狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

亀田興毅 「八百長試合」に批判の渦!

2006-08-03 12:48:38 | 県知事選

朝のエントリーで「亀田の世界王者は組織ぐるみの共同謀議」と書いた。平たく言えば八百長試合ということ。

それで、その組織とはTBS、協栄ジム、亀田一家、そしてWBAの共謀だと見た。

ところがこの「八百長劇」には闇の組織も関わっていたというから驚く。

当初、8月2日の「世界戦」は土曜日か日曜日だと勝手に思い込んでいたが、水曜日だったとは。

それでも特に気にはしなかったが、「8月2日の興業」には深い意味があり、ある組織のボスの誕生日に当たるというからビックリ。

★それに関して、ネット上の気になる書き込みを以下に引用。

ランダエタ選手に空港でベルトを渡してあげるオフ

807 :名無しさん :2006/08/03(木) 00:13:04 ID:Cyhkw3YB0
~王座決定戦にもかかわらずウィークデーに試合を設定した理由~

 Q.なんで?
 A.後援会「全国青少年健全育成会」設立者である
   893の組長の誕生日だからです。
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%B1%E4%BA%94%E9%83%8E

   英 五郎(はなぶさ ごろう、1935年8月2日 - )
                       .~~~~~
   亀田興毅、8月2日世界ライトフライ級王者獲得!
          ~~~~~~
    ★山口組の英五郎と亀田一家★
     http://www.g8723.net/syasin2121[1].jpg
     
http://www.g8723.net/omoide10.jpg
     
http://www.g8723.net/omoide.htm

bbs
http://bbs1.on.kidd.jp/?0101/hanabusa

 

試合の始まる前の書き込みで、TBSと亀田一家を手厳しく批判している ブログを見つけた。

勝谷誠彦の××な日http://www.diary.ne.jp/user/31174/?
2006/08/02 (水) 日テレ4時台番組女子アナ弘前を「ひろまえ」の仰天。

3時半起床。亀田興毅なる道化が赤坂の興行師の振付で四角いマットの上で馬鹿踊りをするらしい。ここまで持ってくる間には『週刊文春』がタイまでわざわざ行って噛ませ犬に内幕を聞いてくるなどバレそうになる危機もあったようだがいよいよかけたゼニの回収にかかれるようで同慶の至り…褒めてんじゃないよ。あまりボクシングをバカにするなよ。大道芸人が自分を大きく見せてあらゆる手段で成り上がろうとするのは当然のことだ。興行師もまあ似た世界である。しかし政府から電波の権利を預かっている許認可事業の放送局がそうしたギリギリの世界にどこまで足を突っ込んでいいのか良識あるメディア人たちはみんなせせら笑いながら傍観している。スポーツ新聞などが騒ぐからと安心しているならTBSの馬鹿は底が抜けている。おたくが地雷を踏んだ瞬間に彼らは蜘蛛の子が散るように逃げ出し刃を返して切り刻むだろう。フジテレビが格闘技を切ったことにTBSは何を学んだのか。王座決定戦にもかかわらずウィークデーに試合を設定した理由がいつまでも隠しおおせると思っているかね。ひょっとして知らないなら仰天ものだがだったら今からでもそのスジに詳しい人に聞いてみるがいい。まあどうせ試合が終わったら週刊誌が書くだろうけど。事前に書かないのはむしろ試合をさせたいからだということもわからないのだろうか。叩く相手は大きくなってからの方がいいのだから。あのヤンキーが今日勝とうが負けようがもはやあまり関係ない。仄聞するところでは両方のシナリオが用意されているというがこれまでの台本通りだと勝つことになるのだろう。スポーツ選手が不祥事を起こすと「子供たちに夢を与える人間が」としたり顔で言う連中をスタジオに並べるテレビ局がどうしてかかる無礼非礼な外道をヘラヘラと持ち上げるのか。記者とはいえ年上の人々に対してああいう口をきいてなぜいいのか「夢を与える」子供たちに説明してくれたまえ。視野狭窄の阿呆メディアは忘れているようだが亀田とランダエタ選手の映像はベネズエラでも流れるだろう。テレビ局が扱わなくともネットで誰もが見られる世の中である。はるばる海を渡って来てくれた年上でキャリアも遥かに上の対戦者にかかる厚顔無恥で傲岸な態度を示す日本人の存在をかの国の人々に知らしめるのは国辱以外の何ものでもない。今日の試合の勝ち負けがどうであれTBSは公共のメディアとしてその責任をとるべきだ。

