ヤキュとランのコラボレーションの最高傑作。
それが。
「甲子園マラニック」
聖地甲子園球場まで20キロの道のりを走って応援に行く!
そんな破天荒な悦楽ランを誰が思いつくだろう!
ここに、ヤキュとランをこよなく愛す一人の女がいた。
星野タイガースの18年振りの優勝で沸いた翌年、2004年。
頻度を増す甲子園詣でが生む練習不足に悩んだ彼女は、LSD練習と
野球観戦をジョイントさせるという画期的作戦に打って出る。
早速、銭湯検索とルート検索を始め、何度かの試走と試行錯誤の後、ラン&観戦の今のスタイルが定番化した。そう、これが。
「一人甲子園マラニック」の誕生だ。
「私は別な交通機関で行くからね。」と、並び観戦する虎仲間たちとは別ルートで聖地入り。
皆から「元気やね~。」と暖かく冷た~~い視線を浴びたものだ。
その後、親しいラン友を巻き込み、クラブの仲間を呼び込み、たちまち虎ランナー達の好評を得て・・・・・。
時は巡り2009年。
好評を見込んで今年は大きく団体予約席15席を購入してみた。
はてさてチケットさばけるかな~の不安をよそにまるで長野マラソンのエントリーさながらのあっという間の完売。
オープン参加も含めて何と総勢18名ものランナーが集結した。
こんな大集団が淀川河川敷~国道2号線を甲子園目指して闊歩して行く。
この日の予想最高気温は32度。
熱中症を心配するも、神の慈愛が梅雨前線を呼び暑さを優しく緩和してくれた。
そして神のご加護で、全員怪我も事故もなく無事「禊の湯場」に到着。
何度も宣伝している鳴尾の湯場と、
(こんだけ宣伝しているのだから1回位サービスチケット頂戴~。)
禊の湯を終えた虎ランナーの面々。これから聖地に繰り出すぞっの図。
皆、観戦ユニとメガホンをあのリュックに詰め込んで走っていたのね。
偉いっ!これぞ、正しい虎ランナーの姿だ。
後はビールさえ調達すれば「観戦三種の神器」が完成するね!
聖地では20キロ走破をものともせずはしゃぎまくり、叫びまくり、六甲降
し唄いまくり、歓喜しまくりの虎ランナー達。
それもそのはず。
この日の虎戦士達は我々の檄走に触発されてか、一番打者先発のバルディリスのいきなり先制HRに始まり、先発久保君の粘投、まさかの打線爆発。
おまけに球児の三者連続三振での締め!と強い頃のターガースに先祖帰りしたかの大活躍。
お立ち台はバルちゃんとソニック久保君。
こんなにええ試合を観たらまっすぐ帰れるわけないっしょ。
てことでほぼ全員が打ち上げ会場に移行。
ここでも飲むわハシャグわの大祝勝会が延々と続く。
いやはや、勝つチケットを選別して入手するのも骨が折れましたわい!
わっはっはっ~!と豪快に笑う主催者さま。
結果が出るまでは祈るような気持ちで小心者の本領を発揮していた事などすっかり忘れ果てて・・・。
星のブランコマラニックやら京都レディースマラニックやら、ここんとこ
楽しきラン遠足三昧であったが・・・・・・。
やっぱり至上最高のマラニックは。
甲子園マラニック@勝利の場合。
@マーク以降が難関とはいえ、ランナーの熱き思いでもって何と
勝率は9割っ!!
次回開催の折も是非ご参加お待ち申し上げております!
我らが阪神タイガース、そ~れ行け行け~♪
写真提供:まりもさん、英太郎君、鯨さん。スペシャルサンクスです。