虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

東京遠征2

2010年08月16日 | ランニング

東京遠征二日目は大評判のD氏プロデュース「首都爆走マラニック」
またの名を「首都厚顔無恥マラニック」とも言う。
参加費徴収しててもいい位、内容充実のそのマラニック全容を本日ここに無料公開する。

スタートポイントは当然、東京のランナーの聖地、皇居。
「聖地」を1周して向かう先は「聖域」。
現政権閣僚が誰一人参拝しない、靖国神社。
ここに眠る数多の魂が訴えかけるのだろうか。
煩いイデオロギー論争を凌駕した静寂に論争を超越して襟首を正す気持ちになる。
          
こんなに素直な気持ちで参拝しているにも拘らず、我々ラン姿の集団は相当怪しげに見えたのだろうか。
実はこの鳥居をくぐる直前に警備の警官から職質を受けていた。
職務とは言え無礼ではないかい?警視庁様。わたしらはちょっと見ふざけてますが、
中身は品行方正なるランナー集団ですから!(しらふの間はネ・・・・)

そんなこんなのハプニングを乗り越えて次の立ち寄り処は。
若手女子ランナーのたっての希望に応えて、昨今話題のパワースポット。
     東京大神宮。
若手じゃない私はここが昨今話題のスポットだとこの日初めて知った次第だ。
なんでも縁結びに超が付くほどご利益があるそうな。
霊験あらたかなここのお守りは女子の間では行列アイテムなんだとさ。
 本日ここに詣りし若手ランナー(関西2名、関東1名)達はいずれ劣らぬ健康的でアトラクティブな女子ばかり。
それなのに・・・・・・・・・。
彼女ら、全員勝ってました~!!  ↓  このお守り。(700円也)

             
なんでこんなお守りに頼らなあかんのよ~。
世の男性ランナー諸君よ!!君らの目は節穴かいっ!
こんな美ジョガーたちを何故放っておくのだっ!
誰か立候補する若者はおらんのかっ~!
(但しその内約一名には何か良からぬおまけが漏れなく付いてくるという欠点があ
 るらしいが・・。)
来年はここのお守りのご加護によって皆良きパートーナーと巡り合えますように!

次に立ち寄りましたるは我が母校いえ慕校、いいえ慕う権利さえありませんでした。
歩校、ただ歩いて立ち寄っただけの、ここでした。
          【東京大学】キャンパス内安田講堂。

ランは進み、上野公園やらその他色々の名所に立ち寄りつつやっと辿り着いたのが今回のメインスポット。
      【東京スカイツリー】@建設中
      完成時の高さは武蔵の国にあやかった634m。現時点の高さ398m。
      帰路にはその先輩格の東京タワーを仰ぎみる予定。
      そこで珍問答。
      私:「スカイツリーが完成したら東京タワーはどうなるんかな~。潰すにも
         莫大な費用掛かるしな~。」
      或る若手男子:「そりゃ、ほっとかれて無様に朽ち果てるんでしょう!!」
      私:「悪かったな~!無様に朽ち果ててっ!わたしゃ、東京タワーと同級生
         じゃわいっ!」  バキッ、ボコッ。
      或る若手男子:「・・・・・・・・・」、以後どうなったやら消息不明。
浅草界隈で休憩した後は、暫しランを忘れてお楽しみの隅田川クルーズ。    

        
ちょうど気温は真昼の炎天下。
川面を揺らす心地よい風に癒されつつの40分は良き休息となる。
がっ!しかし!この炎天下を船にも乗れず隅田川沿いを汗だくで走る若者がいた!
船代が惜しいからというのがその理由らしいが、実はあの珍問答の末の恐ろしき
罰ゲームだという噂もちらほらと。
そう、汗だくで10キロを走った若者とは・・・・・・。
上に登場した若手男子と同一人物だったのだ。真相は未だもって藪の中だが・・・。


         
クルーズを終えれば、後は数キロをスタート地点の皇居へまっしぐら。
くだんの東京タワーやら芝公園やら国会議事堂やらを見越して、例の若手男子も含めて全員無事ゴール!!

ハプニング続出、抱腹絶倒の首都爆走爆笑マラニック。
大団円の巻きにござる。

この後、弾けまくった打ち上げ&二次会シーンの事は・・・・・・・。
忘れました~。

日本語には良い言葉があります。
  「旅の恥は書き捨て~!」
と、言う。
とてもお見せできません。