「デコポン」。
いまが旬の『デコポン』は、近年ぐんぐん人気上昇中だとか。その理由のひとつが、ハズレのない甘さ。
そこで、こんな記事をご紹介します。
記事(2016年2月28日 tenki.jp)によると
『じつはこの名前、「不知火(しらぬい)」という品種のうち厳しい基準をクリアしたものだけに許される登録商標なのです。柑橘類は、今から3000万年もの昔にはすでにインド東北部にあったといいます。『デコポン』は、熊本の登録商標。
出荷された「不知火」が光センサーにかけられ「糖度13度以上・酸度1度以下」という基準をクリアしたものだけが「デコポン」の名でお店に出ることを許されます。一方、クリアしなかったコたちは「不知火」「デコタン」「デコちゃん」「デコみかん」など違う名前で販売されます。
デコポンといえば、あのデベソ。おヘソは昼と夜の温度差によってでき、ハウス栽培のものはできやすいのだとか。「デコ」は「ヘソ」という意味。じつは生まれたばかりのデコポンは、ミカン界では醜いアヒルの子だったのです。デベソだし不揃いだし見た目が美味しそうじゃないといわれ、失敗作扱いでした。けれども、その味の良さにだんだんファンが増えていき、熊本県の不知火町で本格的に栽培が開始されます。平成5年に『デコポン』は商標登録され、のちに熊本県以外でも使用が可能となりますが、他県ではキヨポン(広島)、ヒメポン(愛媛)、フジポン(静岡)、ポンダリン(徳島)、ラ・ミポリン(鹿児島)等々といろんな名前で呼ばれているようです。
デコポンさんのご両親を紹介いたしましょう。父・ポンカンさんと 母・ きよみ(清見)さんです。日本には、中国・台湾を経て明治時代に伝わりました。「ポン」はインド西部の地名「Poona(プーナ)」から、「カン」は柑橘の「柑」から付けられたといわれています。デコつきの皮はカンタンに剥けて、果汁が少なめのぶん旨味がギュッと凝縮されています。清見さんは、温州みかんとアメリカのオレンジを掛け合わせた美女。果肉はトロリときめ細やか、あふれるほど果汁がたっぷり! みかんのまろやかな甘味とオレンジの香りを併せ持つ、柑橘界の女王的存在です。種はほとんどありませんが、皮が薄くやや実と離れにくいので、櫛形にカットすると食べやすいです。
父よりデコと「ポン」をもらったデコポンさんは、母に似たオレンジ系のいい香り・・・ 父と同様カンタンに手で剥くことができ、薄皮ごとパクッと食べられるので手も汚れません。母と同じく種はほとんどなく、とってもジューシー。両親のいいとこ取りした、サラブレッド息子だったのです。さらにこの一家には『はるみ』という名の妹さんも。デコポン兄より甘さを抑えた爽やかギャルです。母ゆずりのすべすべお肌をサッと剥くと、父を思わせる南国の香りで、食べればプチプチはじける大粒の果肉。
3月1日は「デコポン」の日。
デコポンは日持ちのする便利なフルーツです。ちょっと意外に思えますが、皮にハリとツヤがなくなった頃が一番の食べ頃。穫れたてで若いと酸味が勝っているので、少しおいた方が甘みが増して美味なのだそうです。買うときは、橙色が濃くて持った時にずっしりと重みを感じるものを選びましょう。
柑橘類に含まれるβクリプトキサンチンの抗酸化作用は、ガン予防に効果的とされています。果肉にはカリウム、マグネシウム、カルシウムが多く、美肌づくりに欠かせないビタミンC、A、B1も豊富。クエン酸がストレスや疲労を軽減し、血液をきれいにしてくれます。薄皮には、腸を整えるペクチンや食物繊維が豊富に含まれていて、便秘を解消し成人病を防ぐ効果があるといわれています。不調があらわれやすい春先、風邪やインフルエンザなどの感染予防にも積極的に食べたいヘルシーフードですね。
たっぷりの果汁は、ジュースやゼリーはもちろん、肉や魚料理のソースにもよく合います。皮には汚れを分解するリモネンという成分が含まれていて、食器やシンクなどをこするのに便利。また、ネットなどで包んでお風呂に入れるとお肌はしっとり、湯垢もつきにくくなります。柑橘のアロマ効果で気分もリラックス。美味しいだけではなく、体の中も外もキレイにしてくれるのです。』
デコポン安心して食べれますよね。
甘いから(笑)
でもみかんより高いから
滅多に口に入らないけど(^。^)
今日寒かったですね~
風邪引かないように気を付けてください!