狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

仮病は高砂部屋の伝統 朝青龍が仮病でサッカー

2007-07-30 12:57:33 | 県知事選

 

朝青龍の夏巡業全休を決定 サッカー問題で相撲協会(07/27 21:15) 
 
 腰の疲労骨折で夏巡業の休場届けを出しながら、モンゴルでサッカーに興じていた横綱朝青龍(26)について日本相撲協会巡業部は27日、東京・両国国技館で緊急会議を開き、夏巡業を全休させると決めた。

 夏巡業は8月3日から東北、北海道など17カ所で開催するが、朝青龍の行動に対し、開催地の勧進元やチケット購入客から巡業部へ抗議が殺到。大島巡業部長(元大関旭国)は「参加しなくても結構」と突き放した。

 師匠の高砂親方(元大関朝潮)によると、朝青龍は30日に日本に戻る予定。朝青龍が提出した診断書が発表され、内容は「左ひじ内側側副靱帯(じんたい)損傷、左尺骨神経障害、急性腰痛症、第5腰椎(ようつい)疲労骨折で約6週間の休養、加療を要する」だった。


 巡業は日本相撲協会から興行権を買った勧進元が主催する。横綱の晴れ姿を見込んで協会と勧進元との間で契約が交わされる。朝青龍の行動は勧進元に興行権を売った協会、ファンにチケットを売った勧進元双方の顔に泥を塗った。

 だからといって、巡業に朝青龍を参加させないのが妥当な処分なのか。骨折した体でも巡業に参加し、塗った泥を拭うのが筋だろう。

 今後は横綱に事情聴取し、協会としての処分も下されよう。このときの協会としての態度が重要だ。これまでのような甘い対応では、ファンは納得しない。引退勧告、出場停止…。厳しい姿勢で臨まなければならない。

 昭和24年秋場所、横綱前田山は腸カタルの診断書を提出して途中休場した。翌日、前田山は日米親善野球が行われる後楽園球場に姿をみせ、新聞に載った。協会は「その行動、不謹慎」とし、引退届を出させた。

 同じ高砂部屋で繰り返す横綱の汚点。指導、監督すべき師匠への処分も当然だろう。けじめをつけなければ、大相撲を支える人が足音を立てて、去っていく。(奥山次郎)

(産経新聞 2007/07/27 21:15)

                                               ◇

>昭和24年秋場所、横綱前田山は腸カタルの診断書を提出して途中休場した。翌日、前田山は日米親善野球が行われる後楽園球場に姿をみせ、新聞に載った。協会は「その行動、不謹慎」とし、引退届を出させた。

スポーツ評論家二宮清純氏によると、「大相撲の巡業は野球のオープン戦とは意味が違う」という。

本場所には行けない全国の相撲ファンにとって地方巡業は天下の横綱を直に見れる貴重な場所だという。

その意味で地方巡業も本場所に負けない大事な場所で、本場所と地方巡業をセットにして国技・大相撲が成り立つという。

と言うことは、仮病で巡業を休むことは本場所を休むに等しい。

おまけに故郷に帰ってサッカーを楽しんでいるとは。

どうやら高砂部屋は仮病を使ってまで他国のスポーツを楽しむ伝統があるようだ。
 ↓

メジャー見物がバレて首になった横綱

今日中に帰国して弁明しないと「サッカーがバレて首になった横綱」の不名誉な横綱になる。

国技大相撲はスポーツであってスポーツではない。

朝青龍が、ただ土俵の上で強けりゃ良いとでも思っているとしたら相撲協会も遅まきながら横綱の再教育が必要だろう。

朝青龍よ、あんたは充分に強い横綱だ。

だが大相撲の横綱は品格も要求されることを忘れないで欲しい。

ちなみに横綱審議委員の船村徹氏は「横綱を辞めろ」ときつい発言をしておられる。

朝青龍に最後通告 “不要論”高まる きょう帰…

 

 

コメント (4)

