狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

【速報】敗訴に怯える沖縄タイムス、違法確認訴訟

2016-08-19 07:20:42 | 普天間移設

 

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≪那覇市は政教分離(憲法)に違反している≫

日時:8月21日(日)開場:13時30分 開演:14時 閉会:16時

演題:儒教とな何だシリーズ 儒教と葬儀

会場:浦添市産業振興センター結の街3階大研修室(国立劇場向い)

会費:500円

主催:住みよい那覇市をつくる会(那覇市住民訴訟孔子廟訴訟原告)
お問い合わせ:090‐9780‐7272 ニシコリまで

私共は、平成26年5月に当時の那覇市の市長(現沖縄県知事の翁長雄志氏)が市民の憩いの場所であるべき公園(整備に13億円)を公益性の乏しい民間団体に無償で提供した事は、首長の裁量権を著しく逸脱し、市民に多大な損害を与えたとして、住民訴訟を提訴し、今日まで9回に及ぶ口頭弁論を闘って参りました。9月6日には証人尋問、年内には判決を迎えようとしています。 そこで、もう一度、市民や県民の皆様と本訴訟の最大の争点である儒教と政教分離について国内で最も詳しい加地伸行先生を講師にお招きし、以下の通り、講演会を行います。お盆明けで、ご多忙とは存じますが、多くの皆様の参加をお待ち申しあげております。

                     ★

【速報】

【追記】17:55

 

RBCテレビ 2016/08/19 19:16 基地問題 政治・経済 最新ニュース

 

辺野古めぐる違法確認訴訟が結審

 辺野古の埋め立て承認の取り消しをめぐり国が県を訴えた違法確認訴訟が19日開かれ、翁長知事への尋問が行われた後、結審しました。判決は来月16日に言い渡されます。

 「精神誠意、力づよく皆様方の顔を浮かべながらがんばって参りますのでよろしくお願いいたします」(事前集会であいさつする翁長知事)
 この裁判は翁長知事による辺野古の埋め立て承認の取り消し処分を取り下げるよう求めた是正指示に対し県が従わないことは違法だとして国が県を訴えているものです。
 19日開かれた2回目の口頭弁論では県側と国側が翁長知事への尋問を行いました。
 この中で翁長知事は3月の代執行訴訟の和解後、国地方係争処理委員会の決定にもとづき県が求めた話し合いでの解決に国が応じず訴訟に踏み切ったことを批判しました。
 その上で、「日本の地方自治と民主主義のあり方が問われている。オールジャパンで最善の道を探すことが重要だ」と指摘しました。
 国側の弁護士は和解後も政府と県の協議会が開かれるなど話し合いは行われていると指摘しましたが、翁長知事は「アリバイづくりではなく、実質的な協議をすべきだ」と反論しました。
 さらに翁長知事は県敗訴の判決が出た場合の対応について「最高裁の確定判決には従う」と述べ、埋め立て承認取り消し処分を自ら取り消す考えをあらためて示しました。
 裁判は19日で結審し、判決は来月16日、午後2時に言い渡されます。
 これまでの裁判では翁長知事の承認取り消しの是非をめぐって県と国の主張が真っ向から対立していて、裁判所の判断が注目されます。

 

 

今日、違法確認訴訟が結審する。

違法確認訴訟を正確に言うとこうなる。

「辺野古移設に伴う埋め立て承認取り消し処分を取り下げないのは違法として、石井啓一国土交通相が翁長雄志知事を相手に起した違法確認訴訟」

そして来月16日は判決の日。

とりあえず本日の沖縄タイムスから基地関連の見出しを抜粋・紹介する。

■一面下段

倉庫群移設受け入れへ

沖縄市長 牧港から知花地区へ

■二面トップ

知事違法性なし主張へ

違法確認訴訟 きょう本人尋問

国側反対尋問

■第二社会面トップ

短期間の審理疑問

違法確認訴訟 県側証人の思い

国の手続き非常識 宮城邦治さん 県環境評価審査会長

騒音 子への影響大 渡嘉敷健さん 琉球大学准教授

沖縄駐留必要なし 我部政明さん 琉球大学教授

不利な判決に警戒

県側代理人

敗訴の予感に怯える沖縄タイムスは、証人申請を却下されたおなじみの御用識者を登場させ、「短期間の審理 疑問」などと裁判自体にいちゃもんをつけている。

負け犬の遠吠えの感の見出しだが、実際は「恋の予感」ならぬ「敗訴の予感」に臆病犬が遠吠えしている構図だ。

県は「短期間の審議」に疑問を呈しているが、これは行政訴訟の主旨であり、裁判長が国の要請に肩入れしたわけではない。

今回のような行政訴訟の場合、個人の訴訟と異なり、多くの国民・県民が裁判の影響を受ける。

つまり判決が公共の利益・不利益に大きく影響する。

公共の利益・不利益を最小にするため、できるだけ迅速な審議が要求される。 短期間の判決だ。 今回の違法確認訴訟はいわば代執行訴訟の延長戦のようなものなので、代執行訴訟で審議が尽くされた争点を省略し迅速な判決に向かうのが裁判長の判断であり、行政訴訟の本来の主旨でもある。

したがって個人の訴訟の場合の三審制を二審制に短縮、提訴から15日以内に口頭弁論が実行される手際の良さだ。

迅速性を要求する口頭弁論で、時間稼ぎを目論む翁長知事が申請した似非識者の長演説など聞く時間などない。

これがが裁判長の本音ではないか。

ここで裁判長に却下された似非識者の負け惜しみを紹介する暇はないので、省略する。

明日の紙面で沖縄タイムスがどのような泣き言を言うか楽しみである。

 東子さんの関連コメント。

 一般の裁判は刑事民事ともに三審制。
だが一部、行政裁判には、二審制のものがある。
違法確認訴訟は、二審制。
そのこころは、放置される(不作為)だけで不利益なのに、放置される(不作為)ことに不服を持って訴訟を起こしているのだから、早く救済(結論を出す)だ。

「速やか」が求められる違法確認訴訟で、審議を引き延ばそうとする翁長知事。
勝たなくても引き延ばせたなら勝利とするサヨクの一番嫌う「速やか」「迅速」をキーワードに進む違法確認訴訟。

【おまけ】

くるさりんどー山城氏の困った顔が見ものだ。

「高江に交付金を」東村、自民県議団に要請 着陸帯建設巡り

 

 【東】東村の伊集盛久村長は17日、米軍北部訓練場の新たなヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の運用で地元が受けている騒音被害への補償として高江区への交付金制度の創設を自民党県議団に文書で要請した。飛行ルートの変更や早朝・夜間の飛行中止なども求めた。村がヘリパッド建設に伴い交付金を求めるのは初めて。県議団は村の要請を受け、週明けにも東京を訪れ自民党本部と政府にも交付金制度創設を要請する。

 自民党県議団への要請は村役場で非公開で行われた。伊集村長は要請書の中で、2015年に運用が始まったN4地区のヘリパッドは集落に近く、低空による離着陸訓練が繰り返されていると指摘した。その上で早朝や夜間訓練が増加し騒音による地域住民への不安や負担が増大していると訴えた。
 伊集村長は交付金制度のほか(1)早朝・夜間訓練を行わないこと(2)住宅地や学校上空を飛行しないこと(3)飛行ルートの変更(4)騒音測定器の追加整備-も求めた。
 役場での要請には高江区の仲嶺久美子区長も同席し、騒音の現状を県議団に説明した。
 伊集村長はヘリパッド建設容認の立場。区はこれまで建設の反対決議を2度、全会一致で可決している。交付金の要請は伊集村長が行い、仲嶺区長は区として要請しなかった。
 村には、米軍北部訓練場があることで国からの交付金はあるが、ヘリパッド建設に関する補償金についてはこれまで議論されていなかった。
(阪口彩子)

 

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コメント (14)

往生際の悪い翁長知事、国主張は「論理の飛躍」 

2016-08-18 12:05:30 | 普天間移設

 

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16日、県は19日に行われる違法確認訴訟の結審に向けて2回目の釈明書を提出した。

県は10日、違法確認訴訟にかかわる釈明書と準備書面をすでに提出済みである。

県が結審を目前にして立て続けに2度も釈明書を提出する理由は何か。

結審を目前に、座して死(敗訴)を待つより、何か釈明をしておかなければ落ち着かないからだろう。(笑)

今回の違法確認訴訟で、すべて原告(国)側の思惑通りに進展しているからだ。

国は上申書で、代執行訴訟で審議が尽くされた争点は省略し、迅速な訴訟の進行を要請した。

ところが、県は代執行訴訟と違法確認訴訟はまったく別の訴訟ゆえ、一から争点を審議すべきと主張した。

結局、多身谷裁判長の意見も、原告側の主張と同じで迅速な訴訟の進行を採用し、その結果が19日の結審と9月16日にの判決である。

県が10日に提出した釈明書について、沖縄タイムスは次のように報じている。

 5日に開かれた第一回口頭弁論では、国の是正指示に従がわず「不作為」として違法とみなされる期間をどの程度なのか、議論がわかれた。 釈明書で県側は、是正指示が届いた翌日から数えて1週間を、是正指示に掛かる措置をとるために相当な期間と主張する国に対し法で定められた期間ではなく相当性もないと反論。 「本件における相当の期間は、国と県が真摯に協議し相互の了解が得られるに十分な期間だ」と答えた。 

また承認の取り消しと「撤回」の区別について今回の承認取り消しは埋め立て承認に原始的な瑕疵があると判断して行ったもので、承認後に事情が生じて行う「撤回」とは異なると回答した。第一回口頭弁論で、多身谷裁判長は必要な書面を10日までに提出するよう求めていた

国は、県が係争処理委の判断を不服として和解条項に従がって提訴すべきだが提訴せずを「不作為」とした。 

県は、国が違法確認訴訟を提訴したとき県が提訴するために猶予期間を一週間としたが、これは国が一方的に決めたもので「相当の期間」といえない。 県が主張する「相当に期間」とは「県が真摯に協議し相互の了解が得られるに十分な期間」とのこと。

そもそも、国と県は昨年の8月以来何度も協議を繰り返した。 だが、すべてが平行線に終わり、やむなく係争処理委や法廷に持ち込んだことは自然の流れである。

それをいまさら「県が真摯に協議し相互の了解が得られるに十分な期間」などとまだるっこしいこと言うようでは、県が引き伸ばし作戦を目論んでいることは誰の目にも明らかだ。

第一回目の釈明書で引き伸ばし作戦を暴露した県は二回目の釈明書で一体何を言いたいのか。

往生際が悪いよ、翁長さん。

 

<辺野古訴訟>国主張は「論理の飛躍」 県が釈明書


沖縄タイムス 2016年8月17日 15:11


普天間移設問題・辺野古新基地

 名護市辺野古の新基地建設で石井啓一国土交通相が、埋め立て承認取り消しの撤回を求めた是正指示に従わないのは違法として翁長雄志知事を相手に起こした違法確認訴訟で、県は16日、福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎裁判長)に釈明書を再提出した。
 埋め立ての必要性を巡り、国の主張に「論理の飛躍がある」とした準備書面など、県側がこれまで陳述してきた内容を引用して回答している。

 国が違法確認訴訟の訴状で埋め立ての必要性などを巡り県の主張へ疑問を呈しているのに対し、県は釈明書で「原告の訴状で示されているのは、代執行訴訟で県側が示した主張の整理であり、今回の訴訟と関係がない」などと指摘。その上で「訴訟における被告(県)の主張は被告が設定するものであり、原告(国)が被告の主張を設定するものではない」と反論している。

 次回弁論は19日の予定。翁長知事の本人尋問をして結審する

                              ☆

>国が違法確認訴訟の訴状で埋め立ての必要性などを巡り県の主張へ疑問を呈しているのに対し、県は釈明書で「原告の訴状で示されているのは、代執行訴訟で県側が示した主張の整理であり、今回の訴訟と関係がない」などと指摘。

>その上で「訴訟における被告(県)の主張は被告が設定するものであり、原告(国)が被告の主張を設定するものではない」と反論している。

代執行訴訟、違法確認訴訟のどちらも主なる争点は「仲井真前知事の埋め立て承認」と「翁長知事の埋め立て取り消し」のどちらが適法で、どちらが違法かの一点である。

ならば翁長知事は自分で選任した「第三者委員会」が出した「(埋め立て承認に)瑕疵がある」という証拠を突きつけて仲井真前知事の違法性を証明すれば、裁判は県側の勝訴で終結する。

国が最大の争点である仲井真前知事の埋め立て承認を審議するのに「論理の飛躍」とか、今回の訴訟には関係ない、と主張するのは、鉄壁の仲井真氏の埋め立て承認を打ち崩すのは不可能と考える争点隠しである。

従がって5日の第一回口頭弁論でも、翁長知事は「仲井真前知事の埋め立て承認」に審議が遡ることを避け、自分が下した「埋め立て取り消し」のみに争点を絞るよう固執した。 

似非識者たちの「第三者委員会」が主張する「瑕疵あり」では、仲井真前知事の「覊束裁量 」を覆すことは出来ないと判断したからだ。

何度でも言おう。

代執行訴訟と違法確認訴訟は原告・被告及びそれぞれの弁護団も同じなら裁判長も同じ。 しかも争点は仲井真前知事の「埋め立て承認」と翁長知事の「取り消し」のどちらが適法なのか、の一点に集約できる。

そういえば一時新聞を賑わした(埋め立て承認に)「法的瑕疵あり」は最近聞かなくなった。

翁長知事のにわか仕込みの「第三者委員会」の胡散臭い「瑕疵」などで、違法性が証明できないことは翁長自身が百も承知のことである。

翁長知事が、いくら「論理の飛躍」などと叫んで、のらりくらりと延命を企てても来月16日には捌(さば)かれて蒲焼になる運命だ。

 

【おまけ】

東子さんのコメント。

「<辺野古訴訟>国主張は「論理の飛躍」 県が釈明書 2016年8月17日 15:11」
普天間移設問題・辺野古新基地
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/57899

>県は釈明書で「原告の訴状で示されているのは、代執行訴訟で県側が示した主張の整理であり、今回の訴訟と関係がない」などと指摘。

「論理の飛躍=主張の整理に誤りがある」と言っていない。
「論理の飛躍=違法確認訴訟には、関係ない」と言っている。

ということは、代執行訴訟で県側が示した主張は、確認訴訟で使わないことかと思ったら、県で設定する↓と。


>「訴訟における被告(県)の主張は被告が設定するものであり、原告(国)が被告の主張を設定するものではない」と反論している。

代執行訴訟の法に関係ないことも「感情」に訴えようと、何もかもぶち込んで総力を上げて国をぶちのめそうとしたから、代執行訴訟に挙げなかった主張って、あるんですかねぇ?
無ければ、「被告(県)の主張」は、「代執行訴訟で県側が示した主張の整理」になり、結局、原告(国)の訴状に示されているのと同じになる←お笑い

 

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コメント (16)

吉永小百合、姜尚中の大バカ対談、シールズ、共産党と朝日が仕掛けバカ騒ぎ、15日解散 

2016-08-18 00:58:08 | 未分類

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加地伸行先生講演会のお知らせ

 

日時:8月21日(日)開場:13時30分 開演:14時 閉会:16時

 

会場:浦添市産業振興センター結の街3階大研修室(国立劇場向い)

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            ☆


シールズ 15日解散 政治に斬新な表現、若者の共感呼ぶ(8/13毎日)

 戦後71回目の終戦の日となる8月15日、安全保障関連法の廃案などを訴えてきた学生たちのグループ「SEALDs(シールズ)」が解散する。先月の参院選で改憲勢力が伸長し、憲法改正の発議が現実味を帯びている。それでもシールズは結成から1年3カ月、既成の政党や運動体にはない斬新な表現や活動のスタイルで政治を揺さぶり、若い世代の存在感を示してきた。【山崎征克、平川哲也】


 いやいや、少なくとも私の回りの若い子達(高校生)の間では、SEALDsは嘲笑か侮蔑の対象でしかなかったのだが……まぁ共感を覚える子達もいるんだろうが、それが多数派だったら「10代、20代の子達が最も自民党に投票」なんて状況にはなっていないだろう。

 

                                                                  ☆

SEALDs琉球は活動継続「SNSで沖縄を発信」

 

                                   

 awarenessxx:  “...

awarenessxx:

【サヨクが発狂】

長谷川豊アナが、SEALDs解散について、

日本共産党と、朝日新聞が仕掛けた、バカバカしい扇動=プロパガンダが終了

正義の見方

2016年08月16日

http://www.honmotakeshi.com/archives/49320798.html

共産党と朝日グループが仕掛けたバカバカしい若者扇動騒動が終わりました。 


あ、新聞などで言われてる表現の方が分かりやすいです?じゃあ「SEALDs騒動」で。
アホらしい。カッコつけてそういう表現をするのも私はあまり好きではありません。

繰り返しますけれど、「共産・民進党と朝日グループが仕掛けたバカバカしい若者扇動騒動」
が一番正確で分かりやすい表現だと思います。もしくは「サヨクバカ騒ぎ騒動」でもいいけど。

若者たちには罪はないと思うんですよね。若者たちに知識がなく、大人に利用されるのは世の常。
とは言え、見ていて気持ちのいいものではありませんでした。

数の論理で、国会で成立することが確実だった「安保関連法案」。
朝日や毎日・東京といったサヨクメディアは、久しぶりに「部数の稼げる騒動」だと判断したのでしょう。
同じメディアにいる人間として、彼らの考えは手に取るように分かります。

日本人は「戦争」が大好き。
え?何言ってるのかって?正確に言いますとね…「戦争だ~」「戦争が始まる(かも知れない)ぞ~~」
と叫んどけば、テレビは視聴率を稼げますし、新聞は売れるんです。
最近の新聞の売り上げ、テレビの視聴率、皆さんもご存知の通りです。要は「数字を持ってるネタ」だったわけで。
安倍政権の邪魔さえしていれば、ビジョンなんて何もなくても構わない共産党と利害が一致しました。

「ネタ」には「顔」が必要です。
これも我らメディアの人間には常識。出来れば「テレビ画面映えのする顔」が必要です。
奥田君らは顔もイケてるし、画面映えとしては最高の主人公でした。

何度も言っていることですが、世界的に見ると「絶望的にメディアリテラシーがない」日本人。
あっと言う間に朝日新聞と「報道ステーション」・「ニュース23」辺りの視聴率作戦に乗せられるだけ乗せられました。

挙句に解散会見までさせて「また路上や駅前で活動していく!」「すべてを出し切り、すっからかんです!」ときたものです

シールズの活動に夢中になった若者のみんな。今は無理でもいつかでいい。気づくんだ。出来れば早く。
君らは「利用されただけだ」という事実に。

大人の世界の「数字稼ぎ」のために利用されたという事実に。共産党の票稼ぎに。
朝日新聞や報道ステーションの部数と視聴率稼ぎに。

よく覚えておけ。政治活動は「路上」でするものじゃない。そんな時代じゃない。
やっても悪くはないけれど、基本的にはもっと開かれたところで堂々とすることです。そして「選挙」という手段で選んでもらってナンボなのです。
金をもらって動員されている共産党員と叫び声をあげても、そんなもので政治なんてものは動きません。
それで動くようになったら即時戦争が起きる。そんな未熟な政治システムは日本は採用していないのです。

「すべてを出し切った」?君らの年齢ごときですべてを出し切ることは不可能。出し切ったと勘違いしているに過ぎない。
悪い大人たちにダマされて勘違いすることは若いうちは誰にでもある話だけれど、早く多くのお友達と飲みに行って遊びに行って、普通の生活に戻りなさい。
少なくとも、今まで君らの周りにいた大人たちとは、いったん距離を置きな。その方がきっといいよ。

まぁ、若者たちを利用することは、多くの大人がやってることですけれど、アホらしい。自分に自信のない大人の行動です。
本当に自分に信念と自信を持っている人間は黙って行動しています。理解してくれる若者は必ずいると分かっているからです。

共産党と朝日グループが仕掛けたバカバカしい若者扇動騒動が終わりました。
文句を言ってりゃ満足する、レッテル貼りをして、不安をあおっていれば満足する下らない大人たちが見抜かれた騒動が終わりました。

大人たちも早く気付け!もう、こんなもんでダマせる時代じゃないんだって!
本物しか残れない、全部ばれる時代なんだよ。
ネットが変えた「情報革命」とは、そういう大変革なのです。


http://blogos.com/article/187173/ 

3: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2016/08/16(火)

>>1

いいぞ長谷川!

