TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

またしても!

2016-07-25 13:46:10 | 腎不全/膵臓炎
お米だけの重湯は今朝4時で終わり、朝食からは鶏肉が加わった。

といっても、鶏ささみをわずか3グラムだけたっぷりの水で煮て、ピュレにする。それと重湯を混ぜ、一回分として小さじ一杯を飲ませる。これを、三時間おきに続ける。鶏の香りがするので、TABIは大喜び。

順調に行ってたのだが、お昼前の散歩でまたウンチがゆるめ!絶食にもどる。さらに、夕方にちょっと黄色い胃液を吐いた。このため、絶食は明日の朝まで。あ~あ。

ということで、私は昨晩のように一晩中起きて重湯を食べさせる必要がなくなったので、今夜は寝室で眠れる。だけど、TABIがかわいそうだね。本犬はピンピンしてるのに、絶食ばかり。

TABIの目の前で食べ物を食べないよう注意してるので、朝食と昼食は調理のいらないものを隠れて食べている。今日は、なんとかバナナを二本、書斎にこもって食べた。夕食は、夫婦で近くのサンドイッチ屋に行って食べてくる。あ~、早くお互い普通の食事ができるようになりたいね。


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Square One

2016-07-24 09:11:54 | 腎不全/膵臓炎
調子がいいと思ってたのに、またゆるウンチ。

夜中に起きて庭に出たがるので出したら、ソフトクリームくらいのやわらかさのウンチ。そこでまた、振りだしに戻る。12時間の絶食のあと、お昼から重湯。



お米(日本のうるち米)を十倍の水で煮て、白い上澄みだけを使う。残ったお粥は、私が朝粥としていただく。このでんぷん質に十分な栄養があり、また全く脂肪分がないので膵臓を刺激しないのである。



これを小さじに一杯だけ、飲ませる。そのまま飲ませるとこぼししまうので、シリンジにとって口の中にそっと入れてあげた。幸いにもTABIは全く吐かないし食欲旺盛なので、飲ませるのには苦労しない。吐き気のある子だと、吐き気が止まるまで重湯も飲ませられない。

これを二時間ごとに、昼夜ぶっとおしで続ける。
私は目覚ましを二時間ごとにセットし、リビングのカウチで寝ることにした。TABIパパは朝が早いので、目覚ましの音で邪魔したくないからだ。

もちろん、皮下点滴は毎日続ける。


「わ~い、パパとお散歩!」

公園で走ってるTABIを見ると、膵臓に炎症があるなんて思えないくらい元気。

私たち夫婦は、数日間は夕食を外食することにした。
家の中で調理をしたりコーヒーをいれたり、食べ物のニオイを犬にかがせることは膵臓の炎症をひどくする。膵臓は消化に関連しており、犬が食べ物のニオイをかぐと消化の準備として膵臓から消化酵素が出る。炎症を起こしている膵臓は、その消化酵素が膵臓自身を破壊してしまう。だから、家の中での調理はおろか出前とかとって家の中で食べるのもダメなのだ。

庭でBBQする準備をしてたが、やっぱニオイが家の中に入ってしまうのでダメの模様。ま、外で食べてくるしかないね。


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Muffuletta

2016-07-23 15:22:54 | 腎不全/膵臓炎
今日から、TABIの重湯にジャガイモが加わった。



新じゃがの美味しそうなのを買ってきて煮て、皮をむいて(新じゃがは本来皮ごと食べるのが美味しいんだけど、療養食なので繊維分を取り除く)煮汁とともにピュレ状に。お米の重湯、鶏ささみの煮汁とジャガイモのピュレそれぞれ小さじ一杯ずつ、全部で15mlが一回の食事量。これを、昨日と同じく二時間ごとに十回あげる。

食欲は旺盛で、あっという間にたいらげる。ま、ほんのちょっとだもんね。ウンチは小さい固めのが一個。ヘンなオナラも出ないし、ちゃんと消化している様子。食べる量が少ないわりには、本犬は元気でピンピンしている。

