メールのない日々

先週の初めからメールサーバーがダウンし、受送信ができない状態が続いている。

ネット接続は問題ないし、掲示板に書き込みもできる。
でもメールは使えないし、FTPも使えないのでサイトの更新もできない。
外部との連絡は、電話・ファクス・手紙という原始的な方法をとるしかない。

これは、契約しているケーブル会社のしくじりによるものだ。
会社の吸収合併に伴い、大幅な回線工事や変更が行われたが、「計画どおりにうまく
事が運ばなかった」（カスタマーサービス談）そうだ。迷惑を被っているのはうち
だけじゃなく、このケーブル使ってるとこはみんなそうだ。だから、カスタマー
サービスに電話してもすぐにはつながらない。

うちは電話回線からケーブルに変えて数年になるが、すでに何度も会社の合併が
あり、会社名がめまぐるしく変わった。今度の会社もカナダで最も大きなケーブル
会社の一つだ。それなのに、このサービスの悪さ。
もう一週間以上になるのに、一向に問題が解決しそうにない。

こういう、客を客とも思わない扱いは別にこのケーブル会社に限ったことではなく、
カナダじゃ民間も役所もどこでもこんなもんだ。イライラしているこちらに対し、
「ご迷惑をおかけして…」などと日本人みたく頭を下げるどころか、シラっとして
You'll just have to wait. と答えてそれっきり。
こういうのに慣れなければ、この国では生きていけないね。

ま、ということで、今メールいただいても私にはどうすることもできない。
みなさまご了承くださいませ。
掲示板に書きこんでね?

生牡蠣の美味しい季節

今夜は、新しくできたシーフードレストランで夫と食事をしてきた。

ここの二階は由緒ある高級レストランで、一度およばれでディナーをしたことがある。
ドレスコードありの、ソムリエありの、「お気取り」食堂だ。もちろん、子供連れ
は行けないから、大人だけのしっとりとした雰囲気がなかなか。味も良かった。
そこの一階部分に、オーナーがもっとカジュアルなレストランをオープンしたと
聞き、しかもオイスターバーがなかなか良いというので行ったわけ。

実際行ってみたら、レセプションは二階と兼用になってるし、メニュー見たら
「どこがカジュアルなんだよ！」という値段だった。でも、客層はややカジュアル。
ウェイトレスやウェイターも、その道のプロというより大学生のバイトみたいのも
いた。（二階の方は、完全にプロのギャルソンばかりだ）

早速、旬の生牡蠣を注文。４種類から選べるというので、全種類いってみた。
Bras D'Or Lakes、 Caraquet、Tatamagouche、Tyne Vally Malpeques。
Caraquetがなかでも一番身が太ってて、塩も効いてるしうまかったのでもう一皿
注文。いや?牡蠣ってほんっとにいいもんですね！
メインのクラブ・ケーキも蟹の身がたっぷりで美味しかった。
お会計はぜんっぜんカジュアルじゃなかったけども、ドレスコードがない分気楽な
服装でたらふく食べられるから、二重丸あげちゃおう。

アニマル・コミュニケ?ター

今週末はまたアジ競技会にトレーナーが出るため、練習はお休み。

市内でホリスティック展示会が開かれたので、私だけ行ってみた。
アニマル・コミュニケーションのセミナーに出るのが主目的。
これまでアニマル・コミュニケ?ターの話はよく聞いていたが、どーせイタコみたい
なもんだろ、と思ってフンフンと聞き流していた。ところが、あるMLで偶然にも
その話題が出て、メッセージを読んでいるうちにすごく興味がわいてきたのだ。

セミナーはたったの一時間だったが、なかなか勉強になった。
コミュニケ?ターは、なにもサイキックとか特別な人間ではない。誰でもその気に
なれば動物と対話ができる。動物は常に私たちに彼らなりの方法でメッセージを送信
しているのに、私たちがそれを受信する術を知らないだけなのだ。
レスキューされたレーシング・グレイハウンドの心の傷を癒した話など、けっこう
じーんとする話題が多くて、出席者はみなしーんとして聞き入っていた。

セミナーのあとは、展示会場をぐるぐる回り、あちこちで健康食品やエネジー・バー、
青汁系のジュース類、オーガニック・コーヒーなんかを試食しまくってお腹いっぱい。
自然食系ドッグフードやオヤツ類のブースもたくさんあり、みんなガバチョと試食品
をくれるもんだから、入り口でもらった袋がパンパンだ。

夫がTABI連れて迎えに来てくれたので、買物のあといつもの公園によってワンコたち
に試食品のクッキーなんかを配って大好評。残りは非常食としてとっておこう。

さよならクレート（小）

TABIが子犬の頃に使っていたクレートが、もらわれていった。

Pet Taxi という商品名の、中型犬用クレート。子犬の時に２ヶ月くらい使ったきり。
あとはTABIがどんどん大きくなっちゃったので大きいクレートを買ったもんだから
それっきりベースメントで眠っていた。
地元のニューズグループに画像ごと出したら、欲しいという人がけっこういたので
先着順で決め、取りに来てもらった。

洗ってきれいにしてたら、TABIがきてクンクン。子犬時代を思い出してるのか？
私たち夫婦にとっても思い出があるクレートだ。
あの頃は大変だったけど、子犬ってかわいいよね。

引き取りに来たのは、個人で犬猫のレスキューやフォスターをしているという女性。
クレートが新品同様で、想像したよりコンディションが良いのでびっくりしてた。
レスキューのお役に立つなら、クレートも本望だろう。

…本当にレスキューなのかな。
レスキューとか言っては犬猫を集めて、研究施設に売り飛ばして金儲けしてたりして。
アメリカやカナダには、そういう連中がごまんといるしな。
そうでないことを祈るが。

あ?もお、この国に暮らしてると疑り深くなってヤダね。
他人は決して信用してはいけない国に住むのは、疲れるものだ。

TABI受難の日

今日はTABI本犬にとってみれば、ついてない一日だったろう。

でもママにとっても災難だよ。
長距離散歩の途中、この寒いのにコイツは水鳥を追って湖に飛びこみ、泳いで来た。
それはまだいい。いつものことだ。しかし、そのまま暗渠みたいなとこまで行って
ヘドロまみれになって戻ってきた。くっさいのなんの！
映画「ヘドラ対ゴジラ」のへドラもどきになって、ヘラヘラしている。

昨日は昨日で、森の中でなんか野生動物の死体の上でスリスリし、真っ黒の走る
肥溜めになった。当然、帰宅するなりお風呂で３回洗った。
今日だって即、お風呂だ。TABIは大の風呂嫌いだから、「どーして？！昨日も今日も？！」
とショックを隠せない。でも、ママだって２日も続けて犬を洗うのはヤダよ！
あと始末が大変なんだ！

そして夕食。
TABIは、好物の牛レバご飯をもりもりと食べていた。
そこへ、カウンターの上で乾かしていたステンレスのボールとパイレックスの容器
が、なぜか滑り落ちた。超特急で逃げるTABI。ボールはタイルの床に落ちてハデな
金属音をさせて転がり、パイレックスは粉々に砕け散り、キッチン中はおろか
ダイニングにまで破片は広がった。

TABIは、鳩が豆鉄砲くらったような顔で廊下の床に伏せている。
ご飯はそっくりしていたが、ガラスの破片が入っちゃったから捨てた。
TABIのご飯はおあずけだ。ごめんね。でも怪我がなくて良かったじゃん。

それからママは、約一時間かけてキッチンとダイニングの掃除。
もおお疲れたよ???