萩さんの話ネタ2

特に何の特徴もない思い付きの話を徒然と・・・
暇な時にでも寄ってやってください。

水曜日・・・雑記

2020-09-30 01:00:00 | 日記

「食欲の秋」。
秋は食べ物がおいしくなるからと自分は思っていましたが・・・実はそうではないのだとか。
そこで、「秋に食欲が増す」科学的な理由等に関する記事をご紹介します。

記事(2020年9月29日 msnニュース)によると

『◆食欲の秋と自殺の関係

 日が短くなると人は死ぬらしい。京都大学医学研究科の寒水孝司准教授(現・東京理科大工学部教授)らの研究によると、鉄道自殺と日照時間の関係を解析したところ、鉄道自殺の直前3日間あるいは7日間の日照が少ないほど、鉄道自殺の危険が高いことがわかったのだそうだ。

 鉄道総合技術研究所のデータベースと気象庁の日照時間のデータを照らし合わせた結果、自殺前3~7日間に1時間以上の日照時間のあった日が少なければ少ないほど鉄道自殺が起こりやすいのだ(1時間以上日が照っていた7日後に鉄道自殺のあった日の割合は15~20%だが、反対に7日間日が差さなかった場合は12~32%)。当日の天気は関係ないらしい。

 日照時間と自殺衝動には明確な関連があり、以前はそれを季節性感情障害と呼んでいた(現在は用語としてあまり使われない)。

 日照時間とうつ病(自殺はうつ病により引き起こされることが多い)の関係は世界中で調べられており、北半球では日照量の減る秋から冬にかけて症例は増加、日照量が増える春にかけて減少することが確認されている。

 さらに日照時間が一番少ない冬には、冬季うつ病という冬に発症するうつ病があることもわかっている。

 大分大学の寺尾岳教授らは、自殺者が3万人を超えた1998年と翌1999年のデータを使い、47都道府県別の自殺者数、年間平均気温、年間総日照時間、年間平均所得や失業率など気象要因から経済要因までの関連性を調査した。その結果、明らかに日照時間と自殺者数には関連があり、日照時間が伸びるほど自殺者が減ることがわかったのだ。

 ◆うつ病リスクを減らす3つの方法

 なぜ日光を浴びると人は元気になるのだろうか。

 光を浴びることでメラトニン(睡眠サイクルを調整するホルモン)の分泌抑制、セロトニンの増加などが起き、それがうつ病を抑えるらしい。食欲の秋に関係するのが、このセロトニンだ。

 オーストラリアのベーカー心臓研究所が2002年に発表した論文によると、冬には脳のセロトニン量が減少するという。

 18~79歳の男性101人を対象に、温度や湿度、日照時間などの気候条件と脳内のセロトニンの分泌量の関係を調査したところ、日照時間のみに関連が見られたのだそうだ。

 秋から冬に向けて日照時間が減るとセロトニンの分泌量が減り、一般の人にもわずかながら、うつ病の症状が出てくる。イライラしたり、落ち込みやすくなったり、精神状態が不安定になる。

 多くの人が秋にメランコリックなのは、落ち葉だけのせいではなく、日照時間の減少に脳が付いていけず、不安定になるためかもしれない。

 こうしたセロトニンの欠乏状態を私たちは無意識のうちに嫌い、セロトニンを増やそうとする。セロトニンを手っ取り早く増やす方法は、「食べる」「(ジョギングやダンスなどリズミカルな)運動をする」「泣く」の3つだ。

 セロトニンは快楽と情動に関する脳内物質で、欲求が満たされるとセロトニンが放出され、幸せな気分になる。「気持ちいい」の基本は人間の3大欲求(食欲・性欲・睡眠欲)だから、その一つである食欲を満たすことでセロトニンは放出される。だから秋になるとみんなよく食べる。

 泣くことがセロトニンを増やす理由は、体内にたまった余剰のマンガンが排出されるからである。体内にマンガンが増えるとうつ病になるという研究もあり、泣くことはうつ対策として有効のようだ。秋になるとメランコリックな気分で泣きたくなるのは、そのせいなのか?

