萩さんの話ネタ2

特に何の特徴もない思い付きの話を徒然と・・・
暇な時にでも寄ってやってください。

「デコポン」

2016-02-29 12:00:00 | 日記

「デコポン」。
いまが旬の『デコポン』は、近年ぐんぐん人気上昇中だとか。その理由のひとつが、ハズレのない甘さ。
そこで、こんな記事をご紹介します。

記事(2016年2月28日 tenki.jp)によると

『じつはこの名前、「不知火(しらぬい)」という品種のうち厳しい基準をクリアしたものだけに許される登録商標なのです。柑橘類は、今から3000万年もの昔にはすでにインド東北部にあったといいます。『デコポン』は、熊本の登録商標。

 出荷された「不知火」が光センサーにかけられ「糖度13度以上・酸度1度以下」という基準をクリアしたものだけが「デコポン」の名でお店に出ることを許されます。一方、クリアしなかったコたちは「不知火」「デコタン」「デコちゃん」「デコみかん」など違う名前で販売されます。
 デコポンといえば、あのデベソ。おヘソは昼と夜の温度差によってでき、ハウス栽培のものはできやすいのだとか。「デコ」は「ヘソ」という意味。じつは生まれたばかりのデコポンは、ミカン界では醜いアヒルの子だったのです。デベソだし不揃いだし見た目が美味しそうじゃないといわれ、失敗作扱いでした。けれども、その味の良さにだんだんファンが増えていき、熊本県の不知火町で本格的に栽培が開始されます。平成5年に『デコポン』は商標登録され、のちに熊本県以外でも使用が可能となりますが、他県ではキヨポン(広島)、ヒメポン(愛媛)、フジポン(静岡)、ポンダリン(徳島)、ラ・ミポリン(鹿児島)等々といろんな名前で呼ばれているようです。

 デコポンさんのご両親を紹介いたしましょう。父・ポンカンさんと 母・ きよみ(清見)さんです。日本には、中国・台湾を経て明治時代に伝わりました。「ポン」はインド西部の地名「Poona(プーナ)」から、「カン」は柑橘の「柑」から付けられたといわれています。デコつきの皮はカンタンに剥けて、果汁が少なめのぶん旨味がギュッと凝縮されています。清見さんは、温州みかんとアメリカのオレンジを掛け合わせた美女。果肉はトロリときめ細やか、あふれるほど果汁がたっぷり! みかんのまろやかな甘味とオレンジの香りを併せ持つ、柑橘界の女王的存在です。種はほとんどありませんが、皮が薄くやや実と離れにくいので、櫛形にカットすると食べやすいです。

 父よりデコと「ポン」をもらったデコポンさんは、母に似たオレンジ系のいい香り・・・ 父と同様カンタンに手で剥くことができ、薄皮ごとパクッと食べられるので手も汚れません。母と同じく種はほとんどなく、とってもジューシー。両親のいいとこ取りした、サラブレッド息子だったのです。さらにこの一家には『はるみ』という名の妹さんも。デコポン兄より甘さを抑えた爽やかギャルです。母ゆずりのすべすべお肌をサッと剥くと、父を思わせる南国の香りで、食べればプチプチはじける大粒の果肉。

 3月1日は「デコポン」の日。
 デコポンは日持ちのする便利なフルーツです。ちょっと意外に思えますが、皮にハリとツヤがなくなった頃が一番の食べ頃。穫れたてで若いと酸味が勝っているので、少しおいた方が甘みが増して美味なのだそうです。買うときは、橙色が濃くて持った時にずっしりと重みを感じるものを選びましょう。

 柑橘類に含まれるβクリプトキサンチンの抗酸化作用は、ガン予防に効果的とされています。果肉にはカリウム、マグネシウム、カルシウムが多く、美肌づくりに欠かせないビタミンC、A、B1も豊富。クエン酸がストレスや疲労を軽減し、血液をきれいにしてくれます。薄皮には、腸を整えるペクチンや食物繊維が豊富に含まれていて、便秘を解消し成人病を防ぐ効果があるといわれています。不調があらわれやすい春先、風邪やインフルエンザなどの感染予防にも積極的に食べたいヘルシーフードですね。

 たっぷりの果汁は、ジュースやゼリーはもちろん、肉や魚料理のソースにもよく合います。皮には汚れを分解するリモネンという成分が含まれていて、食器やシンクなどをこするのに便利。また、ネットなどで包んでお風呂に入れるとお肌はしっとり、湯垢もつきにくくなります。柑橘のアロマ効果で気分もリラックス。美味しいだけではなく、体の中も外もキレイにしてくれるのです。』

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月曜日・・・雑記

2016-02-29 01:00:00 | 日記

春が近づいてきました。もうすぐ、3月。
そこで、春に日本からよく見える星に関する記事をご紹介します。

記事(2016年2月28日 tenki.jp)によると

はじめにご紹介するのは、おなじみの「北斗七星」。一年じゅう観測できる北斗七星ですが、春は天空の高い位置にあるため見やすい季節です。

 推古天皇の時代に、陰陽道や天文学とともに中国から伝わった「北斗七星」の名前。「斗」とは「ひしゃく」のことで、日本でも古くから「ひしゃく星」「ます(枡)星」、舟の舵にたとえて「かじ星」などと呼ばれてきました。

 昔の中国では、北斗七星は「帝車」=天帝の乗り物だと考えられていたそうです。天の中心を回りながら、帝国を視察している……そんな風に見えたのでしょうか。

 一方、モンゴルの昔話に出てくる北斗七星は、巨大な鳥にさらわれたお姫さまを助けた兄弟たち。末っ子が動かない星(北極星)、北斗七星はその世話をする7人の兄たちなのだそうです。

 インドネシアでは「ワニの星」と呼ばれる北斗七星。欲に目がくらんだばかりに、ワニに生まれ変わった金持ちの男。寺院に財産を寄進することでその魂は救われ、星になったと言われています。「行き過ぎた欲は身をほろぼす」と、空から私たちをいましめているのかもしれません。

 次にご紹介するのは「北極星」。一年じゅうほぼ同じ位置に見える星ですが、最終回になってようやくの登場となりました。

 日本では「北の一つ星」「目あて星」「方角星」などと呼ばれてきた北極星。ハワイでは、「不動」を意味する「キオパ」と呼ばれていました。昔の人びとは、北極星の位置で方角を知り、旅行や航海の道しるべ、目印にしていたのですね。

 ネパールに伝わる神話では、北極星はドルーヴァという王子さまの化身。ナーラーヤナという神さまを慕って、瞑想生活に入った王子が姿を変えたものとされています。

 仲よく並んで輝く2つの星、「カストル」と「ポルックス」。その姿から、古くから「蟹の目」「猫の目」などにたとえられてきました。「めがね星」「きょうだい星」なんて呼び名もあるようです。

 夜更かしさんにぜひ見つけてほしいのが、おとめ座の「スピカ」。アークトゥルスやデネブとともに「春の大三角形」をかたちづくる星です。春の夜更け、南の空に輝くスピカ。その清楚な輝きから、「真珠星」なんてきれいな別名がついていますよ。

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