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北海道と九州の風来旅とマイ道楽

マイ故郷の北海道観光旅と、毎年春にマイワイフ実家へ帰省ついでの九州観光旅と、マイ道楽「気ままなモクモク工房」のご案内!

風来旅in札幌 銘菓「白い恋人」のテーマパーク

2016-09-06 | 風来旅
札幌市西区宮の沢、小樽に向かってR5号線と高速道路の高架が交わる手前の道路沿いの大きな石造りの建物が目を引く
「白い恋人パーク」は、大きく分けて3つの施設で構成されている。
「白い恋人」の製造工場がある「チョコレートファクトリー」、その棟続きに中世イギリスの建築様式を取り入れた
メルヘンチックな「チュダーハウス」。「お菓子のショップとカフェがあるくらいかな?」と思って行くと、そのスケール
に驚く!銘菓の名を冠した「白い恋人パーク」がある。お菓子のおいしさと魅力を体感できる、エンターテインメント空間。




広いパーク中庭には美しいガーデンや、昔懐かしいおもちゃの展示室、パーク内のあちらこちらでは、一斉に時を刻む各種の
楽しいからくり時計、園内を走るSL弁慶号、などの多彩な施設が揃い、年齢を問わず楽しめる。








からくり時計たち
















斜塔を支える職人さん人形






職人さん人形のお尻が破れて、見えるパンツの❤がセクシー。


騒ぎを聞きつけて「シロクマ」が屋根から降りてきた??


さらに道路を挟んだ向かいには、札幌をホームグラウンドとするプロサッカーチーム「コンサドーレ札幌」専用のサッカー
練習場もある。


サッカー場を見渡せるレストラン「梟巣(おうるず)」があり、一押しメニューの「白いスープカレー」を味わえる。


久々の満足だった!

風来旅in札幌 怪しさMAXな博物館「レトロスペース・坂会館」

2016-09-02 | 風来旅
全国から珍スポットマニアが訪れる北海道の珍スポット!ありとあらゆるモノを収めた私設博物館が札幌にある。
この博物館を運営するのは坂栄養食品(株)という会社で、館長(坂栄養食品社長)が永年集めた数々の品を、社長の趣味
でやっているという。
展示品のジャンルは多岐にわたり、膨大なコレクション!展示物と棚で館内は迷路のような状態で、所狭しと日用品、骨董品、
人形、ポスター、雑誌、そして、ちょっとエロティックな下着まで。そのほとんどが、昭和の時代に一般家庭にあったモノ。
昔を知っている人にはノスタルジー、知らない人にはかえって新鮮……そんな気持ちで楽しめる空間。
怪しい雰囲気満載でちょっと入りづらいけど、訪れてみたらいろいろな思いに浸れる。
とにかく膨大なコレクションだ。この異空間を歴史的見地?と芸術的見地?で鑑賞した!



異空間の入口は、妖しいリサイクルショップの雰囲気??2階の窓にはあやしいマネキンが・・。


恐る恐る入ってみたら・・・デストロイヤーのマスクがお出迎え。懐かしいものが整然と並んでいる。










あの頃の雑誌も並ぶ


山口百恵ちゃんにも会えた








貴重なカメラもある


足踏みミシンやアイロンも。




戦争の頃に使っていたものや、懐かしいタバコも展示。






これだけ綺麗に保管されていたのがすごい! もう一度ゆっくりと見てみたいなぁ

場所はここ↓
●レトロスペース坂会館 札幌市西区二十四軒3条7-3−22 (011-632-5656)

風来旅in道東 納涼散策-4「別海~花咲港車石~愛冠岬へ」

2016-08-16 | 風来旅
尾岱沼から山回りで別海町を抜け、風蓮湖の横を走るR44から根室花咲に向かう。
花咲には小さな天然記念物「車石」が存在するので、一度見てみたかった。

春~秋の間はドライブ中に偶然、野や畑の中を歩く丹頂鶴の姿を目にすることがある。
タンチョウは、渡り鳥だと思われているが、一年中見られる動物なのだそうだ。知らなかったー!
中標津と別海町の境目あたりだと思うが、ラッキーにもお目にかかることができた。






別海町の小高い丘には野付牛が放牧中。人口約16,300人の町で、1キロ平方メートルあたりの
人口密度が約12人に対し、牛の数がその約7倍以上。町全体で約120,000頭とはビックリ!!


