼほぼの楽曲に効いており、粘っこくなく、ほどほどな主張で、自然なんだけれども、印象深い旋律が個人的に沁みついています。
井上さんのギターがベースにあると、他のギタリストの演奏にちょっと胃もたれしてしまうところがあって、最近は許容できるようになったのですが、昔は「やっぱりギターは井上さんだよなぁ・・・」というのがありました。

個人的にテレビで最後に井上さんのお姿を拝見したのが、昨年の6月17日放送『たけしのこれがホントのニッポン芸能史(10)刑事ドラマ 独自の解析で新発見!』(NHKBSプレミアム)
井上さんがVTRインタヴューで裏話を披露。井上さんのメインテーマ(愛のテーマ)ソロが久々に聴けたということと、 さらに行動のテーマのアカペラまで披露。
まだこの放送から1年経っていないんですよね・・・・。


ご冥福をお祈りいたします。



井上さんご逝去ということもあるので、太陽楽曲のリマスターリリースを企画してほしいです。
無論、全曲。
個人的には井上さんのギターを堪能するのであれば、TVversionであるという信念みたいなものがあるので・・・。

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太陽放送 2018.5.4 チバテレ=殿下と恵子の未来ある別離

2018-05-04 19:42:47 | 放送予定
ちょっと寂しいですが、
チバレテが気を吐いてGW中も放送です。


【地上波】

▼チバテレ ボン&ロッキー編

5/4(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第325話 ある結末
第335話 53.12.29 ある結末 (殿下・恵子)倉野章子 山本耕一 田中明夫

殿下の婚約者・恵子が、殿下のアパートの一階に引っ越してきた。
大家の協力の上で身障者対応に改造した部屋で、ゆくゆくは同居するつもりで、二人は来春の結婚式に向け幸せに酔っていた。
一方、殿下はマンションで発生した殺人事件を捜査していた。
被害者は観光会社で秘書として勤める由起という女性で、頭を鈍器のようなもので殴られていた。
発見者は同じマンションに住む従姉妹の洋子だった。しかし由起の部屋の灰皿の吸い殻からRHマイナスAB型の血清が検出され、彼女の上司である秘書課長の久保が捜査線上に浮かんできた。久保は犯行当夜、由起の部屋を訪ねていたが、自分がマンションを購入する参考の為に行ったのだという。しかし彼の曖昧さに振り回されていた殿下だったが、その一方で桂子は医師からアメリカにいい病院があるから、足の手術をするために渡米することを勧められていた。恵子はその件を殿下に伏せておくのだった。
久保の身辺を警察が洗いはじめたのを芳しく思っていなかった人物が観光会社に居た。原口という専務だった。
彼は、久保の引き立て、さらには由起とも関係を持っていたが、久保の口からそれらのことが露見することを恐れていた。
ボスは様々な状況から久保が原口を庇っているように思えた、凶器を発見できず、原口の犯行という確証を得られなかった。そんな時洋子が由起の部屋からゴルフバックが消えていることを知らせてくれた。
そのゴルフバックは何と久保の自宅の近くにあるドブ川から発見され、それで観念したのか、久保は原口の頼みで由起に手切れ金を渡しに行ったことを認めたものの、殺しはしておらず、殺したのは原口であろうという始末。
しかし原口にもアリバイが成立、犯行当時には赤坂でポーカーに興じていた。
となると真犯人は・・・・・。

レギュラーメンバーの交代劇が無かった1978年最後の作品。
300回記念、ボンの殉職回避、オリジナルメンバー主演作の充実等、安定した視聴率と、夕方の再放送が人気を後押し、刑事ドラマの人気沸騰など、一般的な太陽の人気が頂点を見た時期でしたが、その人気の後押しをしたのが、殿下と恵子の「ある―」シリーズでした。
このシリーズは番組の人気を支えたのと、小野寺さんの番組降板意思を引き留める為の役の充実という二つの要素を持っており、ある意味1978年の太陽を象徴するシリーズでしたが、それが今作で完結となります。

脚本の畑さんらは殿下と恵子を早いうちから結婚させることを考えていたようですが、殿下を結婚させたくないという視聴者の投稿も含め、この「結末」となったということですが、このシリーズが殿下のキャラクターを深めたことは間違いなく、長いシリーズのキャラクターらしい結果となったわけですが、男子ファンとしてはなかなか辛いものがあったのも事実。

さて、恵子を送り出した殿下の主演編は、どちらかというと「明智小五郎」的な要素を強くしていきます。

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諸々と妄想と休養(^_^;)

2018-05-03 20:39:08 | 当直室日記
強制休日を楽しんでいるけぶでございます<(_ _)>
疲れました。。。。

皆さんGWを愉しんでおられると思いますが、私は休養します。。。

とはいえ、日の半分を睡眠に費やしましたが(^_^;)


さて、色々と吐き出しますが。。。


いや、ムク老は良かったですよ・・・・

そういえば、この前思考能力停止状態で風呂に入ったら、PART2の「長さんの長い午後」について考えが勝手に巡ってきまして(^_^;)
そもそもの原題が「野崎刑事復帰」だったようなので、恐らく当初の設定は、