もっと馬鹿にしてやれ

188: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2016/08/16(火)

>>1

容赦ねーなw

2: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2016/08/16(火)

ズバリ言いすぎだろw

(windsockから)

posted 1時間前

                                          ☆

 

【追記】

23:20

平和ボケはなぜ宗教になったのか

 

image

吉永小百合氏は中立な優等生のようにみえるが、意外に政治的だ。もう70歳を超える世代としては当然だが、姜尚中氏との対談は彼らの非論理性を端的に示していておもしろい。
「『憲法9条を守ってほしい』と友人に言ったら『よその国が攻めてきたらどうするのか』と言われて、言葉に詰まってしまいました。なんと返せばよかったのでしょうか」って。姜先生は、「あの天文学的な軍事力を持っているアメリカでも、9.11のテロを防げなかった。だから日本も、アメリカ以上の軍事力を持たないと、武力で抑止するのはむずかしいし、それは不可能。憲法9条を持っていることのほうが、より安全を守れるんですよ」と答えてくださったんです。
よその国が攻めてきたらどうするのか」という問いに対して「憲法9条を持っていれば安全を守れる」というのは、答になっていない。戦争もテロも暴力だが、憲法は法律にすぎない。法律で暴力を止めることができるのは、双方がその法律を守る国内だけであり、中国や北朝鮮に日本国憲法は適用できないからだ。

こんなことは自明だが、なぜこういう宗教的な平和ボケが戦後70年も続いているのかは自明ではない。

続きは8月22日(月)朝7時に配信する池田信夫ブログマガジンでどうぞ。
 
                                                ☆
よその国が攻めてきたらどうするのか」という問いに対して「憲法9条を持っていれば安全を守れる」というのは、答になっていない。
 
>戦争もテロも暴力だが、憲法は法律にすぎない。
 
>法律で暴力を止めることができるのは、双方がその法律を守る国内だけであり、中国や北朝鮮に日本国憲法は適用できないからだ
 
 
姜尚中さん、国際仲裁裁判所の判決を紙くずと嘯く中国が日本国憲法を守るととでも思っているのだろうか。
 
この論理を吉永小百合氏が理解できるだろうか。
 
ウーン、利口ぶるバカを説得するのは難しい。
 
吉永小百合、姜尚中両氏のツーショットも気持ち悪いが、これに鳥越俊太郎氏が加わったスリーショットは完璧な「三バカトリオ」だ。
 
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コメント (10)

琉球新報の間抜けな社説!

2016-08-17 07:05:18 | マスコミ批判

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加地伸行先生講演会のお知らせ

 

日時:8月21日(日)開場:13時30分 開演:14時 閉会:16時

 

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            ☆

 

15隻の中国公船が約300隻の中国漁船と徒党を組んで尖閣近海で挑発行為を続けている。

八重山日報は、連日一面トップで大きく報じ危機感を表明している。

これに対し沖縄2紙は共同通信の丸投げ記事でアリバイ報道する程度で、相変わらずに平和ボケを晒している。

それどころか琉球新報は、終戦記念日の社説で。中国の宣戦布告とも取れる挑発行為を、次のような間抜けな表現で中国擁護に懸命である。

「中国などの挑発的にも見える行動の真意を読み取り、粘り強い外交対話で解決を目指すべきだ。」(<社説>終戦71年 平和への構想力磨き直そう 2016年8月15日 )

中国の脅威に対してお決まりの「外交対話で解決」には今更特に驚かないが、驚くのは次の文言だ。

「挑発的にも見える行動」だ。

国語読解力のテストをしたら、「挑発ではないかも知れないが、見方によっては挑発的にも見える」となる。

琉球新報の記者は、一体何処に目がついているのだ。

一目瞭然、挑発行為そのものではないか。

他国の領海すれすれに300隻以上の船団で侵犯し、海保の「退去せよ」の通告に対し「ここは中国の領海である」などと嘯き、管轄権の行使をするなどは、わが国に対する挑発そのものではないか。

それを「挑発的にも見える行動」とは、どんな「真意を読み取れ」というのだ。

琉球新報のような能テンキなメディアがデタラメな論を撒き散らすことに我慢できなくなったのか、海保が中国の挑発行為の動画を公開した。

百聞は一見にしかずという。これが挑発行為でないとしたら、一体何を読み取るつもりなのか、琉球新報さん。

本件については8月16日放映のチャンネル桜「沖縄の声」で取り上げているので併せてご視聴戴ければ幸いである。

 

 

https://www.youtube.com/channel/UCW_eamTK7ShhLfu1SZMqsIg

以下は、相も変らぬ共同丸投げの沖縄タイムス記事である。

 

共同通信 ニュース

コメント (13)

吉永小百合が戦闘宣言!「9条は変えさせない!」

2016-08-16 07:33:53 | 未分類

 

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利巧ぶったバカほど始末におえないものはない。

物知りを売り物にしたが、バカ丸出しで晩節を汚した鳥越俊太郎氏が、「ペンの力はダメだが、落選したのは週刊誌のせい」などと、落選してもなお恥を晒している。

「⇒ペンの力って今、ダメじゃん。だから選挙で訴えた」鳥越俊太郎氏、惨敗の都知事選を振り返る【独占インタビュー】( Huffington Post 8月11日)

利巧ぶったバカでは鳥越氏に負けるとも劣らない吉永小百合氏が、ついに晩節を汚す第一歩を踏み出した。

「戦争反対を言えない空気」に危機感を感じ、「憲法九条を守る」ための先頭宣言だとのこと・・・。

いくらバカでも、これは酷い。

去年の国会前で「戦争反対!」「戦争法反対!」「徴兵制反対」などと騒いでいたバカ騒ぎは一体なんだったというのだ。
また辺野古や高江では、安倍首相に罵詈雑言の嵐ではないか。


言いたい放題言ってるくせに何が「物言えぬ雰囲気」なのか、ご本人に聞いてみたい。

吉永小百合氏については以前から「原爆反対の詩」朗読などで、サヨクに取り込まれ「8条教」のシンボルに祭り上げられるのを危ぐしていた。

それが戦闘宣言だと・・・。

どうせシンボルになるならもっと説得力のある主張を準備してからなってほしかった。

言い放題の昨今の状況で、「物言えぬ雰囲気」などと寝言を言うようでは、長年のサユリストも白けてしまうのではないか。

安保法案のことを「戦争法案」と罵るだけでは飽き足りず、提訴する女性団体もいるくらいだ。

 

安保関連法に反対の女性100人余が国を提訴 NHK-10 時間前

 

小百合さんも、提訴の原告になる自由はある。

晩節を汚す女版「鳥越」の登場である!

リテラ > 芸能・エンタメ > 俳優 > 吉永小百合が「9条は変えさせない」

吉永小百合が「戦争反対を言えない空気」に危機感を表明し「憲法9条は絶対に変えさせない」と戦闘宣言

2016.08.15
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TBSラジオ『今晩は吉永小百合です』公式サイトより


 日本を代表する女優・吉永小百合が、71度目の終戦記念日を直前に控えて、反戦と平和、そして憲法9条への想いを続けて発言し、話題になっている。

 たとえば8月7日放映の冠ラジオ番組『今晩は 吉永小百合です』(TBSラジオ)では、ゲストに昨年の安保法批判で『NEWS23』(TBS)を降板させられた岸井格成氏を迎えて改憲問題に言及。岸井氏が“先の戦争の反省の象徴こそが憲法9条だ”と、改憲により戦前に逆戻りする危機感を募らせると、吉永もまた「憲法9条はバイブルのように大切なもの。絶対に変えさせるわけにはいきません」と護憲への強い意思を語った。

 だが、最近の吉永が最も危惧しているのは、その「護憲」「反戦平和」を口にすることすら難しくなっているという、時代の空気感だ。現在発売中の「女性自身」(光文社)8月23・30日合併号に、吉永と政治思想学者・姜尚中氏の対談が掲載されている。タイトルは「みんな、声をあげて! 命が押し潰される前に」。冒頭、吉永は自身のこんな体験を語っている

「私は若いころ、母に『なぜ戦争は起こったの? 反対はできなかったの?』と質問したことがあるのです。
 そしたら母は、ひと言『言えなかったのよ……』って。言えないってどういうことなんだろうと、その時には理解できなかった。けれど最近、母の言っていた意味がわかります。今の世の中を見ていると息苦しい感じがして」

 たしかに、吉永の言う「世の中の息苦しい感じ」は、確実に戦前のそれを彷彿とさせるものだ。それは、吉永が身を置く表現芸術の世界にも浸透している。この8月、東京・東池袋の新文芸坐では「反戦・反核映画祭」と題して、21日までの期間中、戦争や原爆の実態を描いた日本映画約30本を上映するが、劇場支配人はマスコミの取材に対し「反戦・反核という言葉を使うことにも勇気がいるような、嫌なムードになってきています」と語っている(中日新聞7月19日付)。

「反戦・反核映画祭」では、7日に吉永の出演作『愛と死の記録』と『母と暮せば』の2本も上映された。1966年公開の『愛と死の記録』は、幼いころに被爆し、その後原爆症を発病して絶望した男性と、彼を励ます女性との悲愛を描いた映画だ。

 こうした原爆をテーマとする作品を上映することすら「勇気がいる」と言われる状況について、吉永は前述の姜尚中氏との対談で支配人の談話を紹介しながら「そんな時代になったのか、と改めてショックでした」と心境を吐露。姜尚中氏も「政治や平和を口にする人は、特別な主義主張を持った人ではないかと思われてしまう。言論の自由があるのに、政府に反対の意志を示すようなことを言ってはいけないのではないかと」と応えている。

 まさに2人の言う通りだろう。いま、日本が確実に“自由に平和への気持ちすら出せない国”になっているのは事実だ。一昨日、本サイトでもお伝えしたように、長崎の平和祈念式典では参列席から「改憲反対」と声を上げた男性が警察に連行された。ほかにも、昨年頃から「憲法9条」と記されたTシャツやバッジを着用しているだけで警察から詰問されたり、公共空間から排除されるなど、まるで治安維持法や特高警察が幅をきかせる戦前のような“事件”が連続して起きている。

 そして、この空気を作り出しているのは、間違いなく安倍政権だ。たとえば先月、自民党はホームページ上に「学校教育における政治的中立性についての実態調査」なる“密告フォーム”を設け、教員が「子供たちを戦争に送るな」と生徒たちに言うことを“偏向教育”とし、取り締まりに動いた。自民党はこの“密告フォーム”に寄せられた情報を警察当局に提供する考えまで示している。

 つまり、安倍政権は、教員が平和を訴えるという当たり前のことすら、警察ぐるみで糾弾しはじめたのだ。

 さらに最近では、奈良県奈良市で毎年開かれる「平和のための奈良市戦争展」に対し、市側が例年行ってきた「後援」を取り消すという事態も起きている。その理由は「米軍『NO』などと記した挿絵があり教育的中立性が順守されない」という信じがたいもの。沖縄の在日米軍問題は、先の戦争の経験と直結する日本の歴史問題だ。それが「教育的中立性」の名のもと“偏向”とされるのも、明らかに安倍政権による教育統制の影響が大きい。

しかも深刻なのは、こうした政府与党や自治体が主導する“反戦平和への締め付け”に、少なからぬ国民が同調していることだ。たとえば、芸能人やアーティストなどの著名人が少しでも政治的発言、とりわけ安倍政権を批判しようものなら、ネットですぐさま炎上騒動が巻き起こり、血祭りにあげられる。それは、真摯に反戦平和を訴えている吉永が、ネット上では“在日”“反日女優”“売国芸能人”などという大バッシングに晒されるほどだ。

 しかし、吉永はこうした状況に怯まない。むしろ、反戦や平和、護憲を言いづらくする圧力があるからこそ、みんなで声をあげる必要性を訴えるのだ。

 7日、新文芸坐で行われたトークイベントで、吉永はこのように語っている。

「私がいくつまで元気でいられるか分かりませんけれど、80歳になったときには戦後80年、90になったら戦後90年、100歳になったら戦後100年と、“戦後”が続いてほしい。そのためには、私たちが『戦争は、嫌だ!!』としっかり言わないといけない。そう思っている方たちは声に出して!と願っています」

 1945年生まれの吉永が、自身の年齢と重ね合わせて“戦後”という歳月を強調するのは、おそらく「戦後レジームからの脱却」を目指す安倍首相へのアンチテーゼだろう。そして、誰もが知る大女優である吉永が目線を下げずに「私たちが」と呼びかけるのは、「改憲してもさすがに戦争はしないだろう」とタカをくくっている多くの国民に対して、真剣に訴えかけているからに他ならない。

 自民党の改憲草案が目論むように、自衛隊が「国防軍」となれば、この国は戦後、初めての戦死者を出す。もちろん、人も殺す。だからこそ、吉永の言うように“私たち”みなが連帯して「戦争は嫌だ!!」と叫び続ける必要がある。将来、子どもたちに、いま私たちが生きている時代を“戦前”と呼ばせないためにも。
伊勢崎馨

                  ☆

沖縄の在日米軍問題は、先の戦争の経験と直結する日本の歴史問題だ。それが「教育的中立性」の名のもと“偏向”とされるのも、明らかに安倍政権による教育統制の影響が大きい。

是非沖縄の辺野古や高江にも来て頂いて、くるさりんどー山城氏とツーショットで思い切り「戦争反対」を叫んでほしい。

 

沖縄では酔った米兵がコップを投げただけで全国放送される「自由」があるというのに・・・。

 【動画】店員にコップ投げつけ…米軍海兵隊員逮捕 日本テレビ系(NNN) 8月15日(月)10時35分配信

 14日夜、沖縄県北谷町の飲食店で、アメリカ軍普天間基地に所属する海兵隊員の男が、アルバイト店員にガラスコップを投げつけ、ケガをさせたとして、逮捕された。

 傷害の疑いで逮捕されたのは沖縄県のアメリカ海兵隊普天間基地に所属する、ジェームス・ルイス・マッキ-容疑者(22)。警察によると、マッキー容疑者は14日午後10時すぎ、北谷町の飲食店で、アルバイト店員の男性(26)に、ガラスコップを投げつけ、頭にケガをさせた疑いがもたれている。男性は、頭を打撲し軽傷。

 当時、マッキー容疑者は泥酔状態で、突然、コップを投げつけたということで、警察は当時の状況を詳しく調べている

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コメント (12)

福島みずほ、高江ヘリパッドで質問趣意書提出

2016-08-16 04:39:10 | 普天間移設

 

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福島みずほのどきどき日記

沖縄高江のオスプレイパッド建設工事の答弁書

沖縄北部訓練場のオスプレイパッド建設工事について、質問主意書を提出
しました。その答弁書が本日、提出されましたので、その両方を下記に掲示
します。是非お読みください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第191回国会(臨時会)
質問主意書 質問第三号

米軍北部訓練場のオスプレイヘリパッド建設工事の強行に関する質問主意書
右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。
  平成二十八年八月二日

福島 みずほ   
       参議院議長 伊達 忠一 殿


   米軍北部訓練場のオスプレイヘリパッド建設工事の強行に関する質問主意書

 沖縄県議会は本年七月二十一日付けで「米軍北部訓練場ヘリパッド建設に関する意見書」をまとめ、「県民の生命、安全及び生活環境を守る立場から、政府が米軍北部訓練場ヘリパッド建設を強行に進めることに対し厳重に抗議するとともに、建設を直ちに中止するよう強く要請する」とし、政府に提出した。
 既に沖縄県内の民意は示されているが、国策が地方自治を侵害している状況に強く懸念を示しつつ、以下、質問する。

