TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

宣戦布告

2015-01-22 16:16:21 | カナダ話題
先週末から、生卵との闘いが続く。

この近所の素行の悪いガキどもが、夜中に生卵を玄関や道路に面したガラス窓、サイディングなどに投げつけてゆく。この掃除がこれまた大変なのだ。どろどろの卵はあちこちに飛び散ってるし、壊れた殻は小さな隙間にも入り込む。

うちだけでなくご近所はたいてい既にやられてるが、今回は我が家が標的になってしまった。一応警察にも連絡したが、予想したとおりなんの助けにもならない。カナダでは、12歳未満の子供がしでかした犯罪は全て見逃される。さらに、ティーンの犯罪も警察はそれほど真剣に扱わない。

一昨年のハロウィーンは、酔っ払った高校生が放火してまわり、三軒が焼けた。いちおう警察は見に来たが、未解決のまま。犯罪はとことん追うアメリカの警察と違って、カナダの警察は全くやる気がないのだ。せっかくつかまえたって、犯人が未成年だと結局お咎めなしで終わるから、おまわりだってモチベーションがないのも仕方ない。

では民間人が自分で犯人をつかまえたらどうかというと、これも相手が子供だと面倒なことになる。その子本人やその子の親から、児童虐待として逆に訴訟を起こされるからである。今回だって警察に連絡したら、「やたらに手を出すとおたくがブタ箱行きになるよ。泣き寝入りしておいたほうが身のためだ」とヘンなおどし文句まで言われてビックリ。カナダの警察は、市民の味方なんかじゃない。

アメリカのおまわりさんは、頼もしかったけどな~。安全だったよ、アメリカに暮らしてたころは。

実に残念なことだが、最終的には悪ガキどもに天罰が下ることを祈るしかない。カミナリが落ちるとか、クーガーに食われるとか(笑)

だけどそう消極的なのもしゃくなので、今後はセキュリティ・システムを強化することに決めた。警察官は「セキュリティ・カメラなんかムダ。証拠にならないよ」って言ったけど、そんなことあるものか。前に住んでいた家にもついてたし、犯人検挙に結びつかないとしても、全く防御のない家よりずっと安心ではないか。

それにしても、この近所は決して品下る住宅街ではなく、新しくて高級な家が立ち並び税金だってべらぼうに高いのだ。そういうところに住んでるのに、強化したセキュリティを設置しなきゃなんないなんて!全く頭にくる。

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