狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

我那覇真子さんが25日、東京で記者会見!

2015-09-24 07:35:28 | 普天間移設
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 翁長知事の国連人権理事会での2分間の「棒読み演説」が、我那覇真子さんの流暢な英語の的を射たカウンタースピーチで、木っ端微塵に粉砕された。

ところが昨日の沖縄タイムスは、知事の「演説」とは別個に行われた市民団体が主催したプライベートのシンポでの知事発言を、針小棒大に取り上げ、あたかも知事が国連理事会で熱弁を振るい、それが世界の注目を浴びたかのような捏造報道に徹した。

これこそが沖縄2紙を含む市民団体の大デレゲーションを同行した翁長知事の目的であった。

念のため同じ日の琉球新報を買い求めてみたら、「知事国連演説 県民の声代弁」「国際世論に期待」など、沖縄タイムスの発狂見出しと大同小異である。

 

では、本日の沖縄タイムスは、どうか。

昨日の記事では欧米メディア 低い関心度」「知事スピーチ 報道目立たず」などと珍しく本音を吐露していた沖縄タイムスが、一夜明けたらこの有様である。

 

■第一面トップ

【国連演説沖縄から訴える】 1▲

■二面中段

知事主張 世界に配信

AP通信国連記者会見

基地問題 世界に問う

昨日のエントリーでは我那覇真子さんのカウンタースピーチの映像は紹介できなかったので、下記に紹介する。

【動画】国連人権理事会 2015/9/22】我那覇眞子さんの報告|翁長知事への反論(英語/日本語字幕)

昨日のエントリーでこう書いた。

翁長知事の国連演説での企ては、2人の女性により次の流れで見事に粉砕された。

翁長知事演説⇒嘉治美佐子大使の反論⇒

翁長知事の再反論(記者会見)⇒我那覇真子さんのカウンタースピーチ⇒

我那覇さんの直後の記者会見で止めを刺す!

知事が国連での野望を粉砕され、このまま大人しく帰沖するなら良かったのだが、未練がましく帰路東京で記者会見をするという。

沖縄タイムスによると、知事は成田到着後24日午後に東京の日本外国人特派員協会で記者会見し、国連人権理事会での演説の内容、名護市辺野古の「新基地建設」阻止に向けた取り組みなどを報告する、とのこと。

国連人権委員会での「2分間演説」は既に動画で世界中に配信されているが、同行の沖縄2紙が、これを針小棒大に捏造報道することは火を見るより明らか。

国連まで乗り込んで、翁長知事の「演説」の火消し役を買って出た我那覇さんが、これを拱手傍観できるはずはない。

翁長知事の記者会見の翌日の25日、「琉球新報・沖縄タイムスを正す会代表、ジュネーブ国連派遣団団長我那覇真子」の肩書きで記者会見を行う予定である。

■我那覇真子記者会見の詳細
 9月25日(金)11時
 日本記者クラブ大会議室
 千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンター9階
 電話 03-3503-2722 

東京近郊にお住まいの方は、ぜひ参加しして激励してやって下さい。

 Shun  Fergusonさんの写真
国連でのスピーチ直後の記者会見

翁長知事と沖縄2紙が放火した後を追い、火消しに務める我那覇さん。

まるで平成の火付け盗賊改め方の女平蔵というところか。

【おまけ】

石垣市議会が国連演説で触れて欲しい決議した中国に寄る、尖閣侵略の教委を翁c長知事は黙殺したが、我那覇さんは中国の教委についてもしっかり訴えている。

我那覇さんが危ぐするとおり、中国の脅威を報じる今朝の八重山日報。

EEZに中国調査船2隻 6日連続

 
日本のEEZ内を航行する中国海洋調査船「東方紅2」(第11管区海上保安部提供)日本のEEZ内を航行する中国海洋調査船「東方紅2」(第11管区海上保安部提供)

 石垣市の尖閣諸島の大正島周辺の排他的経済水域(EEZ)で23日、中国の海洋調査船「海大号(かいだいごう)」と「東方紅(とうほうこう)2」が海中にワイヤを垂らすなどしているのを海上保安庁の巡視船が確認、「事前通報の内容と異なる調査をしている」と中止を求めた。中国の調査船による日本のEEZでの調査とみられる行動が確認されるのは6日連続

