狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

快挙!禁断の書ベストセラーに、

2012-08-29 15:58:19 | 県知事選

 

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沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

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季刊誌「かみつく」
 

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名義人 江崎 孝 (エザキ タカシ)

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【店名】七○八 (読み ナナゼロハチ)

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【名義人】 江崎 孝 (エザキ タカシ)

目次

元県知事・大田昌秀にかみつく  4ページ

「普天間飛行場の迅速な移設・返還を求める市民集会」講演原稿 14ページ

ブログ・狼魔人日記

自衛隊も原発も反対!どさくさ紛れの似非県民大会 18ページ

狼魔人日記への読者コメント  23ページ

ブログ・光と影

那覇市役所で見た!なんと、観光客にも無料バス券!これがオスプレイ反対県民大会の動員実態 35ページ

非人道的な思考回路、これが平和団体 40ページ

無残にも破られたオスプレイ賛成派の横断幕 43ページ

ブログ・沖縄に内なる民主主義はあるか

宜野湾市の私利私欲が基地周辺の危機を拡大した 45ページ

基本的人権を犯したのはどっちだ 46ページ

宜野湾市は子供の人権を守る意思がない 47ページ

沖縄の無責任な政治家たち 48ページ

度を超した水増しの9・9県民大会 48ページ

沖縄のマスコミは戦前の大本営と同じだ 49ページ

10万1000人県民大会をでっちあげた過程 49ページ

オスプレイ阻止運動は無能な政治家たちがやること 50ページ

厚顔無恥なオスプレイ配備撤回要請団 51ページ

沖縄産業の恩人 53ページ

短編小説

1971 Mの死 55ページ

長編小説

 バーデスの五日間 67ページ
 
 
 
価格 1420円(税・送料込み)
 
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沖縄に内なる民主主義はあるか』
著者:又吉康隆
出版社:ヒジャイ出版
定価:1735円(税・送料込み)
 読者の江田さんの書評です

【書評】

「沖縄に内なる民主主義はあるか」を読んで  江田

 元艦艇乗りの海上自衛官として数度沖縄を訪問したことがあり、沖縄には本土にはない独特の文化と歴史があり、夜には泡盛と魅力のあふれた県であるが、いくつかの疑問或いは怒りとも言うべき感情もあり複雑な思いで、普天間基地の辺野古への移転問題、オスプレイ配備反対運動などを見つめてきました。

 私の疑問或いは怒りの一つは、私が初めて摩文仁の丘の戦没者慰霊碑を訪ねた時に感じたものであります、ここには各県の慰霊碑があります。言うまでもなくこれらは大東亜戦争の沖縄戦において勇戦むなしく倒れた日本全国各県出身の兵士の霊を慰めるものであります。しかるにこの慰霊の丘と同一の敷地にある、「沖縄県平和祈念資料館」には、砲弾を撃ち込み、火炎放射器で沖縄の人々を焼き殺したアメリカ兵よりも残虐な存在として日本兵が赤子を抱く母親に銃剣を突きつける蝋人形があった。

日本全国から沖縄戦で亡くなられたであろう夫を父を兄弟を息子を偲んで訪れた多くの本土人にとってこれは何を意味するのであろうか。沖縄人の自己主張のためには他県出身で日本兵というだけで何の縁故もない沖縄のために命を捨てた他県出身者の名誉を損なっても恥じない沖縄人の心根とは一体何なのか、疑問と怒りで震えたものである。

 

本書は、ごく普通の沖縄人である又吉康孝氏が自費出版したものであるが、自費出版というと自分史、趣味の研究、地域の歴史といった多少個人的色彩の強いものという思い込みがあるが、本書は自費出版本というには立派な内容である。その証拠と言っては失礼であろうが沖縄の出版社は自費出版でもこの本を出すことを「拒否」したのである。それでは、この原稿は如何にして世に出たのか? なんと、著者自ら出版社を立ち上げて出版したものであり、「究極の自費出版」である! それだけでも心意気に感じるものがあるではないか。