史跡「旧奥行臼駅逓所」
明治43年開設されたもので、昭和5年6月で廃止になるまで、当時の別海・西別・別当賀方面への分岐点にある
駅逓所として旅人に利用された。
鉄道など未発達なころ、開拓に欠かせない北海道独自の制度として旅人に宿や人馬を提供した施設とある。




花咲港近くにあり、荒波の太平洋に接する、最大で6mにもなる天然記念物「車石(ホィールストーン)」に到着。






駐車場WCも車石になってるゾ


道道最長路線。根室を起点に、太平洋沿いを浜中町を経由して釧路までの道道142号「北太平洋シーサイドライン」を
南下する。途中、霧の名所、霧多布岬(きりたっぷみさき)正式には湯沸岬といい,トッカリ(アザラシ)を見かける
ことからトッカリ岬とも呼ばれている。


琵琶瀬湾に浮かぶ、ムツゴロウ先生がいた嶮暮帰島。


歌でもおなじみの「愛冠岬」。地元の人は、吸い込まれそうな景色!という。








取れたての牡蠣がおいしい、「道の駅 厚岸味覚 ターミナルコンキリエ」前庭から厚岸湾




「お盆」休暇も終え日常復帰。ブログ上では納涼散策から我家に戻って、次の掲載プランを考えるとします。

風来旅in道東 納涼散策-3「この世の果て・・野付半島のトドワラ」

2016-08-12 | 風来旅
「この世の果て」と呼ばれる場所がある。立ち枯れした木々に荒涼とした湿地、さびしくも趣きある風景。
ここは野付半島という海に突き出たかぎ針状をした砂の半島。
全長約26kmの中に、砂浜、干潟、草原、湿原、森林といった多様な自然環境を見ることのできる場所。
中でも「トドワラ」という場所が「この世の果て」と呼ばれている。
侵食・風化でいつかはなくなってしまうかもしれない。
見たことのない人は、"跡地"になる前に、トドワラと ナラワラを見ておこう。


2006年5月に仕事のついでに陸路で、9月には夫婦で道東旅行の際に尾岱沼漁港から船で上陸した。
荒涼たる不思議空間に足を踏み入れた際の、涼しげでさびしげな画像。春と秋、季節によっての変化がある。
あれから10年経過した今は、風化が一段と進んでいるかもしれない。撮っておいてよかったかな?

■5月のトドワラ




















■9月、船からの上陸。この季節には大地に色がある。


途中にゴマフアザラシのコロニーを通過




朝もやの中にトドワラが薄っすらと見えてきた。


















半島付け根付近にはナラの木が同様に枯死してしまった林の地帯「ナラワラ」がある。トドワラとの違いは種類。
トドワラがトドマツなのに対し、ナラワラはミズナラ、 ナナカマド、ダケカンバ、エゾイタヤなど。立入りはできない。


ここから海に目を向けると水平線の向こうに国後島が霞んで見えた。

風来旅in道東 納涼散策-2「知床五湖・残雪の知床峠」

2016-08-09 | 風来旅
我が街札幌は、一気に夏が訪れ、やはり毎日30℃前後の暑い日が続いている。
北海道人にとっての30℃以上の真夏日は、本州の猛暑日に相当する厳しい気温だ。
予報では一週間ほど続きそうだが、老体にはチョット堪える。すぐにでも避暑?で知床辺りに飛んで
行きたいところだが、我慢して、「知床」の更に涼しそうな写真を選んで蔵出しして涼んでみよう。

知床には知床峠開通直後頃のGW他、過去に三回ほど行ったが、意とする場所になかなか行けないもの。
知床五湖は平成23年より地上遊歩道の利用方法が変わり、 安全に大自然を楽しめる「高架木道」と、
静かに奥深い自然に触れることのできる「地上遊歩道」と、好みに合わせて散策できる仕組みになった。
小生が最近訪れたときは「高架木道」が二湖まで完成していたが、今はどこまで延びたかな?


この案内板は世界遺産になる前に立っていた看板


原始林の中を地上遊歩道の木道を、熊に気を付けながら歩くと


視界が急に開けた。ここは「一湖」のほとり。


「高架木道」が出来る前の「二湖」


「高架木道」が完成後の「二湖」をほぼ同じ角度で




エゾ鹿も「高架木道」下や、繁みの中で涼んで一服中!