 

八重山日報 2015年9月23日

知事、辺野古は「人権侵害」 砥板、我那覇氏は反論演説 国連人権理事会

 【スイス・ジュネーブ】翁長雄志知事は21日午後(日本時間22日午前零時ごろ)、スイス・ジュネーブの国連人権理事会で演説し、米軍基地が沖縄に集中している現状について「沖縄の人々は自己決定権や人権をないがしろにされている」と強調。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設について「あらゆる手段を使って新基地建設を止める覚悟」と訴えた。これに対し、石垣市議の砥板芳行氏と名護市民の我那覇真子氏(26)も22日、相次いで演説し、尖閣諸島問題などを挙げて翁長知事の演説に反論した。

 翁長氏は「沖縄の人々の自己決定権がないがしろにされている辺野古の状況を、世界中から関心を持って見てください」と演説を始め「県内の米軍基地は第二次世界大戦後、米軍に強制接収されてできた基地。沖縄が自ら望んで土地を提供したものではない」と述べた。

     ☆

 

手登根 安則さんの写真
手登根 安則さんの写真

 

 

 

 
 
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コメント (8)    この記事についてブログを書く
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8 コメント

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かなりしょぼいww 翁長知事の国連演説 (Unknown)
2015-09-24 07:52:07
かなりしょぼいww 翁長知事の国連演説
https://www.youtube.com/watch?v=0dMJQgTe-ag
国連の動画アーカイブを見てもらえればわかりますが、2分毎にスピーカーがどんどん発言している流れ作業ですね。こんなものを演説とか恥ずかしくないのでしょうか?http://webtv.un.org/watch/item4-general-debate-17th-meeting-30th-regular-session-of-human-rights-council/4499977721001#full-text
返信する
Unknown (東子@松茸)
2015-09-24 08:56:14
タイムス、さすがに社説にするのは恥ずかしいのか、無いわ。
返信する
本日の沖縄タイムス投稿欄 (カウンター58)
2015-09-24 10:43:54

オピニオン面に一般投稿6本(児童生徒限定の「ぼくも私も」除く)。

「那覇市の行政 民意の確認を」の那覇市・大湾宗隆さん(25)は6月21日に続き今年2回目の掲載。
「海兵隊基地は 尖閣へ移設を」の南城市・河野眞さん(60)は5月17日、8月1、17日に続き今年4回目の掲載。
「敬老の日の会 孫の表情満喫」の南城市・前川守光さん(67)は3月23日、8月16日に続き今年3回目の掲載。
「綱引き大会で つながる地域」の那覇市・鳩間用吉さん(77)は1月4、25日、2月12日、3月1、13日、4月5日、6月14日、7月22日、8月12日、9月5日に続いて今年11回目の掲載。
「衛生的な飼育舎整備を」の浦添市・城間剛さん(48)は昨年8月3日以来の掲載。
「先覚者の思い」の宜野湾市・仲村元惟さん(78)は5月29日、6月12日、7月2日、8月25日に続き今年5回目の掲載。
 
カギカッコは投稿欄における見出し。


南城市・河野さんは、普天間の危険性除去は無条件返還が一番と言っているので、この見出しは必ずしも投稿の真意を表していない。でも、みんな中国の脅威を深刻にとらえていることは伝わる。

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日本の宝 (HM)
2015-09-24 11:08:15
我那覇真子さんはすばらしい。
沖縄の宝、いや日本の宝ですね。
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タイムス記者が、中国の軍事パレードへの”生理的嫌悪感”から頭がおかしくなっているようです。 (ayumi61)
2015-09-24 12:58:26
カウンター58さま
>南城市・河野さんは、普天間の危険性除去は無条件返還が一番と言っているので、この見出しは必ずしも投稿の真意を表していない。

そうだとしたら、明らかにタイムスの投稿担当者は何か悪いものを食べて変調をきたしていますね。「尖閣への移設」というのは「県内移設」ですので、タイムスともあろうものが、「普天間の無条件返還が一番」という意見を「県内移設によって解決すべき」という方向へ”印象操作”していこうとは驚きです。