一 日本政府は北部訓練場へのオスプレイヘリパッドの建設を米国政府からいつ要請されたのか明らかにされたい。その際、米国政府からの要請文書があれば示されたい。また、日本政府は建設をいつ決定したのか明らかにされたい。なお、少なくとも「参議院議員糸数慶子君提出米軍北部訓練場のヘリパッド移設工事に関する質問に対する答弁書」(内閣参質一七七第六七号)には「将来において沖縄にMV二二が配備される可能性があることは認識しているが、現時点では、米国政府から我が国政府に対し、MV二二を沖縄に配備するという正式な通報は行われておらず、MV二二の沖縄への配備が確定しているわけではないと承知している」と記されている。

二 那覇防衛施設局が二〇〇七年二月に作成した「北部訓練場ヘリコプター着陸帯移設事業(仮称)に係る環境影響評価図書」では、CH53ヘリを使用機種としており、沖縄県が県知事意見で北部訓練場を将来使用する航空機の機種変更の有無を質問したのに対し、国側は「使用機種の変更はないものと理解している」と回答していたことが報道で明らかとなった。実際には、オスプレイが北部訓練場への飛来を繰り返しており、住民生活に大きな影響を与えている。このような状況に鑑み、環境影響評価をやり直すべきではないか、政府の見解を示されたい。

三 本年七月十一日早朝にオスプレイヘリパッド建設工事を再開した理由を示されたい。なぜこの日になったのか、誰が決定したのかについても併せて示されたい。

四 本年七月二十二日、沖縄防衛局は「N1地区」と言われる地点で、沖縄県の管理する県道の上に設置されていたテントや内部の物品などを強制撤去し、名護防衛事務所に持ち去った。そのような権限は沖縄防衛局にはないにもかかわらず、テント等を撤去し、名護防衛事務所において保管している法的根拠は何か、明らかにされたい。

五 電源開発株式会社の「沖縄やんばる揚水発電所」は国の補助事業により建設した施設を同社が国から払い下げを受け、国・米軍・同社の三者で相互利用していたが、本年七月二十二日に突然「関係者以外通行禁止」の貼り紙が掲示され、同発電所へ至る道路の通行が制限された。この通行制限は何を理由にしたものか、明らかにされたい。また、沖縄防衛局は同発電所の施設管理権を得ているのか、得ているとしたらいつ得たのか、明らかにされたい。

六 前記沖縄県議会の「米軍北部訓練場ヘリパッド建設に関する意見書」は、先行提供されたN4地区の二カ所のヘリパッドでは、オスプレイの離着陸訓練が急増し、「オスプレイは昼夜を問わず民間地域の上空を低空飛行し、住民は身体的にも精神的にも限界を超えた騒音・低周波を浴び続け、学校を欠席する児童もいる」と指摘している。地域住民の居住環境の悪化について政府はどのような対応策を考えているのか、明らかにされたい。

  右質問する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

参議院議員福島みずほ君提出米軍北部訓練場のオスプレイヘリパッド建設工事の強行に関する質問に対する答弁書

一について
お尋ねの「オスプレイヘリパッドの建設」の意味するところが必ずしも明らかではないが、北部訓練場におけるヘリコプター着陸帯の移設については、平成七年十一月十九日に行われた村山内閣総理大臣とゴア米国副大統領(いずれも当時)との会談の結果日米安全保障協議委員会(以下「SCC」という。)の下に設置された沖縄に関する特別行動委員会(以下「SACO」という。)において日米間で協議が行われ、平成八年十二月二日のSCCにおいて池田外務大臣、久間防衛庁長官、ペリー米国国防長官及びモンデール駐日米国大使(いずれも当時)によって承認されたSACO最終報告に盛り込まれたものである。

二について
北部訓練場ヘリコプター着陸帯移設事業は、沖縄県環境影響評価条例(平成十二年沖縄県条例第七十七号)の適用対象事業ではなく、同事業に係る環境影響評価については、法的に義務付けられているものではないが、那覇防衛施設局(当時)において、自然環境の保全にできる限り配慮するとの観点から、自主的に実施したところである。
沖縄防衛局としては、環境影響評価を再度行う必要があるとは考えておらず、今後自主的に行うこととしている事後調査において、ヘリコプター着陸帯における垂直離着陸機MV二二オスプレイ等の飛行運用を踏まえた騒音、植物、動物等の調査を実施し、その状況を把握することとしている。

三について
お尋ねの「オスプレイヘリパッド建設工事」の意味するところが必ずしも明らかではないが、沖縄防衛局は、北部訓練場のヘリコプター着陸帯の移設工事を進めるに当たり、所要の準備が整ったことから、平成二十八年七月十一日に同訓練場へ資機材を搬入したところである。

四について
御指摘の「強制撤去」の意味するところが必ずしも明らかではないが、北部訓練場のヘリコプター着陸帯の移設工事については、当該工事に反対する人々によって、国の所有地である進入路における車両の駐車、テント等の設置等の妨害行為が繰り返し行われ、その円滑な実施が阻害されてきたところである。
これらの妨害行為は、同訓練場の一部土地を沖縄県が日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定(昭和三十五年条約第七号。以下「日米地位協定」という。)第二条4 の規定に基づき共同使用している道路上で(a)行われたことから、防衛省としては、道路管理者である同県に対して累次にわたって、車両、テント等の撤去に向けた所要の措置を講ずるよう要請してきたところであり、同県は、車両、テント等が道路管理者の許可を受けずに道路を占用し、道路法(昭和二十七年法律第百八十号)第三十二条に違反している状況にあるとの認識を示した上で、当該妨害行為を行っている人々に対して文書指導を行ったものと承知している
このような同県による文書指導によっても車両、テント等が撤去されず、さらにテント等の所有者が不明であったことから、沖縄防衛局においては、道路上に物件等を放置する行為は同条第一項に違反する行為であり、在日米軍や工事用車両等の通行を妨げていることを指摘し、その所有者にそれらを直ちに撤去するとともに再び同様の行為を繰り返さないことを要請し、さらに、テント等の所有者の有無を確認する趣旨で、平成二十八年七月十九日を経過しても撤去されていないテント及びその内部に放置されている物件については所有権が放棄されたものとみなす旨を記載した要請文を掲示し、所有者を名乗る者がいなかったことを確認した上で、当該テント等については所有者がいないものと判断し、同局において、在日米軍の施設及び区域の適切な管理を図るとともに当該工事の事業者として工事の円滑な実施及び進入路における安全を確保する観点から、当該テント等を撤去し、同局名護防衛事務所において保管しているところである。

五について
御指摘の「通行制限」及び「同発電所の施設管理権」の意味するところが必ずしも明らかではないが、沖縄防衛局は、電源開発株式会社が日米地位協定第二条4 の規定に基づき共同使用している北部訓練場(a)の一部土地について、北部訓練場のヘリコプター着陸帯の移設工事のために使用するため、在日米軍と調整を行った上で、平成二十八年七月二十二日、部外者による立入りを防止し、工事の安全を確保するため、仮設物を設置し、「関係者以外通行禁止」と記載した看板を掲示したものであるが、当該土地の使用に当たっては、同社の使用を妨げることのないよう、同社と適切に調整を行っている。

六について
沖縄防衛局は、北部訓練場周辺の三か所に航空機騒音自動測定装置を設置し、騒音状況の把握に努めているところである。また、高江小中学校体育館の屋上に進入回避標識灯を設置するとともに、現在、更に二か所に追加設置する手続を進めているところである。さらに、政府としては、累次の機会に、航空機の運用による騒音の影響をできるだけ軽減するよう米側に申入れを行ってきている。

 

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世界一危険な大学は?沖国大、米軍ヘリ墜落事故から12年

2016-08-15 05:46:39 | 普天間移設

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加地伸行先生講演会のお知らせ

 

日時:8月21日(日)開場:13時30分 開演:14時 閉会:16時

 

会場:浦添市産業振興センター結の街3階大研修室(国立劇場向い)

会費:500円

主催:住みよい那覇市をつくる会(那覇市住民訴訟孔子廟訴訟原告)
お問い合わせ:090‐9780‐7272 ニシコリまで

            ☆

「世界一危険な大学」と、毎年世界に宣伝している奇妙な大学がある。

沖縄国際大学のことだ。

住宅密集地に隣接する「米軍普天間飛行場。

「世界一危険な米軍基地」と喧伝される普天間飛行場に隣接し、校内に米軍ヘリが墜落した経験のある沖国大なら世界一危険な大学にノミネートされても仕方がないだろう。

<沖国大米軍ヘリ墜落12年>普天間閉鎖、強く要求 学生らが語り継ぐ集い

 
沖縄国際大学に米軍ヘリコプターが墜落した事故から12年を迎え、焼け焦げたアカギ(手前)の前で開かれた集会=13日午後2時すぎ、宜野湾市

 【宜野湾】沖縄国際大学に米軍CH53D大型輸送ヘリコプターが墜落した事故から13日で12年が経過した。同大は同日午後、墜落現場モニュメント前で「普天間基地の閉鎖を求め、平和の尊さを語りつぐ集い」を主催し、飛行場の即時閉鎖・撤去を訴えた。教職員や学生、地域住民ら約80人が参加した。集いの名称に「閉鎖」を盛り込むのは初めて。

 前津栄健学長は今年4月の米軍属女性暴行殺人事件に触れ、「米軍基地があるが故の危険性は周知の事実だ。普天間基地の撤去は県民の誰もが強く望んでいる」と述べた。

 学生を代表し名嘉一心さん(20)と城間愛里さん(21)があいさつ。名嘉さんは「ただ平和に、安心して生きていきたいという意思を表示しなくてはならない」と力を込めた。学生が事故の被害者や目撃者の証言を朗読するライブや写真展も催された。

 

QABテレビ 2016年8月13日 17時50分

 

<!--米軍ヘリ墜落事故から12年

 

米軍ヘリ墜落事故から12年

宜野湾市にアメリカ軍のヘリが墜落した事故から13日で12年となります。現場となった沖縄国際大学では、平和の尊さを語り継ぐ、集会が開かれました。

2004年の8月13日、アメリカ軍の大型ヘリが沖縄国際大学に墜落し炎上。現場は日米地位協定によって、日本の警察や行政も排除されるという異常事態となりました。

13日の集会では、前津榮健学長が「事件の憤りの記憶を受け継ぎ、普天間基地の即時閉鎖・撤去を求める」と声明を発表。学生を代表し挨拶した沖国大3年の名嘉一心さんは「当時8歳だった私は、テレビで報道されるこの事件を目にした時、すぐそこにあるやもしれない恐怖に身を震わせたことを覚えています。12年経った今はどうでしょうか。あの時とは何一つ、状況は変わっていません」と今も変わらぬ基地の現状を訴えました。

この後、学生による沖縄戦や宮森小ジェット機墜落事故の証言朗読会も開かれ、訪れた人々は変わらぬ沖縄の現状を目の当たりにするとともに、平和への想いを新たにしていました。

 

                       ☆

自分の大学が世界一危険な大学と宣伝する学長や学生は、本気で危険の軽減・解消を考えているか疑問である。

前津栄健学長は今年4月の米軍属女性暴行殺人事件に触れ、「米軍基地があるが故の危険性は周知の事実だ。普天間基地の撤去は県民の誰もが強く望んでいる」と述べた。

>前津榮健学長が「事件の憤りの記憶を受け継ぎ、普天間基地の即時閉鎖・撤去を求める」と声明を発表

前津学長が本気で大学の危険性の解消を望むなら、辺野古移設に賛成すべきだだが、沖国大が辺野古移設に賛成することを筆者は寡聞にして知らない。 それどころか辺野古移設反対のデモ行進には沖国大は賛同しているはずだ。

辺野古移設が完了すれば、普天間飛行場を含む嘉手納以南の米軍基地が返還される。

沖国大だってこの事実を承知のはずだ。

辺野古移設を反対しながら、普天間基地の即時閉鎖・撤去を求める前津学長の主張は小学生でも分かる矛盾そのものだ。

毎年8月13日前後、沖国大が「ヘリ墜落」を年中行事のように宣伝、沖縄2紙が誇大に報じる様子を過去に何度も書いた。

 

以下は17年前にエントリーした記事の再掲である。

沖国大ヘリ墜落 事故と虐殺の混同!主客転倒の基地移設論 2009-08-14 07:56:11 

航空機の即時飛行中止を 沖国大が抗議集会 米軍ヘリ事故5年で

夏期休暇を利用して観光で来県している東京の友人がテレビのニュースを見て気の毒そうな表情で尋ねた。

「この米軍ヘリ事故で何人の犠牲者が出たの?」

「死傷者は一人もいなかったよ」

「え?」

怪訝な表情で友人は聞き返した。

「確か、多くの死傷者が出たというニュースを見たけど」

この友人、50年前の宮森小学校の事故と沖国大の事故を混同している様子。

米軍機墜落事故といえば「沖国大ヘリ機墜落事故」が例年大々的に報じられるが、

米軍統治下の沖縄で、宮森小学校に墜落した米軍機の大惨事については沖縄のマスコミはそれほど騒いでこなかった。

さすがに今年は50周年に当たるということで、マスコミも沖国大ヘリ事故とあわせて宮森小学校の大事故を報道し始めたが、友人はこの報道を見て沖国大ヘリ事故と勘違いをしたらしい。

米軍統治下の1959年6月30日午前、米軍戦闘機が石川市にある宮森小学校に墜落し、炎上した。

事故による死者17人、重軽傷者210人、校舎3棟を始め民家27棟、公民館1棟が全焼、校舎2棟と民家8棟が半焼する大惨事となった。

観光客である友人が、今では県民でさえ関心の薄れ掛けている宮森小学校の大惨事の報道と沖国大の事故と取り違えるのは無理もないことではある。

一人の死傷者も出なかった沖国大ヘリ墜落についてはマスコミはこのように派手に報ずるのだから。

心の傷語り合う場に 沖国大ヘリ墜落5年目の写真展2009年8月12日

 

                   ◇

今朝のタイムスの見出しを見てもヘリ墜落事故一色である。

◆一面トップ

米ヘリ危険放置に抗議

墜落5年で沖国大集会

普天間封鎖訴え

◆社会面トップ

今も危険の真下

住民・学生怒りの声

ところが第二社会面には小さな次のような見出しが・・・

参加者、一握り

そして記事にはこうある。

《「沖国大は教官と事務員あわせて約200人いるのに、集会には数えるほどしか来ていなかった。 学生もあまりいなくて報道陣が多いくらい。 びっくりした。」》

おいおい、記者さん、こんな真実を報道して大丈夫ですかね。

抗議集会には「数えるほど」の参加者で「報道陣の方が多い」というのに、参加者数を聞くのも気の毒だが、一面の大見出しや三面の「住民・学生怒りの声」はパラパラとでも起きたのだろうか。

【追記】

【追記】沖縄タイムス、も琉球新報もウェブ記事では、申し合わせたように、抗議集会の参加者200名と主催者発表をそのまま掲載している。主催者発表だったら100名くらいが実数だろうが、仮に200名程度でも容易に数えられる数だ。

「数えられる人数」だったら記者が自分で数えたろどうだろうか。

                    ◇

以下は過去の関連記事ヘリ墜落事故は、「事故」であり「大虐殺」ではないを一部編集したものです。

 沖縄タイムス
今晩の話題  (2008年8月20日)

「ヘリ墜落「事件」」

 沖縄国際大学への米軍ヘリ墜落事故から四年目の十三日、同大の学生たちによって、ヘリの激突で焼け焦げた旧校舎の壁をプリントした大型シートが、新校舎に掲げられた。
 中心メンバーの社会文化学科四年の阿波根優斗さん(21)=読谷村=から話を聞いていて、彼が墜落事故のことを「事件」と繰り返すのが気になった。否、正直に言うと、そのときは彼の言い間違えだと解釈し、記事でも「事故」と言葉を置き換えた。

 だが、時間がたつにつれ、事件という言い方は彼が最も腑に落ちる、当を得た表現だったのではないかと思うようになった。

 阿波根さんは当時、高校三年生。事故の実体験はない。それでも、風化させてはならないと切実な思いを抱くに至ったのは、おそらく先輩から聞いた話が墜落した瞬間の出来事だけではなく、その後の「事件」も含んでいたからではないか、と。

 米軍が大学を一時封鎖し県警の現場検証を拒否したこと、夏休みを理由に小泉純一郎首相が稲嶺恵一知事の面談要請に応じなかったこと、今も米軍ヘリが大学上空を飛び回っていること、これらはいずれも事件だ。

 事故というと、偶発的に発生したように聞こえるがそうではない。いつ起きてもおかしくないと指摘されながら、政治の怠慢で放置された末に起きた事件であることを忘れてはならない。(渡辺豪)
                                     ◇     

記者の渡辺さんは、学生の誤記をあえて 「ヘリ事件」とし、

自分のイデオロギーに当てはめようとしているが、

誰が何といおうと、これは「ヘリ事件」ではなく、

航空事故の一種である「ヘリ事故」に違いはない。

航空事故といえば、今朝のニュースでスペイン空港で離陸失敗の為45人が死亡している。

 

航空事故:スペインの空港で離陸失敗、45人死亡 滑走中、左エンジン出火か(8/21)

この一ヶ月間を見ただけでも航空事故は二件も発生している。

   
  航空事故:国道に小型機墜落、2人けが--大阪・八尾の市街地(8/19)
 

航空事故:小型機墜落、1人重体 長崎空港離陸直後(7/27)

沖縄に限って見ても、去年はこんなことがあった。

中華航空、沖縄那覇空港で駐機後に炎上

 

「ヘリ事故」を再発させないように、学生たちが運動を起こすことに異論はない。

だが、イデオロギーを前面に出しすぎると、かえって逆効果にもなりかねない。

「ヘリ事故」を「原爆遺構」とを同レベルで扱おうという運動があったが、これは明らかに行き過だ。

 

 ⇒原爆遺構と沖国大の“壁”

 

