※お願い
人気ブログランキングの投票が分散されるのを防ぐため、次のバナーをクリックお願いします。
加地伸行先生講演会のお知らせ
日時:8月21日(日)開場:13時30分 開演:14時 閉会:16時
会場:浦添市産業振興センター結の街3階大研修室(国立劇場向い)
会費:500円
主催:住みよい那覇市をつくる会(那覇市住民訴訟孔子廟訴訟原告)
お問い合わせ:090‐9780‐7272 ニシコリまで
☆
代執行訴訟、違法確認訴訟のどちらも主なる争点は「仲井真前知事の埋め立て承認」と「翁長知事の埋め立て取り消し」のどちらが適法で、どちらが違法かの一点である。
ならば翁長知事は自分で選任した「第三者委員会」が出した「(埋め立て承認に)瑕疵がある」という証拠を突きつけて仲井真前知事の違法性を証明すれば、裁判は県側の勝訴で終結する。
だが5日の第一回口頭弁論で、翁長知事は「仲井真前知事の埋め立て承認」に審議が遡ることを避け、自分が下した「埋め立て取り消し」のみに争点を絞るよう固執したという。
似非識者たちの「第三者委員会」が主張する「瑕疵あり」では、仲井真前知事の「覊束裁量 」を覆すことは出来ないと判断したからだ。
本日の沖縄タイムス第二面のトップはこれだ。
辺野古訴訟 県が釈明書
高裁に提出「不作為」解釈に反論
記事によると県は10日、違法確認訴訟にかかわる釈明書と準備書面を提出した。
以下同記事の引用である。
5日に開かれた第一回口頭弁論では、国の是正指示に従がわず「不作為」として違法とみなされる期間をどの程度なのか、議論がわかれた。 釈明書で県側は、是背正指示が届いた翌日から数えて1週間を、是正指示に掛かる措置をとるために相当な期間と主張する国に対し法で定められた期間ではなく相当性もないと反論。 「本件における相当の期間は、国と県が真摯に協議し相互の了解が得られるに十分な機関期間だ」と答えた。
また承認の取り消しと「撤回」の区別について今回の承認取り消しは埋め立て承認に原始的な瑕疵があると判断して行ったもので、承認後に事情が生じて行う「撤回」とは異なると回答した。第一回口頭弁論で、多身谷裁判長は必要な書面を10日までに提出するよう求めていた。
県側は第一回口頭弁論が行われた5日の前1日、「不作為」に関する答弁書、準備書面をを提出している。
「不作為に当たらず」 辺野古の違法確認訴訟 沖縄県が国に反論 高裁に答弁書
琉球新報 2016年8月2日 05:00
翁長雄志沖縄県知事による名護市辺野古の埋め立て承認取り消しを巡り、国が提起した不作為の違法確認訴訟で、県は1日、国の訴状への答弁書と第1準備書面を福岡高裁那覇支部に提出した。両書面で県は、翁長知事が仲井真弘多前知事の埋め立て承認を取り消した行為は適法だと改めて説明した。その上で、国が埋め立て承認を取り消した県に是正指示を出して以降も、県側が承認取り消しの撤回や国を相手取った裁判を提起しないのは「違法な不作為」だとする国に反論した。
県側は国地方係争処理委員会が6月、国が県に出した是正指示の適否を判断せず、併せて双方に根本的な解決に向けた「真摯(しんし)な協議」を求める決定をしたことに沿った積極的な対応を取っているとして違法な不作為に当たらないとした。
県側はまた、辺野古新基地建設は沖縄に過重な基地負担を固定し、日本の法律の及ばない米軍基地によって自治権が侵害されると指摘。法律で定めないまま辺野古新基地建設を強行するのは、国会を国の最高機関とした憲法41条と、地方自治の本旨を保障した92条に反すると強調した。
県は違法確認訴訟に向け、翁長知事への本人尋問のほか、地元名護市の稲嶺進市長、粕谷俊雄元帝京科学大教授(海洋生物学)、我部政明琉球大教授(国際政治学)ら環境や安全保障の専門家など合計8人の証人出廷も申請した。
訴状で国側は、埋め立て承認を出した前知事の判断に「裁量権の逸脱はなかった」として、翁長知事の承認取り消しは違法だと主張している。
一方、県側はこの日提出した答弁書で「前知事による承認の適法性は、本件における直接の審理対象ではない」と反論。第三者委員会が埋め立て承認を検証した結果、計画の合理性、環境保全策などに「取り消し得るべき瑕疵(かし)」があったとして、取り消し行為に違法性はないとした。