拒否されるからには、明らかなでたらめで出版社の品位を汚すものか、大人の事情で隠されている真実を暴露するものかのどちらかであろう。私が、沖縄について先のような疑問と怒りを持って勉強を始めた時に出会ったブログが「狼摩人の日記」でありブログ主の江崎氏に多少傾倒していることから氏の推薦がある以上、拒否された理由は「真実の暴露」であろうと、江崎氏に一冊送って頂いたのである。

内容を一読し、最近のオスプレイ配備問題などの沖縄の現状に触れるものも言及して欲しかったが、書かれているものについては至極まっとうなものであり拝読に値すると言わせて頂く。

 

さて、本書には

第1章 琉球処分は何を処分したか

第2章 命どぅ宝とソテツ地獄

第3章 県議会事務局の米軍基地全面返還したら9155億5千万円経済効果試算の真っ赤な嘘

第4章 基地経済と交付金の沖縄経済に占める深刻さ

第5章 普天間飛行場の移設は辺野古しかない

第6章 八重山教科書問題は何が問題だったか

 

として、又吉氏の論考が記述されている。

それぞれの章において、私たちが沖縄の言論の中心的意見として理解しているものとは正反対とも思える論考が展開されており、胸のすく思いがする。

以下に第1章から第3章に対する私の所見を申し上げたい。

 

l 琉球処分は何を処分したか

琉球処分とは、明治政府が琉球王国を排して沖縄県とする一連の手続きであるが、元沖縄県知事であった太田昌秀氏は「こんな沖縄に誰がした」「沖縄は新付の『植民地』以外のなにものでもなかった」としている。

これに対して又吉氏は、実質的に薩摩藩の属国であったが中国との貿易上、形式的に独立国としての体裁を保っていたに過ぎなかった琉球王国を、本土の各藩が廃藩置県によって中央集権体制下の県になったように琉球王国が琉球藩となり沖縄県なったのだと解釈している。

特に「琉球処分は沖縄の近代化の始まりであった」と積極的に評価している姿勢を私は高く評価する。

 

l 命どぅ宝とソテツ地獄

 「命どぅ宝」は沖縄の反基地運動の中から出てきたものと誤解していたことが本書で理解できた。 また、「命が宝」であるならばその命を外敵から守ってくれる軍隊は感謝するべき存在と思うが、沖縄では違うらしい不思議なことだと思っていたが、虐げられ続けてきた沖縄の民衆がソテツを食ってでも飢えをしのいで生き延びる中での言葉と知れば、何はともあれ「自分だけ」は生き延びようとする自らを励ます言葉と知れば、「命どぅ宝」の命とは「自分の命」だけであり、他人の命への尊重が無いことがわかるのではないだろうか。

 だからこそ沖縄の左翼は、日本各地から沖縄防衛のために個人的には何のゆかりもない島に展開した日本軍と軍人の名誉を毀損することを恥とも思わない心根なのだろうと妙に納得できた。

 「命どぅ宝」とは結局のところ自分の命だけを守る思想であり、国を守るため自らの命を顧みず質・量ともに勝るアメリカ軍と果敢に対峙した数多の兵士、敵艦に突っ込む特攻隊員に対する尊敬も感謝も生まれないだろう。

それは同時に今現在我が国の防衛に貢献してくれている自衛隊及び米軍に対する正当な評価を生むこともないだろうし、我が国の防衛に有用と思われる米軍のオスプレイの配備を当然のこととして歓迎する気持ちも生まれない。 

自らの命が危険にさらされていることを認識する必要があるが、その危険を排除するため自らの命を顧みず任務にあたる自衛隊・米軍の存在とその有難さをかみしめる必要がある。

 

l 県議会事務局の米軍基地全面返還したら9155億5千万円経済効果試算の真っ赤な嘘

 

一昨年沖縄に旅行したがその折に普天間基地を見下ろす高台の上に行き普天間基地を眺めた、バスガイドさんの説明に耳を傾けると、元の普天間の住民はごく少数であったらしい、しかし普天間基地が返還されると普天間はもっと発展すると言う。