「航空事故」と、日本国民を無差別に殺害した「大虐殺」とを、

同じ扱いにしては原爆被害者に礼を失する行為だと書いた。        

「ヘリ墜落」は事故であり、「攻撃」ではない

                   ◆

ヘリ墜落3年 決意新た【写真】沖縄タイムス沖国大の減り墜落事故跡を、原爆遺跡やゲルニカの壁絵に並ぶ戦争の遺跡にしようと言う運動がある。

これに対して、8月10日のエントリーで次のように書いた。

沖国大構内に墜落した米軍ヘリコプターの油煙跡の残る壁を保存する運動には理解も出来る。

だからと言って、幸いにして一人の死傷者も出なかった事故の“壁”と、死者数10万にも及ぶ広島、長崎の原爆遺跡とを同列に扱う神経を疑う。

基地被害を訴える余り「事故」と「大惨劇」を同列に扱うことは広島、長崎の被爆者に礼を失すると言うものだろう。

原爆遺跡と沖国大の“壁”を実際に見た者として、その余りにも大きな“意味”の差に、この文章をコラムとして報じる琉球新報に怒りさえ感じる。原爆遺構と沖国大の“壁”

さらに言えば「大惨劇」ではなく、アメリカによる「大虐殺」と言った方が正しい。

ヘリ事故も原爆投下も主体はアメリカだが、ヘリ事故の操縦士は事故を起こす意思はなく、ましてや「加害の意思」などなかったはずだ。

ところが原爆投下機の操縦士は明らかに「加害・虐殺の意思」で原爆を投下をしている。

ここで再び言おう。

一米兵の起こした「交通事故」と人類が犯した最大の罪である「原爆投下」を同列に扱うような「ヘリ事故跡保存運動」は原爆被害者を冒涜することになる。

 

■「抗議集会」は辺野古の「プロ市民」に向かって行え■

何度も繰り返すが「住宅密集地に隣接する普天間基地が危険である」ということに異論はない。

ジュゴンのことを心配する前に、

まず危険なモノはとりあえず移転させるのが、

人命を考えた緊急の優先順位だ。

だとしたら沖国大の「抗議集会」拳を突き出す相手は、辺野古でピケを張る「プロ市民」集団ではないのか。

                 ◆

■主客転倒の目取真氏の移設論■

昨日のタイムス文化欄に「沖国大ヘリ墜落事故」特集の一環として目取真俊氏が寄稿している。

同氏の論調からいって想像のつく内容だが、見出しだけで対応させてもらうと、普天間基地が住宅密集地に隣接しており毎日が「今も危険の真下」に勉学や生活をし「住民・学生の怒りの声」があるのなら、危険回避のためには取りあえず次善の策をとるのが「命どぅ宝」の精神ではないのか。

そこを無視して目取真氏は、辺野古移設を主張する県知事を非難してこう述べている。(いずれも目取真論文の見出し)

「県内移設固執」 「問われる政治家の責任」

「ベターは虚構」

人命の関わる緊急を要する懸案に、自己のイデオロギーを絡ませ、「ベターは虚構」とし、ひたすら「ベストを要求する」目取真氏こそ、事故が起きた場合の責任を問われるべきであろう。

危険地域にいる学生・住民の生命の安全を無視し、「ベターは虚構」と断じる目取真氏の論はイデオロギーで思考停止した主客転倒の論である

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高江騒動!ヘリより煩い市民の蛮声!

2016-08-14 06:36:13 | マスコミ批判

 

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            ☆

 

本日の沖縄タイムスの見出し紹介。

■一面トップ

セブンイレブン 2018年進出

県内300店 シェア35%目標

競争激化

■一面中段

「普天間」閉鎖 要求

米軍ヘリ墜落12年 沖国大で集会

■二面トップ

浦添市長選動き本格化

軍港・西海海解発 争点に

現職 自民との協力視野

野党 月末にも候補結論

■三面トップ

中国戦闘機が尖閣接近

5月行こう領空まで50㌔

運用能力向上狙いか

■第二社会面トップ

危険放置許さない

事故時 わが子探し回った

即時閉鎖求め 市民デモ行進」

                ☆

沖縄県民でも北部の名護市に行くことはあっても、名護市の東海岸に面する辺野古まで足を伸ばす人は少ない。筆者も数年前辺野古に数回行ったが、最近はない。

いま新聞が連日騒いでいる米軍ヘリパッド建設の東(高江)、奥地区にはいまだに一度も行く機会に恵まれていない。報道によると高江地区で問題を起しているのは工事反対のプロ市民と彼らを阻止しようと警備している機動隊だけ。

新聞は一般県民が行く機会がないのをいいことに、「一般市民の抗議を暴力的機動隊が強権的に弾圧している」といった印象報道を垂れ流している。

捏造新聞の独壇場である。

では、実際に高江の状況はどうなっているのか。

現場に足を運んで「高江騒動」を高江住民に取材した方のレポートを以下に紹介する。

東村、高江ヘリパッド問題! ① 報道に翻弄される住民は

2016-07-19 00:01:36

東村 高江ヘリパッド報道に翻弄される住民は
 
 辺野古から国道331号で北上して東村平良から県道70号を走ると高江の集落がある。
 住民が約150名の場所が毎日報道されている「高江ヘリパッド」の建設資材の搬入が始まったからだ。

 沖縄本島の新聞2社は、激しい論調で毎日記事を書き続けている。

 「反対する市民70名が機動隊員ともみ合いになった」などと報じているがその多くは、高江の住民では無いようである。

 先週、高江を訪れた時に話をした男性はこう話す
 「もちろん、オスプレイが上空を飛ぶのは喜ばしいことではないが」と、前置きして
 「高江の住民の一割も反対運動には参加していない、反対運動している事には何も言うつもりもない。」と、話を続けた。
地域から来て、住民のような顔をして大声を発しているのには違和感を感じる。」
 

 「ただ、 途中、県道を横断幕を掲げて行進している人達を見てきたと話す私に、話を聴いていた女性が割って入って来た。
 「あの人達も、見た顔の人はいないよ~どこから来た?と聞いたら皆、東村では無かった」
 「新聞は、いかにも住民のように報道していて困っている。」
 「うちらは、そんなことしていない。」と、続けた。

 前出の男性は語る。
 「東村の住人が、暴力的に報道されてしまう事はあってはならない。」
 「実際に住んでいる私たちは静かで、仲良く暮らしている。」
 「新聞やテレビはおかしいと思う。」
 
 東村は近年、やんばるの大自然を活かして観光誘致も行ってきている。
 パイナップルの産地、大自然の中のカフェも観光雑誌や情報サイトでも数多く紹介され地域ぐるみで頑張ってきている。
 車を走らせていると、新しい観光施設も目に入る。

 そこに住む人達のなかには、報道によって誤解され訪れる人が減ることを心配している。
 今から、観光シーズンが到来する!
 東村に住む人達は、やさしくフレンドリーな方々が多い!
 美味しい食材も沢山あり
 大自然も、歓迎してくれるので是非この夏は「東村」に足を運んで頂きたい。

 そして、報道している記者諸君には正しい報道を期待したい。

                     ☆

高江の住民は外部から来た抗議団が、あたかも地元住民のような顔して、暴力的行為をすることを迷惑がっている様子がよく分かる。

「正しい報道を期待したい」という上記レポーターの期待に沖縄2紙はどのように報じているか。

一時は警備の機動隊のことを市民の「肋骨を折った」「紐で首を絞めた」など、目撃者が少ないのをいいことに、捏造記事の書き放題であった沖縄2紙だが、最近のネットによる真実の暴露で、開き直ったのか「市民が工事を妨害している」事実を認め始めた。

<米軍ヘリパッド>地元の東村長と高江区長、沖縄県警に交通規制の改善申し入れ

沖縄タイムス 2016年8月13日 20:31

 沖縄県東村の伊集盛久村長と同村高江区の仲嶺久美子区長は12日、ヘリパッド建設に抗議する市民を取り締まるため沖縄県警が実施している県道70号の一部交通規制を改善するよう、村役場で県警の担当者に申し入れをした。

米軍北部訓練場メインゲート前の県道70号を通行止めにする警察官=12日、東村高江
 

米軍北部訓練場メインゲート前の県道70号を通行止めにする警察官=12日、東村高江

 仲嶺区長は「(県道70号は)区民の生活道路。すでに通勤や畑仕事に行く人に支障が出ている」と抗議。伊集村長も「住民から苦情が相次いでいる。正常な状態に戻してほしい」と求めた。申し入れは非公開で行われた。

 仲嶺区長によると県警側から「住民の方にはご迷惑をお掛けしている。交通がスムーズにいくよう改善したい」との返答があったという。県警は警備二課の喜納啓信次席、交通部の新木満管理官が応対した。

 高江区の県道70号ではヘリパッド建設に反対する市民が「牛歩作戦」として工事車両の前をゆっくりとバイクや車で走行し、抗議の意志を示している。県警は県道の一部を通行止めにし、市民らの取り締まりにあたっているが周辺で断続的な渋滞が発生していた。

 

 

 【東】東村の伊集盛久村長と東村高江区の仲嶺久美子区長は12日午前、県道70号での県警による交通規制が住民に支障を来しているとして、県警に対し改善するよう東村役場で申し入れをした。伊集村長は「規制が住民の負担になっている。正常な状態に戻して安全を確保してもらいたい」と要望した。東村役場を訪れた県警本部警備二課の喜納啓信次席は「住民に迷惑を掛けないように最大限努力する」とした。今後の対応については「検討していく」と話した。

 申し入れは喜納次席と交通部の新木満管理官、仲嶺区長と伊集村長らで非公開で行われた。
 県警はヘリパッド工事に反対する人たちが工事車両を止めようと、県道70号で阻止行動をしたり車をゆっくり走らせたりして抗議していることに対し、交通に支障を来しているとして、集落周辺や北部訓練場のメインゲート付近で道路を封鎖する交通規制を9日以降実施してきた。周辺地域に住む住民らも県道70号を通れなくなり、村や区に苦情が上がっていた。
 高江区に住む農家の70代男性は「警察も反対する人もどちらもやめてほしい。いたちごっこで、朝、畑に行けず困っている。ヘリコプターの騒音よりこっちの方が嫌だ」と述べた。
 仲嶺区長は「混乱が起きている状態なので、避けるようにしてほしい」、伊集村長は「集落の人はそのまま規制しないで通すとか、やり方はいろいろある。あまり規制をかけないようにしてもらいたい」と求めた。

                         ☆

タイムス記事は「市民」による「牛歩作戦」が工事を妨害し、結果的に交通渋滞を起している事実を書いている。

>高江区の県道70号ではヘリパッド建設に反対する市民が「牛歩作戦」として工事車両の前をゆっくりとバイクや車で走行し、抗議の意志を示している。県警は県道の一部を通行止めにし、市民らの取り締まりにあたっているが周辺で断続的な渋滞が発生していた。

さらに琉球新報は「反対する人たちが工事車両を止めようと」牛歩作戦を行っていることを認めている。

>ヘリパッド工事に反対する人たちが工事車両を止めようと、県道70号で阻止行動をしたり車をゆっくり走らせたりして抗議していることに

暴走族の暴走行為を阻止しようとする機動隊がパトカーや白バイで公務の執行を行う場合、パトカーのサイレンや白バイの爆音が住民に迷惑をかけても、暴走行為を阻止するためのこすとであり、これに文句を言う住民はいない。

高江のプロ市民と機動隊の騒動も、プロ市民の違法な工事阻止行動がなければ、機動隊もこんな場所に派遣されることはない。

 >農家の70代男性は「警察も反対する人もどちらもやめてほしい。いたちごっこで、朝、畑に行けず困っている。ヘリコプターの騒音よりこっちの方が嫌だ」

高江住民の本音は「ヘリコプターの騒音よりこっちのの方が嫌だ」だろう。

「牛歩作戦で搬入に遅れ 抗議中に男性1人が現行犯逮捕琉球新報 2016年8月11日 13:54」

>県道70号を北上する資材を積んだトラックや警察車両など30台の前を車やバイクでゆっくり走る「牛歩戦術」で資材搬入を通常より遅らせた。
>抗議活動の最中、公務執行妨害の容疑で男性1人が現行犯逮捕された。

               

【おまけ】

東子さんの関連コメント。


なるほど、前の人の配信は警察が占領って言ってたけど、この輩が占領してたのか
2016/8/13 9:08:45

この生活道路の渋滞を生んでるのはデモ隊
2016/8/13 9:09:02

警察がこんなに横暴なことをしている「事実」を報道したい。
でも、絵は、知らせたいことだけ知らせることは、できない。
ほらね、事実を報道すると、反対派の事実も報道される。


反対派の暴言が、配信され始めたら、ライブ終了かミュート。

打ち合わせや携帯が鳴ってもミュート。
作戦は秘密にしたいわよね。

これで、「特定秘密保護法」の重要性が分かったかな。


後ろが渋滞しています、早く進みなさい。
機動隊じゃないね、渋滞させているのは。
進んでくださいの連呼が、ツイキャスに流れる。
小さい子が待っていますから、進んでください。
一般の方が困ってますよ。


故障? そうでないなら、進みなさい。
道路真ん中に止めているのは、違反承知で道路真ん中に止めてるね。
エンジンを止めた?
かけてないね。
記録しますよ。


居座ろうとするIWJの車に
「一般の方が迷惑しています」
機動隊が渋滞を作っていないから、「一般の人が迷惑しています」と警官に言われれば、進まざるを得ない。


渋滞で「一般の人が迷惑している」と警察を非難してきたから、警官に「一般の人が迷惑しています」と言われて渋滞を作りたいのに、抵抗できず。
「子供が載っている車が後ろにあります」と、子供を逆にだし使ってきた手口を逆に使われて、居座れず。 
 

https://twitter.com/times_henoko/status/763898293894000640/photo/1?ref_src=twsrc%5Etfw

沖縄タイムス辺野古・高江取材班@times_henoko
8月12日午前8時30分、東村高江の北部訓練場メインゲート前で警察がヘリパッド建設現場に続く県道70号を通行止めにしています。一部を通し、建設反対のプラカードを持った車を止めたため、市民が「差別だ」と猛反発しています。#高江 #沖縄
https://pbs.twimg.com/media/CpnpXBhUAAASFrO.jpg

沖考@thinkin_okinawa
警察が通行止めにして一部の車を通していると記事には書いてあるのに何故、警察車両が通れないで止まっている? この記事、事実を正確に伝えていませんよね? RT@times_henoko #辺野古 #高江 #沖縄 
 

クルサリンド山城、あさの集会にて(2016.8.13 6:00)

いきなり車の前に出る、荷台によじ登る、車の下に潜るなどの過激な行動は、慎むように。
やり過ぎると県民の理解を失う、暴徒だ思われたら、駄目。

機動隊の車が通れないにした駐車だったが、村民から苦情がきた。
恨みつらみになっている。


コメより
地元の反感を買わないような行動をするように。村の道路に入らないように。村道の駐車禁止は村が警察に指示して駐禁とることができる。 (高江N1裏テント)
2016/8/13 6:17:11
住民の方々の理解が得られるような活動と、誰からも理解が得られるよう、無茶な抗議行動は控えようというお話 いろいろ大変な長丁場の運動 (高江N1裏テント)
2016/8/13 6:19:37  
 

 「高江県道規制、県警に改善求める 東村長と区長「住民に負担」 2016年8月13日 05:03」
高江ヘリパッド建設 県道交通規制 県道70号
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-335001.html

>【東】
>東村の伊集盛久村長と東村高江区の仲嶺久美子区長は12日午前、県道70号での県警による交通規制が住民に支障を来しているとして、県警に対し改善するよう東村役場で申し入れをした。
>伊集村長は「規制が住民の負担になっている。正常な状態に戻して安全を確保してもらいたい」と要望した。
>東村役場を訪れた県警本部警備二課の喜納啓信次席は「住民に迷惑を掛けないように最大限努力する」とした。今後の対応については「検討していく」と話した。

県警の規制で渋滞が発生しているように書いていあるが、


>申し入れは喜納次席と交通部の新木満管理官、仲嶺区長と伊集村長らで非公開で行われた。
>県警はヘリパッド工事に反対する人たちが工事車両を止めようと、県道70号で阻止行動をしたり車をゆっくり走らせたりして抗議していることに対し、交通に支障を来しているとして、集落周辺や北部訓練場のメインゲート付近で道路を封鎖する交通規制を9日以降実施してきた。
>周辺地域に住む住民らも県道70号を通れなくなり、村や区に苦情が上がっていた。
>高江区に住む農家の70代男性は「警察も反対する人もどちらもやめてほしい。いたちごっこで、朝、畑に行けず困っている。ヘリコプターの騒音よりこっちの方が嫌だ」と述べた。
>仲嶺区長は「混乱が起きている状態なので、避けるようにしてほしい」、伊集村長は「集落の人はそのまま規制しないで通すとか、やり方はいろいろある。あまり規制をかけないようにしてもらいたい」と求めた。

反対派の行動が嫌われていることを隠せないとみてか、報道。
「反対派の行動が嫌われている」ことは、IWJのツイキャスが、反対派の行動を報道することで、知れるという皮肉。


「非公開」というのが、渋滞の原因の実際は反対派の行動であることが話し合われたと思わせる。
反対派のああいう行動に対処できていないのは、県警の責任。
その意味では「住民に迷惑を掛けないように最大限努力」が必要。
県警の体制、道路の使用方法が話し合われただろう。

反対派、嫌われ過ぎ。
東村高江でヘリパッド反対が「反対」が80・0%なら、反対派の行動は賛美されるはずだが、実際は、嫌われている。

「警察も反対する人もどちらもやめてほしい」と言っているが、反対派がいなければ、警察は、来ない。
要は、「反対派出ていけ」ね。

 

(おまけ)
IWJ、市民の車が徐行運転することで警察車両の渋滞が起きています。(2016.8.13 7:14 高江メインゲート付近)
と活動報告。

高江の自然を守るためにヘリパッド反対しているのに、渋滞による排気ガスで高江の空気を汚すことをなんとも思っていない。
反対派の正体暴露に一役をかっている。

渋滞を引き起こしている「市民」の車だけ、止まっている。
反対車線を、通り抜け車両は県警のパトカー先導で、走り抜けていく。
渋滞を引き起こしている「市民」の車が、おまぬけに見える。
雪隠詰めで、このままガス欠を起こさせるのか?