亀田の勝利は「台本どおり」と試合前に鋭く指摘するが、あまりに見え見えの「歴史的疑惑の判定」に今朝のブログでは遂にぶち切れたようだ。

ここでは疑惑の関係組織にパチンコ業界が登場。

 勝谷誠彦の××な日々。
■2006/08/03 (木) 「国民不名誉賞」を創設してあの猿どもにくれてやれ。

6時起床。まずは日本人の一人としてファン・ランダエタ選手とその関係者そしてベネズエラ国民更には世界中のボクシングを愛する人々に深くお詫びを申し上げたい。スポーツは世界共通の言語である。そのステージに上がるものには共通した倫理や価値観を守るという責任がある。いかに愚民化が進んでいるとはいえ一応OECDの構成員でありG8の一角を占める日本国の許認可事業たる放送局やWBAに籍を置くボクシング協会が関わった試合でかくも下劣で下品で虚偽に満ちた行為が行われた事は私自身ボクシングを心から愛するものとして慙愧に耐えない。世界共通の言語で同じステージの中で行われた以上この出来事はボクシングの歴史の中に刻まれる。そして未来永劫いかなる国のいかなる時の人々もこのことを振りかえることが出来るのだ。これを日本人としての国辱と言わずして何であろう。昨日私はTBSの『ストリーム』の「コラムの花道」で亀田興毅の人間としての振る舞いとそれを指摘しないままリングに上げるTBSの責任について15分以上に渡って指弾した。同じ局である以上次回からそのコーナーがなくなっても仕方がないと思った。私なんぞはどうでもいいのだが自らの社員としての進退を賭けてそれを認めたTBSの番組スタッフがいたことをここに銘記しておきたい。TBSへの批判が強まることは当然だろうが一方でこうしたメディアの良心に忠実な志士たちもいたのだと。私のコメントはポッドキャスティングで聞いていただくことができる。http://www.tbsradio.jp/。この中で私は敢えて試合の裏で囁かれる様々な黒い噂については触れなかった。しかしこの結果を受けて私が言うまでもなくメディアは動くだろう。<刃を返して切り刻むだろう>という昨日の私の記述をTBSを地獄に連れていった連中は心底から味わうことになるのである。試合のスポンサーはパチンコメーカーだった。http://www.kyoraku.co.jp/kameda/index.html。TBSの局舎の前には亀田の巨大な写真が飾られそのいちばん上にはこのパチンコ機械屋の名前が麗々しく刻まれていた。それを見た瞬間に私はこの局はもうダメだと思い10分後の「コラムの花道」の本番で日本中の良民常民が亀田とその取り巻きをどう考えているかを語ろうと決心したのである。TBSの朝と夜の顔であるみのもんたさんと筑紫哲也さんは不思議なことに同時に夏休みをとっている。この試合へのコメントを是非聞きたかったのにね。

 

11、12ラウンドでボコボコにされて断っているのが精一杯。

クリンチで何とかノックアウトを逃れた男が試合後マイクパーフォーマンスを要求されて、

「どんなもんじゃー!」

うーん、これって新しいギャグ?

