狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

小泉首相の会見 中国・韓国へキツーイ皮肉をニ発!

2006-08-15 09:55:28 | 県知事選

小泉首相が先ほど靖国参拝の後の記者会見を行った。

参拝批判の理由を自ら次の三点に絞った。

 ①中国・韓国が批判するから

 ②A級戦犯が祭られているから

③憲法違反だから

 だが、よっぽど①の中・韓からの批判が腹に据えかねているのか大半の時間を①への反論に費やした。

 ⇒日本の首相は民主的に選ばれている。

日本の首相が日本国内の如何なる設備を参拝しようとも中・韓にとやかく言われる筋合いはない。

 例えブッシュ大統領が参拝を反対しても私は参拝する。 

もっともブッシュ大統領はそんな大人気ないことは言わない、・・・と中・韓へキツーイ一発!

ついでにもう一発、中・韓は日本の国連安保常任理事国入りに反対しているが、だからと言って私が両国の首脳と会うことを拒否したらどっちを批判しますか? 私は意見が違う国の首脳とでもいつでも会います。

 ②A級戦犯合祀⇒(略)従来の繰り返し

 ③憲法違反⇒私は参拝によって神道の普及をしているわけではない。

 そのとおり。 参拝後の記者会見としてほぼ満点!

中国・韓国にキツーイ皮肉をかました点は、アッパレ!

                  *

政教分離の要点はただ二つ。

首相(為政者)が特定の宗教を強制する事。 例えば小泉首相が靖国を参拝して、他にも参拝を強制した場合。

 もう一つ、首相が特定の宗教を禁止する事。 例えば国民が靖国を参拝することを禁じた場合。

非常に単純な話。 

玉ぐし料とか、公用車か自家用車とか、礼服か私服か、私費か公費かは問題の本質ではない。

                    ◇

 <首相靖国参拝>小泉首相、靖国神社に参拝  

小泉純一郎首相は15日午前、東京・九段北の靖国神社に参拝した。首相は「内閣総理大臣小泉純一郎」と記帳。献花料をポケットマネーから3万円払った。参拝方式は「一礼」だった。首相の靖国参拝は01年の就任以来6年連続で、これまで回避していた終戦記念日の参拝に、退任を控え初めて踏み切った。現職首相の「8・15参拝」は85年の中曽根康弘首相以来21年ぶり。首相は01年自民党総裁選の公約であることを参拝理由として説明するとみられるが、中韓両国の反発は必至で、自民党総裁選の論議にも影響しそうだ。 首相はモーニング姿で公用車に乗って公邸を出発、午前7時41分に同神社に到着し、本殿で参拝した。 首相は01年4月の自民党総裁選で「8・15参拝」を公約に掲げた。しかし、同年は外交上の配慮から8月13日に前倒しした。その後、春季例大祭初日の4月21日(02年)▽1月14日(03年)▽元日(04年)▽秋季例大祭初日の10月17日(05年)――と日付を変えて参拝、8月15日は見送ってきた。 しかし、首相として最後の参拝となる今年は、首脳交流を拒絶する中国への批判を強め、8月に入ってからは「公約は生きている」「公約は守るべきものだ」などと参拝の意向を強く示唆していた。 現職首相の「8・15参拝」は三木武夫首相が75年に初めて実施。その後、福田赳夫首相、鈴木善幸首相が行ったが中曽根康弘首相が85年に公式参拝として実施して以来、参拝自体が中断。その後、橋本龍太郎首相や小泉首相らが参拝した際は、別の日程を選んでいた。 首相が「8・15参拝」に踏み切ったのは、首相参拝を支持する安倍晋三官房長官の自民党総裁選での優位が揺るぎない情勢で政局への直接的な影響が回避でき、退任を控えての参拝なら中韓両国の反発も限定的との判断からとみられる。小泉首相の参拝への反発から中韓両国は首脳交流を凍結しており、今回の参拝で反発を強める近隣諸国との関係改善は次期政権の課題となる。【鬼木浩文、小山由宇】(毎日新聞) - 8月15日8時15分更新 中国韓国 国連常任国反対。 才媛と秀才 惜しい人を無くした。

コメント

小泉首相 靖国神社を正装で参拝

2006-08-15 07:09:25 | 県知事選

先ほどからテレビ各社のワイドショーは首相の「神社参拝」で大騒ぎ。

官邸を出て神社に向かう公用車を上空からヘリコプターのカメラで追っていく局もあれば、みのもんたは「中国の代理人」加藤紘一をゲストに呼んで、小泉首相の参拝に猛反発。

これでは日本国中が猛反発しているような印象。

半世紀ほど前の岸信介首相時の「安保改定反対」を想いだす。

あの時もメディアの報道では日本国中が「アンポハンタイ!」かのような印象を与えた。 当時の学生は「アンポハンタイ」と言わなければ女の子にもてなかったと言う話も聞く。

だが、現実は依然として「アンポ継続中」である。

テレビカメラは小泉首相がモーニング姿で本殿を歩いている姿を映している。 にわかに激しい雨が降り出したようだ。

メディアがどのように反キャンペーンを行おうと、今日の一般参詣者は去年に続いて約20万にも達するだろう。

これも現実だし、次期首相候補の安倍長官も参拝賛成者であるのも現実。

今日8月15日。

あらため首相は今日の繁栄と平和の礎となった戦没者を深く追悼した。

                   *

えっ? 「日本の軍国主義は清算されていない」ですって?

中国の江沢民前国家主席は≪戦後、日本の軍国主義は清算されていない。軍国主義思想で頭の中が満たされている者が存在する≫と言う。そして日本には歴史問題を永遠に強調せよとも号令する。

こういう言い掛かりをつける強権独裁国家が隣人として存在するのも現実だ。

このような一方的な言いがかりに左右されず、日本はもう一つの現実を声高に世界に知らしめるべきだ。

もう一つの現実、・・・戦後61年、内に対しても外に対しても一発の銃弾も撃たず、途上国支援を惜しまず、国民の努力で経済大国になったのが日本だ。

江沢民さん、戦後61年間を世押して、日本ほど軍国主義という言葉にそぐわない国はない。 理屈はともかく現実が証明している。

例えばチベットへの侵略をはじめ「きな臭い匂い」や「軍靴の響き」をばら撒いているのはどこの国なのか。

                    *

小泉純一郎より中国への伝言。

 ≪15日だろうが、13日だろうが、4月だろうが、10月だろうが、1月だろうが、いつ行っても批判してるじゃないですか。

いつ行っても同じです。

1つの問題で首脳会談を行えないのはいいのかどうか。

私は日中友好論者ですよ、今まで。

話し合いをしてきましたよ。

他の閣僚、他の分野、交流は進まってますよ。

経済関係も深まってますよ。

戦争の反省をふまえて、戦後61年間、1回の戦争もせず、巻き込まれずに、平和国家として発展してきたんですから。

まさにこれが過去の戦争の反省をふまえて日本が進んできた道です。

現実が証明している。≫

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