65年前の今日(1945年3月28日)は、沖縄の渡嘉敷島で集団自決が行われた日。
その二日前(26日)には、隣の座間味島で集団自決が行われている。
今朝の沖縄タイムスは集団自決関連の記事で大見出しが躍っているのか、と思いきや・・・その影も形もない。
代わりに当日記のアクセスに不思議な現象が起きている。
アクセス・キーワードのトップがなぜか「雲仙・普賢岳」になっていて、 閲覧エントリーのトップも「マスコミが犯人の長崎・雲仙普賢岳噴火災害」。
一年も前の古いエントリーがトップなのは摩訶不思議。
こんな関連記事にもアクセスが・・・。
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普天間で小沢氏「首相も県外移設、約束した感じ」 (3月25日 01:07)
民主党の小沢幹事長は24日、党沖縄県連代表の喜納昌吉参院議員、連合沖縄の仲村信正会長と国会内でそれぞれ会い、沖縄県の米軍普天間飛行場の移設問題で県内を移設先としないよう要請を受けた。
喜納氏らによると、小沢氏は「政府のことにどうのこうの言うことはできない」と述べる一方、「鳩山首相も去年の選挙の前、『最低でも県外』と言っていた。県民に約束したという感じになる」と語ったという。
政府はこの問題で、米軍キャンプ・シュワブ陸上部(沖縄県名護市など)に移す案と米軍ホワイトビーチ沖(同県うるま市)を埋め立てて移設する案の2案を軸に検討している。県内移設に懸念を示すような小沢氏の発言は、今後の作業に影響を与える可能性もある。
(2010年3月25日01時07分 読売新聞)
◇
国会質疑で全国にその「勇姿」を放映された喜納昌吉民主党沖縄県連会長が小沢幹事長と面談した。
小沢氏が独裁者であることは国民ほとんどが周知のことだが、喜納民主党会長も沖縄ではその「異常行動」で知られる独裁者である。
国会質疑での吶々とした沖縄訛りの語り口で、「純朴な沖縄人」という印象を持つ人もいるようだが、実際は沖縄の革新系国会議員の会「うるの会」の会長を努め、その独断専行の言動にあきれ返っている良識ある県人は多い。
⇒うるの会、解散決定 普天間で対応割れる再結成視野
そこで平野官房長官と激論をしたという。
25日の沖縄タイムスの囲み記事「プリズム」によると、平野長官が柄にもなく「すごみをきかした」というが小沢氏の真似でもしたのだろうか。
バトルの様子を以下に引用してみよう。
すごみを聞かすのは親子二代でクスリの世話になっている喜納議員の方だと思ったのだが、
平野長官は「メクラ蛇になんとやら」で喜納議員の本当の恐ろしさをご存知なかったのだろう。
<○・・・「それは県連の役割りだ」
「何でいちいち県連に言う必要があるのか」ー。
民主党県連と平野博文官房長官が24日に首相官邸で会談した際、内閣官房沖縄連絡室をめぐり、激しい口論を繰り広げた。民主党が打ち出した「地方の要望や陳情は都道府県県連を通し、幹事長室に届ける」という「陳情窓口一本化」の方針と、同連絡室の運用実態が食い違っているためだ。
○・・・「140件って、こんな話聞いていない」。 県連で地元の実務を預かる上里直司政調会長は、あぜんとした。 上里氏が19日に沖縄総合事務局内の同連絡室分室に問い合わせたところ、要請を受けた数は「1件」と回答された。 ところが平野氏はあっさり「140件上がってきている」と答えたという。 喜納昌吉代表には「あんた、あちこちで『沖縄連絡室を潰す』と言っているようだな」とすごみをきかしたという。
○・・・上里氏が「陳情は県連が受けるのが党のやり方」と指摘すると平野氏は「沖縄の声を聞くのは政府だ」と取り合わなかったという。 米軍普天間移設で地元交渉に当たる立場の平野氏と、足元で支える県連の埋めがたい確執。 喜納氏は会談後「沖縄を植民地だと思ってる」と激怒した>(沖縄タイムス2010年月25日)
記事では県連側は専ら上里政調会長の発言のみを取り上げているが、日頃の喜納氏の独断専行振りを知っているものなら、喜納氏が、静かにしていたとは考え難い。