同訴訟の第1回口頭弁論は5日、開かれる。
>国が埋め立て承認を取り消した県に是正指示を出して以降も、県側が承認取り消しの撤回や国を相手取った裁判を提起しないのは「違法な不作為」だとする国に反論した。
>県側は国地方係争処理委員会が6月、国が県に出した是正指示の適否を判断せず、併せて双方に根本的な解決に向けた「真摯(しんし)な協議」を求める決定をしたことに沿った積極的な対応を取っているとして違法な不作為に当たらないとした。
県は係争処理委が協議を求める決定をしたことを挙げ、決定に従って協議をする意図があるので、国を提訴しなかった。係争処理委の決定に従がったのであり不作為には当たらないというのだ。
>訴状で国側は、埋め立て承認を出した前知事の判断に「裁量権の逸脱はなかった」として、翁長知事の承認取り消しは違法だと主張している。
>一方、県側はこの日提出した答弁書で「前知事による承認の適法性は、本件における直接の審理対象ではない」と反論。第三者委員会が埋め立て承認を検証した結果、計画の合理性、環境保全策などに「取り消し得るべき瑕疵(かし)」があったとして、取り消し行為に違法性はないとした。
翁長知事が私的な「第三者委員会」に諮問して得た「瑕疵」を仲井真前知事の埋め立て承認に見出すことが不可能と判断した結果が「前知事による承認の適法性は、本件における直接の審理対象ではない」などと、前知事の「埋め立て承認」の審議を避けようとしている。
仲井真前知事の鉄壁の「埋め立て承認」を打ち砕くことは不可能と察したのだ。
「埋め立て承認」は仲井真氏が知事のとき、県議会の百条委員会で厳しく追及さたが瑕疵は発見できなかった事案である。
翁長知事のにわか仕込みの「第三者委員会」の胡散臭い「瑕疵」などで、違法性が証明できないことは翁長自身が百も承知のことである。
第一回口頭弁論の前に提出した答弁書、準備書面で反論した「不作為に当たらず」という主張が裁判長に認めてもらえそうもないと判断した県側が「不作為」の期間について反論したのが10日に提出した「釈明書」の趣旨である。
つまり「不作為」の本筋の主張が認められそうもないので、サイドストーリーである「手続き論」の「期間」を問題にした「釈明書」ということができる。
いくら悪あがきしてもウナギは最後は捌(さば)かれる!
いくら悪あがきしても翁長知事は最後は裁(さば)かれる!
☆
東子さんの関連コメントです。
「「不作為に当たらず」 辺野古の違法確認訴訟 沖縄県が国に反論 高裁に答弁書 2016年8月2日 05:00」
辺野古 辺野古新基地 辺野古新基地建設 普天間飛行場移設問題 違法確認訴訟 埋め立て承認取り消し
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-327655.html
>県側は国地方係争処理委員会が6月、国が県に出した是正指示の適否を判断せず、併せて双方に根本的な解決に向けた「真摯(しんし)な協議」を求める決定をしたことに沿った積極的な対応を取っているとして違法な不作為に当たらないとした。
根本的な解決に向けた「真摯(しんし)な協議」を求めて、積極的な対応を取っているから、「不作為でない」。
と。
>辺野古新基地建設は沖縄に過重な基地負担を固定し、日本の法律の及ばない米軍基地によって自治権が侵害されると指摘。
>法律で定めないまま辺野古新基地建設を強行するのは、国会を国の最高機関とした憲法41条と、地方自治の本旨を保障した92条に反すると強調した。
埋立承認で「新基地」ができれば、米軍による地方自治の侵害が続く。
国が一方的に押し付けるのは、憲法で定められた地方自治の侵害。
と。
>県側はこの日提出した答弁書で「前知事による承認の適法性は、本件における直接の審理対象ではない」と反論。
例え、仲井真前知事の承認が適法だったとしても、↑のように県に不利益あるのだから、「前知事による承認の適法性」を審議する必要はない。
と。
だが、最後に、
>第三者委員会が埋め立て承認を検証した結果、計画の合理性、環境保全策などに「取り消し得るべき瑕疵(かし)」があったとして、取り消し行為に違法性はないとした。
あらぁ?