すっかりオヤジの「鵜」に飼いならされた童顔の興毅が強がれば強がるほどかわいそうになった。

そういえば、総合格闘技で吉田にノックアウト負けを喫した小川が敗北後に得意のパフォーマンス「ハッスル! ハッスル!」を求められて気恥ずかしそうにやったことを思い出した。

                   ◇

朝のエントリーで国内のボクシング世界王者に間違いがあったので訂正しておく。
  
≪亀田の王座獲得で、国内の現役世界王者はWBCミニマム級のイーグル京和(角海老宝石)、WBAミニマム級の新井田豊(横浜光)、WBAスーパーフライ級の名城信男(六島)、WBC同級の徳山昌守(金沢)、WBCバンタム級の長谷川穂積(千里馬神戸)と合わせ、史上最多タイの6人に戻った。≫(8月3日 産経新聞より≫

「組織ぐるみの共同謀議」に批判の渦は広まる一方。

亀田興毅:判定批判などTBSへの抗議は4万件 毎日新聞
世界チャンピオンとなり、喜ぶ亀田興毅=横浜アリーナで2日、小出洋平写す

 TBS系で2日、生中継された「亀田興毅VSフアン・ランダエタ」で、視聴者から同局への「番組開始から試合までが長い」「判定に納得がいかない」といった電話は、同日午後7時半から3日午前9時までで計3万7225件に上った。同様の電子メールも3655件あった。

 このうち同社が直接対応できた電話は408件。内容は、試合開始時間と判定に関するものがほぼ半々だった。残りは、込み合っていて対応できない旨の音声テープで受けたものが3317件。そのほかは話中となり、対応できなかった。【
 

コメント

亀田の世界王者は組織ぐるみの共同謀議だ

2006-08-03 09:06:23 | 県知事選

死に物狂いで勝ち取った世界一の座!」

一人絶叫するTBSアナウンサーの声が虚しき響く。

11、12ラウンド。

ランダエタの猛ラッシュに亀田はダウン寸前。 クリンチで必死に逃れるのが精一杯。

判定を聞いた瞬間、何故か「池のメダカ」のギャグが脳裏をかすった。

ボコボコにされて相手が去った後、手のゴミを払いながら起き上がり、
「よーし、今日はこれくらいにしておいてやる!」。

誰が見ても完敗の亀田の試合後の大口は正に池のメダカそのもの。

もし、あの試合で「疑惑の判定」では無く僅差の判定で亀田が負けていたらどうなっていたか。

「亀田伝説」が崩れ去り亀田ブームは消えてしまったか。

いや、そうではなかろう。

≪初回にノックアウトを喫していながら良く持ち返し、最後まで良く健闘した。 亀田興毅はやはり強かった。 まだ若いのでこれを経験により向上して欲しい≫。

今までの「噛ませ犬」とは違った強敵に対し、最終ラウンドまで闘志を失わなかった亀田を誉めこそすれ非難するものはいなかっただろう。

だが、「疑惑の判定」には誰もが耳を、そして我が目を疑った。

我が家の「琉球新報」にも「歴史に残る不可解判定」の大見出しが躍る。

試合開始前はライブ中継のTBSに亀田激励の電話、ファックスが殺到した。

が、判定の直後から、「やらせだろ」「八百長の構図を教えろ」などと抗議の電話が殺到、電話の回線がふさがった状態が1時間以上続いたという。

毎日新聞によると抗議の電話をTBSにしても掛からないので新聞社に電話して「何所へも持っていきようの無い憤懣」をぶちまけたとの事。

そのTBS社内でも中継を見ていた社員によると「判定の瞬間、社内でも『えー』とどよめきが起こり、『あり得ない』といった戸惑いの声や批判の声が飛び交った」という。

現場でTBSのリポーターに『納得いかない』と訴えたが、困惑していた」。憤りを抑えきれず、会場から帰宅途中に新聞社へ電話で訴えたという。

                    ◇

試合前、テレビ界を中心に芸能界、協栄ジムという大手ジムを中心に日本ボクシング界を巻き込んだ共同謀議はほぼ成功し、これに表立って異議を唱えるのは具志堅用高氏しか居なかった。