更にいえば、尖閣といえば建前はどうあれ実際には日本が中国に気兼ねして「現状変更はしない」としている”係争地”ですから、その尖閣に「新基地建設」を作れ、という意見は明らかに中国に喧嘩を売っています。
正直に言って「中国との関係を悪化させて戦争を招く」というリスクでいえば辺野古移設の比ではありません。「辺野古移設や安保法案が中国への挑発行為に~」というのは左翼の大嘘・プロパガンダですが、尖閣に基地を移設するとなれば、それば文字通りの意味で中国への挑発→戦争への道となります。これを実行に移そうとすれば、左翼の嘘が嘘ではなくなってしまう、というほどの無茶なアイデアです。

「尖閣移設で」とは、そもそも「県内移設」だ、というだけでも突っ込みどころ満載ですが、それだけではなく、ガチで「日中戦争」の引き金を自ら引きかねません。その危険性は「キューバ危機」に勝るとも劣らないレベルです。アメリカとソ連はそれでも辛うじて踏みとどまりましたが、中国にそんな自制心は期待できません。つまりは「キューバ危機」さえ置いてきぼりにするレベルの危機を招きかねない暴挙だという事です。

タイムスの本音には、中国の「軍事パレード」によって引き起こされた「中国への生理的嫌悪感」があるのでしょう。また、そのために今まで「口実」として切り捨ててきた「抑止力」が沖縄の安寧のために必要である、と気づいてしまったのだと思います。「尖閣への新基地建設」という発想には明らかに「日米には抑止力の強化を果たしてほしい」という無意識の願望が含まれています。
確かに「抑止力強化」と「普天間の返還・安保法案・辺野古移設反対」を全て両立させるなら、「尖閣」という選択肢が浮かぶ気持ちは分かるのですが、残念ながらそのアイデアは完全に「戦争への道」そのものになってしまうのですが、それでもそういうことをいいたい心境にある、ということは理解できます。タイムスもとことんまで追い込まれているわけです。

それにしても、「中国こそが沖縄にとって最大の脅威である」と気づいてしまったタイムス記者さんは大変だとは思います。そして、基本タイムス記者は「軍事アレルギー」だから、「軍事パレード」に生理的嫌悪感を抱かずに済ますことはほとんど不可能です。
それであまつさえ「普天間の無条件撤回が一番」という投稿を「海兵隊基地は 尖閣へ移設を」と”印象操作”するほどまでにパニックを起こしている、という現状が分かります。何せ、あれほど頑なに拒否してきた「県内移設」を受け入れてまで、あれほど頑なに拒否してきた「抑止力強化」を求める投稿を掲載してしまう程ですから、相当頭がおかしくなっています。気持ちは分かるのですが、タイムスさん、少し気持ちを落ち着けてください。中国への恐怖心がやにわに高まっているのは分かりますが、ではどうすればいいのか、是非一度冷静になってから考え直していただきたいと思います。
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中国の脅威に気づいたらしい沖縄タイムス記者さん、これからどうするのでしょう? (ayumi61)
2015-09-24 13:19:58
カウンター58さま
>でも、みんな中国の脅威を深刻にとらえていることは伝わる。

今確認してみたら、確かに「那覇市の行政 民意の確認を」というのは間違いなくそうですね。那覇市の市長は革新系の城間市長で、議会も確か革新系が与党ですからね。確かに「中国の脅威を深刻にとらえて」いるようです。

つまりは、本日のタイムスの投稿担当記者さんは、相当深刻に中国の脅威を受け取っていますね。例の「軍事パレード」はあの「報道ステーション」ですら、「中国が歴史認識問題を持ち出すのは日本封じ込めのための方便に過ぎない」と切捨てるほどの生理的嫌悪感を引き起こしていますから、タイムス記者が同様の反応を示しても何らおかしなことはありません。

狼魔人さまの記事を読むと、基本タイムスの紙面づくりは何ら変わりはないようですが、それでも「中国の脅威」はタイムス記者の中にすこしづづ浸透しつつあるようです。そもそも例の「軍事パレード」は周辺諸国に「中国の脅威」を浸透させるための示威行動ですので、つまりは中共の狙い通りになっている、ということです。それにタイムス記者さんの無意識が反応しているようですね。