きっと記事には出来ないような話も飛び交ったのではないかと、平野長官の「取り合わなかった」という言葉から想像する。
喜納氏の沖縄における奇行については過去記事「 究極のブーメラン!鳩山献金 喜納昌吉民主党県連代表の異常行動」を編集加筆して紹介したい。
■民主党沖縄県連の独裁者
小沢幹事長が独裁体制を築きつつあるその一方、沖縄の県選出国会議員の中でも独裁体制を引いている人物がいる。
沖縄選出の自民党衆議院議員が一人もいなくなった結果、連立を組む民主、社民、国民新3党と無所属の衆参議員7人が一つになり「うるの会」を再結成した。
2009年11月24日 政治
県外・国外移設要請へ うるの会/きょう鳩山首相と面談【11月24日】
米軍普天間飛行場の移設問題をめぐり、県選出・出身の国会議員でつくる「うるの会」の喜納昌吉参院議員は23日、那覇市内で記者会見し、24日に鳩山由紀夫首相と面談し、同飛行場を県外・国外への移設を要請すると発表した。同会メンバーと官房長官、外相、防衛相、沖縄担当相など関係閣僚で構成する「普天間移設に関する検証会議」(仮称)の設置などを求めるという。
喜納氏は「普天間問題は、政府の方針が非常に混沌(こんとん)としており、県民が動揺している。地元の意向を無視した形で話が進んでいるのは許し難い」と政府の姿勢を批判。「鳩山首相も岡田外相も(政権交代以前に)県外・国外と言ってきた。その言葉は大事にしてほしい」と強調した。
喜納氏は、県出身の赤嶺政賢衆院議員(共産)にも、うるの会への参加を求めていることを説明。県関係議員が一致して「県外・国外」移設を求めることの重要性を訴えた。
赤嶺氏は沖縄タイムスの取材に、打診を受けたことを認めた上で「政策面で一致できる点は協力したい」と答えた。
◇
「うるの会」の会長は喜納昌吉議員だが、あの「ハイサイおじさん」や「花」の作者として知られる人物で同時に民主党県連の代表でもある。
「うるの会」とは、
民主党(喜納昌吉、玉城デニー、瑞慶覧長敏)
社民党(照屋寛徳、山内徳信)
国民新党(下地幹郎)
無所属(糸数慶子)
以上の県選出国会議員7氏で立ち上げた会。
喜納氏の政治家というより一人前の大人にあるまじき奇行は、しばしば良識ある県民のひんしゅくを買っているが、
本人が革新を標榜しているためか、地元紙でその奇行を批判する記事を見ることはない。
巷に流布する例を上げると、
(1)民主党県連の会議は会長の喜納氏の朝が遅いため、午前中に開かれることはなく、いつも午後遅くからである。
(2)会長に異論を唱える議決は無効になる。
いずれも地元マスコミには載らない話ではあるが、ご本人は深夜営業のライブつき居酒屋を経営しており、まんざら煙の立たない話ではない。
これでは元祖独裁者の小沢一郎氏も真っ青の独裁者ぶりではないか。
中城湾通信さんが、「喜納昌吉県連代表の異状」について詳細を述べているので以下にそれを紹介したい。
その民主党県連が今、内紛に揺れている。民主党中央に直訴された「民主党沖縄県連の組織実態に関する報告」を有志チームの理解を得て全文を本紙に掲載する。広く県民の議論と民主党県連との公開討論を行う機会になればと考え本紙も紙面を開放・協力した。
『民主党沖縄県連の組織実態に関する報告』
連日のご奮闘に心から敬意を表します。
さて、私たち「有志チーム」は10月2日付と同月9日の書面で県議選と衆院選に関する取り組みの進捗状況について報告させて頂きましたが、民主党本部には「何で県連ではなく有志チームか」という疑問を抱いておられるものと推察しております。組織を知る者であれば当然の疑問ですが、残念ながら「民主党沖縄県連」では常識が通用しないのが実態でございます。
特に、最近の県連代表の発言や行動は背信行為としか思えず看過することは出来ません。党本部が沖縄県連の実態について正しく認識され、誤りなき判断をして頂くため標記の件について下記のとおりご報告申し上げます。
記
1.沖縄県連の政治的な異状
(略)
2.喜納昌吉県連代表の異状
(1)組織の体をなしていない党運営の実態と喜納代表の不適格性