 私は、普天間基地がなくなれば、軍人が居なくなり、普天間基地に勤めていた日本人も解雇されるか、辺野古移設であれば辺野古に転勤することになり、街からは人口が流出するだけであり、そのような場所に新たな住民が増えるとも思えないと反論したが、彼女は再開発することで経済効果を高められると主張していた。

 多分のこの県議会事務局の試算を信じているのであろう。

 

 この試算の基本となっているのが、返還された米軍の牧港住宅地区を再開発した那覇新都心であり、面積は214haである。又吉氏は、県議会事務局は計算の根拠を示していないが、沖縄の全ての米軍用地を返還されれば、那覇新都心と同じに再開発することで9155億円余の経済効果が得られると計算したのではないかと看破している。

 那覇新都心だけを見れば、発展しているように見えるが、それは他の地域に住んでいた人が那覇新都心に移転したのであり、他の地域は人口が減少し経済規模が縮小しており、沖縄県としてみれば経済が発展したとは言い難いと指摘している。

 当然他の地域において再開発しても、沖縄県としての経済発展は見込めないのであるが県議会事務局の試算ではすべての地域で那覇新都心と同じ経済効果が得られるとしてこれらを全て積み上げることで、基地がないほうが豊かになれると県民に誤解させようとしているが、米軍基地があることによる、地代、雇用、米軍へのサービスによる収入があっての沖縄経済だとの認識をしており真に正しい認識と言わざるを得ない。

 いずれにせよ沖縄の人口は戦後一貫して増加しており、戦前は60万人を超えることはなかったが現在は約130万人であり、増加しているのである。つまり現状の沖縄経済はより多くの人口を養う力があるのである。その経済力は何処から来るのか、結論から言えば米軍が居ることによってもたらされる地代、雇用、米軍へのサービスと国からの補助金である。

 沖縄でも、米軍基地のない宮古島、石垣島、八重山などでは人口は減少しているのである。

 

l 結 論

以下の章については割愛するが、沖縄の心とされてきたものが必ずしも今の沖縄の人々の心情でもないことを、2年前に訪問して町の方と話した時に感じており、沖縄の新聞等に見る沖縄の心とはある特定の意図を持つ集団が、ごく普通の沖縄人を誤った方向に誘導しようとする試みだと思うに至ったが、この特定の意志を持つ集団と普通の沖縄人の乖離を説明する資料がどこにもなく、そんなものだとあきらめていたところで本書に出会い、大いに啓蒙されたと申し上げたい。多くの方に読んでいただきたいと思うところである。

         ☆

沖縄の出版界から

出版を断られた

問題の書!

これを読めば、

沖縄の見方が変わる!

沖縄に内なる民主主義はあるか』
著者:又吉康隆
出版社:ヒジャイ出版
定価:税込み1575円

ネット販売註文先 ezaki0222@ybb.ne.jp

住所氏名と電話番号を御連絡いただければ、受注当日か翌日までに発送いたします。

 

目次

第1章 琉球処分は何を処分したか

第2章 命どぅ宝とソテツ地獄

第3章 県議会事務局の米軍基地全面返還したら9155億5千万円経済効果の試算は真っ赤な嘘

第4章 基地経済と交付金の沖縄経済に占める深刻さ

第5章 普天間飛行場の移設は辺野古しかない

第6章 八重山教科書問題は何が問題だったか

 

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沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
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コメント (7)

崩れ去った民意!反オスプレイは「県民の総意」にあらず

2012-08-29 07:49:10 | 県知事選

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沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
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地元で起きた出来事を地元紙が報道しないので、全国紙の報道を待って地元の事情を知る。

地元紙の読者にとっては実に不便なことだが、これが沖縄の実情である。

地元紙がイデオロギーでニュースを仕分けした結果である。

20日も前に名護市民会館で行われた「辺野古移設賛成の市民集会」を沖縄タイムスはベタ扱いのアリバイ記事でごまかした。

が、辺野古移設の一番の当事者である辺野古区民とその賛同者が約500名も名護市に集結したニュースを県民の目から逸らすような策動を続けるとは地元紙としては自殺行為である。