さて、私たちは今日はマフレッタ・サンドイッチ。
シシリー島からニューオーリンズに移住したイタリア系が発明したサンドイッチで、丸いパンのくりぬいた中に本来はハムとかチーズがたっぷり入っているもの。今回は、トマト、アルグラ、玉ねぎ、固ゆで卵、ツナサラダ、オリーブ、青ジソのペストソースなどを、サンフランシスコ風サワドウ・ブレッドに詰め込んだ。



パーティーのおもてなしにもいいかもしれない。



けっこうボリュームがある。



一緒に食べたそうにしてるTABI。


「ちょうだい、ちょうだい!」

ごめんね。おなかが良くなったら、TABIバージョンのマフレッタを必ず作ってあげるからね。


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重湯の効果

2016-07-22 15:39:14 | 腎不全/膵臓炎
昨日はお昼から絶食させ、夕食からお米のうすい重湯を二時間ごとにあげた。

本当は、24時間体制で夜中も赤ちゃんみたく二時間ごとに起きて食べさせないといけないらしい。が、それをやったらさすがに犬も私も睡眠不足でまいっちゃうかもなので、夜は寝ることにした。それでも、早朝5時から夜の11時まで二時間ごとに一日十回、重湯を飲ませた。



今日はお米の重湯だけでなく、鶏ささみを煮た汁も加えた。重湯と鶏汁の半々で、一回の分量が大さじ一杯。とっても少ないし、本犬は食欲旺盛なのでもっと食べたがる。だけど、一日の合計が150mlにもなる。それと皮下点滴は毎日続けているから、脱水は起こらずけっこう元気にしている。また、消化器官の炎症に効くL-グルタミンもカプセルから出して混ぜて食べさせる。

目的は、少量でも食べ物を入れることで消化器官を空っぽにしないこと。それと、膵臓を刺激しない食べ物(低脂肪、でんぷん質)を少量ずつ頻繁に与えることで、膵臓を休ませ炎症を抑えることにある。

その効果があったのか、昨夜はTABIは起きてハアハアすることもなく朝までぐっすり眠っていた。そして夕方の散歩では、小さいが茶色で普通便に近い硬さのうんちが一個出た。やったね!

TABIパパはこのウンチに大喜び、「もう牛丼あげてもいいんじゃない?」と言う。だけど、今回は早まっていろいろ食べさせて二回もポシャッたので、もう二度と失敗はしたくない。

ゆっくり着実に。
競馬じゃないんだから、急ぐことはない。確実に治しながら進んでいこうと思う。


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また重湯~

2016-07-21 15:57:21 | 腎不全/膵臓炎
今週末は牛刺身でお祝いしようと思ってたのにい~~~。

お昼前にお散歩に出たら、TABIのうんちがゆるゆる。
本犬は元気に走ってるし、食欲も旺盛なのだが、ゆるウンチは軽く見てはいけない。なので、また重湯に戻す。

私が早まったのが原因。
ここのところすごく順調だったので、TABIも毎日の鶏ご飯に飽きただろうと今朝、好物の子羊腎臓を煮たスープをあげた。大喜びでお椀いっぱい食べた。が、やっぱ脂肪の量が多かったんだろうな。ごめんね、TABIちゃん!いやあ、やっぱ油断しちゃダメだね。

私たち夫婦はまた庭でBBQやってんのに、薄い重湯しか食べられないTABIはブータレてる。そりゃそうだよね。でもきっと、いつか固いウンチが出たら美味しいもの食べさせてあげるよ。

夕食後にフロントヤードで水やりしてたら、近所のドイツ人老夫婦が公園散歩から戻ってくるところに出会った。奥さんのほうが、

「おたくの老犬、まだ生きてる?!」

と通りのむこうから声をかけた。「生きてるよ~、今、リビングで寝てる」と、私。この夫婦はいつも散歩で会うたびにTABIを見ては「16歳なんだってねえ!いつまで生かしておくの?」と聞くのだ。ドイツでは、老犬はサッサと安楽死するのが常識なんだろうか?

次回は、私のほうから彼らに聞いてみようか。
「あなたたちもう70歳を過ぎてるんでしょ。いつまで生きるつもり?」


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