「仲井真前知事の承認が適法」を前提にして、「それでも県に不利益ある」が、組み立てじゃなかったの?
なのに、「『取り消し得るべき瑕疵(かし)』」あった」としたから、瑕疵があったかどうか、「前知事による承認の適法性」を審議する必要が出てくるでしょ。
県は、「前知事による承認の違法性」を加えた方が、より「取消の適法性」を言えると考えて、付け加えたのか?
蛇足ではなかったか?
「取消が適法である理由」に「県に不利益ある」は、違法確認の骨子とは無関係で、法的には「前知事による承認の違法性」が「取消」を支える全てなのだろう。
だから、触れずには、いられなかった……。でしょ?
本音は、適法だから「前知事による承認の適法性は、本件における直接の審理対象」にしたくないのに、「『取り消し得るべき瑕疵(かし)』」あった」を付け加えたために、審理したいのか、したくないのかと聞かれたと推測。
審理対象にするかしないかの攻防で、「審理対象にしたくない」を強く打ち出したがために、「あー、県も適法と認識している」と、バレたと、思われ。
☆
(機関は期間の間違い? は、さておいて)
「本件における相当の期間=話し合い期間」とするなら、「話し合い期間は、何も手をつけない」と言うに等しい。
終わりの見えない「話し合い期間」では、「迅速な」解決はいつになるか、先が見えない。
普天間の危険除去が「早期に」求めている住民の利益に反する。
国、県双方とも、住民の利益のなる方は、どちらかと争っているのだから、「早期に」「迅速に」に適う方に軍配が上がる。
2回で結審と決めた地裁に、「本件における相当の期間=話し合い期間」を是とする理由が見つからない。
【参考】
「政府「22日に違法確認訴訟を提起」沖縄県に 2016年7月21日 12時21分(最終更新 7月21日 13時13分)」
http://mainichi.jp/articles/20160721/k00/00e/010/274000c
>県は提訴見送りを決め、21日に地方自治法上の提訴期限を迎えるため、政府の対応が焦点となっていた。
地方自治法上の提訴期限。
「和解条項」
5 同委員会が是正の指示を違法でないと判断した場合に、被告に不服があれば、被告は、審査結果の通知があった日から1週間以内に同法251条の5第1項1号所定の是正の指示の取消訴訟を提起する。
6 同委員会が是正の指示が違法であると判断した場合に、その勧告に定められた期間内に原告が勧告に応じた措置を取らないときは、被告は、その期間が経過した日から1週間以内に同法251条の5第1項4号所定の是正の指示の取消訴訟を提起する。
1週間以内。
どちらも、過ぎたということで。
米軍 北部訓練場 ヘリパッド N1裏ゲート 東 高江 国頭
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-334024.html
>県道70号を北上する資材を積んだトラックや警察車両など30台の前を車やバイクでゆっくり走る「牛歩戦術」で資材搬入を通常より遅らせた。
>抗議活動の最中、公務執行妨害の容疑で男性1人が現行犯逮捕された。
今朝(8:00ころ)、IWJのツイキャス聞いていたら「牛歩する」って言っていましたからね。
>11日午前の資材搬入は午前9時42分から午前11時23分までかかり、通常より遅れた。
>行動に参加している佐々木弘文さんは「みんなの連携が取れたことで、資材搬入を大幅に遅らせることができた」と話した。
邪魔したことを、否定しない。
>逮捕者が出たことについて沖縄平和運動センターの山城博治議長は「みんなで連携しながら楽しく、時には毅然(きぜん)とした態度で抗議活動をする考えに変わりはない。もう一度、みんなで気を引き締めながら、抗議活動を続けていきたい」と話した。
逮捕されたのは、新顔?