①党の機関会議は実態として「喜納代表のご意向伺いの場」になっている。「意見・提言」は反論扱いされ、反喜納としてたちまち排除される。現に、過去に少なくない民主党仲間が喜納代表によって排除されてきた事実がある。県連役員はそのことをよく知っているので本音を隠して発言する。必然的に会議は喜納代表との懇談会のような内容になる。
② 喜納代表は自ら認めているとおり麻薬不法所持により2回の服役経験を持っている。そのことを多くの県民が知っている。また、代表の長男が横浜で暴力団絡みの事件を起こしたことがマスコミで報道されたことで多くの県民に知られている。従って、沖縄県内における喜納代表に対する評価は、「民主党は何でこんな人を代表にしているのか?」、「あの人の発言はいつも何を言っているのか意味がわからない」、「民主党支持者として恥ずかしい」というのが偽らざる県民の認識である。
(2)喜納代表の背信行為
①今年6月1日、衆院選に向けた社大党決起集会(政治資金パーティー)で、喜納代表は「選挙区は糸数けいこ、比例代表は沖縄の山内徳信(社民党比例候補)を当選させなければならない。民主党は斉藤さんや多くの比例候補がいるけど労働組合でやっているので大丈夫」ということを挨拶で発言した。会場内では嘲笑する者が多く、全駐労も本人に抗議していた。
②5月の県連会議で喜納代表は「山内徳信を民主党として応援する方法はないか」と提案してきた。さすがに複数の役員から「社民党比例候補を民主党が応援出るわけがない」と言われ、表の出ることはなかったが、水面下では県連役員は山内氏を応援させられた。
③真実を一つ紹介する。喜納代表のモルビービル内に民主党選対本部が置かれ、電話20台設置されたが沖縄県連は電話行動が取り組めず長期間放置していた。このため、糸数選対の電話行動に使用させるという名目で提供し、この電話を使って「選挙区は糸数、比例区は山内」という電話行動が取り組まれたのである。明確な背信行為である。
④次期衆院選の人選について、喜納代表は社民党県連役員に対して「沖縄3区で新川秀清県議を出馬させよう」と持ちかけていた。理由は党本部から「3区と4区は候補者を差し替えろと言われているから」ということと、「玉城デニーは反喜納」だから排除していくことにあった。
すでに、社民党沖縄県連は10月20日の県連大会において3区で新川秀清県議擁立を決定することが県内紙でも報道された。この立役者は喜納代表そのものであり重大な反党行為であるが、党本部はこの背信行為を黙認すべきではない。(略)》
◇
これが事実だとしたら、喜納氏は民主党の名を騙り民主党県連の座にありながら、より過激な社民党のスパイのような行為をしていることになる。
このような人物が民主党県連の代表として独裁権力を振るっていても、社民党が大好きで「反戦平和」が好物の地元マスコミは一切これに触れることはない。
ちなみに喜納氏の政治スローガンは「全ての武器を三味線に」である。
やはり沖縄では「反戦平和」は政治家にとって有効な免罪符になるのか。
【お知らせ】
沖縄県民緊急フォーラム:
「このままでは、沖縄が再び日本でなくなる!」
~普天間基地の県外移設を喜ぶ中国人民解放軍~
日時:4月4日(日)
開場:11:30~ 開演:12:30~
場所:県立武道館 (那覇市奥武山町52番 電話:098-858-2700)
アクセス:沖縄都市モノレール 奥武山公園駅から徒歩で約5分 壺川駅3分
主催:沖縄と共に自立国家日本を再建する草の根ネットワーク
:沖縄の自由を守る会有志
【プログラム】
<フォーラム>
12:30~16:00
◎ビデオメッセージ「沖縄への応援」
埼玉県議会議員、JSN顧問 鈴木正人、石平氏
◎特別講演1
日本ウィグル協会代表 イリハム・マハムティー
◎ミニライブ
英霊来世
◎ 緊急レポート
JSN代表 仲村覚
「尖閣諸島の危機」と「普天間基地移設問題」
※プログラムは変更になる可能性があります。
<平和行進>
16:30~18:00
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