前提として、新係長(この時点では未定)、オサムさんは着任済み。

マミーが喫茶店で撃たれた・・・

トシさん以下一係が現場に集結、説得か強行策かでもめる。

そんな時、警察学校の長さんはマミーが撃たれたとの急報を聞きつけて、ロッキーを死なせた(あの場で現地の一係チーム指揮者は長さん)責任を忘れていなかったのと、これ以上一係から殉職者を出したくないという強い想いから居ても立っても居られず、現場へ急行。

現場で揉める一係を見ながら、これも居てもたってもいられず、独断で説得に挑む・・・

事件解決後、新係長やトシさんの強い要望で、一係に復帰・・・・

というのは私の妄想ですが、便宜上無印とは半別世界の設定とし、話の流れで行けばロッキーの回想も盛り込まれたであろうところがスルーされている完成作を観ると、私の妄想がしっくりいくんですよね。。。。

PART2の脚本は、無印の残りを消化する意味合いもあったようですが、しっかりPART2用として作られたものもあり(#5やオサムさん主演作に最終回)、ひょっとすると、無印脚本は消化しきれなかったのかもしれません。



▼ファミリー劇場 太陽放送
どうやら、PART2のイッキ見で終了するようです。
7月以後のスケジュールはまだ判りませんが、ファミ劇が長年放送してきた太陽を手放すというのも考えにくい部分があるので、ひょっとするとまた仕切りなおして放送するかもしれませんが、西部署のように同じマスタを再放送するのであれば、それこそNECO辺りの古巣に戻るというのも手かもしれません。
東宝自体が古いプログラムにはあまり積極的ではないことは解っているのですが、太陽はしっかり残して後世に伝えても損は無い作品群だと思うのですがね・・・・。

▼愛しの石原良純(^_^;)
日テレ系で昨日放送されましたが、なかなかの出来だったんじゃないでしょうか(^_^;)
マイコンにしても、良純さんにしても、確かに魔力のような魅力はあります。
そうでは無ければ、とっくの昔に芸能界から去っているとも思いますし。

▼現クールの刑事ドラマ
今までとは打って変わって、皆面白いのは何故かと考えると・・・。
妙にストイックでもないし、変な甘味料もきかせていない部分が自然と見ることが出来る要因なんじゃないかと思います。
刑事ドラマって、気張ると観る方が疲れっちゃうんですよね。。。
『特捜9』については、上手く世代交代できた感じがありますし、あれは渡瀬さんの力が大きいと思いますが、基礎もしっかりしているので、ひょっとすると『相棒』より継続する可能性を秘めていると思います。

▼引退・騒動
田村正和さんの引退宣言とか、いろいろありますが・・・。
何とも寂しいですね・・・・。

▼東映
東宝とは違い、東映は’70年代のプログラムビジネスに現在積極的。チバちゃん刑事シリーズや『刑事くん』もDVD化という破竹の勢いで中高年の財布を狙っています(^_^;)

いや、私みたいに’60~’80年代のフィルムドラマ好きには東映チャンネルは欠かせなくなっちゃいましたね(^_^;)


『非情のライセンス』
こんにちは、サリー丸山です(^_^;)

すっかり忘れていたのが、ワンクール終了後にダイハツの車が劇用車として登場していたこと。
そういえば天知さんといえば、ダイハツというイメージがありました。
明智の初期もシャルマンですからね。
竜巻ランドリー車がハイゼット、そして会田の覆面車はシルバーのコンソルテ(40系)。
しかし、特捜車がまんま使用されているのもなかなか・・・・特に立石主任のお気に入りだったタテグロは犯人車レギュラーですから(^_^;)

会田は矢部さん不在時は部長代行?
平気な顔で矢部さん椅子に座って、更に他の刑事もそれを気にも留めていない(^_^;)

特捜部は相変わらず欠場だらけ(^_^;)
矢部さん・坂井・鈴木>吉田・岩田>四方
という感じで四方刑事はほぼ出演無し(^_^;)
ツークール以後は結構出番があるようですが。

#19である意味、会田に弟子入り宣言をした坂井のキュートさが堪らんですなぁ。。。(^_^;)
やっぱり、会田には坂井ですねぇ。。。

それに、鈴木刑事の機動力の良さ、外見はさえないのに、しっかり要点をとらえて捜査し、ドンチャックの着ぐるみで張り込み等、侮れない存在です。

しかし、美輪さんのICPOはぐれ刑事は素晴らしい・・・・単独作にもなる設定の勢いと、君島オート・クチュール。


『編笠十兵衛』

もうそろそろ終わりですが、小林の襟足がどんどん長くなっているのが確認できます。
それに、OP剛剛コンビ(佐々木・原口)、そして#22は豪剛剛・・・・。
確かに、不定期出演&ゲストキャラが多いですが、こんな豪華布陣の時代劇は無いなぁ・・・・。
私は露さんと千恵蔵先生が出てるだけで十分なのですか(^_^;)
話も面白いですし、確かに噂になるだけの作品ではある。

いや、木田三千雄さんの活躍だけでもお腹いっぱいです。。。。
というか、天草四郎さんの出番が多いのも驚きで(^_^;)

この作品も緩さと緊張感が同居しており、スパイスに成田三樹夫さんだから、見入っちゃいます。

ハマり役の大石内蔵助の中村竹弥さんや吉良の雄之助さんが霞んで見えるという副作用もあるのですが・・・・(^_^;)
オマケに中島ゆたかさんに、柳沢は岡田英次さん。

クライマックス、楽しみというか・・・・結構破滅的に向かう感じが・・・・。

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