■1月定例会・篠原常一郎特別講演会のお知らせ
定例会・講演会は下記の通り行います。
講演会テーマ「10月以降の情勢分析、沖縄に迫る危機について」
日時:1月31日(金) 受付:18時15分~
場所:浦添市産業振興センター結の街(大研修室) 浦添市勢理客4-13-1(国立劇場おきなわ隣) 地図
先着順(事前申し込み不要)
料金:会員無料、一般500円
八重山日報に広告を掲載しました!
当日書籍販売も行います。
是非皆様ご参加ください!
中国新型ウイルスの死者56人に、診察に2日間待ちも 習主席「深刻な状況」
【AFP=時事】(更新)中国の新型コロナウイルスによる死者が56人、感染者が1975人に増加する中、習近平(Xi Jinping)国家主席は25日、同国が「深刻な状況」に直面していると警鐘を鳴らした。当局は封じ込めに全力を尽くしているが、春節(旧正月、Lunar New Year)の祝賀行事にも影響が出ている。
【関連写真】マイ椅子必須、大混雑する武漢の病院
国営新華社(Xinhua)通信によると、世界に感染が拡大する中、習氏は共産党の政治局常務委員会議で、「(中国は)新型コロナウイルスの流行が加速するという深刻な状況に直面している」と述べた上で、「間違いなくこの闘いに勝つことができる」と訴えた。
25日、流行の中心地である中部・湖北(Hubei)省武漢(Wuhan)の病院では、診察待ちの人々が怒りと不満を募らせていた。
ある女性は「診察まで少なくとも5時間かかる」とAFPに語った。別の30代の男性によると、2日間の行列待ちを余儀なくされた人もいるという。多くの人々が、椅子を持ち込んで順番待ちをしていた。
武漢の東の外れでは、検問所に立つ警察官が、武漢からの脱出を試みる数台の車を追い返していた。警察官の一人は、「何人たりとも脱出は認められない」と語った。
一方、休暇で武漢を出ていた医療従事者に関しては、混み合う病院で治療の支援に当たるため、市内に戻ることを認めていた。
26日から武漢で自動車の通行が厳しく制限されることを受けて、取り残された市民らは、マスクや手袋、消毒剤を買いだめしていた。
新華社によると、武漢ではゴーグルやマスクなどの医療用品が不足しており、政府は防護服1万4000着と手袋11万組を武漢に送ったという。
外国人らは数日以内に武漢から退避することになった。米コーヒーチェーン大手スターバックス(Starbucks)は春節期間中、健康と安全上の理由から、湖北省の全店舗を閉店すると発表した。
政府は、症例のほとんどは湖北省で報告されており、死者の多くに持病があったと発表している。
中国人の国内旅行は既に禁止されているが、感染がさらに拡大するのではないかとの懸念が浮き彫りになる中、海外への団体旅行も27日から禁止される。【翻訳編集】 AFPBB News