 

【参考】
「着陸帯反対、高江80% 賛成回答はゼロ 本紙が2区住民アンケート 2016年8月3日 05:04」
米軍 北部訓練場 ヘリパッド アンケート 国頭 東 高江
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-328340.html

>戸別訪問のアンケート

戸別訪問という圧力をかけながら取ったアンケート。


>安波では「反対」が52・5%

それでも、残り4基を造る国頭村安波では、半分しか反対していない。

【おまけ】

韓国籍の自称建設作業員の男は、昨日、予想通りの1泊で釈放されたらしい。
クルサリンド山城によると、「名前も言わなかった」らしく、「それでは10日間かと思ったが、釈放された」「名前を言わないと言っても、どうせ(名前は)知れているのだから言っても良いと思った」だって。

名前が知れている。
それなら、当然、韓国籍も分かっている。
で、どうして名前が知れている?
前歴あり?
そういう人達が、高江近辺をうろついているのね。 
 

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汚名を雪いだ梅澤さん、「パンドラ訴訟」で

2016-08-13 07:04:18 | ★パンドラの箱訴訟

 

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八重山日報2016年8月12日

町民500人、陸自と交流 駐屯地で初の夏祭り 与那国

ステージではちびっ子が元気なダンスを披露した=7日、与那国駐屯地ステージではちびっ子が元気なダンスを披露した=7日、与那国駐屯地

 【与那国】与那国駐屯地夏祭りが7日夕、陸上自衛隊与那国駐屯地で開かれ、町民500人余りが足を運び、初開催となるイベントを楽しんだ。

 一般開放された敷地内には、制服の着せ替えや、隊員が身につける装備品の展示など、各コーナーが設けられ、大人から子どもまで来場者が実際に手で触れたり搭乗したりと、ふだん間近に目にすることのできない隊員らの様子を知る機会となった。▼全文は「新聞オンライン.com」で
http://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

                       ☆

自衛隊と地元民が交流するニュースを、沖縄2紙は決して報道しない。

辺野古区民が米兵と仲良く運動会をする姿も同じく報じることはない。

沖縄2紙は捏造報道をするだけでなく、県民にとって重要な出来事を報道せず県民の耳目から遮断する。

最近では、東京の経済産業省の敷地内に市民団体が設置したテントが、最高裁で違法であることが確定した。 

沖縄タイムスは、この不都合な事実を共同丸投げのアリバイ記事でごまかし、自分の意見は述べない。

それどころか高江の違法テントにクーラーが設置されたことを嬉々として報じる有様だ。

さらに、高江で公務執行妨害で逮捕された暴徒が韓国人であることを隠蔽した・・・等など。

沖縄2紙の捏造報道を挙げればキリがないが、なんと言っても一番大きな隠蔽は、ドキュメンタリー作家上原正稔さんが琉球新報を提訴した「パンドラ訴訟」で、琉球新報の敗訴が確定した事実を一行も報道しなかったことだ。 

現在でも琉球新報の敗訴の事実を知らない県民が多くいるくらいだ。

ちょうど2年前の8月13日付世界日報が、故梅澤裕さんの命日に関連し、琉球新報の敗訴確定を報道しているので下記に紹介する。

 梅澤裕隊長永眠す

 沖縄戦時、座間味島で米軍と戦った元陸軍海上挺進第一戦隊長の梅澤裕(うめざわ・ゆたか)氏が6日、兵庫県の自宅で逝去した。97歳だった。ドキュメンタリー作家、上原正稔さんによると、6日午前中に病院から退院して自宅に戻った後、午後3時30分、「苦しい姿を見せず、安らかに旅立った」(梅澤夫人の美奈子さんの話)という。

 梅澤氏は、昭和19年、27歳で挺進隊長として座間味島に着任。同20年3月25日、住民の宮里盛秀氏らの自決用弾薬要求を断り、「最後まで生き残って闘おう」と諭した。翌26日、米軍が座間味島に上陸、住民多数が自決した。同6月上旬、梅澤氏は戦闘で負傷し、米軍の捕虜となり、同21年1月、日本に復員した

 同32年、座間味島で援護法適用調査があった時、戦時中婦人部長だった宮城初枝氏が長老の指示で隊長命令の偽証をした。自決が軍命なら援護法が適用されやすかったからだ。これがもとで、梅澤氏は「集団自決の軍命を出した」との濡(ぬ)れ衣(ぎぬ)を着せられた。宮城初枝氏と再会した際、「命令したのは梅澤さんではありません」と告白された。

 しかし、大江健三郎氏の『沖縄ノート』などで「極悪人」と称されていたため、平成17年8月、渡嘉敷島の赤松嘉次元隊長(故人)の弟とともに大江氏と岩波書店を提訴。一審、二審で軍命について「断定できない」としながらも、名誉毀損の不法行為責任はないとして敗訴。

 その後、上原さんが梅澤氏の無実を記載しようとした連載を一方的に中断した琉球新報社を相手に提訴、昨年7月、控訴審で原告側が逆転勝訴。上告を断念した琉球新報社が、「軍命がなかった」ことを認める結果に

 「梅澤さんは決して人を憎まなかった真の英雄」と上原さんは語った。(H)

                      ☆

 なお6日の行われた梅澤さんの3回忌法要の模様は、取りまとめ役の南木さんの報告を転載させていただいた。

                 ★

「 故 梅澤裕氏の三回忌法要 8月6日(土)の報告(速報)南木隆治 」  


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故 梅澤裕氏の三回忌法要 8月6日(土)の報告(速報)南木隆治 


沖縄集団自決冤罪訴訟原告 故 梅澤裕氏【大乗院勇誉修道裕心居士】の一周忌法要 平成27年8月6日(土)午前11時よりの報告。(速報)

 厳しい夏の日差しの中、親族の皆様9名をを含め27名もの方々が参列され、また多くの皆様からの供花を賜り、素晴らしい3回忌法要となりました。参列者全員が法要後の餐会にも参加され、一周忌のときよりも多くの参加者で、賑やかで、大変楽しく、また和やかな法要でした。

故 梅澤裕氏もさぞかし喜んで下さっただろうと思います。

 弁護団の中心メンバーである松本藤一、徳永信一、大村昌史、岩原義則、中村正彦の5人の弁護士の先生全員が参列し、また、前衆議院議員の西村真悟先生、産経新聞『正論調査室長』小島新一氏、その他、次の皆様が参列されました。田川康吾氏、永井敏勝氏、三宅博氏奥様、森上稔氏、大宅由人氏、石黒大圓氏、白井恭二氏、結束一成氏、南木隆治、の各氏。
親族としては、梅澤美奈子様(妻)、泰裕様(長男)、健二様(次男)、野様愛(泰裕様次女)、故 梅澤裕氏と深い関係にある池田家の池田建夫・ひとみ様ご夫妻、池田耕二・ひとみ様ご夫妻、優斗君の皆様が参列されました。また親族と同様のお付き合いをしてこられたご近所の大熊幸子様、梅澤さんが熱心に通われた、喫茶「ちくたく」の片岡富総様も参列されました。

 供花いただいた皆様の御芳名一覧も掲示させていただきました。

 他にも書くべき事は、素晴らしかった中山住職の法話のことなど、色々あるのですが、まずは速報とさせていただきます。追って、加筆いたします。

 喪主をされたご長男の梅沢泰裕様、奥様の美奈子様より、「皆様にくれぐれも宜しく、有り難うございました。」とお伝えくださいとのことでした。

 皆様本当に有り難うございました。南木からも深く感謝いたします。

(嶋義雄様のご芳名が当日未記載で、大変失礼しました。追加して以下に掲示しているご芳名表に記載させていただきました。ここに載せた事はすべて梅澤さんに届くと信じています。南木拝)


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↑↑ 御芳名表をクリックすると拡大します。(嶋義雄様のご芳名が当日未記載で、大変失礼しました。追加してここに記載させていただきました。ここに載せた事はすべて梅澤さんに届くと信じています。南木拝)
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韓国籍の暴徒、逮捕さる!通行妨害の現行犯

2016-08-12 07:04:43 | マスコミ批判

 

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本日の沖縄タイムス一面トップは「日本『金』ラッシュ」

内村 体操個人Ⅴ2冠

社会面トップは「甲子園 嘉手納高校 初戦突破」関連

■一面左トップ

尖閣沖で中国漁船沈没

貨物船と衝突 6人救助 8人不明

■二面トップ

一括交付金の執行率改善

ハード59.6%⇒71.5%■ ソフト50・9%⇒77.4%

県の対策強化が奏功

■社会面左トップ

高江の抗議男性逮捕

工事再開後初 公務執行妨害疑い

警察と目撃者

主張食い違い

 

尖閣沖で中国漁船が衝突 6人救助8人不明 ギリシャ船籍貨物船と

衝突事故で海中に投げ出された中国漁船の乗組員を救助する海上保安官ら=11日(第11管区海上保安本部提供)

 11日午前5時半ごろ、尖閣諸島の魚釣島北西約67キロ沖の公海上で、ギリシャ船籍の大型貨物船「アナングルカレッジ」(10万6727トン)と中国漁船「〓晋漁05891」が衝突した。午前6時ごろ、第11管区海上保安本部の巡視船が現場に到着し、漂流していた漁船の乗組員6人を救助した。4人は軽傷だが、いずれも命に別状はない。漁船の船体は確認できず、沈没したとみられる。

 ほかに8人が乗り込んでいたとみられるが、行方が分かっておらず、巡視船が捜索を続けている。

 11管によると、漁船は網を揚げる作業中だった。貨物船の乗組員は23人でギリシャ人11人、フィリピン人10人、ウクライナ人2人が乗っており、中国からオーストラリアへの回航中だった。現場海域には、複数の中国公船が確認されている。

 午前11時40分の時点で、現場海域は晴れ。南東の風9メートル、波は2メートルでうねりがある状態だった。【琉球新報電子版】

 

尖閣沖で中国漁船が沈没、海保が6人救助 中国は謝意

日経 2016/8/11 19:27 (2016/8/11 22:51更新)

 11日午前5時すぎ、沖縄県・尖閣諸島周辺の公海上で、中国漁船「ミンシンリョウ05891」と、ギリシャ船籍の貨物船「アナンゲル カレッジ」(10万6727トン)が衝突し、漁船が沈没した。海上保安庁の巡視船が漁船の乗員6人を助け、行方がわからない8人の捜索を続けている。外務省は救助の事実関係を中国側に伝え、中国側は謝意を示した。

                      ☆

中国公船は約300隻の漁船を引き連れ「自国領海での公務執行」を演出して見せたが 、ギリシャ貨物船に衝突され公務執行をするどころか、海保にトンビに油揚げの公務執行をされ面子丸潰れ。

 

県警車両の通行妨害で男を現行犯逮捕 東村高江

 沖縄タイムス 2016年8月11日 15:34

 名護署は11日午前8時35分、県警車両の通行を妨害し警察官を転倒させたとして、公務執行妨害の疑いで自称建設作業員の男(36)=名護市伊差川=を現行犯逮捕した。認否については「いまは言えない」などと供述しているという。

調 べでは、11日午前8時34分ごろ、東村高江の県道70号で、交通取締の車両の前方を原付きバイクで発進や停止を繰り返し、通行を妨害。その後、停止を求めた男性警察官(49)をバイクで引きずり転倒させた疑いがある。

                            ☆

記事は「停止を求めた男性警察官(49)をバイクで引きずり転倒させた」などと暴徒の違法行為を生々しく報じているが、一夜明けたけさの記事では、「引きずり転倒させた」などの文言が消え、「警察官と目撃者 主張に相違」などと、トーンダウンしている。

いつも抗議団を英雄のように「さん」付けで報じている沖縄タイムスが「不都合な真実」をありのままに報道するのはケシカラン、とでも抗議したのか。

これまで沖縄タイムスは孝江での「市民」と警察官のもみあいを、「一般市民の抗議を暴力的に弾圧する警察」という印象操作をするため、「工事現場への出入りを妨害するため違法に放置した車両の列のミラーをロープで連結した警察官」また、「市民の肋骨を折る警察官」「市民の首をロープで絞める警察官」などの捏造記事を書いたが、すべてが大嘘であることが判明している。

今朝のタイムスしでも、「くるさりんど山城こと山城博治氏の「不当拘束だ」「仲間を帰せ」のコメントを紹介しているが、自分自身が法令違反で逮捕され「不当逮捕」と叫んだ「くるさりんどー山城」の発言に説得力はない

 

県警車両の通行妨害で男を現行犯逮捕 東村高江

 沖縄タイムス 2016年8月11日 15:34

 名護署は11日午前8時35分、県警車両の通行を妨害し警察官を転倒させたとして、公務執行妨害の疑いで自称建設作業員の男(36)=名護市伊差川=を現行犯逮捕した。認否については「いまは言えない」などと供述しているという。

調 べでは、11日午前8時34分ごろ、東村高江の県道70号で、交通取締の車両の前方を原付きバイクで発進や停止を繰り返し、通行を妨害。その後、停止を求めた男性警察官(49)をバイクで引きずり転倒させた疑いがある。

 

牛歩作戦で搬入に遅れ 抗議中に男性1人が現行犯逮捕 ヘリパッド問題

 
N1ゲートに進入する資材を積んだ大型トラック=11日午前9時44分、東村高江のN1ゲート

 【ヘリパッド取材班】東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設問題に関して、大型トラック10台が11日午前、米軍北部訓練場N1地区ゲートに資材を搬入した。建設に反対する市民らは、県道70号を北上する資材を積んだトラックや警察車両など30台の前を車やバイクでゆっくり走る「牛歩戦術」で資材搬入を通常より遅らせた。抗議活動の最中、公務執行妨害の容疑で男性1人が現行犯逮捕された。

 大型トラックによる資材搬入は通常、午前8時から10時の2時間程度で8~10台分の資材が運ばれる。午前に行われた牛歩作戦の影響で、11日午前の資材搬入は午前9時42分から午前11時23分までかかり、通常より遅れた。行動に参加している佐々木弘文さんは「みんなの連携が取れたことで、資材搬入を大幅に遅らせることができた」と話した。

 逮捕者が出たことについて沖縄平和運動センターの山城博治議長は「みんなで連携しながら楽しく、時には毅然(きぜん)とした態度で抗議活動をする考えに変わりはない。もう一度、みんなで気を引き締めながら、抗議活動を続けていきたい」と話した。【琉球新報電子版

                                                                     ☆

沖縄2紙は捏造記事を乱発して従来の手法では、読者を騙すことが困難になってきた、と悟るべきだ。

沖縄2紙の捏造記事はネットが次々と暴いており、嘘をつけばつくほど読者が減っていくのが現状だ。

沖縄2紙が捏造した「地元民の反対を『踏みにじって工事を強行する『国家権力』」という嘘。

既に東子さんが指摘しているが、沖縄2紙は重要な事実を意図的に読者の耳目から遮断している。

逮捕された人物は韓国籍だった

ちなみに最高裁判例で「違法テント」と確定した高江の「N1裏テント」にクーラーが設置されたという。(沖縄タイムス【辺野古・高江の動き】)

違法テントの中にクーラーとは豪勢なものだが、電源はどうするのだろう。

 【追記】

韓国籍の男逮捕の「動画」を貼り付けます。

【動画】KSM】沖縄ヘリパッド反対派の韓国籍の男逮捕 警備の警察官転倒させた疑い 名護署前で釈放求め抗議活動も

 

産経新聞 2016.8.11 16:47更新


沖縄ヘリパッド反対派の韓国籍の男逮捕 警備の警察官転倒させた疑い 名護署前で釈放求める抗議活動も

ヘリパッド建設に反対する人々を規制する警察官ら=7月22日、沖縄県東村高江ヘリパッド建設に反対する人々を規制する警察官ら=7月22日、沖縄県東村高江
 

 米軍北部訓練場(沖縄県東村、国頭村)内のヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)建設工事現場近くで、警備の警察官を転倒させたとして、沖縄県警名護署は11日、韓国籍の自称建設作業員の男を公務執行妨害容疑で現行犯逮捕した。署によると、容疑を否認している。警察官は膝を擦りむく軽傷。

 建設反対派の市民らは、名護署の前で釈放を求め、抗議した。

 逮捕容疑は11日午前8時35分ごろ、東村高江の県道で、警察官に右腕を捕まれた状態で乗っていたミニバイクを急発進させ、転倒させたとしている。その前には、警察車両の進行を妨げるように発進と停止を繰り返していたという。

 現場近くでは連日、反対派が建設工事用の土砂を運ぶ車両の進行を妨害するなど抗議活動を展開し、警備に当たる県警との緊張が高まっている。

                       ☆

韓国籍の自称建設作業員の男を公務執行妨害容疑で現行犯逮捕した

辺野古の違法テントには筆者も数回訪問したことが有るが、テント内にはハングル文字で書かれたポスターが貼られており、ほとんどの抗議団県外からの人達で、少なくとも辺野古の地元民は1人もいなかった。

沖縄2紙は、抗議団を地元民と印象報道しているのに、韓国人の抗議団が逮捕された事実は、県民に知らせたくないのであろう。

高江現場での韓国人の暗躍は他にもある。

首相夫人の安倍昭恵さをが高江に連れて行った三宅洋平は、その後ツイッターで、現場の事務局長が【朴さん】であることを暴露した!
三宅洋平氏、沖縄高江でヘリパッド建設に反対する市民団体の現場事務局長は「朴さん」だと発言

 

「県民」は之に由らしむべし、之を知らしむべからず・・・沖縄2紙

 

【おまけ】

 

