狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

琉球新報 金口木舌 2010年3月4日

2010-03-05 06:56:13 | 資料保管庫

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2月28日の石垣市長選で琉球新報は、自衛隊と米軍に憎悪の念を燃やす極左候補を支援した。 だが、その意図は「事実を知る」有権者の前に脆くも潰え去った。

琉球新報が黙殺した「選挙の焦点」には一切触れず何食わぬ顔のコラムが白々しい。

読者は全てを知っている。

投票率が大幅にアップしたそのわけを。

新聞は「裸の王様」なのか。

琉球新報 金口木舌 2010年3月4日

 柔軟で大胆な発想、行動力、エネルギッシュ、馬力。「若さ」という言葉から、好意的なイメージがいくつか浮かぶ。変革、新風もその中に入るだろう
▼2月28日にあった石垣市長選挙で42歳の中山義隆さんが初当選した。相手の大浜長照さんが5期目を目指しており「多選の可否」「刷新の是非」というテーマは、石垣市民以外でも多くの関心を集めた
▼中山さんは、県内の現職市町村長で最年少の宮里哲座間味村長より約2カ月早い生まれ。石垣市長としては、大浜さんが初当選したときの46歳より4歳若い。今回の選挙は、その印象をフル活用したようだ
▼自転車で市内を回り、変革を訴えた。一貫したスタイルをうまくつくりだすのも戦術の一つ。本紙の担当記者に聞くと、それまで選挙に関心が低かった若い有権者層を大胆に掘り起こしたという。投票率は前回選挙を上回った
4期16年の市政運営に明らかな失点があったかどうかは別にして、石垣市に新風が吹いたのは間違いない。中山さんが起こした風だが、それは、有権者の側からの風と一つになった。何かを変えたいという期待感を乗せて
▼刷新を求める風が吹き、中山さんは市政のかじ取り役を任された。だが、それはゴールではないはずだ。若さをイメージだけに終わらせてはいけない。市民のためのどんな風を起こしていくのか、注目したい。

                                               ◇

自分だけは全知全能で何でも知っている。 だが、読者には「不都合な事実」は知らせないほうがよい。 これが沖縄紙の報道姿勢。 

「報道しないのも報道の自由」というのだろう。

だが、ネットの普及した昨今では、新聞が伏せた「不都合な事実」を読者は先刻承知しながら新聞を読む。

「惚れていながら惚れない素振り」とは、演歌の一節。

「知っていながら知らない素振り」は最近の新聞読者。

このように不遜な態度の新聞を「裸の王様」に例えるのが適当かどうかはさておいて、

新聞が「知らしむべからずよらしむべし」という意図ですっ呆けているが、

読者は全てを知っているという好例が上記コラム。

投票率が前回を大幅に上回った理由にピントはずれのコメントをしているが、有権者の関心はコラムが触れていない「不都合な事実」にあった。

投票日前のエントリーで当日記は次のように書いた。

当日記の読者なら今回の市長選の注目点が、通常選挙で争われる「ベテラン候補vs新人候補」でもなければ、「革新候補vs保守候補」という対立構図でもないということを先刻承知のこと。 

長期政権を誇る大浜市長が、八重山近海を警備している自衛隊艦船の休養のための石垣寄港に反対したり、既に使用許可済みの市民会館の使用を自衛隊の音楽会だという理由だけで拒否したりする極端な左翼思想の持ち主であるのに対し、一方の中山候補は自衛隊の石垣寄港を感謝の念をもって歓迎するという。この対立構図も一部には興味を引くだろう。 
 
だが、これも全国の熱い視線が注がれるというほどのものではない。
 
■市長選の注目点は「ブログ告発」(婦女暴行疑惑)■
 
では、南の島の市長選の注目点とは一体何か。
 
そう、昨年の10月から年末にかけてネット上を賑わした対する元石垣市職員であるサラさんの大浜市長に対する「ブログ告発(婦女暴行疑惑)」である。
 
この件に関しては昨年12月大浜市長が、弁護士同席で「ブログ発信者」を那覇地検に刑事告訴するとの記者会見を開いた。(焦点は「ブログ告発」 石垣市長選
 
現職市長の「婦女暴行疑惑」に対する「ブログ告発」を、有権者がどのように判断するか。 これが有権者の最大の関心事であった。
 
石垣市民は沖縄二紙が黙殺した「ブログ告発」が、石垣市長選の焦点であることを承知しており、その上で判断を下したのだ。
 
特に琉球新報は、「ブログ告発」をした元市役所職員に長時間にわたる面接取材をしているのだから告発を知らなかったでは通らない。
 
「事件」の真偽は現在、市長による刑事告発のため不明であるからスルーした、と言い訳するだろう。
 
だが、市長という公職にある者が例え係争中とはいえ市議会でも「事件」の審議を追及され、石垣市民の関心を集めている案件である。
 
それに示談金の証拠とされる市長名義の50万円の振込みに対する弁明も、事実無根にしてはいかにも歯切れが悪い。
 
だとしたら、琉球新報は最低限でも八重山毎日が報道した程度の事実を報道をするのが報道機関としての責務ではなかったのか。
 
しかも琉球新報は「ブログ告発者」に二人の記者を派遣して長時間の面接取材をした唯一の県内紙ではないか。
 
上記コラムは、読者や石垣市民が、「ブログ告発」について何も知らないという前提で、「ベテラン候補vs新人候補」という陳腐な視点で書いているが、事情を知る読者が読むと、あまりにも読者を馬鹿扱いしていると怒りがこみ上げてくるだろう。
 
アンデルセンの「裸の王様」は王様本人が真実を知らずに愚かな行為をしているが、琉球新報は自身が真実を知っていながらこれを隠蔽したという点で、「裸の王様」どころか、それ以下の恥を知らない「事実隠蔽の王様」である。
 

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親が変われば子供も変るー親学のすすめ

第6回「親学」講演会

講師:明星大学教授 高橋史郎先生

 

親は子供にどう関わるべきか。
「人生最初の教師」となる親の責任が問われている。
親として子供の発達段階に応じて、どのように人格形成を図っていくかを学び、その為には、
家庭で配慮すべき事は何か。母親と父親の役割は何か等、成長に応じての関わり方を模索
する「親学」が求められています。親学推進協議会理事長の高橋先生を講師に、今回、中部の地で親学の学びの場が開かれます。ふるってご参加下さい。


※「親学」は「親としての学び」と「親になる為の学び」の二つの側面から学んでいきます。

 

●入場料:1000円

●とき:2010年 3月14日(日) 午後2時開演

●ところ:うるま市健康福祉センター 「うるみん」 3F ホール
TEL:098-973-4007

【講師のご紹介】高橋史朗先生 
昭和25年生まれ。早稲田大学大学院修了後、米スタンフォード大学フーバー研究所客員研究員、臨時教育審議会(政府委嘱)専門委員、神奈川県学校不適応対策研究協議会専門部会長、その他、現在:明星大学教授、埼玉県教育委員長、感性・脳科学教育研究会会長、親学推進協会理事長、親学会副会長
 

事務局 TEL098-889-1305、2023   FAX098-889-6496
※この「親学」講演会は、競艇の交付金による日本財団の助成金を受けて実施します。

 

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