 そして運動だ。セロトニンを長年研究している東邦大学医学部の有田秀穂教授は、呼吸や歩行、食べ物の咀嚼(そしゃく)、ジョギング、水泳、ダンスなどリズミカルな動作や運動はセロトニンの分泌を促すとしている。

 ◆牛丼大盛りよりも高級ずし1人前

 秋は太りやすい季節である。

 体の機能を維持するために、何もしなくてもエネルギーは使われる。この熱量を基礎代謝という。熱は特に筋肉で多く発生するので、筋肉が多い人は基礎代謝が高くやせやすい。

 基礎代謝は季節によって変わるのだという。島岡章氏らが1987年に発表した『基礎代謝の季節変動について』によれば、基礎代謝がもっとも高いのは4月で、そこから10月まで下がり、そこから再び4月まで上昇に転じる。10月は年平均値に対して5.8%低く、4月は5.2%高いのだそうだ。つまり、秋は1年のうちで基礎代謝がもっとも低い季節ということになる(ただしデータが古いため、現代にそのまま当てはまるかどうかは不明)。

 先述の通り、セロトニンを増やそうとする脳の働きから、つい食べてしまう、それが食欲の秋。しかし、体は基礎代謝が落ちているので太りやすい。まさに馬肥える秋である。

 食べるのは仕方ないにしても、食べ過ぎてしまうのを何とかしたい。その先にはメタボが待っている。

 そのためには食欲以外でセロトニンを出す努力をすべきだろう。

 感動する映画を見て泣くのもいいが、やはり運動だ。適度な運動をした後の爽快感は、まさにセロトニンの効果である。

 セロトニンは睡眠周期を作るホルモンのメラトニンの原料でもあり、この2つの量は正比例する。メラトニンがきちんと分泌されるには、夜ふかししない早寝早起きの規則正しい生活が一番効果的であり、同じことがセロトニンにも言える。秋の夜長は夜ふかししたくなるが、我慢して早寝、早起きを守る。

 食事の中身にも気をつける。肥満の専門医によれば、セロトニンは食欲をコントロールし、セロトニンが出ると満腹になるのだという(ただし血糖値が上がると機械的に分泌して満腹感を発生させるレプチンなど、セロトニン以外にも満腹を感じさせるホルモンはある)。セロトニンは快楽物質なので、より気持ちのいい時により多く分泌される。いわば、人間は脳で食べているわけだ。

 胃袋がいっぱいにならなくても、快感であればセロトニンは分泌される。だから食べる量を抑えようと思えば、よりおいしいと感じるものを食べた方がいい。

 同専門医いわく、「牛丼の大盛りで食欲を満足させるのではなく、高級ずし1人前で満足させた方がカロリーははるかに少ない」ということだ。量ではなくおいしさの質を上げて、少ないカロリーでセロトニンを大量に出せば、食べ過ぎない。

 セロトニンは幸福のホルモンとも呼ばれ、幸せな気持ちを作り出すとともに心を安定させる。今秋、食欲が出てきたなと思ったら、脳がセロトニンを求めている証拠。おいしい食事で脳を満足させてあげてほしい。』

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火曜日・・・雑記

2020-09-29 01:00:00 | 日記

中秋の名月~平安文学に見られる八月十五夜~
日本人は他の国の人々から不思議に思われるほど、月に愛着を感じている。そのため、一年中、多岐にわたる意味を託して、様々な文学に表現されているとか。
そこで、八月十五夜に限定して平安文学に関する記事をご紹介します。

記事(2020年9月27日 tenki.jp)によると

『◆八月十五夜の始まり

 旧暦では、七月・八月・九月が秋。それぞれを孟秋・仲秋・季秋と言い、そこから八月十五夜の満月は、仲秋の名月とも言われます。しかし、別に八月十五日を中秋とも言うので、現在は中秋の名月が一般的のようです。

 古来人々は、この夜に月を愛でて供え物をし、宴を催してきましたが、その淵源は七夕と同じく中国で、唐の後半ごろから詩に詠まれています。中でも有名なものは、十一世紀初めに編まれた和漢朗詠集で十五夜の題に収められている、白居易(772~846)の次の詩です。

 〈三五夜中の新月の色 二千里外故人の心〉

 「三五夜」は十五日の夜、「新月」は出たばかりの満月、「故人」は白居易の旧友である元稹です。長安の都にいる白居易が、八月十五夜に満月を見て、同じ月を見ているに違いない、左遷されて遠方にいる親友の元稹を思って詠んだ詩の一節です。