東子さんの関連コメント

■高江住民も迷惑している反対派のノロノロ運転による渋滞を引き起こしたことを誇らしげに報告するIWJ記事。

「高江ではノロノロ運転で資材搬入車を阻止! 抗議市民の運転する車を警察はレッカー移動を強行!~「問い合わせても県警は法的根拠を言わない。土砂の搬入車を米大統領専用車なみに護送している」小口幸人弁護士が指摘! 2016.8.9」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/324721 
 

■「沖縄ヘリパッド反対派の韓国籍の男逮捕 警備の警察官転倒させた疑い 名護署前で釈放求める抗議活動も 2016.8.11 16:47」http://www.sankei.com/west/news/160811/wst1608110026-n1.html

 

>警備の警察官を転倒させたとして、沖縄県警名護署は11日、韓国籍の自称建設作業員の男を公務執行妨害容疑で現行犯逮捕した。
>署によると、容疑を否認している。

 


「韓国籍の」が抜けている、タイムス、新報。

 

「県警車両の通行妨害で男を現行犯逮捕 東村高江 2016年8月11日 15:34」
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/57053

 

>名護署は11日午前8時35分、県警車両の通行を妨害し警察官を転倒させたとして、公務執行妨害の疑いで自称建設作業員の男(36)=名護市伊差川=を現行犯逮捕した。
>認否については「いまは言えない」などと供述しているという。

 


「東村高江でヘリパッド建設反対の男性逮捕 公務執行妨害の疑い 反対活動の逮捕者は初 2016年8月11日 15:03」
米軍 北部訓練場 ヘリパッド N1裏ゲート 東 高江 国頭
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-334039.html

 

>名護署は11日午前8時35分、警察官に原付バイクの停止を求められた男性(36)=名護市=が、バイクを突然発進させ警察官を転倒させたとして、公務執行妨害の疑いで、名護市の自称建設作業員の男性を現行犯逮捕した。

 

 

 ■「牛歩作戦で搬入に遅れ 抗議中に男性1人が現行犯逮捕 ヘリパッド問題 2016年8月11日 13:54」
米軍 北部訓練場 ヘリパッド N1裏ゲート 東 高江 国頭
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-334024.html

>県道70号を北上する資材を積んだトラックや警察車両など30台の前を車やバイクでゆっくり走る「牛歩戦術」で資材搬入を通常より遅らせた。
>抗議活動の最中、公務執行妨害の容疑で男性1人が現行犯逮捕された。



今朝(8:00ころ)、IWJのツイキャス聞いていたら「牛歩する」って言っていましたからね。

>11日午前の資材搬入は午前9時42分から午前11時23分までかかり、通常より遅れた。
>行動に参加している佐々木弘文さんは「みんなの連携が取れたことで、資材搬入を大幅に遅らせることができた」と話した。

邪魔したことを、否定しない。


>逮捕者が出たことについて沖縄平和運動センターの山城博治議長は「みんなで連携しながら楽しく、時には毅然(きぜん)とした態度で抗議活動をする考えに変わりはない。もう一度、みんなで気を引き締めながら、抗議活動を続けていきたい」と話した。

逮捕されたのは、新顔?
なんか、警察を非難する声が、ないわね。

朝晩の集会で参加者からの「逮捕されたらどうなる?」の質問に、クルサリンド山城は「起訴内容が立証できないから、捕まっても1晩。すぐ、(傘下の)弁護士を送りますから。名前を言わなくてもいいです。その場合、少し長くなります。名前を言えば、ほとんどあくる日、釈放されます」と説明していた。
夏休みのせいか、県内外から子供連れの人達も多い。
沖退教、中退教の元教師も参加。
夏休みの宿題をみて貰えると喜んでいるツイッターあり。

だが、こんな危険な、トイレや風呂もままならない不衛生なところへ連れてくる気持が理解できない。

 

■高江住民も迷惑している反対派のノロノロ運転による渋滞を引き起こしたことを誇らしげに報告するIWJ記事。

「高江ではノロノロ運転で資材搬入車を阻止! 抗議市民の運転する車を警察はレッカー移動を強行!~「問い合わせても県警は法的根拠を言わない。土砂の搬入車を米大統領専用車なみに護送している」小口幸人弁護士が指摘! 2016.8.9」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/324721 
 
 
http://www.sankei.com/west/news/160811/wst1608110026-n1.html

>警備の警察官を転倒させたとして、沖縄県警名護署は11日、韓国籍の自称建設作業員の男を公務執行妨害容疑で現行犯逮捕した。
>署によると、容疑を否認している。


「韓国籍の」が抜けている、タイムス、新報。

「県警車両の通行妨害で男を現行犯逮捕 東村高江 2016年8月11日 15:34」
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/57053

>名護署は11日午前8時35分、県警車両の通行を妨害し警察官を転倒させたとして、公務執行妨害の疑いで自称建設作業員の男(36)=名護市伊差川=を現行犯逮捕した。
>認否については「いまは言えない」などと供述しているという。


「東村高江でヘリパッド建設反対の男性逮捕 公務執行妨害の疑い 反対活動の逮捕者は初 2016年8月11日 15:03」
米軍 北部訓練場 ヘリパッド N1裏ゲート 東 高江 国頭
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-334039.html

>名護署は11日午前8時35分、警察官に原付バイクの停止を求められた男性(36)=名護市=が、バイクを突然発進させ警察官を転倒させたとして、公務執行妨害の疑いで、名護市の自称建設作業員の男性を現行犯逮捕した。

 

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コメント (9)

県の苦しい弁明、「不作為に当たらず」 辺野古の違法確認訴訟 

2016-08-11 12:42:01 | 普天間移設

 

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加地伸行先生講演会のお知らせ

 

 

日時:8月21日(日)開場:13時30分 開演:14時 閉会:16時

会場:浦添市産業振興センター結の街3階大研修室(国立劇場向い)

会費:500円

主催:住みよい那覇市をつくる会(那覇市住民訴訟孔子廟訴訟原告)
お問い合わせ:090‐9780‐7272 ニシコリまで

            ☆

代執行訴訟、違法確認訴訟のどちらも主なる争点は「仲井真前知事の埋め立て承認」と「翁長知事の埋め立て取り消し」のどちらが適法で、どちらが違法かの一点である。

ならば翁長知事は自分で選任した「第三者委員会」が出した「(埋め立て承認に)瑕疵がある」という証拠を突きつけて仲井真前知事の違法性を証明すれば、裁判は県側の勝訴で終結する。

だが5日の第一回口頭弁論で、翁長知事は「仲井真前知事の埋め立て承認」に審議が遡ることを避け、自分が下した「埋め立て取り消し」のみに争点を絞るよう固執したという。 

似非識者たちの「第三者委員会」が主張する「瑕疵あり」では、仲井真前知事の「覊束裁量 」を覆すことは出来ないと判断したからだ。

本日の沖縄タイムス第二面のトップはこれだ。

辺野古訴訟 県が釈明書

高裁に提出「不作為」解釈に反論

記事によると県は10日、違法確認訴訟にかかわる釈明書と準備書面を提出した。

以下同記事の引用である。

 5日に開かれた第一回口頭弁論では、国の是正指示に従がわず「不作為」として違法とみなされる期間をどの程度なのか、議論がわかれた。 釈明書で県側は、是正指示が届いた翌日から数えて1週間を、是正指示に掛かる措置をとるために相当な期間と主張する国に対し法で定められた期間ではなく相当性もないと反論。 「本件における相当の期間は、国と県が真摯に協議し相互の了解が得られるに十分な機関期間だ」と答えた。 

また承認の取り消しと「撤回」の区別について今回の承認取り消しは埋め立て承認に原始的な瑕疵があると判断して行ったもので、承認後に事情が生じて行う「撤回」とは異なると回答した。第一回口頭弁論で、多身谷裁判長は必要な書面を10日までに提出するよう求めていた

県側は第一回口頭弁論が行われた5日の前1日、「不作為」に関する答弁書、準備書面をを提出している。

「不作為に当たらず」 辺野古の違法確認訴訟 沖縄県が国に反論 高裁に答弁書

琉球新報 2016年8月2日 05:00

 

 

 翁長雄志沖縄県知事による名護市辺野古の埋め立て承認取り消しを巡り、国が提起した不作為の違法確認訴訟で、県は1日、国の訴状への答弁書と第1準備書面を福岡高裁那覇支部に提出した。両書面で県は、翁長知事が仲井真弘多前知事の埋め立て承認を取り消した行為は適法だと改めて説明した。その上で、国が埋め立て承認を取り消した県に是正指示を出して以降も、県側が承認取り消しの撤回や国を相手取った裁判を提起しないのは「違法な不作為」だとする国に反論した。

 県側は国地方係争処理委員会が6月、国が県に出した是正指示の適否を判断せず、併せて双方に根本的な解決に向けた「真摯(しんし)な協議」を求める決定をしたことに沿った積極的な対応を取っているとして違法な不作為に当たらないとした。

 県側はまた、辺野古新基地建設は沖縄に過重な基地負担を固定し、日本の法律の及ばない米軍基地によって自治権が侵害されると指摘。法律で定めないまま辺野古新基地建設を強行するのは、国会を国の最高機関とした憲法41条と、地方自治の本旨を保障した92条に反すると強調した。

 県は違法確認訴訟に向け、翁長知事への本人尋問のほか、地元名護市の稲嶺進市長、粕谷俊雄元帝京科学大教授(海洋生物学)、我部政明琉球大教授(国際政治学)ら環境や安全保障の専門家など合計8人の証人出廷も申請した。

 訴状で国側は、埋め立て承認を出した前知事の判断に「裁量権の逸脱はなかった」として、翁長知事の承認取り消しは違法だと主張している。

 一方、県側はこの日提出した答弁書で「前知事による承認の適法性は、本件における直接の審理対象ではない」と反論。第三者委員会が埋め立て承認を検証した結果、計画の合理性、環境保全策などに「取り消し得るべき瑕疵(かし)」があったとして、取り消し行為に違法性はないとした。

 同訴訟の第1回口頭弁論は5日、開かれる。

 

 >国が埋め立て承認を取り消した県に是正指示を出して以降も、県側が承認取り消しの撤回や国を相手取った裁判を提起しないのは「違法な不作為」だとする国に反論した。

>県側は国地方係争処理委員会が6月、国が県に出した是正指示の適否を判断せず、併せて双方に根本的な解決に向けた「真摯(しんし)な協議」を求める決定をしたことに沿った積極的な対応を取っているとして違法な不作為に当たらないとした。

県は係争処理委が協議を求める決定をしたことを挙げ、決定に従って協議をする意図があるので、国を提訴しなかった。係争処理委の決定に従がったのであり不作為には当たらないというのだ。

>訴状で国側は、埋め立て承認を出した前知事の判断に「裁量権の逸脱はなかった」として、翁長知事の承認取り消しは違法だと主張している。

>一方、県側はこの日提出した答弁書で「前知事による承認の適法性は、本件における直接の審理対象ではない」と反論。第三者委員会が埋め立て承認を検証した結果、計画の合理性、環境保全策などに「取り消し得るべき瑕疵(かし)」があったとして、取り消し行為に違法性はないとした。

翁長知事が私的な「第三者委員会」に諮問して得た「瑕疵」を仲井真前知事の埋め立て承認に見出すことが不可能と判断した結果が「前知事による承認の適法性は、本件における直接の審理対象ではない」などと、前知事の「埋め立て承認」の審議を避けようとしている。

仲井真前知事の鉄壁の「埋め立て承認」を打ち砕くことは不可能と察したのだ。

「埋め立て承認」は仲井真氏が知事のとき、県議会の百条委員会で厳しく追及さたが瑕疵は発見できなかった事案である。

翁長知事のにわか仕込みの「第三者委員会」の胡散臭い「瑕疵」などで、違法性が証明できないことは翁長自身が百も承知のことである。

第一回口頭弁論の前に提出した答弁書、準備書面で反論した「不作為に当たらず」という主張が裁判長に認めてもらえそうもないと判断した県側が「不作為」の期間について反論したのが10日に提出した「釈明書」の趣旨である。

つまり「不作為」の本筋の主張が認められそうもないので、サイドストーリーである「手続き論」の「期間」を問題にした「釈明書」ということができる。

いくら悪あがきしてもウナギは最後は捌(さば)かれる!

いくら悪あがきしても翁長知事は最後は裁(さば)かれる!

                            ☆

東子さんの関連コメントです。

「「不作為に当たらず」 辺野古の違法確認訴訟 沖縄県が国に反論 高裁に答弁書 2016年8月2日 05:00」
辺野古 辺野古新基地 辺野古新基地建設 普天間飛行場移設問題 違法確認訴訟 埋め立て承認取り消し
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-327655.html

>県側は国地方係争処理委員会が6月、国が県に出した是正指示の適否を判断せず、併せて双方に根本的な解決に向けた「真摯(しんし)な協議」を求める決定をしたことに沿った積極的な対応を取っているとして違法な不作為に当たらないとした。

根本的な解決に向けた「真摯(しんし)な協議」を求めて、積極的な対応を取っているから、「不作為でない」。
と。


>辺野古新基地建設は沖縄に過重な基地負担を固定し、日本の法律の及ばない米軍基地によって自治権が侵害されると指摘。
>法律で定めないまま辺野古新基地建設を強行するのは、国会を国の最高機関とした憲法41条と、地方自治の本旨を保障した92条に反すると強調した。

埋立承認で「新基地」ができれば、米軍による地方自治の侵害が続く。
国が一方的に押し付けるのは、憲法で定められた地方自治の侵害。
と。


>県側はこの日提出した答弁書で「前知事による承認の適法性は、本件における直接の審理対象ではない」と反論。

例え、仲井真前知事の承認が適法だったとしても、↑のように県に不利益あるのだから、「前知事による承認の適法性」を審議する必要はない。
と。


だが、最後に、

>第三者委員会が埋め立て承認を検証した結果、計画の合理性、環境保全策などに「取り消し得るべき瑕疵(かし)」があったとして、取り消し行為に違法性はないとした。

あらぁ?
「仲井真前知事の承認が適法」を前提にして、「それでも県に不利益ある」が、組み立てじゃなかったの?

なのに、「『取り消し得るべき瑕疵(かし)』」あった」としたから、瑕疵があったかどうか、「前知事による承認の適法性」を審議する必要が出てくるでしょ。
県は、「前知事による承認の違法性」を加えた方が、より「取消の適法性」を言えると考えて、付け加えたのか?
蛇足ではなかったか?

「取消が適法である理由」に「県に不利益ある」は、違法確認の骨子とは無関係で、法的には「前知事による承認の違法性」が「取消」を支える全てなのだろう。
だから、触れずには、いられなかった……。でしょ?

本音は、適法だから「前知事による承認の適法性は、本件における直接の審理対象」にしたくないのに、「『取り消し得るべき瑕疵(かし)』」あった」を付け加えたために、審理したいのか、したくないのかと聞かれたと推測。
審理対象にするかしないかの攻防で、「審理対象にしたくない」を強く打ち出したがために、「あー、県も適法と認識している」と、バレたと、思われ。

                     ☆

 

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中国公船、尖閣で管轄権行使か

2016-08-11 07:59:16 | 外交・安全保障

 

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 【追記】
本日の話題を急遽偏向したため、第二回のエントリーを午後12時過ぎにアップの予定です。

 

本日の沖縄タイムス、見出し紹介。

■一面左トップ(右トップは坂井、200バタ銀)

菅氏、3000億円台約束

沖縄関係予算 知事が国庫要請

■2面トップ

予算折衝 本音隠し船出

辺野古訴訟 県が釈明書

高裁に提出「不作為」解釈に反論

尖閣「毅然と対応を」

石垣市長 外務省・海保に要請

尖閣危機管理

副知事に要請

自民県連

■社会面トップ

警察も「牛歩」で対抗

市民と同じ戦術

高江3キロ車で40分

工事用レール最長1.2キロ

防衛局検討 国有林 伐採の可能性

日常茶飯事のように中国公船が尖閣周辺に出没する事実を、沖縄2紙は黙殺するか、精々ベタ記事でお茶を濁平和ボケだった。

ところが8月に入ってからは事態が急変した。

尖閣諸島に300余の中国船が押し寄せている。

尖閣の海はいま、新しい局面に突入した。

中国の漁船が約300隻終結、その周りには、中国の巡視船が、十五隻航行していたという。中国の漁船と公船がセットで、日本の領海に侵入するのは初めてのこと。

現在尖閣諸島周辺は 、南シナ海より多くの中国公船が侵入している。

Photo_4http://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/senkaku.html

中国が突然尖閣で動きだした背景には、一体何があるのか。

尖閣問題に詳しい東海大学の山田吉彦教授は、次のように指摘する。

南シナ海の領海権問題で、仲裁裁判所の判決でフィリピンに全面敗訴し、面目丸つぶれとなったメンツを取り戻すための「陽道作戦」だという。

山田教授は「南シナ海の失敗を目立たなくし、かつ積極的に海洋進出しているんだと、最も効果があることが、尖閣諸島周辺海域の獲得に乗り出すこと」と指摘する。

7月、南シナ海で領有権をめぐり、フィリピンが中国を訴えていた仲裁手続きで、オランダ・ハーグにある仲裁裁判所は、中国の領有権主張には法的根拠はないとする判断を下した。

中国は仲裁裁判所の判決を「紙くず」と虚勢を張ってみせたが、東シナ海での今回の行動は、南シナ海で追い込まれた中国が仕掛けた、目くらましだという。(【おまけ】参照)

山田教授は「海洋強国になる動きを続けるためには、東シナ海、そして、日本に対して攻勢をかけていくことが、最も有効」と話した。

一方で、中国通の拓殖大学の澁谷 司教授は、中国国内の政治力学が、大きく影響していると見る。

澁谷教授は「外に敵を作れば、中も国内も、党内も引き締まると、習近平国家主席は思っているのではないか」と話した。

澁谷教授は「日本というターゲットが一番、敵役として最適。日本を敵役にすることで、自らの政権の安定化を狙っている」と話す。

八重山日報が二日連続で中国の脅威を一面トップで報道し、あの朝日新聞でさえ中国の暴挙を連続で報道しているが、沖縄タイムスは会いも変わらず中国の脅威について能天気なベタ扱いである。