中国が意図的に「中国の脅威」を周辺諸国に猛アピールした事によって、流石の朝日新聞社や沖縄タイムスも「中国の脅威」に気がついたようですが(気がつかないようならそれこそ中国の意図が外れてしまいます)、それで一体どうするのでしょうか?ここが重要なところですので、沖縄タイムスに置かれましては、是非一度腰をじっくり落とした上で熟考していただきたいところです。
返信する
辺野古住民「知事は民意無視」(産経新聞) (ayumi61)
2015-09-24 21:00:45
ネット民の間ではもはや常識となっていますが、その他のところでは余り知られていない「不都合な真実」に産経新聞が切り込んできました。産経新聞の記事からです。

辺野古住民「知事は民意無視」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150923-00000050-san-pol

>米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設作業が進む米軍キャンプ・シュワブ(名護市)に隣接する辺野古区は、振興や補償を求める条件付きで辺野古移設を容認している。翁長雄志知事は国連人権理事会で「日本政府は民意を一顧だにしない」と述べたが、区民は「知事は区の民意を無視している」と批判する。
>テントに違法駐車、道路に寝転がっての妨害…。シュワブのゲート前では移設反対派による無法状態が続く。道路をふさぎ、辺野古区民は通学、通勤や買い物に支障を来すこともある

我々にとっては一般常識ですね。

>ゲート前には連日、100人前後の反対派が集まるが、常に参加する辺野古区民は2人だけという。名護市議で辺野古区在住の宮城安秀さん(60)は「約1500人の区民の7、8割は条件付きで移設を容認している」と話す。辺野古商工社交業組合理事の飯田昭弘さん(67)は「政府は辺野古で日本一の街づくりを進めると約束した」と振り返る。2本の滑走路をV字に建設する現行移設計画が決まった平成18年頃のことだ。

飯田昭弘さんが指摘する「(平成18年ごろ)政府は辺野古で日本一の街づくりを進めると約束した」というのははじめて知りました。この約束は是非とも実現していただきたいところです。

>名護市は20~22年度に市道整備などで辺野古・豊原・久志の3区(久辺3区)に約2億3千万円の米軍再編交付金を充てた。3区の行事などに使う約6億円の基金も交付金で積んだ。
>ところが、22年の市長選で移設容認の現職を破って稲嶺進氏が市長に就任すると交付金は止まった。移設が実現すれば久辺3区が最も影響を受けるが、移設に反対する翁長、稲嶺両氏とも3区の住民の声に耳を傾けようとしない。

我々にとっては一般常識です。

>今年5月に設けられた政府との懇談会は3区の住民が声をあげられる唯一の場だ。隣人としてシュワブの米兵と接することに「違和感はまったくない」と語る飯田さんはこう明言する。
>「中国の軍事的脅威に備える国防の観点から辺野古移設は不可欠だ」

ネット民の間では良く知られていますが、それ以外の人々にはほとんど知られていない辺野古区民の思いだと思います。

>ただ、政府・自民党に不満もある。「辺野古移設の抑止力上の意義について、ひざ詰めで県民に理解を求める努力が足りない」

最後の2行でさらっと書いていますが、割と重要な指摘だと思います。そもそも自民党の沖縄県連がこの問題から逃げ回っている、ということへの不満も渦巻いている事でしょう。jこの指摘をきちんと受け止めなければ、来年の参院選も、2018年の沖縄知事選も、保守候補の落選の憂き目をみる可能性は高くなると思います。
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Unknown (宜野湾より)
2015-09-24 22:52:13
何かといろいろ言われている国連でも、人権理事会が翁長知事にも我那覇氏にも発言のチャンスを与えたのは、石平太郎氏が言うように「普通の民主主義」。
両方の意見が公式に記録されることは意義深い。
だのにそこについての日本マスメディアの報道の仕方ときたら。
コレ格好の材料だから、どこにでもいる、スマホやタブレットを持っていてちょっと目鼻の効く人々が家族に直接に、またネット上に、両方伝えたメディアと片方だけのメディアを比較して見せてみることを、莫迦マスコミは想像もしないか考えないようにしているのだろうな。

我那覇氏のことを様々なブロガーさんが取り上げ、彼女の反論の動画と共に、ヒジャイさんのブログにある英文原稿と邦訳がリツイートされている。
http://plaza.rakuten.co.jp/hijai/diary/201509240000/
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