沖縄タイムスが、さすがに購読者から見放されることを恐れたのか、時期遅れで20日後に大きく取り扱ったことを書いた。

最近、地元紙御用達の反日左翼の集会が多くても50人前後しか集まらないのに対し、保守系の後援会などは数百人単位の参加者があり、いずれも大盛況に終始している。

こんな例もあった。

8月19日にも安倍晋三元首相、評論家の石平氏らの後援会が宜野湾市市民会館で行われ約500名の参加者があった。

が、沖縄タイムスは一行もこれを報じることは無かった。 その一方、たった一人の男が「反オスプレイでハンスト」をしたと写真入で報じていた。

地元紙が報じないニュースを全国紙の世界日報が報じたので引用する。

■世界日報 2012年8月19日

政府の尖閣対応に批判集中

 日本青年会議所(JC)沖縄地区協議会が主催する祖国復帰40周年記念講演
「その手でつかめ沖縄の未来」が19日、宜野湾市民会館で開催され、約500
人が参加した。15日には、香港の団体「保釣(釣魚島防衛)行動委員会」の抗
議船が尖閣諸島の魚釣島に不法上陸した事件が発生したばかり。

 基調講演した安倍晋三元首相は、世界が国益を掛けた戦いをしている中で、
「善意を示せば善意が返ってくると考えるのは甘い」と、入管難民法違反容疑で
逮捕された香港の活動家14人を地検に送検せずに強制送還した政治判断を批判。
2年前、海上保安庁の巡視船に中国漁船が衝突した事件で、「船長を釈放すると
いう誤ったシグナルを菅政権が送ってしまった」との見方を示した。

 安部元首相はまた「法整備上の問題があり、主権侵害をする人物を厳しく対処
できるように領域警備法を整備すべきだ」と訴えた。

 パネルディスカッションでは中国の社会問題に詳しいジャーナリストの有本香
氏と中国出身で日本人に帰化した評論家の石平氏が加わった。有本氏は、「中国
はチベットに対し、初めはやさしく接したが、警戒心が解けるや態度を豹変(ひ
ょうへん)した」と中国の侵略のやり方をし説明、主権を侵された時ははっきり
「ノー」と言うべきだと主張した。

 石平氏は、政府が簡単に上陸を許し、強制送還したことについて「領海侵犯を
誘う」もので、同委員会が10月にも再上陸すると主張していることに懸念を示
した。

 JCのメンバーによる「これからは領土の対する意識をしっかり持って教育を
再生していかなければならない」と頼もしい言葉が印象に残った。
(T

               ☆

オスプレイ配備に関しても、地元紙から情報を得ている読者は「島ぐるみオスプレイ阻止」で県民の総意はあたかも一枚岩であるかのように誤誘導される。

だが、ガセネタ記者の撒き散らす捏造記事の化けの皮がはがされるにつれ、大多数の県民が「オスプレイ阻止運動」は実は反日左翼勢力が仕組んだ「反米軍基地運動」であり「反安保運動」気が付き始めた。

多くの県民が、その昔「安保反対」を叫び革命を夢見た反日左翼勢力の吹く笛に踊ることを止め始めたのだ。

ここでも沖縄2紙が決して報じることの無い「反オスプレイ運動」の実態を全国紙の記事から引用する。

■世界日報 2014年8月19日

オスプレイ配備 反対は「県民の総意」にあらず

賛成派は横断幕で「真実」訴え

反対運動で連携する行政、労組、マスコミ

 米軍新型輸送機MV-22オスプレイの米軍普天間飛行場への配備が予定されてい
る中、「オスプレイの配備に反対する沖縄県民大会」(主催・同実行委員会)が9月
9日、宜野湾海浜公園で開かれる。県議会はじめ各市町村がオスプレイ導入に反対す
る決議を採決するなど、配備反対が「県民の総意」と受け止められがちだ。一方、8
月に入ってオスプレイ配備に賛成する動きが地道に広がりつつある。勉強会を開催
し、配備賛成の横断幕が本島に掲げられている。配備反対、賛成の動きを探った。 
(那覇支局・竹林春夫、豊田 剛)