>尖閣危機管理

>副知事に要請

>自民県連

尖閣の危機を感じ取った自民県連が副知事に「危機管理」を要請したが、上京中の翁長知事と安慶田副知事のオネダリコンビが、尖閣の危機管理を菅官房長官に要請した記事はない。

県知事の代わりに中山石垣市長が、職務を果たしている。


尖閣の中国公船問題 石垣市長、沈静化を要請


沖縄タイムス 2016年8月10日 18:33

 【東京】尖閣諸島周辺で多数の中国公船が航行している問題で、中山義隆石垣市長は10日、外務省に小田原潔政務官を訪ね、事態を沈静化させるよう要請した。


 


小田原外務政務官(右)に尖閣諸島周辺で航行する中国公船への対応を求める中山石垣市長=10日、外務省
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小田原外務政務官(右)に尖閣諸島周辺で航行する中国公船への対応を求める中山石垣市長=10日、外務省
 
 

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 中山市長は「尖閣(周辺)の状況は非常に緊迫している。毅然とした態度で取り組んでいただきたい」と求めた。小田原政務官は、中国側に複数回にわたり抗議し、領海や接続水域から出るよう求めていることを説明し「わが国固有の領土に対して受け入れがたい行為。譲ることなく厳正に抗議を続け、わが国の主権を守っていく」と伝えた。

 海上保安庁にも尖閣諸島周辺での厳しい警備を求めた。

 

中国公船、尖閣EEZで漁船検査か 管轄権行使の可能性

伊藤嘉孝

 朝日新聞 2016年8月10日19時55分

 沖縄県・尖閣諸島沖の排他的経済水域(EEZ)で9日から10日にかけ、中国海警局に所属する公船の乗組員が中国漁船に相次いで乗り移るのを、日本の海上保安庁の巡視船が確認した。一連の領海侵入と関連する動きで、中国が漁業管轄権を行使した可能性もあるとみて、海保が警戒している。

 海保によると、9日正午前~10日未明、中国公船「海警」と「漁政」の乗組員が、中国漁船5隻に相次いで乗り移ったり、逆に漁船の船員が公船へ乗り移ったりした。立ち入り検査をしていた可能性があるとみた海保の巡視船は、「我が国の排他的経済水域で漁業に関する管轄権の行使は認められない」と無線で警告したという

 中国公船のこうした動きは2012年から昨年7月までに15回確認されたが、今年は初めて。外務省は10日、公船の行動について中国側に説明を求めた。同省関係者は「管轄権を行使し日本の実効支配を弱体化させる狙いがある」と警戒している。

 ログイン前の続き周辺海域では5日以降、中国公船の領海侵入が28回相次ぎ、岸田文雄外相が程永華(チョンヨンホワ)・駐日中国大使に抗議した。海保は巡視船を増やして警戒を強化。10日は領海外側の接続水域に一時最大で10隻の中国公船がとどまったが、午後3時時点で7隻まで減り、領海侵入は確認されていない。(伊藤嘉孝

                 ☆

>中国海警局に所属する公船の乗組員が中国漁船に相次いで乗り移るのを、日本の海上保安庁の巡視船が確認した。

中国公船が中国漁船を猿、芝居ではあるが、臨検することは尖閣周辺で中国公船が「公務を執行」することを意味する。

>一連の領海侵入と関連する動きで、中国が漁業管轄権を行使した可能性もあるとみて、海保が警戒している

中国公船が尖閣周辺で漁業管轄権を行使することは、中国が自国の領海で公務を執行したことになり、結果的に尖閣周辺は「中国の領海である」と内外に知らしめたことになる。

 

尖閣の中国公船問題 石垣市長、沈静化を要請2016年8月10日 18:33

 【東京】尖閣諸島周辺で多数の中国公船が航行している問題で、中山義隆石垣市長は10日、外務省に小田原潔政務官を訪ね、事態を沈静化させるよう要請した。

 
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 中山市長は「尖閣(周辺)の状況は非常に緊迫している。毅然とした態度で取り組んでいただきたい」と求めた。小田原政務官は、中国側に複数回にわたり抗議し、領海や接続水域から出るよう求めていることを説明し「わが国固有の領土に対して受け入れがたい行為。譲ることなく厳正に抗議を続け、わが国の主権を守っていく」と伝えた。

 海上保安庁にも尖閣諸島周辺での厳しい警備を求めた。

 <尖閣の中国公船>米、日本と緊密に連携「日本の施政権下にある」

 

クローズアップ2016

沖縄・尖閣周辺領海 中国公船、侵入止まらず

 

 沖縄県・尖閣諸島周辺の領海への中国公船の侵入が止まらない。領有権主張の既成事実化の狙いが透けて見える動きに日本政府は5日連続で厳しく抗議、米国などとの連携で対抗する。ただ、中国船の活動抑止には決め手がないのが現状だ。【内橋寿明、北京・西岡省二、影山哲也】

【尖閣沖を航行する中国公船 

<社説>尖閣沖の中国船 挑発やめ真剣な対話を

漁船の動きに便乗

 8月5日、尖閣諸島周辺の領海に複数の中国漁船に続き中国海警局所属の公船1隻が侵入した。東京・霞が関の海上保安庁に緊張が走った。中国漁船の存在は確認されていたが、漁船に続く形で公船が侵入したのは初めてだ

 海保の巡視船が領海外へ出るよう呼びかけるが、公船は無視するかのように「中国の管轄海域でパトロールをしている。貴船は我が国の管轄海域に侵入した。我が国の法律を守ってください」と応じる。

 8日には過去最多の15隻の公船が接続水域を航行。海保幹部は「領海侵入の回数は増えているが毅然(きぜん)と対応するだけだ」と強調した。海保によると、5〜9日に日本の領海に入った中国の公船は延べ27隻、漁船は延べ68隻に上った。

 尖閣周辺で公船や漁船を多数活動させて領有権主張の既成事実化を図り「尖閣に領土問題は存在しない」との日本の立場を揺さぶる。その先に見え隠れするのは実効支配のもくろみだ。

 6日には中国漁船約230隻が尖閣周辺の接続水域を航行した。日中漁業協定(2000年発効)では接続水域内でも中国漁船の操業が認められ、中国が周辺海域での漁を解禁する8月には例年多くの漁船が現れる。このため「230隻が特に多いとはいえない」(政府系シンクタンク研究者)との指摘もある。

 問題は公船だ。漁船の動きに便乗して緊張を高めているように映る。日本の海保によると、砲らしきものを搭載した船7隻が確認された。軍艦の改造船もある。漁船も中国近海操業時には実質的に軍が統制する「海上民兵」が乗り込むという。

 「公船が漁民の操業と生命財産の安全を守るのは当たり前」(中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報)と中国側は主張する。だが北京の日中外交関係者の間では、こんな懸念も広がる。「中国海警局の船が、尖閣周辺の日本領海で操業する中国漁船を中国国内法で取り締まる。漁船立ち入りで警察権を行使し中国の支配を内外にアピールできる」

 9日には、その懸念が現実味を帯びてきたような動きがみられた。

 午前11時半ごろ、尖閣諸島久場島北西約48キロの日本の排他的経済水域(EEZ)で、公船の乗組員数人が搭載艇を横付けした上で中国漁船1隻に乗り込んだ。午後1時10分ごろにも、EEZ内で別の公船の乗組員数人が中国漁船に乗り移るなどした。

 海保の巡視船は公船に対し、「日本のEEZで、漁業に関する管轄権を行使しているのであれば認めることはできない」と警告した。

 習近平指導部は「海洋強国」建設を掲げる。東シナ海での一連の動きには、漁民を保護する様子を国内に示して指導部の求心力を高めたいとの思惑も透けて見える。また、日本が南シナ海問題で対中国批判を繰り返すことへの「意趣返し」との側面も読み取れる。圧力を強化して日本を揺さぶり、同盟国である米国にも領土主権と海洋権益で妥協しない立場を示す狙いがあるのは間違いない。

日本連続抗議 国際世論に訴え

 「我が国の主権を侵害し、一方的に緊張を高める行動は断じて受け入れられない」。岸田文雄外相は9日、中国の程永華駐日大使を外務省に呼んで領海侵入に強く抗議し、「一方的な現状変更の試みで日中関係は著しく悪化している」と非難した。程氏は「(尖閣は)中国固有の領土で、中国船舶が活動するのは当然だ」と反論。「対話を通じて解決に向けて努力すべきだ」とも述べたが、原則論は譲らなかった。

 

 程氏はその後、中国公船の行動について、記者団に「当該海域で漁船の活動が増えている。指導し、事態が複雑にならないよう努力している」と述べた。日本政府はこうした中国の主張は「日本の実効支配を崩す既成事実を積み上げるものだ」(外務省幹部)と警戒を強めている。外務省の杉山晋輔事務次官らが5日以降、抗議を繰り返し、9日には岸田氏による政治レベルに格上げした。同省幹部は「繰り返すことに意味がある」と話す。

 安倍晋三首相は6日、関係省庁に(1)国際法と国内法にのっとって冷静に対応(2)米国など関係諸国と緊密に連携(3)国民や国際社会に対する的確な情報提供−−の3点を指示した。外務省はこれを受け9日、ホームページに領海侵入の状況を説明する文章を公表。「多数の中国公船が集結し、漁船に続いて領海侵入を繰り返す事象が確認されたのは今回が初めてだ」と記し、海保が撮影した中国船の写真も掲載した。

 日本は米国などとともに、南シナ海で中国が主張する管轄権を否定した仲裁裁判所判決の受け入れを迫っている。尖閣での中国の動きを公表することは、東シナ海と南シナ海の双方で国際ルールを無視した「挑発的な行為」(政府関係者)を行う中国の姿勢を際立たせ、国際世論の支持を得る狙いがある。

 岸田氏は10日からフィリピンを訪問し、ドゥテルテ大統領と会談する。南シナ海問題で歩調を合わせ、中国の圧力にさらされる東南アジア各国と連携を強める考えだ。稲田朋美防衛相も8日、ブラウン米太平洋陸軍司令官との会談で尖閣周辺での中国船の行動に触れつつ、「日米関係は非常に緊密になっている」と中国をけん制した。

 ただ、岸田氏による程氏への抗議後、9日午後も公船が領海侵入した。日中両政府は8月下旬に韓国も加えた3カ国外相会談を日本で開くことを調整している。政府内でも「それまでに活動は沈静化するはずだ」との見方があるが、中国船の活動を抑制する有効策はないのが実情だ。

 

 

 

 

【おまけ】

中国、南シナ海で軍用格納庫建設か 裁判所判断を無視ワシントン=佐藤武嗣

朝日新聞 2016年8月10日09時48分

中国が南シナ海・南沙諸島の人工島で建設を進める航空機格納庫(屋根がないコの字形の建物)をとらえた衛星写真=7月下旬撮影、CSISアジア海洋透明性イニシアチブ・デジタルグローブ提供

  • 写真・図版

 中国が南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島で航空機の格納庫を短期間で建設しているとの分析結果と衛星写真を、米シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)が9日までに公表した。戦闘機などの軍用格納庫とみられ、米国政府は同諸島を軍事拠点化しないとの中国の主張を疑問視せざるを得ないと批判を強めている。

 CSISの分析によると、7月下旬までに撮影された衛星写真で、南沙諸島のファイアリー・クロス、スビ、ミスチーフの3礁で埋め立てた人工島の滑走路周辺に、建設中の格納庫が確認されたという。

 CSISは報告書で「3礁すべてで補強された格納庫が短期間で建設されたことは、現状変更の可能性を示唆している」と指摘。各礁とも、24機の戦闘機のほか、爆撃機空中給油機など大型機数機がそれぞれ収容可能な格納庫を建設中で、間もなく完成するとの見通しを示した。

 ログイン前の続きこうした格納庫の建設は、7月12日に南シナ海での中国の権利主張を否定した常設仲裁裁判所の判断が示された後でも、中国側がそれを無視して軍事拠点化を着々と進めていることを示すものだ。

 米国務省のトルドー報道部長は9日の会見で、CSISが公開した衛星画像について「軍民両用が可能なこうした建設活動は、地域の緊張を高める」と指摘。「昨年9月に(米中首脳会談で)『中国は南沙諸島を軍事拠点化する意図はない』とした習近平(シーチンピン)国家主席の主張を疑問視せざるを得ない」と批判した。(ワシントン=佐藤武嗣)

 

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コメント (9)

残念な福祉団体訴訟判決

2016-08-11 00:01:47 | マスコミ批判

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加地伸行先生講演会のお知らせ
 

日時:8月21日(日)開場:13時30分 開演:14時 閉会:16時

会場:浦添市産業振興センター結の街3階大研修室(国立劇場向い)

会費:500円

主催:住みよい那覇市をつくる会(那覇市住民訴訟孔子廟訴訟原告)
お問い合わせ:090‐9780‐7272 ニシコリまで

            ☆

沖縄2紙が決して報じない沖縄関連の記事の紹介です。

 

残念な福祉団体訴訟判決

コメント (7)

リンク論は自業自得!鶴保沖縄相

2016-08-10 08:04:33 | 普天間移設

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「予算額を減らすのは当然。消化できないものを無理やりお口開けて食べてくださいよでは、全国民の血税で使われているお金を無駄遣いしているという批判に耐えられない」・・・鶴保沖縄担当相

          ・・・・・・・・

菅官房長官の「リンク論」でパニックを起した沖縄タイムス。

本日の紙面は「新旧2人の沖縄相」の話題が紙面飾っている。

昨日放映のチャンネル桜「沖縄の声」でも指摘したが、沖縄問題の事実上の最高責任者は菅官房長官である。 菅氏は官房長官という重責の他に「沖縄米軍基地負担軽減相」というもうひとつの肩書きを現在も兼任しているが、今回島尻沖縄相が落選した後の「沖縄相」を菅氏がさらに兼任するという話もあったくらいだ。

落選した島尻氏は組閣までの短期間民間人として沖縄担相として務めたが、野次馬的興味でそのまま民間人の沖縄相を継続するのも興味深いと思った。

さすがに落選した島尻沖縄担当相に、当選した伊波洋一参議員議員が陳情に行く構図は刺激が強いと思ったのか補佐官という目立たない肩書きで閣内に残るもよう。

落選した島尻前沖縄相を大臣補佐官に起用へ 政府検討

 東京】政府が島尻安伊子前沖縄担当相を内閣府の大臣補佐官として起用する方向で調整に入ったことが9日、分かった。沖縄振興の分野を担当し、鶴保庸介沖縄担当相に助言する役割を担う。政府関係者が明らかにした。

島尻安伊子前沖縄担当相
 

島尻安伊子前沖縄担当相

 島尻氏は7月の参院選沖縄選挙区で落選。今月3日の内閣改造で沖縄担当相を退任した。

 島尻氏は第5次の沖縄振興特別措置法(沖振法)の成立や西普天間住宅地区跡地での国際医療拠点構想に深くかかわり、沖縄担当相時代には沖縄の子どもの貧困対策事業の予算確保と同施策展開に尽力するなど、沖縄振興に精通している。5年目の折り返しを迎えた沖振法の後期に向けた取り組みなどについて助言するとみられる。

 大臣補佐官は2014年4月に成立した公務員制度改革関連法で新設された特別職。政策の立案などに関し大臣を補佐し、助言する役割を担う。

                       ☆

>沖縄担当相時代には沖縄の子どもの貧困対策事業の予算確保と同施策展開に尽力するなど、沖縄振興に精通している。

沖縄2紙は島尻氏を目の敵のように批判することはあっても、島尻氏の功績について報じることはなかった。

さて本日の沖縄タイムスの」見出し紹介。

■一面中段(トップはオリンピック関連)

沖縄相「額ありきでない」

初来県 粗餐減額の可能性示唆

■二面トップ

沖縄相に不信と期待

予算源の示唆に県

知事会談時には触れず

振興策・圧力読めぬ真意

知事、きょう国庫要請

沖縄相、振興策に意欲

経済団体・市町村会と懇談

港湾部合意後に軍港議論

那覇港管理組合議会

キンザー開発で方針

■三面中段

島尻氏の補佐官検討

政府 大臣に沖縄振興助言

■30面下段

砂利搬入の抗議 拡大

高江 市民50人が車徐行

 


鶴保沖縄相、振興に前向き姿勢 翁長知事と会談


2016年8月9日 10:23

 翁長雄志知事は9日、就任後初めて沖縄を訪れた鶴保庸介沖縄担当相と沖縄県庁で会談した。知事は振興予算の満額確保と税制要望の実現、米軍基地の整理縮小に向けた取り組みを進めるよう要求。鶴保氏は知事との会談に関し、「しっかりと振興に取り組む決意を伝えにきた」と述べ、沖縄振興に取り組む考えを示した。


鶴保庸介沖縄担当相(左)に県の要望書を手渡す翁長雄志知事=9日午前、沖縄県庁
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 知事は県政運営の基本構想「21世紀ビジョン」が折り返しを迎えていることや現在の沖縄の経済情勢などに触れ、「これからの施策の展開にご指導をお願いしたい」と協力を求めた。

 鶴保氏は「本当の意味で沖縄に寄り添うとはどういうことか、知事と一緒に考えたい。信じて頂きたい」と語り、振興に前向きに取り組む姿勢を示した。

 県は振興や鉄軌道の早期導入、名護市辺野古への新基地建設断念など17項目の要望書を提出。鶴保氏は「持ち帰って検討したい」と述べた。会談は30分間で、報道陣に公開された。午後には米軍普天間飛行場などを視察する。

                 ☆

菅官房長官が基地負担と沖縄振興はリンクする、と公言したにもかかわらず、沖縄タイムスは鶴保沖縄相から「リンクしない」の言質を取ろうと必死のようだ。

だが、新沖縄相が沖縄問題の最高責任者である菅官房長官のリンク論を否定するはずがない。

沖縄タイムスが期待する鶴保氏も、菅幹部長官のリンク論に次のように発言している。

>鶴保氏は「基地がどこへ移動するかなど、いろいろな議論があるなかで振興策の中身が変わっていくのは十分当たり前のことだと思っている。そういう大きな意味では振興策と基地問題は確実にリンクしていると思う」と述べた。(【おまけ】参照】)