 満月については、すでに六世紀前半に編まれた韻文集の文選(もんぜん)にある古詩にも「三五明月満」とありますが、その前句が「孟冬寒気至」とあり、当時八月十五夜の月を詠むのは新しいことだったようです。

 この白居易の詩の一節は、和漢朗詠集に先立って十世紀半ばに編まれた漢詩集の千載佳句や源氏物語、中世では徒然草や多くの謡曲にも取り上げられ、高名な詩句でした。

 日本人で八月十五夜を漢詩に詠んだのは、島田忠臣(828~892)、菅原道真(845~903)などが初めのようですが、その頃から、年中行事の一つとして月次屏風(つきなみびょうぶ)の題材になっていきます。

 十世紀初めには月の宴が行われていたようですが、康保三年(966)八月十五日の夜、宮中の清涼殿で催された月の宴の記事が、栄花物語の「月の宴」の巻にあります。記述は、「清涼殿の御前に、みな方分かちて、前栽植えさせ給ふ」と、貴族を左右に分けて前栽についての和歌を競う前栽合(せんざいあわせ)だけですが、この時点ですでに十五夜の月見が定着していたことがわかります。

 ◆平安物語の八月十五夜

 八月十五夜が登場する文学で、まず注目されるのは竹取物語でしょう。物語の最終段階で、かぐや姫が月からの迎えによって地上を離れ帰還する場面です。その月の明るさは現実離れした迫力で描かれます。

 〈かかるほどに宵うち過ぎて、子(ね)の時ばかりに、家のあたり昼の明さにも過ぎて光りたり。望月の明さを十合はせたるばかりにて、ある人の毛の穴さへ見ゆるほどなり〉

 物語のクライマックスに相応しい描写ですが、八月十五夜の月が格別な空間を作るという認識があって、この物語の結末に位置づけられたのでしょう。

 この竹取物語の八月十五夜は、大切な人との別れの時として、大和物語の一話でも引用されています。八月十五夜の月光の輝きは現実を超えた荘厳世界を現出しますが、その一方で、現実的な人間世界のはかなさが併存します。この両面性は以後の物語にも受け継がれて拡大深化されます。詳しくは省略しますが、月を見ることが不吉とされるようにもなります。

 さて、次は宇津保物語という、あまり馴染みのない作品です。この作品は全二十巻の長編で、(1)物語の始発と終焉での、主人公一家による神秘的な奇跡を呼ぶ琴の演奏伝授の話と、中間部分の(2)主要登場女性“あて宮”への求婚の話、(3)東宮決定への政争の話から成ります。

 その(1)と(2)の最終場面に八月十五夜が描かれます。まず(2)は、「沖つ白波」の巻で、求婚に敗れた男主人公の仲忠と、ライバルの源涼の二人が、左大将源正頼に婿取られ、その三日後に帝の許で行われた披露の宴で、八月十五夜の月明かりの下で二人が奏でる琴の音とともに描かれています。

 〈高くいかめしき響き、静かに澄める音出できて、あはれに聞こえ、細き声、清涼殿の清く涼しき十五夜の月の隈なく明きに、小夜ふけ方に面白く静かに仕うまつる。〉

 (1)は、物語の最終巻「楼の上(下)」で、主人公仲忠が我が子“いぬ宮”への琴伝授を、京極に築いた高楼で二人の院や貴顕達の集まる中で披露します。

 〈十五夜の月の明らかに隈なく、静かに澄みて面白し。……胡茄の調べにて一つ弾き給ふに、色々に霰しばしば降り、雲たちまちに出で来、星騒ぎ、空の気色、恐ろしげにはあらで、珍らかなる雲立ち渡る。〉

 曇りない十五夜の月光に照らされた琴の演奏に従って、天空では様々な奇跡が繰り広げられる情景が描かれます。この作品でも、物語展開上重要な場面を八月十五夜に設定していました。

