「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

太陽放送予定 2017.4.20 ファミ劇PART2放送開始!=ドックの勘は女社長が殺人犯?男も女もない一人の犯人が居るだけ/刑事・喜多収の探偵物語の結末は・・・

2018-04-20 00:49:52 | 放送予定
本日の太陽放送。

ファミ劇ではPART2放送開始!

長さんの番頭っぷりをご堪能ください<違


【C S】

▼ファミリー劇場 PART2 =初放送=

4/20(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!PART2 HDリマスター版#1
ファミリー劇場HD(CS)
第1話(通算719話) 61.11.28 悪魔のような女 (ドック)金沢碧/三浦威 工藤明子 沖田駿一郎

藤堂は復帰した後、新たな任務を得て七曲署を去った。
時は流れ、七曲署の捜査一係は新しい係長・篁朝子のもと、新顔の中堅刑事・喜多収と現場復帰した長さんを加えて今日も戦い続けていた。
そんなある日、東洋ストア矢追支店に拳銃を持った強盗が入り、3千万を奪って逃走、ところが翌早朝に犯人・笹木が倉庫で縛られたうえ腹を撃たれて死亡しているのが発見された。出血多量による失血死で撃たれた推定時間が昨夕の5時から6時までと、やや幅があることが問題だった。
ドックは、東洋ストアの女社長・三森桐子に会い、疑わしい人間が居ないかを尋ねたが、美人の桐子が優雅な態度に終始していたことにドックは何か刑事として引っかかるところがあった。
間もなく倉庫の近くの川から血液反応のあるレインコートと靴カバーが発見され、それらは東洋ストア・内藤店から事件の3日前に紛失したものらしかった。さらにその日、内藤店に社長の桐子が視察に来ていたことも判り、またもやドックの刑事の勘に響いた。
ドックは、事件の日の5時から6時までは東洋ストア本店から横浜のホテルまで車を飛ばしていたという桐子のアリバイを確かめるためドック自身がその道筋に笹本が殺された倉庫を経由した形で車を走らせてみたが時間的には無理だった。
それでも腑に落ちないドックは、桐子に個人的に接近することを試みる。
その頃一係では殺された笹木が桐子を何かの理由で強請っていたらしいことが判ってきたため、そのネタが何かを追及すると、どうやら東洋ストアの先代社長であった桐子の夫を桐子が死に追いやったことを笹木が知っていたためらしい。そんな笹木を桐子は功名に強盗に誘い、自分で殺したのではないかという可能性が高くなってきた・・・・。

当初は11月21日の放送開始予定が、三原山が噴火したため特別番組に・・・・ちょっと唖然食らっちゃった部分はありました。
天変地異なので、仕方がない部分なのですが、
太陽が終わった・・・・ボスが去った・・・・PART2だ・・・え?第1話がドック主演?・・・・長さん復帰!・・・寺尾さんも楽しみ・・・奈良岡さんはどんな感じになるんだろう・・・・というより、これは夢なのではないか・・・・なんて、色々と頭の中が混雑した中で、オレンジ色の火柱が立つ映像は別な意味で衝撃でした。
と、一週空いて放送された本作、当初はしっかり1話を始めようと考えて、#5は長さんの復帰を主題にする構想だったようなのですが、『ジャングル』の放送や奈良岡さんの舞台スケジュールの関係でワンクールが限界となった段階で「何事も無かった」ようにスタートしたいう部分があったものと思います。
未だに、PART2は「視聴率が悪かったから打ち切られた」という事を仰る方がおられますが、ビデオリサーチでは平均14%ほど、太陽の視聴率が高めなニールセンが18%ほどと、当時の金曜日(裏番組やバブル前夜の花金ブームなど)のことを考えるといい数字を獲得しており、どちらかというと、続編というよりは特別編と捉えた方が良いと思います。
ただ、この「放送延期」で太陽のタイトルを挙げると何か起こるというジンクスが生まれてしまったのですが・・・(2001も)(^_^;)

さて肝心は1話ですが、オサムさんはあまり目立ちませんが、篁係長と番頭・長さんが良い心地なのと、何となくボスの縛りが無くなった部分で緩やかな感じになった一係の雰囲気、さらに特に何も変わらないドックの活躍と、「最終回」を迎えて仕切り直したとは思えない、気合的には緩やかな感じのスタートは少々拍子抜けしましたが、山さん殉職後の「ゲスト豪華時期」のようなちょっといつもの太陽とは趣をかえた部分が愉しめる作品かと思います。


4/20(金)
21:00~22:00
太陽にほえろ!PART2 HDリマスター版#2
ファミリー劇場HD(CS)
第2話(通算720話) 61.12.05 探偵物語 (オサム・ブルース)甲斐智枝美/森川正太 内田勝正

喜多は付き合いのある探偵・飯山の事務所にブルースと共に張り込みの為詰めていた。
張り込みのターゲットは宝石強盗犯の一人である平田の恋人・あゆみであった。
或る晩、そんな探偵事務所になんとあゆみが訪れ、平田を捜してほしいと依頼してきた。
それも、警察より先に見つけて逃がしてほしいという。
喜多は飯山になりすまし飄々としながらその依頼を引き受け、あゆみと共に平田を捜す事となる。
しかし、平田を狙っていたのは警察ではなかった。
宝石強盗一味も平田を捜していた・・・・喜多は平田を捜し出すと共に、強盗一味とも戦うこととなるが・・・・・。

前回、あまり目立たなかったオサムさんの主演編。
オサムさんのキャラクターが活かされた作品ですが、キャラクターの内面的には後の主演作の方が迫った形になっています。
しかし、ブルースとのコンビが心地よく、さらにオサムさん自身が太陽キャラクターの中では屈指の「無頼」者であることで、新鮮さが強調されている部分はあったかと思います。
軽快だけどシリアスな部分も内紛している、これもPART2らしい作品の一つだと思います。
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