中国艦船が越漁船銃撃 領有権争いの南沙諸島 | '07/7/21 | |
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【ハノイ21日共同=平林倫】中国やベトナムなど数カ国が領有権を争う南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島で今月九日、中国の艦船がベトナムの漁船に銃撃し、ベトナム人乗組員五人が負傷していたことが二十一日、分かった。複数のベトナム政府関係者が明らかにした。 中国、ベトナム両政府は銃撃について一切公表していない。ベトナムのファム・ザー・キエム副首相兼外相は共同通信に「事件は詳細を調査中」と語り、銃撃があったことを事実上認めた。在ベトナム中国大使館は「何も情報がない」としている。 銃撃されたのはベトナム中部クアンナム省の漁船。銃撃当時の詳しい状況や、中国艦船の種別などは不明だが、同諸島の中国が実効支配する海域での操業に対する銃撃の可能性が高い。 石油や天然ガスなど天然資源が豊富な南沙諸島をめぐっては、中国、ベトナム、フィリピン、台湾、マレーシア、ブルネイが領有権を主張。一九八八年三月には中国とベトナムの海軍が軍事衝突、双方で百人以上の死者、行方不明者が出るなど対立が続いてきた。 ベトナム政府高官は「中国との協定に基づき、事件を表立てずに外交チャンネルなどを通じて問題を処理している」と説明している。 南沙諸島ではベトナムが英石油大手BPと天然ガスパイプライン建設計画を進めており、中国政府は今年四月に抗議。これに対しベトナムも「南沙諸島は歴史的にベトナム領土」と反論している。(中国新聞) | ||
◇ 今日の南沙問題は明日の尖閣問題。 どちらも地下資源と領土を狙う中国の野心のターゲット。 仲井真沖縄県知事もお約束どおり、早めに尖閣視察をなさったらと思うのですが。
◆尖閣視察 知事「いずれ行きたい」◆その日、尖閣は天気晴朗だった!◇ 西沙諸島出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』西沙諸島(せいさしょとう、中: 西沙群岛、越: Quần đảo Hoàng Sa[群島黄沙])またはパラセル諸島(Paracel Islands)とは南シナ海に浮かぶ多数のサンゴ礁の小島。 [編集] 概要現在中華人民共和国と中華民国、ベトナムが領有権を主張している。島々は旧宗主国のフランスが去ってから南ベトナムの管理下にあったが、ベトナム戦争(1960年-1975年)中の1974年1月19日に中華人民共和国によって占領された。 大変小さな島々で、一般の人が居住することはできず島そのものにほとんど価値はないが、広大な排他的経済水域(EEZ)内の海洋資源が重視されている。現在は事実上中華人民共和国が支配している。 [編集] 主な島[編集] 関連 | ||
◆今日の南沙は明日の尖閣http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h12/jog152.html |
◆南沙諸島と尖閣列島、中国の野望
http://k-mokuson.at.webry.info/200410/article_23.html