 源氏物語では、八月十五夜が四カ所に描かれています。

 最初は、「夕顔」の巻です。まだ十代で多感な主人公・光源氏が京の五条の辺りで知った夕顔との恋に陥り、彼女を連れ出す場面です。

 〈八月十五夜、隈なき月影、隙多かる板屋残りなく漏り来て、……〉

 満月に照らされた鄙びた夕顔の住まいに不満の源氏は、彼女を「なにがしの院」と呼ばれる廃院に連れ出しますが、そこで夕顔は正体不明の霊によって一命を落とすことになります。

 二番目は、「須磨」の巻です。

 〈月のいと華やかに射し出でたるに、今夜は十五夜なりけりとおぼし出でて、殿上の御遊び恋しく……〉

 心ならずも都を退いた光源氏が、満月を見て、都の華やかさを懐かしみ、白居易の「二千里外故人心」の詩を口ずさみ、恋慕する継母・藤壺や兄・朱雀帝を思い出します。

 三番目は「明石」の巻で、源氏が須磨・明石の不遇の後に、都へ召喚されて初めて参内し、兄帝と対面する場面です。

 〈御物語しめやかにありて、夜になりぬ。十五夜の月おもしろう静かなるに、昔のことかきつくし思し出でられて(昔のことをすべてお思い出しになって)、しほたれさせ給ふ(涙をお流しになる)〉

 「しほたれさせ給ふ」とは、源氏の不遇に非力だった兄帝の慚愧の思いを表していますが、それは同時に、この場面で源氏の復活とその後の栄えが約束されることになります。

 ちなみに、この約1年前の八月、「十三日の月の華やかにさし出でたる」夜に、源氏が明石君を初めて訪れます。明石君は源氏の姫君を産み、源氏の今後の栄華をもたらすことになる女性です。

 四番目の八月十五夜は、「鈴虫」の巻です。源氏の最後の妻となった女三宮は、不義の子・薰を産んだ後に尼となり仏堂三昧に暮らしていて、そこに源氏が渡って来ます。

 〈十五夜の夕暮れに、仏の御前に宮(女三宮)おはしまして、端近うながめ給ひつつ、念誦(ねんず-仏を念ずる)し給ふ。……いとあはれなるに、例の渡り給ひて……〉

 庭に放した鈴虫の声などが聞こえる中で、源氏が琴を弾いていると、「月さし出でていと華やかなるほどもあはれなる」に、兵部卿宮などが集まり「鈴虫の宴」となり、その月が「ややさし上がり、ふけぬる空面白き」頃に、源氏は退位して自由の身となった冷泉院を訪れます。冷泉院は、源氏と藤壺との秘められた実子で、以前はここまで親しく会えなかったのです。

 以上4例を挙げましたが、ほかにも月の登場しない八月十五日が、もう1例あります。「御法(みのり)」の巻に描かれた、源氏の最愛の妻・紫の上死去の場面です。葬儀を終えるまでが、

 〈十四日に亡せ給ひて、十五日の暁なり〉

 とあり、月に触れない理由が、この引用直前に源氏の最初の正妻で、やはり八月に没した葵の上の死去と比較して、

 〈かれはものの覚えけるにや、月の顔の明らかにおぼえしを、今宵はただくれまどひたまへり〉

 とあります。つまり、葵の上の死の時には意識がしっかりしていて月がはっきり見られたのに、紫の上の死においては、格別に美しい月も目に入らないとして、源氏の悲しみの深さを強調しています。

 物語文学での八月十五夜を中心に抜き出してみると、竹取物語以来、その多くが登場人物の人生の大きな節目であると同時に物語展開上の節目とも言える重要な場面であることに気づかされます。

 当時の人々にとっての八月十五夜の月とは、人の運命を見つめ、あるいは支配している存在だったのかもしれません。

 ◆八月十五夜の和歌

 平安時代の勅撰和歌集の八代集から、八月十五夜の月に関わる和歌を数首挙げます。

 〈逢坂の関の清水にかげ見えて今やひくらん望月の駒〉
 (拾遺集・紀貫之)

 この歌は、八月の年中行事である「駒迎へ」を詠んだ屏風歌です。当時信濃国(長野県)に「望月の牧」という、毎年八月に朝廷に馬を供出する御用牧場があって、その馬を「望月の駒」と詠んだのですが、その望月が八月十五夜の満月を連想させ、「かげ」が馬の毛色の鹿毛や影だけでなく、月の光をも思わせるのです。京の都への入口である逢坂の関で朝廷からの官人が駒を迎えるのですが、清水に満月の光が射して、鹿毛の馬の影が見えるが、今引いて行くのだろうか、望月の牧から連れてきた馬を、という内容です。