戦後処理は内閣の大掃除から

2007-07-30 06:45:57 | 県知事選

7月30日付 編集手帳
 「掃除の下手な大工は仕事もあかん」と語ったのは、大阪万博の日本庭園をはじめとして生涯に120余りの茶室を手がけた数寄屋大工の中村外二(そとじ)さんである◆駆け出しの職人は木の削り屑(くず)に肌で触れ、道具の使い方や仕事の段取りなどを先輩大工から盗む。掃除が下手であることは基本の学習を怠ってきた証しであり、いい家が造れるはずもない、と◆自民党の敗北を伝えるテレビの選挙速報を眺めつつ、中村さんの言葉を思い出している。「消えた年金」など敗因は幾つかあれど、閣僚が招いた疑惑を掃除する安倍首相の手際も響いたようである◆赤城徳彦農相の事務所費問題では、農相に経費の明細を公表させれば疑惑の塵(ちり)は一掃できたのに、しなかった。掃除下手の棟梁(とうりょう)に社会保障や外交・安保という大建築が手に負えるか、疑問に感じた有権者もいただろう◆どの木をどんな用途、場所に使うか、「大工は木を知らなあかん」とも中村さんは述べている。続出した閣僚の不始末を顧みれば、“論功行賞の木”や“お友達の木”を重用した10か月前の組閣人事の罪というほかはない◆安倍首相は引き続き政権を担う意向という。大敗を喫して続投する以上、敗因をきちんと取り除かなければ有権者は納得しない。木は組み直す。疑惑は掃除する。できなければ棟梁を名乗る資格はない。

(2007年7月30日3時49分  読売新聞)

                                             ◇

沖縄では8時の投票締め切りと同時に地元テレビは糸数候補の「当確」を流した。

9時過ぎには早速琉球新報が「電子号外」を出した。http://ryukyushimpo.jp/pdf/20070729.pdf

ある程度の予想はしていたとは言え、これほどの大差がつくとは。

 

だが、今回の民主党の圧勝は民主党を本気で支持した結果の大勝なのか。

「民主党の大勝は、敵失勝利」と言った評論家がいた。

なるほど、安倍内閣発足後のわずか十カ月の間に、閣僚の失言や事務所費問題などが次から次へと明るみになった。

「なんとか還元水」で自殺した松岡前農相があれだけ事務所費問題で追及を受けながら、後任の赤城徳彦農相も同じ事務所費問題でつまずいた。

あの時点で思い切って赤城農相を更迭すべきだった。

7月8日の当日記は次のように書いている。

殿、今こそご決断を!  赤城農相 架空事務所経費計上

「ナントカ還元水」、「しょうがない」の次は「ナントカ事務所費」ですか。

しかし、事務所経費で命まで絶った農水大臣の後釜が同じ事務所経費でボロを出すとは呆れてものも言えない。

スネに傷を持つ身なら大臣指名時に固辞すべきだったのでは。

もっとも己のスネの傷さえ気がついていなかったのなら、とんだスネかじり三代目で政治家の資格はない。

「政治家は一本のろうそくたれ」が座右の銘と聞くが本人が風前のろうそくだろう。

いろいろ弁解しているようだが、ウソの上にウソを重ねるとマスマス傷口を大きくする。

小泉前首相は安倍首相について

「落ち込んでいるころだと思うが、このヤマを越えればだんだんとたくましくなっていく。たたかれていくうちに鈍感になるが、そうなればしめたものだ」とエールを送ったが。

これ以上叩かれたら鈍感どころか、頓珍漢と言われてしまう。

久間防衛相のときは決断を誤って首を切りそこなった。

仏の顔も三度まで。

報道が事実なら、今回は鈍感にならず敏感に反応して、

首相自ら引導を渡して欲しい。

さもなくば参院戦は惨敗だ。


これだけでは終わらなかった。

引導を渡すのを怠ったために、赤城農相は投票日直前まで安倍首相の足を引っ張り続けた。

顔に貼った絆創膏に疑惑を持たれ、政治資金収支報告書への活動費の二重計上という不手際まで飛び出した。

結果的に選挙直前のマスコミの絶好の標的になってしまった。

こうなったら大臣の権威も何もあったものではない。 

> 安倍首相は引き続き政権を担う意向という。大敗を喫して続投する以上、敗因をきちんと取り除かなければ有権者は納得しない。木は組み直す。疑惑は掃除する。できなければ棟梁を名乗る資格はない。

先ず第一に、権威のかけらも無い鉋クズのような大臣は早々に片付けて欲しい。

2007参議院選挙特集 - Yahoo!ニュース×Yahoo!みんなの政治

 

◆参考エントリー: 国会の盲腸? たかが参院 されど参院

コメント