背後には半島を成す、残雪が美しい知床連山が見渡せる。






知床峠の除雪が終わって開通したばかりの、ある年のGW、雪がタップリ残り涼味満点の頂上に向かってみよう!


知床峠頂上から晴天時の羅臼岳


またある年、雲の中で羅臼岳が見えない・・・寒いくらいに涼味満点だった!





風来旅in道東 納涼散策-1「世界自然遺産 知床を海から」

2016-08-05 | 風来旅
札幌も連日の気温が30℃前後に急上昇。慣れない暑さに少しバテ気味のところ、せめて見た目だけでも涼しげな
涼味満点の画像で気分転換してみよう。
前回はいきなり斜里町に飛んだので、ついでに道東の冷涼な気候を求めて、数年前に訪れた際の知床大自然を堪能しよう。


斜里を離れ、知床半島に入り「ウトロ」に行く中間の処に、「日本の滝100選」にも選ばれた「オシンコシンの滝」が
国道右側に見える。


水流が2つに分かれていることから別名「双美の滝」。


滝の落下始点を涼しげにUPしてみた。(滝の左側から順)






ウトロのオロンコ岩・・先住民族「オロッコ族」から、この名がついた。ウトロ港近くにある、高さが60mもある巨岩。


ウトロ港から観光船「オーロラ2(冬は網走港から流氷観光船)」で、洋上からしか見れない知床見物と洒落込もう。


フレベの滝・・画面真ん中が滝。断崖の途中から滝状になって少量の水が流れ落ちていた。断崖に地下水が湧き出して
落ちる滝で水量が少ない涙のような滝なので、別名「乙女の涙。」






男の涙(湯の華の滝)


船からしか見れないカムイワッカの滝








カムイワッカ沖でUターン。


宇登呂漁港近くに切り立ったローソク岩がそびえていた。岩の形がゴジラのように見えることからゴジラ岩と呼ばれている。
残念ながら、ゴジラの真正面を撮ってしまった!ツアーバス車内から。

風来旅in道東 熱い「しれとこ斜里ねぷた」迫力版!

2016-08-02 | 風来旅
つい10日ほど前の7月22日(金)23日(土)「しれとこ斜里ねぷた」が盛大に開催された。
大小15基余りの扇ねぷたが町内の目抜き通り約2.5kmを練り歩く。 地上8mのねぷたも登場。
北海道の三大あんどんまつりのひとつ「斜里ねぷた」は、友好都市青森県弘前市との文化交流の
中から始まった知床最大級の祭りで、大小15基余りの扇ねぷたが町内の目抜き通り約2.5kmを練り
歩き、本場の「ヤーヤドー」のかけ声に、沿道に集まった見物客も圧倒される。北海道の短い夏を
ねぷたの迫力が熱く彩る。


今年は行けなかったが、数年前に見物した際の熱い「しれとこ斜里ねぷた」を迫力版で紹介しよう。
本場津軽には敵わないものの、雰囲気は大いに期待できると思う。
大迫力を表現したくて、ピクセルを少し大きくしてみた。また近年中には行かねば・・。






















ゴジラも登場!
















平成28年8月26日(金曜日)・27日(土曜日)に、石狩沼田で沼田町夜高あんどん祭りを開催。
山車、田楽、吊り行燈を組み合わせた高さ約7m、長さ約12m、幅3mの大行燈が2日わたって町を練り歩き、
およそその数は20台ほど。夜高行燈、吊り行燈の出来を競い合う夜高あんどんコンテストも同時に行われ、
夜には『喧嘩行燈』といって、夜高行燈同士をぶつけあい、相手の吊り行燈をつぶせば勝ちと言う戦いが
繰り広げられる。迫力がありそうだ!予定に入れてみようかナ。

風来旅in札幌近郊 絶景!海を眼下に「オーンズ春香山ゆり園」

2016-07-29 | 風来旅
花の便りがたくさん届く中、天気が良いので散歩を兼ねて、自宅から車で30分程の銭函にある、眼下に広がる青い海と、
斜面に咲き乱れる色とりどりのユリの花と、真っ青な空に飛行機雲と白い雲・・「オーンズ春香山ゆり園」に出向いた。
冬は、人工降雪機でゲレンデに降らせ道内で一番早くスキー場をオープンし、夏はゲレンデ一杯に213万輪のゆりの花を
咲かせて、空・海・ゆりの三重奏♪ 日本海を眺めながら道内最大級のゆり園!
近いので行く機会がなかったが、天候が良い午後、急に思い立ってデジカメ片手に行ってみた。
7/25月曜日の平日であり混雑もなく、ゆっくりと楽しめた。ラッキー!! 8/28迄営業とある。