なんか、警察を非難する声が、ないわね。
朝晩の集会で参加者からの「逮捕されたらどうなる?」の質問に、クルサリンド山城は「起訴内容が立証できないから、捕まっても1晩。すぐ、(傘下の)弁護士を送りますから。名前を言わなくてもいいです。その場合、少し長くなります。名前を言えば、ほとんどあくる日、釈放されます」と説明していた。
夏休みのせいか、県内外から子供連れの人達も多い。
沖退教、中退教の元教師も参加。
夏休みの宿題をみて貰えると喜んでいるツイッターあり。
だが、こんな危険な、トイレや風呂もままならない不衛生なところへ連れてくる気持が理解できない。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/56739
>沖縄県東村高江周辺の米軍ヘリパッド建設に反対する市民約50人が9日午前、N1地区表側出入り口につながる県道70号を約30台の車両で徐行し、砂利搬入のトラックが入らないよう抗議した。「砂利が搬入されるとヘリパッド建設が急ピッチで進んでしまう」との危機感から市民は抗議活動を8日から拡大しており、10日以降も続ける構えだ。
>市民によると県道での抗議は午前7時半ごろ始まり、約30台が徐行しながらトラックが早く進むのを妨げた。歩いてトラックの前に立ちはだかる参加者もおり、多くの機動隊員ともみ合いになりながら混乱は11時ごろまで続いたという。
>市民は「機動隊員は根拠も示さずに県道を封鎖し、歩行も許さなかった」と指摘。一方、県警は「県道の封鎖や出入り制限は一切していない」としており、主張が食い違っている。
↓2016年8月11日 05:10の記事
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/56971
>沖縄県の東村高江周辺の米軍ヘリパッド建設問題で、警察は10日、反対する市民の車を押さえ込むため、わざと低速で車を走らせた。市民が工事車両を阻止する「牛歩戦術」と同じ行動。高江集落の出入り口を含め3カ所で通行止めも行い、市民側との攻防は地元の生活を巻き込んで激化している。
>福岡、沖縄両県警の車両最大3台が、直線で約3キロしかない高江集落から北部訓練場メインゲートまでを、午前8時半から約40分間かけて走った。建設資材の砂利を積んだダンプが先行していて、阻止しようとする市民の車を近付けない狙いがあったとみられる。
>時速はほぼ5キロ以下。徒歩で追い付いたネット中継「IWJ」のスタッフが撮影を始めると速度を上げ、引き離すと低速に、ということを繰り返した。スタッフの阿部洋地(ひろくに)さん34は「都合が悪いから撮影されたくなかったのだと思う」と苦笑した。
>高江集落から県道70号に出る交差点は午前7時半ごろから15分ほど通行止めに。巻き込まれた通勤の住民らの抗議を受け、解除された。
>仲嶺久美子区長は建設反対の立場は変わらないとしながら、「いつまでこんなことが続くのか。抗議運動の支援者も警察も、ここで人が暮らしていることを理解してほしい」と訴えた。警察に対し、東村役場を交えた協議を申し入れた。
>ほかに新川ダム入り口、メインゲート前が一時通行止めにされた。
これは一体?