 満月の光・清水・駒の影が絵画的に立体的な広がりを感じさせる秀歌と言えるでしょう。

 〈水の面に照る月なみをかぞふれば 今宵ぞ秋の最中なりけり〉
 (同・源順)

 この歌も詞書に、「屏風に八月十五夜池ある家にあそびしたる所」とある屏風歌です。また、「月なみ」は年月の月の並び方の意と、池の「波」の掛詞になっています。池の水面に映る満月の波について、過ぎて来た月々を数えると、八月十五日の今夜が秋の真ん中だと気づいた、という意味です。満月の光が中空から地上をひときわ明るく照らしつつ、その姿を池に映している八月十五夜の月のすばらしさこそ、秋の中心であり、頂点だと発見した感動を詠んでいます。

 〈澄みのぼる心や空を払ふらん 雲の塵ゐぬ秋のよの月〉
 (金葉集・源俊頼朝臣)

 こちらの歌は澄んだ心が上空を払って、塵のような雲はなく、煌々と照らす秋の夜の月です、というもので、月と見る人の心がともに澄んでいることを強調しています。

 2020年の旧暦八月十五夜は、10月1日です。満月にはちょっとズレるかもしれませんが、空が晴れて澄んだ月が見られることを祈ります。その日は忘れず、夜空に注目してみてはいかがでしょうか。


 参照文献
 歌ことば歌枕大辞典 久保田淳・馬場あき子 編(角川書店)
 王朝びとの四季 西村亨 著(講談社学術文庫)
 平安朝の年中行事 山中裕 著(塙書房)
 和漢朗詠集・栄花物語・竹取物語・うつほ物語・源氏物語(小学館 新編日本古典文学全集)』

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月曜日・・・雑記

2020-09-28 01:00:00 | 日記

季節の変わり目に気をつけたいのが秋バテ。
秋の始まりは変わりやすい天候の影響で、自律神経のバランスが乱れ、体調が崩れやすく、健康管理に気を配らなくていけないとか。
それには、就寝前の過ごし方が大切だそうです。

記事(2020年9月26日 tenki.jp)によると

『◆秋バテは睡眠で解消しよう

 夏バテは暑さが原因で起こりますが、秋バテは冷やし過ぎが原因で起こると言われています。朝晩の気温が低いのに夏の服装のまま眠ってしまうと、体が冷えてしまいます。体が冷えると血行が悪くなり、血行と密接な関係にある自律神経が乱れ、体の不調が引き起こされます。

 他にも秋バテになる要因がありますが、基本的には冷えを防ぐことで、体のだるさや頭痛、肩こり、食欲不振などの秋バテ症状を解消できます。その中でも睡眠はとても大事で、睡眠環境を集中的に改善することで、疲労感もなく毎日快適に過ごせるようになります。

 睡眠でまず大切なのは長さです。長ければいいというわけではなく、適切なタイミングと睡眠時間を確保することがポイント。22時より前に就寝、7~8時間睡眠を1週間続けるだけで、秋バテによる疲労感が抜けていくのを感じられるはずです。

 とはいえ秋の夜長は夜更かしをしてしまいがちですし、忙しくてそんなに睡眠時間を確保できないという人もいるかと思います。そうなると、睡眠方法や睡眠環境をいかに整えるかということが重要になってきます。

 十分な睡眠時間を確保できないとき、どうすれば秋バテ予防ができるのか詳しく見ていきましょう。

 ◆体を冷やさないために長袖長ズボンに衣替えする

 夏の間は暑さ対策のために、Tシャツ短パンで寝ている人が多いかと思いますが、夏はもう終わりましたので、長袖長ズボンのパジャマに衣替えしましょう。この時期は朝の気温が低く、露出が高い服装で寝ていると、想像以上に体が冷えてしまいます。