 8月5日に予定されていた「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」は台風の影
響で延期された。配備反対派はこれまで、普天間飛行場のゲート近くでの座り込みデ
モや在沖米海兵隊司令部があるキャンプ・フォスター(北中城村)でのハンストの
他、「オスプレイ反対」の立て看板や横断幕を多数設置するなど、オスプレイ反対が
まるで県民の総意であるかのように演出している。

 沖縄タイムスと琉球新報の2大紙とローカルテレビ局など地元マスコミは、4月と
6月に起きたオスプレイ墜落事故を取り上げ、オスプレイ沖縄配備反対の論調を展
開。「そこまで危険であるにもかからずオスプレイを導入しようとする米軍の意図が
分からない」といったオスプレイがいかに危険であるかとの声や報道が目立ち、尖閣
諸島はじめ南西諸島防衛にオスプレイがいかに重要な役割を果たすことになるかと
いった安全保障に関する情報、意見はほとんどない。

 そうした中、「賛否を問う前に先ず知ろうオスプレイ」(主催・オスプレイの配備
について考える県民有志の会)というオスプレイ沖縄配備について考える勉強会が1
1日、沖縄県立博物館・美術館の講堂で開かれた。「オスプレイ配備反対」が連日の
ように報道される中で、オスプレイそのものを知ろうという集会は珍しい。

 勉強会では、沖縄防衛局の森田治男企画部長が、防衛省が6月に発行したパンフ
レット「MV22オスプレイ-米海兵隊の最新鋭の航空機-」をもとにオスプレイの
概要と東アジアの安全保障の実情を説明した。

 森田部長は、「米海兵隊は世界規模でCH-46(ハーキュリーズ)をMV-22
に換装する過程あり、普天間飛行場においては、機体を1機ごとにMV-22へと更
新し、CH-46を退役させる」とする米軍からの通報を説明。運用から約50年経
過して老朽化したハーキュリーズを使い続けることの方が危険だとの認識を示した。

 オスプレイの飛行、運搬能力に目を向けると、最大速力はハーキュリーズと比べ約
2倍、行動半径は同比約4倍、貨物積載量は同比約3倍となっている。データだけを
見てもオスプレイの方がハーキュリーズと比べ、戦力としての抑止力の高さのほか、
災害における人命救助、災害対策の面で優れていることが分かる。

 一方、懸念される事故については、今年4月11日、モロッコで発生した墜落事故
を踏まえたデータによると、オスプレイの事故率は10万飛行時間あたり1・93に
とどまり、ヘリを含む海兵隊所属の航空機の平均事故率2・45よりも低い。

 勉強会には防衛省地方協力局基地対策調査専門官の園田康孝氏も登壇し、会場から
の質疑応答に応じ、オスプレイの有効性、安全性などについて応対した。

 参加した50代の男性は、「現行のヘリと単純比較してもオスプレイの方が良いこ
とが分かって勉強になった」と述べるとともに、オスプレイの機能や沖縄を含めた南
西地域の防衛などについて正確な情報を意図的に発信しない地元メディアに疑問を呈
した。

 また、浦添市在住の元航空自衛官の柊崎勇氏は、「オスプレイは製造開始から25
年、実戦配備から5年という実績がある」とした上で「自衛隊でも米軍でも、事故原
因が解明するまで絶対飛ばさない」とし、高度な操縦技術を求められるパイロットの
「操縦ミス、人為的ミスの可能性が高い」との見方を示した。

