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国東半島 川中不動

2014-08-05 | 大分県 国東半島
無明橋にたどり着く少し手前にある。天念寺前の川には不動明王が彫られている大きな岩があり、この周辺に点在する「磨崖仏」の一つとして知られている。

六郷満山の峰入り修行の寺院であった天念寺の前の長岩屋川の大岩に高さ3.23メートルの不動明王と2童子『制多迦(せいたか)童子 矜羯羅(こんがら)童子』 が彫られている。
水害防除の願いをこめて造られたと言われており、山あいの美しい小川に映る不動明王を見ていると、昔の人の信仰の強さを感じる。
天念寺は長岩屋山天念寺(ながいわやさんてんねんじ)といい、養老二年(718)に仁聞(にんもん)菩薩が開基したと伝えられる古刹。


長岩屋川の大岩に彫られている川中不動と奥は天念寺の講堂

左に天念寺講堂、右に身濯神社(みそそぎじんじゃ) がある。講堂は崖に埋め込まれるように建っている









中央の不動明王、左の制多迦(せいたか)童子、右の矜羯羅(こんがら)童子

石窟には数体の石仏が安置されている





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