そして今回は金の威力なのかWBAまでその共同謀議に巻き込んだ。

「歴史に残る疑惑判定」。

この試合はノックアウト以外の決着は試合前から結果が決まっていた。

試合直後のTBS「NEWS1130」では既に世界王者亀田の生出演を予定していた。

そしてもうひとつ、主催団体のWBAは当然公平な立場にあるべきだが、WBAの疑惑の行為が時事通信の記事に報道されている。

結果のわかる前に「特別チャンピオンベルト」がなぜ準備されていたのか。

≪劣勢だった亀田を2-1で支持した判定結果に周囲も戸惑いを隠せなかった。日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛事務局長は「試合内容についてのコメントは勘弁してほしい。本人も苦戦したと認めていたように、これからに期待ということだろう。ファンの方がどう感じたかは分からない」と歯切れが悪かった。
 日本プロボクシング協会の原田政彦会長は採点表を一見し、「きょうは何も話すことはない」とだけ言って足早に会場をあとにした。協栄ジムの金平桂一郎会長は「試合は想定していた中で最悪のケースになったが、亀田は根性と底力を見せた」と苦しい見解を示した。
 試合後の記者会見場には世界ボクシング協会(WBA)の立会人が足を運び、亀田のトレーナーを務める父親の史郎さんに「WBAのメンドーサ会長から特別のチャンピオンベルトを贈ります」と報道陣の前でプレゼントを手渡した。亀田の家族愛、父親と3兄弟の努力は素晴らしい。だが、中立であるべき世界の統括団体が事前にこのような準備をしていたこと自体、見識を疑われても仕方ない。  (時事通信)

前王者ロベルト・バスケス突然の王座返上から疑惑がくすぶっていたタイトルマッチ。

同じ格闘技でもボクシングだけはレスリングや総合格闘技とはスポーツとして一線を画するものとしんじていたが・・・・。

ボクシングよ! 

お前もか!

                  ◇

影ではコソコソ言いながらもテレビ界の影響、ボクシング界の影響を恐れて表立った正論を吐いたのは具志堅用高一人だった。

だが、昨夜の「疑惑の判定」の後、関係者の憤懣が一気に爆発した。

今朝のネットから拾った関係者のコメント。

ガッツ石松さん(元WBCライト級チャンピオン)
「まいったね。なんでこの人が勝ちなの」と判定に不満を示した。ガッツさんの判定では、ランダエタが7ポイントもリードしていたという。

「亀田兄弟は人気があるかもしれないけど、この試合で勝てるのなら、ボクシング界は何をやっているのかと思われる。日本人は立っていれば、チャンピオンになれるの? 全世界のボクシング関係者に見せて、判定してもらえばいい」。

「日本のボクシングはタレント養成所ではない。これがまかり通るなら、僕はボクシング関係の肩書は何もいらない」。

★カシアス内藤さんも(元東洋ミドル級チャンピオン。現在はE&Jカシアス・ボクシングジムの会長)
「ジムの会長をしている人間が言うのはどうかとも思うけど」。
「誰が見ても間違いなく負け。どういう基準で採点しているのか分からない。亀田は一時代を築こうとしていたのに、これでおかしくなってしまう。一生懸命やっている人間に対し、負けは負け、勝ちは勝ち、とはっきりつけてあげなければならない。素人が見ても分かる試合」。

★輪島功一さん(元世界スーパーウエルター級王者)
「私は引き分けかと思ったが、亀田は王者になってもいい勝ち方だった」。

★日本ボクシングコミッションの安河内剛事務局長
「試合内容についてのコメントは勘弁してほしい。本人も苦戦を認めていたように、これからに期待ということだろう」。

漫画家、やくみつるさんの話
「つまらんものを見せられたな、という気持ち。ホームタウン・ディシジョン(地元びいきの判定)はこれまでも何回も見てきた。テレビの実況も後半は敗者(である亀田)をたたえるムードになっていた。亀田は既存のボクシング界にたてついたにもかかわらず、ボクシング界の悪しき慣習に救われたというのは、なんたる皮肉か」


 

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