肝心の菅官房長官はリンク論について、「沖縄側が反対するから振興費を減らす」と露骨な発言をしているのではない。

現在の沖縄の状況を鑑みると、結果的に「リンクせざるを得ない」と、政府側の意図と関係なく必然的にリンクする、と言っているのだ。

つまり自業自得ということだ。

要約するとこうだ。

①県が普天間移設(辺野古移設)に反対⇒②辺野古移設の工事が遅れる。⇒③普天間基地を含む嘉手納以南の基地返還が遅れる。⇒④跡地利用の計画が立たない⇒⑤跡地利用の振興予算が減額⇒⑤リンクする

菅官房長官はリンク論を次のように説明している。

>菅氏は「工事が進まなければ予算が少なくなるのは当然でないか。米軍との間では嘉手納以南の土地の約7割が返還されることが決まっている。(普天間飛行場や嘉手納以南の)跡地利用が遅れると、予算が少なくなっていくのは現実問題としてそうでないか」と述べた。

>政府による沖縄振興の目的に関し「沖縄の発展のために基地負担軽減をはじめとする基地問題への対応と沖縄振興策の推進は総合的に取り組むべき重要な政策課題だと位置付けている。両方の課題を全体的に総合的に推進していく意味ではリンクしているのではないかと思う」と明言した。

「リンクするのは政府の意図する所ではない。 沖縄側の自業自得だ」、と菅氏は言いたいのだろう。

沖縄タイムスは鶴保沖縄相から「リンクしない」の言質をとるのに必死の様相だが、次に沖縄担当相との『一問一答を見れば、鶴保氏の考えは』一目瞭然だ。

【鶴保沖縄担当相の発言要旨】

●県議会での会談

赤嶺氏「いま県民が一番、気にしているのは(基地と振興の)リンク論。大臣の考えを聞かせてほしい。

鶴保氏 振興策と振興額は違う。 基地があるかないか、周辺や跡地をどうするかは振興策。 それを考える上で大いに影響があり、そういう意味でリンクする申し上げている。 必然的に基地問題が進まないと、振興額が減って来る場合も有る得る。仮に額が減っても、規制緩和や制度改革、特区など他にできることは他にいっぱいある。減額、増額など額ありきではない。

●記者団とのやり取り

記者 3千億円台の大前提は。

鶴保氏 全力で取り組みたいと思うが、本当にに3千億円必要かどうか。 3千億円以上なければ絶対になしえないものなのかも、振興策全体の中で考えていくべきものと考えている。

 沖縄タイムスが鶴保新大臣に「リンクしない」と言わそうと必死の記事を書いているが、琉球新報は次のような鶴保新大臣の本音を報じていた。 島尻前沖縄相のような沖縄選出の大臣には決して口に出せない本音を鶴保沖縄相は発言している。 沖縄に無縁の人物を沖縄担当相に選任したことは成功のようだ。

 「消化できないものお口に」 鶴保沖縄相、予算の減額示唆

 

 鶴保庸介沖縄担当相は4日の就任記者会見で、米軍普天間飛行場移設の作業遅れに関連して「予算額を減らすのは当然。消化できないものを無理やりお口開けて食べてくださいよでは、全国民の血税で使われているお金を無駄遣いしているという批判に耐えられない」と述べた。

 その上で「基地問題によって、振興策の中身を含め変わっていくのは十分当たり前のことだ。そういう意味では、振興策と基地問題は確実にリンクしている」と述べ、基地問題が沖縄振興策に影響するとの考えを強調した。

 鶴保担当相は、政府が3千億円台の確保を約束している沖縄関係予算の規模について「振興額と振興策は違う次元の話だ」とも指摘。会見に先立つ4日午前に菅義偉官房長官が「リンク論」を認める考えを示したことを引き合いに「私も全く同感だ」と同調した。

 

 
 【おまけ】
 

基地と沖縄振興、リンク容認 菅氏見解 辺野古新基地遅延なら予算減

9秒でまるわかり!

  • 辺野古新基地建設が進まない場合、菅氏は沖縄予算を減らす方針
  • 「嘉手納以南で返還、跡地利用が遅れば、予算が少なくなるのは当然」
  • 1月の県との協議会では振興と基地はリンクしないと確認していた

 【東京】菅義偉官房長官は4日の記者会見で、米軍普天間飛行場の返還に伴う名護市辺野古の新基地建設の進展が図られない場合、内閣府の沖縄関係予算を減額する考えを示した。政府と県がこれまで否定してきた沖縄振興と基地問題の「リンク論」を公式に容認する内容に、県側から大きな反発が出ている。

<!--
菅義偉官房長官

菅義偉官房長官

 同日に就任会見を開いた鶴保庸介沖縄担当相も「確実にリンクしている」と明言。新基地建設に反対する翁長雄志知事を予算面でけん制する狙いがある。

 政府が影響を想定しているのは、普天間飛行場などの移設作業の遅れによる跡地利用に関する振興策だ。

 菅氏は「工事が進まなければ予算が少なくなるのは当然でないか。米軍との間では嘉手納以南の土地の約7割が返還されることが決まっている。(普天間飛行場や嘉手納以南の)跡地利用が遅れると、予算が少なくなっていくのは現実問題としてそうでないか」と述べた。

 政府による沖縄振興の目的に関し「沖縄の発展のために基地負担軽減をはじめとする基地問題への対応と沖縄振興策の推進は総合的に取り組むべき重要な政策課題だと位置付けている。両方の課題を全体的に総合的に推進していく意味ではリンクしているのではないかと思う」と明言した。

 その上で、安倍晋三首相と仲井真弘多前知事で合意した2021年度まで毎年3千億円台の沖縄関係予算の確保は「ここはしっかり約束通り守っていきたい」と強調した。

 鶴保氏は「基地がどこへ移動するかなど、いろいろな議論があるなかで振興策の中身が変わっていくのは十分当たり前のことだと思っている。そういう大きな意味では振興策と基地問題は確実にリンクしていると思う」と述べた。

 沖縄の基地負担軽減と振興策を協議するために設置され、ことし1月にあった「政府・沖縄県協議会」の初会合では、振興策を基地問題とリンクさせずに進めることが双方で確認されていた

 
 
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いくらウナギが逃げ回っても蒲焼になる!

2016-08-09 07:02:22 | 普天間移設

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料理人とウナギの対決
 
ウナギがいくら逃げ回っても、最後は捌かれ蒲焼になる。
              ☆

今日の沖縄タイムス、見出し紹介。

■一面トップ

82歳 衰え考慮

「象徴の勤め難しくなる」

■二面中段

常時迎撃で破壊措置命令

北朝鮮ミサイル警戒 当面3ヶ月

■3面下段、ベタ記事

中国公船が最多15隻

尖閣周辺 首脳間で打開策模索

沖縄タイムスが日頃軽視しがちな天皇陛下のお言葉を共同通信の丸投げながら一面トップで取り上げたのも驚きだが、合計4面に及ぶ特集記事を掲載したのも驚き。

ただ6面では「天皇陛下メッセージ」として、昭和天皇のいわゆる「天皇メッセージ」を連想する文言で、陛下のお言葉全文を掲載した。

以下共同丸投げのオンパレードである。

共同通信 ニュース

 天皇陛下は8日午後3時、国民統合の象徴としての務めについてのお気持ちをビデオメッセージで表明し、皇太子さまに皇位を譲る生前退位の実現に強い思いを示された。82歳となり、体の衰えを考慮し「これまでのように、全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが難しくなるのではないかと案じています」と語って国民に理解を求めた。

 象徴としての務めについてのお気持ちを表明される天皇陛下=7日、皇居・御所応接室(宮内庁提供)

 陛下は、象徴としての地位と活動は一体不離との信条があり、「象徴天皇の務めが

常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じる」と述べた。

 退位の実現には、皇室典範の改正などが必要となる。政府は既に水面下で検討を

始めた。(共同通信)

 
象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば:象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば(ビデオ)(平成28年8月8日) - 宮内庁
 戦後70年という大きな節目を過ぎ,2年後には,平成30年を迎えます。
 私も80を越え,体力の面などから様々な制約を覚えることもあり,ここ数年,天皇としての自らの歩みを振り返るとともに,この先の自分の在り方や務めにつき,思いを致すようになりました。
 本日は,社会の高齢化が進む中,天皇もまた高齢となった場合,どのような在り方が望ましいか,天皇という立場上,現行の皇室制度に具体的に触れることは控えながら,私が個人として,これまでに考えて来たことを話したいと思います。

 即位以来,私は国事行為を行うと共に,日本国憲法下で象徴と位置づけられた天皇の望ましい在り方を,日々模索しつつ過ごして来ました。伝統の継承者として,これを守り続ける責任に深く思いを致し,更に日々新たになる日本と世界の中にあって,日本の皇室が,いかに伝統を現代に生かし,いきいきとして社会に内在し,人々の期待に応えていくかを考えつつ,今日に至っています。

 そのような中,何年か前のことになりますが,2度の外科手術を受け,加えて高齢による体力の低下を覚えるようになった頃から,これから先,従来のように重い務めを果たすことが困難になった場合,どのように身を処していくことが,国にとり,国民にとり,また,私のあとを歩む皇族にとり良いことであるかにつき,考えるようになりました。既に80を越え,幸いに健康であるとは申せ,次第に進む身体の衰えを考慮する時,これまでのように,全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが,難しくなるのではないかと案じています。

 私が天皇の位についてから,ほぼ28年,この間私は,我が国における多くの喜びの時,また悲しみの時を,人々と共に過ごして来ました。私はこれまで天皇の務めとして,何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが,同時に事にあたっては,時として人々の傍らに立ち,その声に耳を傾け,思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました。天皇が象徴であると共に,国民統合の象徴としての役割を果たすためには,天皇が国民に,天皇という象徴の立場への理解を求めると共に,天皇もまた,自らのありように深く心し,国民に対する理解を深め,常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じて来ました。こうした意味において,日本の各地,とりわけ遠隔の地や島々への旅も,私は天皇の象徴的行為として,大切なものと感じて来ました。皇太子の時代も含め,これまで私が皇后と共に行って来たほぼ全国に及ぶ旅は,国内のどこにおいても,その地域を愛し,その共同体を地道に支える市井しせいの人々のあることを私に認識させ,私がこの認識をもって,天皇として大切な,国民を思い,国民のために祈るという務めを,人々への深い信頼と敬愛をもってなし得たことは,幸せなことでした。

 天皇の高齢化に伴う対処の仕方が,国事行為や,その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには,無理があろうと思われます。また,天皇が未成年であったり,重病などによりその機能を果たし得なくなった場合には,天皇の行為を代行する摂政を置くことも考えられます。しかし,この場合も,天皇が十分にその立場に求められる務めを果たせぬまま,生涯の終わりに至るまで天皇であり続けることに変わりはありません。
 天皇が健康を損ない,深刻な状態に立ち至った場合,これまでにも見られたように,社会が停滞し,国民の暮らしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます。更にこれまでの皇室のしきたりとして,天皇の終焉に当たっては,重い殯の行事が連日ほぼ2ヶ月にわたって続き,その後喪儀に関連する行事が,1年間続きます。その様々な行事と,新時代に関わる諸行事が同時に進行することから,行事に関わる人々,とりわけ残される家族は,非常に厳しい状況下に置かれざるを得ません。こうした事態を避けることは出来ないものだろうかとの思いが,胸に去来することもあります。

 始めにも述べましたように,憲法の下,天皇は国政に関する権能を有しません。そうした中で,このたび我が国の長い天皇の歴史を改めて振り返りつつ,これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり,相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう,そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく,安定的に続いていくことをひとえに念じ,ここに私の気持ちをお話しいたしました。

 国民の理解を得られることを,切に願っています。

                                                                                          ☆

 中国公船が尖閣周辺を審判した事実を沖縄タイムスは、ほとんど黙殺常態であったが、八重山日報が二日連続で一面トップで大きく報じたのに刺激されたのか、共同丸投げながらアリバイ記事を書いた。 ついでに北朝鮮ミサイルの迎撃破壊命令が出たことも、共同でアリバイ記事。

尖閣周辺に中国公船、最多15隻 政府、首脳間で打開検討

 海上保安庁は8日、沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域や領海に一時、中国海警局などの公船計15隻が入ったと発表した。尖閣周辺で同時に航行する公船の数としては過去最多。政府は、安倍晋三首相らと中国指導部の対話を通じて局面打開が図れないか検討に入った。関係者が明らかにした。事務当局間の交渉だけでは、早期の緊張緩和は難しいと判断。政治レベルでの対応を模索する。中国公船や漁船による接続水域や領海の航行は5日から活発化しており4日連続となる。8日は15隻のうち3隻が領海を航行した。中国当局船の領海侵入は2日連続。外務省は「主権侵害」と中国大使館側に抗議した。(共同通信)

 

共同通信 ニュース

 稲田朋美防衛相は8日、北朝鮮の弾道ミサイル発射に備え、自衛隊によるミサイル迎撃を可能とする破壊措置命令を出した。期間は当面3カ月とし、その後更新を想定している。北朝鮮が発射台付き車両を使用した場合、発射の兆候が事前に把握しづらいことから常時迎撃できる態勢を整える狙いがある。複数の政府関係者が明らかにした。

 北朝鮮の弾道ミサイル発射に備えた破壊措置命令を受け、PAC3の設置作業をする自衛隊員=8日午後8時56分、東京・市谷の防衛省

自衛隊は命令を受け、航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)部隊を東京・市谷の防衛省敷地内に展開した。日本海で警戒監視を継続する海上配備型迎撃ミサイル(SM3)搭載の海上自衛隊のイージス艦も態勢を取っているとみられる。(共同通信)

                                       

■ウナギは最後は捌(さば)かれる!

代執行訴訟、違法確認訴訟のどちらも主なる争点は「仲井真前知事の埋め立て承認」と「翁長知事の「埋め立て取り消し」のどちらが適法で、どちらが違法かの一点である。

東子さんの関連コメントです。

「「不作為に当たらず」 辺野古の違法確認訴訟 沖縄県が国に反論 高裁に答弁書 2016年8月2日 05:00」
辺野古 辺野古新基地 辺野古新基地建設 普天間飛行場移設問題 違法確認訴訟 埋め立て承認取り消し
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-327655.html

>県側は国地方係争処理委員会が6月、国が県に出した是正指示の適否を判断せず、併せて双方に根本的な解決に向けた「真摯(しんし)な協議」を求める決定をしたことに沿った積極的な対応を取っているとして違法な不作為に当たらないとした。

根本的な解決に向けた「真摯(しんし)な協議」を求めて、積極的な対応を取っているから、「不作為でない」。
と。


>辺野古新基地建設は沖縄に過重な基地負担を固定し、日本の法律の及ばない米軍基地によって自治権が侵害されると指摘。
>法律で定めないまま辺野古新基地建設を強行するのは、国会を国の最高機関とした憲法41条と、地方自治の本旨を保障した92条に反すると強調した。

埋立承認で「新基地」ができれば、米軍による地方自治の侵害が続く。
国が一方的に押し付けるのは、憲法で定められた地方自治の侵害。
と。


>県側はこの日提出した答弁書で「前知事による承認の適法性は、本件における直接の審理対象ではない」と反論。

例え、仲井真前知事の承認が適法だったとしても、↑のように県に不利益あるのだから、「前知事による承認の適法性」を審議する必要はない。
と。


だが、最後に、

>第三者委員会が埋め立て承認を検証した結果、計画の合理性、環境保全策などに「取り消し得るべき瑕疵(かし)」があったとして、取り消し行為に違法性はないとした。

あらぁ?
「仲井真前知事の承認が適法」を前提にして、「それでも県に不利益ある」が、組み立てじゃなかったの?

なのに、「『取り消し得るべき瑕疵(かし)』」あった」としたから、瑕疵があったかどうか、「前知事による承認の適法性」を審議する必要が出てくるでしょ
県は、「前知事による承認の違法性」を加えた方が、より「取消の適法性」を言えると考えて、付け加えたのか?
蛇足ではなかったか?

「取消が適法である理由」に「県に不利益ある」は、違法確認の骨子とは無関係で、法的には「前知事による承認の違法性」が「取消」を支える全てなのだろう。
だから、触れずには、いられなかった……。でしょ?

本音は、適法だから「前知事による承認の適法性は、本件における直接の審理対象」にしたくないのに、「『取り消し得るべき瑕疵(かし)』」あった」を付け加えたために、審理したいのか、したくないのかと聞かれたと推測。
審理対象にするかしないかの攻防で、「審理対象にしたくない」を強く打ち出したがために、「あー、県も適法と認識している」と、バレたと、思われ。

                     ☆

5日行われた違法確認訴訟の第一回口頭弁論で、国は3月に和解した代執行訴訟と争点が同じなので、審議は尽くされたとして「法の支配を実現していただきたい」と早期判決を求めた。

多見谷裁判長は無駄な時間の浪費を避け、8月19日で結審し、判決を9月16日に言い渡すことを決めた。

論では、県は審議対象を翁長氏の承認取り消しに絞るよう訴え、多見谷裁判長との間で質疑応答があった。

 知事の判断には一定の裁量権が認められるため、前知事の埋め立て承認までさかのぼると裁量権により承認は適法とされる。

適法な承認を翁長氏が取り消したことは違法とされる。

自分の埋め立て取り消しが違法とされることを回避するため、審議を「適法な」前知事の覊束裁量(きそくさいりょう)を審議せず、翁長知事の取り消しのみを審議しようとする県の法廷戦術(時間稼ぎ)が透けて見える。

現在の国と県の法廷闘争は、料理人とウナギの対決に酷似している。

うなぎが体をくねらせ必死で料理人の手を逃れようと悪足掻きしても、最後は料理人の包丁で蒲焼にされてしまう。

いくら時間稼ぎしても時間の無駄ということを多身谷裁判長も、速やかな判決で示したではないか。

 

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