萩さんの話ネタ2

特に何の特徴もない思い付きの話を徒然と・・・
暇な時にでも寄ってやってください。

「カノープス」・・・見れば長寿を得られるとか

2016-02-20 18:00:00 | 日記

「カノープス」、全天で太陽を除く恒星のうち、-1.5等星のシリウスに次いで二番目の明るさを持つ明るい星。
でも、日本の位置からはとても南緯が低く、地平線ぎりぎりにしかあらわれないので、なかなか見ることが出来ないそうです。
中国の洛陽や西安ではかつて、地平線の際にほんの短い時間しか見えないカノープスを、南極老人星(なんきょくろうじんせい)と呼び、見れば長寿を得るといわれているそうです。

記事(2016年2月19日 tenki.jp)によると

『秋から冬の夜、水平線ぎりぎりに、空気中の塵や水蒸気による散光の影響でぼんやりと赤い星として見られるカノープス。竜骨(りゅうこつ)座というあまりなじみのない星座のα星(星座の中で最も明るい星。首星)です。海洋国である日本では古来から死んだものの逝く「あの世」は、空の上や地の下などの垂直軸ではなく、水平軸である海のかなたにあるとイメージされていました。水葬が長く行われ、また海難も多く、水平線のはるかかなたに死んだ者たちの世界があり、ときに往還するという信仰が残っています。ですから、海が荒れる冬の宵に水平線際に現れるカノープスが、その赤い色ともあいまって、死者、特に海難死者の魂と結びつくのは自然なことでした。房総半島、三浦半島、静岡県沿岸では、布良星(めらぼし)」と呼び、嵐のために海で死んだ漁師の魂が海のかなたから仲間の漁師を呼んでいるのだという言い伝えられてきました。「布良」とは、房総半島最南端の小さな漁港で、かつてはマグロの延縄漁が大変盛んだったところ。天気予報も無い時代の漁師が小船で漁に出るには勘と経験と運頼み。漁は命がけでした。特に冬場に出漁するマグロ漁は波が荒れ、遭難事故が相次ぎました。明治35年から明治44年の10年間で212人という多くの漁師が命を落とした、という記録があるそうです。ですから、海の荒れる二月の宵に現れる布良星は、本当に漁師仲間の魂が星になって仲間を呼び寄せている、とリアルな恐怖として感じられたことでしょう。また、布良のすぐ近隣の白浜町滝口では、この地に生まれた西春法師が各地で修業の後、木食行・不食行三百日を経て入定の行(即身仏の行)に入り、その際村人に「土中より鉦の音がきこえなくなったら三年後掘り出し堂内に安置してほしい。自分は死んだ後に星になり、時化の前には南の空に現れて危険を知らせよう」と言い残して土中の石室に入っていきました。村人は恐れて手を触れることなく遺骸はそのままにされているそう。この因縁から、カノープスを「西春星」または「西心星」「入定星」と呼ぶそうです。

 冬の星空は、太平洋側では晴れて空気が澄んでいる日が多いことはもちろん、一等星の数が7つと多く、その分きらびやかです。先述したとおりカノープスは全天でシリウスにつぐ明るい星であり、8個目の一等星でもあるわけですが、何しろ地平線ぎりぎりですからとうていそんなふうに光り輝いては見えません。カノープスを見るためには、カノープスの高度が最も高くなった頃をねらわなくてはなりません。カノープスを見るための必須条件は、南の方角が地平(水平)線まで開けた観測場所を探すことです。建物や山などに視界をさえぎられない場所、そして強い光を放つ町明かりや街灯などがあると到底無理です。それらを避けた条件の観測地点をを見つけてください。そういう意味では、南に思い切り海が開けた絶好地だからこそ、布良は布良星伝説のふるさとなのですね。

 次に、カノープスがもっとも高度が上がる南中の時刻を知らなければなりません。この時期ならば、2/10前後は午後9時ごろ、2/20になると午後8時半ごろ、3月に入ると午後8時前ころ、と徐々に時間が早くなってしまいます。また3月になると雨などが増えて天候も不順になりがちなので、2月いっぱいが見られるチャンスと思ったほうがいいかもしれません。さて、この南中の時間に真南を見上げると、おおいぬ座があります。おおいぬ座のα星シリウスが輝いていますから容易に見つけられるでしょう。このおおいぬ座のβ星とζ星を結び、地平線のほうにその線を伸ばしていきます。すると線が地平線にぶつかった箇所のやや右か左かの南緯三度ほどのところにカノープスが見つかります。

 寿命をつかさどる七福神のひとり寿老人の化身であるこのカノープスを実際に見れば、一説では一度見ると75日寿命が延びるとか。何度も見ればその分加算されるそうですから、ぜひ一度くらいは見ておきたいですよね。』

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土曜日・・・雑記

2016-02-20 01:00:00 | 日記

本日は、「アレルギーの日」。
日本の免疫学者が花粉症の原因「IgE抗体」発見を発表した日なんだそうです。
そこで、こんな記事をご紹介します。

記事(2016年2月19日 tenki.jp)よると

『財団法人日本アレルギー協会が制定したアレルギーの日。
 これは、免疫学者石坂公成・照子夫妻がブタクサによる花粉症の研究からアレルギーを起こす原因となる「IgE」抗体発見を発表した“1966年2月20日”にちなんで制定されました。
 協会ではこの日の前後1週間を「アレルギー週間」として、様々なアレルギーの啓発活動を行っています。

 よく口にするアレルギーという言葉。そもそもアレルギーとはどんなものなのでしょう。

 私たちの体には、体内に入ってきた異物(ウイルスや細菌など)に対して、「抗体」をつくって対抗しようとするしくみ(=「免疫」)が備わっています。
 この免疫のしくみが、花粉や食べ物など、本来、私たちの体に害を与えない物質にまで過剰に反応して攻撃し過ぎる結果、かえって体にマイナスの症状を引き起こしてしまうのが「アレルギー」です。
 そして、アレルギーの原因となる物質を「アレルゲン」と呼びます。

 アレルギーにはⅠ〜Ⅳまで4タイプあります。
 中でもアレルゲンが体内に入った直後から数時間以内という短時間で症状がでるアレルギー反応は、Ⅰ型というタイプに区分されます。
 これこそが、石坂夫妻が発見した「IgE」抗体が関係して起こるアレルギー反応。
 代表的な疾患は、花粉症、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、気管支喘息、食物アレルギーなどがあげられます。

 花粉を完全にシャットアウトすることはできませんが、生活の中で気をつけることで、花粉の量を減らすことはできます。

 早速、心がけてみてください。

 ◇花粉情報をこまめにチェックする(天気.jpでも花粉情報を発信してます)。

 ◇花粉が付着しにくい衣類(綿や化繊)を着用する。

 ◇玄関に入る前に、コート衣類に付着した花粉を払い落とす。

 ◇マスクに水で湿らせたガーゼを挟む。

 ◇風の強い日などは、花粉の飛散しやすい時間帯(昼前〜午後3時頃)の外出を避ける。

 ◇花粉が舞い上がらないよう拭き掃除をしてから掃除機をかける。

 国民の3人に1人が何らかのアレルギーをもっているという調査結果もあり、もはや国民病といえる「アレルギー」。
 いつ自分の身に降りかかるかわかりません。知識をしっかり持って備えてくださいね。』

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