スキーリフトでゲレンデ頂上へ


リフト終点と休憩所。「ゆりソフトクリーム」が美味かった。


頂上からの眺め。海をバックにゆりの花園が素晴らしい。




空の雲も加わると、なお素晴らしい絶景!(頂上休憩所から)


木立の向うに銭函海岸


石狩湾の向うは、増毛・暑寒別岳連山が見える。開放感がgoo!










中腹の休憩所で足の疲れを癒しながら・・下り坂はキツイ!太腿が笑ってる!!










無事に下山。★7月30日、8月6日、8月13日 ナイターゆり園も開催!

風来旅in札幌 「サイロが残る牧歌風景の残像 VoL2」

2016-07-25 | 風来旅
花菖蒲園の開園中のみ入場が可能な栗林石庭と呼ばれる庭園。限定開放の「八紘学園栗林記念館」

札幌ドームに程近いこの建物は、明治中期に吉田善太郎が広大な敷地を農場として切り拓き、アメリカから
牛を購入した記念に建てた洋館。昭和8(1933)年、農場敷地を八絋学園創設者である栗林元二郎が購入し、
農業専門学校を創設したとある。白い下見板張りの洋館と周囲を取り囲む樹木との調和が美しく、繊細で
モダンな印象を与えている。

この建物は栗林の自邸となった後、現在は栗林記念館として改修され、同氏蒐集の馬の彫塑品・美術品・民芸
などを展示してある。
故栗林元二郎氏が収集した巨大石・樹木が立ち並んでおり、そのスケールの大きさに驚嘆させられる。
建物内は未公開。


巨大石が並ぶ石庭。




珍しい大水晶石。高さ1.8m、周囲2.3m、重量1t。さりげなく庭先に置いてあるのにビックリ!


樹齢推定2,000年のイチイ(おんこ)の樹。




晩年は日本に誇れる石庭・オンコ巨木樹園造成実現に情熱を傾けていたが、昭和52年(1978年)82歳で
その生涯をこの地で終える。


広大な敷地内に建つ、歴史を感じる牧舎とサイロ


鶏舎入口に建つミニサイロ


同じ地域に残る旧伊藤牧場サイロ




月寒東旧黒沢牧場


花菖蒲園に隣接して、老舗「ツキサップ じんぎすかんクラブ」があり、通年で美味しい北海道名物が食べられる。

風来旅in札幌 「サイロが残る牧歌風景の残像 VoL1」

2016-07-22 | 風来旅
「花菖蒲園」への途中に建っている八絋学園農業専門学校の牛舎や、今でも現役で活躍中のサイロを
見て、何とも旅情豊かな「ザ・北海道」が、市内や近郊にもまだまだ牧歌風景の残像が残っている。


八紘学園栗林記念館と同じく、八絋学園内にあるこの畜舎とサイロは明治後期に建てられ、サイロは
昭和18年頃に一度改築され現在の姿になったと伝えられている。



時を重ねた札幌軟石の趣ある姿に、トタン屋根の赤が彩りを添えており、背景となる樹木のみどりが
牧場風景をさらに引き立てている。周囲が住宅街へと変わる中で、広大な牧場が開かれていた時代
からの時の流れを感じさせ、地域のシンボルとして親しまれている。

元は吉田牧場の畜舎とサイロで、札幌軟石積みの躯体に赤い鉄板葺きの屋根が、牧場の緑の中に映える
いかにも北海道!という、牧歌的で美しい風景。札幌景観資産の木造平屋建ての畜舎と石造りのサイロ。
せっかくの機会、ひと回りしてみよう。










すぐ近くの敷地内には、ドストエフスキー原作の「白痴」を黒沢明監督が札幌を舞台に撮影したロケ地が
あり、昭和26(1951)年に公開されたそうだ。映画の中で登場する森雅之演じる主人公と彼に心惹かれる
女性、久我美子が雪の中の牧場に立つシーンが、ここ八紘学園の、この路とか。




次回も、もう少しこの辺りを散歩してみよう。