虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

泉州マラソン試走

2007年02月14日 | 観劇
日曜日、大和郡山市民マラソンの10キロの部を走ってきた。

大和郡山の長閑な田舎道を走る大会だ。


「のどか」といってもそれは風景だけで、コース的にはアップダウンの激しいタイトな道程。
前日の京都行ランの疲れが残っていたのか、はたまたこれが登りに弱い自分の実力なのか、表彰状を頂くには恥ずかしい様な平凡なタイムでゴール。


選手には豚汁の振る舞いもあり、参加費無料という魅力に惹かれて毎年参加している。
大和郡山市民のボランティアの皆様、今年もお世話になりました。





翌日の月曜は泉州国際マラソンのブリッジ試走の為に車で1時間も掛けて、のこのこ出掛けて行った。
フルマラソンで最もキツイ35キロ地点に立ちはだかるこの二つ巨大な橋。
田尻スカイブリッジと


泉南マリンブリッジ。


ランナーはこの橋を往復しなければならない。

昨年は、この橋で怒り爆発。
「なんちゅう、イケズな(大阪弁で意地悪の意)コースや!」
と、半ばレース放棄し橋のたもとの給水場でバナナを食した。
その後、気を取り直して再起し何とか4時間内でゴールしたという苦~い思い出がある。

薄れてしまった記憶を取り戻すべく、橋を2往復(約10キロ)してきた。
やっぱり、キツさは変わっていない。
そして結論。
記録狙いは諦めた~っと!
たまにはフルマラソンを楽しく走りましょっと!
未だに上り坂を克服できていない、根性無しでござんす。


割り切ったので、午後からは、お楽しみの観劇へ。

本日は、兼ねてよりその評判を聞いて、観たくてたまらなかった気鋭の演出家天野天涯の作品。やっと念願のライブにありつけたのだ。

期待を裏切らぬ、いや期待以上の作品で、すっかり魅入られてしまった。

彼の舞台を観ると、命の重さだとか生きることの素晴らしさなどという言葉がまるで陳腐に思えてくる。
貧しくとも哀しくとも辛くとも、ただヒトは「イキル」のだ。
その本能の逞しさが、躍動の舞台から、否応無く伝わってくる。
役者はまるで、アマノの操り人形の如く動く、踊る、飛ぶ、跳ねる、謳う。
時空やストーリー性を超越した演出が、五感を経由して太鼓の如く身体の奥深い所にまで感動を響き渡らせる。

これが、アマノワールドなのか。まさに奇才、天才。
まだ興奮冷めやらず、暫く他の作品は観られないかもしれない。




でも、丁度、いいや。

泉州マラソンが終われば安芸キャンプ。

ほんで、あっという間に開幕。

と、ライブの場は、小劇場から甲子園へと、

その場を変えるんやからっ!


早くも入手の大阪ドーム&甲子園の開幕戦チケット。

ワクワク。