 そして、もう1つ。掛け布団だけでなくブランケットや毛布を手が届くところに置いておきましょう。眠りに入るときには快適な室温だったとしても、朝になって急激に冷えることがあります。掛け布団だけでは寒くて眠りが浅くなり、睡眠の質を下げてしまいます。寒さ対策として、プラス1枚を用意しておきましょう。

 寝相があまりよくないと自覚しているなら、腹巻きも有効です。腹巻きは寝ているときのお腹の冷えを防いでくれるので、内臓の機能低下や血行不良を回避できます。格好悪いと思うかもしれませんが、日本人が受け継いできた知恵のひとつです。騙されたと思って試してみましょう。

 天気予報をチェックして、朝の気温が低くなりそうであれば、レッグウォーマーなども活用しましょう。まずはここでご紹介したような方法で、体を冷やさない睡眠環境を整えることから始めてください。

 ◆運動&入浴で体を温めてから就寝する

 パジャマなどで体を冷やさないようにするのもいいのですが、自分の体の機能を使って体を温めておくというのもおすすめです。そこで積極的に行ってもらいたいのが運動と入浴です。いずれも体の内部から温めることができ、質の高い睡眠を促してくれます。

 ただし気をつけたいのが、睡眠の直前に行わないということです。特に激しい運動は睡眠の交感神経を活性化させて睡眠を妨げてしまいます。下記を参考にして、最適なタイミングで行いましょう。

 運動:就寝の7時間前から3時間前まで
 入浴:就寝の3時間前から30分前まで

 運動の種類は何でもいいのですが、がんばりすぎないのがポイントです。30分程度のウォーキングやジョギングで十分です。仕事が忙しくて時間を確保できないという人は、帰宅時に2km程度歩くだけでもかまいません。

 入浴はお湯の温度に気をつけましょう。あまりに熱いとこちらも交感神経が活性化して、寝付きが悪くなります。38~40℃程度のややぬるいくらいの温度で、じんわり汗をかくくらいがちょうどです。

 睡眠というと寝る環境にばかり気を使ってしまいますが、それだけではなく、布団に入る前に何をしたかというのも重要になります。秋の夜長にしたいことがたくさんあると思いますが、まずは運動と入浴で積極的に睡眠を促す環境を整えて、余った時間で秋の夜を楽しみましょう。

 【参考】:「眠トレ!」三橋美穂/三笠書房』

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日曜日・・・雑記

2020-09-27 01:00:00 | 日記

【字面がかわいい「市の名前」ベスト20 (2020年9月23日 何でもランキング Goo)】

1位:さくら市      栃木県

2位:南アルプス市    山梨県

3位:うるま市      沖縄県

4位:あきる野市     東京都

5位:留萌市(るもい)   北海道

6位:桜川市(さくらがわ) 茨城県

7位:八女市(やめ)    福岡県

8位:姫路市(ひめじ)   兵庫県

8位:にかほ市      秋田県

10位:うきは市      福岡県

10位:嬉野市(うれしの)  佐賀県

12位:みどり市      群馬県

13位:小美玉市(おみたま) 茨城県

13位:むつ市       青森県

15位:富良野市(ふらの)  北海道

15位:いすみ市      千葉県 

17位:さぬき市      香川県

18位:舞鶴市(まいづる)  京都府

18位:えびの市      宮崎県

18位:つくばみらい市   茨城県

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土曜日・・・雑記

2020-09-26 01:00:00 | 日記

「栗」
まさに今が旬ですね。
そこで、「栗」に関する記事をご紹介します。

記事(2020年9月24日 tenki.jp)によると

『◆日本と世界の栗。それぞれの特徴は?

 世界には多くの種類の栗がありますが、果樹として栽培されているのは、主に日本栗(和栗)、西洋栗、中国栗、アメリカ栗の4種類になります。

 和栗と呼ばれる日本栗は、大粒で甘さが控えめ、ホクホクとした素朴な味わいが特徴です。イタリアやフランス、スペインなどで生産されている西洋栗は、やや小ぶりで果肉がしまっており、力強い風味があります。渋皮がむきやすいという特徴も。天津甘栗でおなじみの中国栗は、西洋栗と同様に渋皮がむきやすく、果肉がしまっていて甘みが強い品種。アメリカ栗は、100年ほど前に発生した「胴枯病」で激減し、今ではほとんど出回ることのない幻の品種となっています。