 一方、地元マスコミからはあまり伝わらないが、オスプレイ配備に理解を示す県民
は増えているようだ。最近、沖縄本島にオスプレイ配備に賛成する横断幕が目立つよ
うになったからだ。「尖閣諸島と日米同盟を守る沖縄県民の会」という市民団体によ
る「オスプレイ配備阻止は自殺行為」「沖縄の平和を守るオスプレイ 実は低い事故
率」「沖縄県民が恐れるべきはオスプレイではなく尖閣諸島を狙う中国共産党」など
5種類の横断幕が島内全地域に掲げられている

 「沖縄県民の会」事務局は、「地元マスコミが一部の反基地運動家や労働組合幹
部、政治家とつるんで配備反対の県民大会をあおっているだけで、県民の総意を反映
しているわけではない。尖閣諸島への外国船の上陸事件や中国や北朝鮮の軍事的脅威
を前にして強固な日米同盟の重要性を承知している県民は多い。ただ、マスコミを恐
れて、声に出さないだけだ。県民の声なき声は必ず実現する」と県民の防衛意識の高
さを強調した。

 「県民の会」によると、最近これらの横断幕の盗難と破損が相次いでいる。8月に
入って全部で55枚貼ったが、9枚持ち去られ、10枚が無残に切り裂かれた。配備
反対派の仕業と見られている。ただ、切り裂かれた横断幕が翌日、賛成派と見られる
人によってきれいに修繕されていたケースもあったという。

 配備反対派が9月9日の「県民大会」にむけて、動員をかけている一方で、「沖縄
の真実の声を全国に伝えたい」(「県民の会」)というオスプレイ配備賛成の輪がど
こまで県民に浸透するか。オスプレイの普天間飛行場配備運用は10月に予定されて
いる。

             ☆

上記記事を執筆した豊田記者が、辺野古区民に取材する現場に何度か立ち会ったことがある。

豊田記者は、少なくとも辺野古住民の取材では地元二紙の記者より数多く取材しているとは住民声。 

大城辺野古区長によると、地元紙の記者は歪曲記事報道するのでクレームを付けたら、それ以来辺野古地区には寄り付かなくなったという。

本土紙の記者等はわざわざ辺野古地区を訪れても、辺野古区民には取材せずに「テント村」の反日左翼集団を取材して、「現地、辺野古の声」などと報道するのには困ったものだと、嘆いていた。

【おまけ】

沖縄タイムスには「記者のメモ」という新聞におべっかを言う地元政治家を紹介するコラムがある。

昨日(27日)の同コラムは「県民大会 自然界が試練」と題する自民党県議の照屋守之氏の嘆き節の紹介。

照屋議員は自民党県議という自分の立ち位置を忘れ、反日左翼が主催する「反オスプレイ集会」の事務局次長をしているという。

「反オスプレイ集会」が当初の8月5日に続き、8月27日の決起大会も神風により延期に追い込まれたことについて、こんな嘆き節を・・・

「自然界が試練を与えているね」

「気がめいるけど、ここから踏ん張るのがウチナーンチュの力よ」

「これだけ続くと次長を辞任しないといけないのかね?」

 

>「自然界が試練を与えているね」

いえいえ、これは試練ではなく天罰です。

 

「気がめいるけど、ここから踏ん張るのがウチナーンチュの力よ」

気がめいるなら中止するのがウチナーンチュのテーげー主義でしょうが。(笑)

 

「これだけ続くと次長を辞任しないといけないのかね?」

次長を辞任して、ついでに「集会」も中止しなさい。

         ☆

沖縄の出版界から

出版を断られた

問題の書!

これを読めば、

沖縄の見方が変わる!


沖縄に内なる民主主義はあるか』

著者:又吉康隆

出版社:ヒジャイ出版

定価:税込み1575円

目次

第1章 琉球処分は何を処分したか

第2章 命どぅ宝とソテツ地獄

第3章 県議会事務局の米軍基地全面返還したら9155億5千万円経済効果の試算は真っ赤な嘘

第4章 基地経済と交付金の沖縄経済に占める深刻さ

第5章 普天間飛行場の移設は辺野古しかない

第6章 八重山教科書問題は何が問題だったか

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