http://www.sankei.com/west/news/160811/wst1608110026-n1.html
>警備の警察官を転倒させたとして、沖縄県警名護署は11日、韓国籍の自称建設作業員の男を公務執行妨害容疑で現行犯逮捕した。
>署によると、容疑を否認している。
「韓国籍の」が抜けている、タイムス、新報。
「県警車両の通行妨害で男を現行犯逮捕 東村高江 2016年8月11日 15:34」
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/57053
>名護署は11日午前8時35分、県警車両の通行を妨害し警察官を転倒させたとして、公務執行妨害の疑いで自称建設作業員の男(36)=名護市伊差川=を現行犯逮捕した。
>認否については「いまは言えない」などと供述しているという。
「東村高江でヘリパッド建設反対の男性逮捕 公務執行妨害の疑い 反対活動の逮捕者は初 2016年8月11日 15:03」
米軍 北部訓練場 ヘリパッド N1裏ゲート 東 高江 国頭
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-334039.html
>名護署は11日午前8時35分、警察官に原付バイクの停止を求められた男性(36)=名護市=が、バイクを突然発進させ警察官を転倒させたとして、公務執行妨害の疑いで、名護市の自称建設作業員の男性を現行犯逮捕した。
>名護署は11日午前8時35分、県警車両の通行を妨害し警察官を転倒させたとして、公務執行妨害の疑いで自称建設作業員の男(36)=名護市伊差川=を現行犯逮捕した。認否については「いまは言えない」などと供述しているという。
>調べでは、11日午前8時34分ごろ、東村高江の県道70号で、交通取締の車両の前方を原付きバイクで発進や停止を繰り返し、通行を妨害。その後、停止を求めた男性警察官(49)をバイクで引きずり転倒させた疑いがある。
①バイクで引きずったらあかんでしょ。
②「いまは言えない」ってのは、ハテサテ、どういうことでございましょうか?
「高江ではノロノロ運転で資材搬入車を阻止! 抗議市民の運転する車を警察はレッカー移動を強行!~「問い合わせても県警は法的根拠を言わない。土砂の搬入車を米大統領専用車なみに護送している」小口幸人弁護士が指摘! 2016.8.9」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/324721
>自民党・二階幹事長:「家庭内でもぎくしゃくするってことはあるわけでしょうから、国と国ですから、当然あるわけですけども、それを乗り越えていくだけの度量と見識がなくてはならない」
>中国の程永華大使は二階幹事長の就任祝いに訪れ、尖閣諸島周辺の領海への侵入について、「魚が捕れる場所だった」などと述べました。二階幹事長は「ルールにのっとって行動すべきだ」と懸念を伝えました。
「魚が捕れる場所だった」ら、何をしてもいいの?
領海侵犯もOKなの?
その理屈でいえば、
「レアアースが取れる場所だった」ら、中国の領土に入り込んでもいいの?
訂正↓
「レアアースが採れる場所だった」
この記事の名前(Unknown)が抜けてました。すみません。
>多くの中国漁船が集まっていた沖縄の尖閣諸島沖の公海上で、11日朝早く、中国漁船とギリシャ船籍の大型貨物船が衝突し、漁船の乗組員のうち6人が救助されましたが、8人の行方が今もわからなくなっていて、海上保安本部が捜索を続けています。
>第11管区海上保安本部によりますと、11日午前5時半ごろ、沖縄県の尖閣諸島にある魚釣島の北西67キロの公海上で、ギリシャ船籍の大型貨物船「ANANGEL COURAGE」(アナンゲル・カレッジ/10万6727トン)から、中国漁船と衝突したという遭難通信が出ているのを警戒中の巡視船が受信しました。
>中国漁船はまもなく沈没したとみられ、現場海域に向かった海上保安庁の巡視船が海に投げ出されていた中国漁船の乗組員6人を救助しました。
>6人はいずれも命に別状はないということで、このあと海上保安本部のヘリコプターで石垣島に運ばれ、中国に帰国する手続きをとるということです。
>貨物船の乗組員にけがはありませんでした。
>一方、海上保安本部によりますと、沈没したとみられる漁船には14人が乗っていて、残る8人の行方が分かっていないということです。
>尖閣諸島沖では、今月に入って中国当局の船が中国漁船とともに日本の領海に侵入するなど活動が活発化していて、衝突事故があった海域の近くでは、10日に一時200隻ほどの中国漁船が確認されていました。
>11日になって漁船の数は大幅に減ったということですが、海上保安本部は事故当時の詳しい状況を調べるとともに、行方が分からない乗組員の発見に全力を挙げることにしています。
>中国側から日本政府の対応に謝意
>外務省は、東京にある中国大使館や北京の日本大使館を通じて、中国側に、中国漁船の乗組員を救助したことや事故の状況などを伝えました。
これに対し、中国側からは、日本政府の一連の対応に謝意が示されたということです。
このあたりを「各種」メディアが、どう報じるのか気になります。
尖閣は日本の領土だと証明された。