狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

「ヘリ墜落」は事故であり、「攻撃」ではない

2007-08-17 06:11:25 | 未分類

 
 
 
米軍ヘリ事故語り継ごう 沖国大の学生らコンサート
中日新聞 - <NOBR>2007年8月12日</NOBR>
沖縄県宜野湾市の沖縄国際大に米軍普天間飛行場の大型輸送ヘリコプターが墜落した事故から13日で3年になるのを前に、沖国大の学生らが12日、「NO FLY ZONE」(飛行禁止区域)と題するコンサートをキャンパスで開いた。 事故当時を知る最後の学年となった4 ...
ヘリ事故展示見学 普天間第2小児童「壁」にメッセージ
琉球新報 - <NOBR>2007年8月12日</NOBR>
宜野湾】宜野湾市立普天間第2小学校(出盛光朋校長)4年3組の生徒約20人と引率の登川亜紀教諭、父母らが12日午後、沖縄国際大学を訪れ、米軍ヘリ墜落事故の展示を見学した。 展示は、同日午後に沖国大の学生らによって行われた「NO FLY ZONE ...

ヘリ墜落3年 決意新た【写真】 沖縄タイムス
沖国大の減り墜落事故跡を、原爆遺跡やゲルニカの壁絵に並ぶ戦争の遺跡にしようと言う運動がある。

これに対して、8月10日のエントリーで次のように書いた。

沖国大構内に墜落した米軍ヘリコプターの油煙跡の残る壁を保存する運動には理解も出来る。

だからと言って、幸いにして一人の死傷者も出なかった事故の“壁”と、死者数10万にも及ぶ広島、長崎の原爆遺跡とを同列に扱う神経を疑う。

基地被害を訴える余り「事故」と「大惨劇」を同列に扱うことは広島、長崎の被爆者に礼を失すると言うものだろう。

原爆遺跡と沖国大の“壁”を実際に見た者として、その余りにも大きな“意味”の差に、この文章をコラムとして報じる琉球新報に怒りさえ感じる。原爆遺構と沖国大の“壁”

 

基地被害を訴える余り「事故」と「大惨劇」を同列に扱うことは広島、長崎の被爆者に礼を失すると言うものだろう。

ここで原爆投下のことを「大惨劇」と表したが、これでは「事故」との本質的違いを表してはいない。

「大惨劇」ではなく、アメリカによる「大虐殺」と訂正しおく。

ヘリ事故も原爆投下も主体はアメリカだが、ヘリ事故の操縦士は事故を起こす意思はなく、ましてや「加害の意思」などなかったはずだ。

ところが原爆投下機の操縦士は明らかに「加害・虐殺の意思」で原爆を投下をしている。

ここで再び言おう。

一米兵の起こした「交通事故」と人類が犯した最大の罪である「原爆投下」を同列に扱うような「ヘリ事故跡保存運動」は原爆被害者を冒涜することになる。

 沖縄には米軍基地を売り物にしているお笑い集団もいる。
 笑いの力(8月11日朝刊26面)

 

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