 このところ、「和栗」「イタリア栗」「フランス栗」など、それぞれの味わいの違いに注目した商品もみられますね。また、ひとくちに和栗といっても、多くの品種があることをご存知でしょうか。

 ◆最旬は9月下旬!栗が美味しい季節の到来

 梨やぶどう、りんごなどのように、栗にも品種があります。他の作物と同様に、早生(わせ、そうせい)、中生(なかて、ちゅうせい)、晩生(おくて、ばんせい)に分類され、品種によって収穫される時期が異なります。日本では、8月下旬より全国のトップをきって熊本県で収穫がはじまります。

 早生(8月下旬~9月中旬頃)の代表的な品種は「丹沢」。早生種としては甘味があり、栗ごはんにぴったりです。次に収穫期を迎えるのが、大粒でツヤのある「国見」。甘味が少なめなので、甘露煮や炊き合わせなどに適しています。渋皮がむきやすい「ぽろたん」も、この頃に出回ります。鬼皮に切れ目を入れて加熱すると、渋皮も一緒にきれいにむける画期的な新品種です。大きめで黄味を帯びていて、香りがよく甘味もあります。

 中生(9月下旬〜10月中旬頃)には、熊本県、茨城県をはじめとして、全国で最も多く栽培されている「筑波」が収穫期を迎えます。淡い黄色の果肉で、甘味が強くホクホク、香りも良好と三拍子揃った品種です。成熟期は9月下旬で、まさに今が旬。
同じ頃に出回るのが栗の王様ともいわれる「利平」。中国栗と和栗を掛け合わせた品種で、大粒で甘味が強いのが特徴です。煮崩れしやすいので、茹で栗や蒸し栗にしてそのまま味わいましょう。「銀寄(ぎんよせ)」は、歴史ある丹波栗の代表的な品種。大粒でかたちが良く、甘味、香りが楽しめます。和菓子にも使われる高級栗です。

 最後を飾る晩生(10月上旬~下旬頃)にも美味しい栗が出回ります。栽培のしやすさ、かたちの良さが特徴の「石鎚(いしづち)」は、やや大粒で甘味があり、香りも良好で煮崩れしにくい品種。「岸根(がんね)」は、大粒な栗の代表格。ホクホクで甘みが強いのが特徴。生産量が少なく希少価値の高い栗です。

 旬を迎えた和栗は、品種によって特徴が異なり、かたちや味わいもさまざま。渋皮をむきやすい新品種の「ぽろたん」は、ぜひ試してみたいですね。

 ◆昔は非常食だった。滋養豊富な栗の食べ方

 栗は風味の良さだけではなく、昔から「栗の能、腎補うて気をば増し、胃腸腰脚(ようきゃく)骨を強うす」といわれ、滋養豊富な食材として知られていました。日本では縄文時代には主食として用いられ、農耕が行われるようになってからも、飢饉に備えた非常食として栽培されていたといわれています。

 栄養面では、ビタミンB1、B2、ビタミンC、カリウムなどが充実。たんぱく質も含まれ、食物繊維が豊富です。栗に含有するビタミンCは、でんぷん質に守られているため、加熱しても失われにくい特徴があります。

 渋皮にはポリフェノールの一種、タンニンが含まれるので、渋皮を付けたまま調理するのも良いですね。夏の疲れが残りがちな今の時期は、主食に栗の滋養を補う栗ごはんや、うなぎ、鶏肉、里いもとの組み合わせもおすすめです。

 一定期間貯蔵して甘みを引き出した「貯蔵栗」も評判を呼んでいますね。貯蔵熟成された栗のシーズンは、10月中旬から12月頃にかけてとなっています。自宅でも、購入した栗を冷蔵庫のチルド室(0度前後)で保存すると甘味が増すそうです。この秋は、品種も意識して、栗の多彩な味わい方を楽しみましょう!


 ・参考文献
 吉田企世子『旬の野菜の栄養辞典 最新版』エクスナレッジ
 ・参考サイト
 農研機構「栗」
 農研機構「ぽろたん」
 旬の食材百科
 熊本県地産地消サイト
 茨城をたべよう いばらき食と農のポータルサイト』


実は自分は「栗」あまり得意な方じゃないんですけどね(^^;

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